日本の四季 穀雨

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今年も花筏が浮かんでます
花筏
この1週間で急激に春めいてきた北国地方、今が花時です。
5日前の開花宣言から桜は一気に咲き綻び、満開の桜吹雪は桜人の心を魅了しました。
花筵(はなむしろ)を敷いてお花見弁当を広げる先に、舞い散る零(こぼ)れ桜。
この日花冷えで散った花吹雪が、さらさらと流れる小さなせせらぎに花筏(はないかだ)を浮かべます。
水面に敷き詰められた桜色の浮き橋は薄暗くなると、
焚く花篝(はなかがり)によってぼんやり明るく見えはじめます。
花あかりは桜を愛でる人に風情を感じさせてくれます。
今年も夜桜は幽玄の世界に誘なってくれそうでした。
(平成29年4月20日:追記)




大きくなって戻ってきてね~!
さけ稚魚壮行会
先日4月13日、地元の津軽石川で漁業協同組合主催による鮭の稚魚壮行会が行われました。
幼稚園、保育園など大勢の園児たちが、「元気に戻ってきてね」と今年1月に誕生した鮭の稚魚5万尾を放流。園児たちに見守られ、6センチ程に成長した稚魚たちは太平洋の大海原目指して元気よく旅立ちました。
本州で一番多くの遡上が見られるといわれている地元の河川。東日本大震災の影響で危惧されていた回帰問題も杞憂であって欲しいと願いつつ、今年で36回を迎える壮行会は、サーモンの町宮古ならではの風物詩です。
楽しみな4年後、故郷を忘れない鮭ですが、園児たちも今日の壮行会を覚えている、カナ!
(平成29年4月15日:記)




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第六節気 穀雨 こくう      4月20日~5月4日

二十四節気は4月20日から「穀雨(こくう)」を迎え、5月4日頃まで続きます。
穀雨は「雨が降って百穀を潤す」といわれ、田畑の準備が整い、穀物の成長を助ける春雨が降る頃でもあります。稲作を農業の中心としている日本では、発芽したばかりの稲を育てる雨として重視されてきました。

この頃から天気も安定し、日差しも強まり始める一方で、穀物の成長を助ける春雨が降る頃となります。この時期に降る雨は「百穀春雨」ともいわれ、百穀を潤し発芽させます。これが連続して降り続くことを「菜種梅雨(なたねつゆ)」といい、菜の花に潤いを与える長雨となります。これを春霖(しゅんりん)ともいいます。

雨の日が続くと憂鬱な気分になりますが、植物にとっては大切な恵みの雨ともいえます。
大地の草原には緑が甦り、春が一層色濃くなってきました。シャツを1枚脱ぎ捨て桜花爛漫の季節を満喫しましょう。
夏野菜を植えるにも最適な時季、晩春の穀雨です。夏を迎える前の八十八夜は茶摘みを始める目安の日でもあります。



※次の二十四節気は5月5日の「立夏」です。5月1日頃更新予定です。



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第十六候 葭始生 あし、はじめてしょうず   4月20日~4月24日頃

水辺に葭(あし)が芽を吹き出しはじめ、山の植物、野の植物が緑一色に輝きだす春爛漫の時季です。
「葭」とも、「蘆」とも書く葦。日本はかつて「葦原の国」と呼ばれたほど葦は古くから親しまれていた植物であり、すだれや屋根、紙や楽器などに用いられ、人々の生活に欠かせませんでした。大地が緑色に輝くこの時季、それまで枯れていたように見えていた葦の成長が見られます。
パスカルは「人間は考える葦である」と言いました。葦は強い風が吹いてもしなって倒れることはありません。人間は考えることができるということは、葦のように精神のしなやかさを持っているということなのかもしれません。


第十七候 霜止出苗 しもやみてなえいずる  4月25日~4月29日頃

霜が発生することをよく「霜が降りる」と言い、乾燥した地域の冬の朝によくみられます。朝早く散歩のために家を出て、寒さに襲われる日、植物の葉や茎、地面、建物や車の窓などに霜が降りていることがあります。
遅霜は、農業に大きく影響することがあります。霜が消える頃を迎えると、稲作農家は田植えの準備に入ります。水を張った田に初夏の太陽が降り注ぐと、田が生き返ったように輝いてきます。
稲が順調に育った苗床は若芽がまるで絨毯のように見えます。この時季を迎えると、農家では田植えが近づいたことを知り、人々の間には活気が満ち溢れてきます。


第十八候 牡丹華 ぼたんはなさく       4月30日~5月4日頃

牡丹が大きな花を咲かせる時季であります。中国では花の王といわれ、華やかさの象徴とされています。「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」など、たくさんの呼び名を持っています。
完全無欠の女性美を謳った言葉に「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」があります。
優美なだけでなく端正で、しなやかさと謙虚さも兼ね備えた女性像でもあります。条件の揃った女性など、現代ではなかなかお目にかかれないかもしれません。



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