胃腸薬に化けた清め塩

久し振りに雨降る東京の街角を歩いてきました。どこへ行ってもサラリーマンの姿で埋め尽くされた居酒屋の暖簾。満員の通勤電車、渋滞の続く高速道路。懐かしい光景を堪能できました。

ところで先日来話題を独占している第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」。
遺体を棺に納める"納棺師"をテーマに制作された滝田洋二郎監督の作品です。本木雅弘扮する主人公が、さまざまな死に向き合うことで、そこに息づく愛の姿を見つめた映画だそうです。実は私、まだこの映画を見ておりません。見てもいないのに葬儀の体験談を書くんじゃない、といわれそうですが、聞いてください。葬儀の裏側にもこんな笑えないユニークな話があるんです。

千人超の葬儀は準備が大変です
葬儀っていうと縁起でもないから避けて通りたい話ですよね。でも避けられないのが現実です。
これはある葬儀社で起った本当の話です。毎日葬儀を執り行なってるプロでも想定外のトラブルが起ってしまうんですね。葬儀社では会葬者の予想人数で葬儀の規模を図っております。この日の葬儀は約千人と予測していました。規模からいったら大型葬儀です。
このくらいの規模になると、会場の設営から導師との打合せ、遺族との進行手順など通夜開始までの準備が大変です。普通なら開式時間までにはゆとりを持って準備されますが、今回は他社との見積り比較により葬儀社への依頼が伸び伸びとなり、時間ギリギリの決定になってしまったのです。後は開式前の時間との勝負。段取り良く手配、準備をしなければなりません。

刷り直した礼状の差し替えに汗だく
その手配するものの一つに会葬礼状があります。会葬者の予測人数に合わせて礼状を用意しなければなりませんが、故人名、喪主名に間違いがあってはなりません。何度もくどいように、喪主に確認を取ります。にもかかわらず開式間際に仕上がった礼状に、誤字が発覚。さあ、大変です。急遽千枚の礼状は刷り直し。間違ったカードを封筒から取り出し刷り直したカードと差し替えるため、会場の裏側ではスタッフ総出で必死の汗だく作業です。

清め塩に成り変って胃腸薬が混入
式の前半に食い込みながらも差し替え作業が終了。ホッとしたつかの間今度はなんということでしょう、礼状についている清め塩が分包の胃腸薬にすり替わっていたではありませんか。なんということを。宗派によっては清め塩をつけない会葬礼状もありますが、胃腸薬が混入されている礼状など、前代未聞の珍事件です。もちろん千個の胃腸薬をすり替えるなど不可能なことで、発見されたのは数個だけでした。
決して会葬者の健康を気遣ったわけではないでしょうが、いまだに誰が混入したのかは不明なそうです。ちなみに胃腸薬を受け取った会葬者は誰一人いなかったようで不幸中の幸いです。いつも冷静沈着に葬儀を進めるスタッフにも冷や汗をかくことがあるんですね。人には言えない葬儀の裏話です。

高齢化時代、もしもの機会はますます増えます。
その時慌てないためにも、事前のご相談を。

葬儀

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香典②とくとく雑学

連休で楽しくレジャーを楽しんでいるところに恐縮です。
あまり触れたくない話題でしょうが、敢えて突っ込んでみました。
知人の葬儀に参列した時のことをイメージしてみてください。

遺族や受付、知人などにどのような言葉や挨拶をかわしたらいい?
式場内の挨拶は目礼が原則です。わざわざ近寄っての挨拶にはおよびません。葬儀中は場所をわきまえ、私語もご法度。用件は出棺後にするべきです。受付では「この度はご愁傷様です」など、頭を下げながら、挨拶をする程度でかまいません。

香典は助け合いが目的。
昔から葬儀の時には色々と費用がかかるため、地域の人が助け合いを目的に米や食物などをお供えし香典としたんですね。ですから、今でも地方によっては食料品を「ご仏前」として供えているところもあります。もともと香典の「典」は尊い書物(仏典など)の意味があり、香奠の「奠」は神仏に物を供えて祭るという意味があったんです。
でも昨今の葬儀では、香典として現金を包んでいるケースを多く見かけます。じゃー、「どの位包んだらいいの?」と周りの人に聞いてみても中々、知っている人は少ないかもしれません。金額は付き合いの程度や社会的地位、地域の慣習によって差がありますので一概にはいえません。ただ基本的には、慶事には少なめに、弔事には多めに、そして目上には薄く、目下には暑くと考えておくべきでしょう。故人が一家の主人や主婦の場合は多めに、老人や子供の場合は少なめにともいわれています。

知人への香典なら5千~。
ある企業のアンケート結果によると、両親の場合は10万円前後、兄弟姉妹の場合は3~5万円、親戚の場合は1~3万円、知人の場合は5千~1万円、近所の場合は5千円程度なそうです。参考程度にしてください。

「二」「四」は不吉?いやいや縁起です。
「二度とないように」から「二」という数字を避け、「四」は「死」に通じると忌み、金額の数に縁起をかつぐ人もいたり、中には偶数を避ける人もいます。これは根拠のない縁起にすぎないのですが、喪家が縁起をかつぐ人でしたら、非常識呼ばわりされかねませんので、避けた方がいいかもしれませんね。

香典は故人側に向けて。
受付で袱紗から取り出し、「ご霊前にお供えください」と挨拶し、両手を添えて受付のほうに向けて差し出します。受付が片付けられた後に会葬し、祭壇に直接手向ける場合も祭壇側に向けて供えます。


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会葬マナーとくとく雑学

全人口の約0.8%が日本の死亡率なそうです。この数字が年々増え、平成55年のピーク時には1~1.5%になると予測されています。高齢化社会が織り成す現象なんでしょうか。もしかすると1年に数回葬儀に参列しなければならないときがやって来るかもしれません。会葬のマナーなんかも、人に教えてあげられるほどになるのでしょうか。冠婚葬祭費がかさむかもしれませんね。
ところで次のようなとき、あなたならどうしますか。

通夜と葬儀告別式のどちらに弔問すべきでしょうか。
 本来、通夜とはお身内の方々が故人を丁重にご供養するため、夜を徹して見守るものと言われております。しかし、最近の葬儀は仕事優先で通夜に弔問する方が多く見られます。そのため告別式に会葬される方が少なく、寂しいお見送りの光景が目につきます。一般的にご親族以外の方がお別れするのが告別式と言われており、仕事の都合がつくなら、なるべく告別式に会葬するのも故人への供養となるのではないでしょうか。
故人がご高齢だったりすると、交際範囲も疎遠になりがちで、会葬者の方もまばらになってしまいます。最後のお別れとなる告別式では、なるべく大勢の方々でお見送りして差し上げたいものです。

海外出張や残業などで弔問に行かれそうにないとき、どうしますか。
 弔意を表す場はなにも葬儀の場だけではありません。葬儀後に事情を説明した上で、自宅などに弔問されると良いでしょう。ただし、葬儀後は喪主も何かと忙しく、お疲れの場合もありますので事前にご都合を伺ってから訪問するのがマナーでしょう。

告別式の時間を間違えて弔問した場合は、あらためてご自宅に伺いましょう。
 ご出棺後は繰上げ初七日の法事のために、祭壇が取り崩され法事会場が設営されます。そのためご香典はもとよりご焼香もできなくなります。このような時は、後日改めてご自宅にご弔問されたほうがいいでしょう。
 
面識のない友人の親が亡くなったとき、葬儀への弔問はどうします?
面識のない友人の親とはいえ、親しい友人であるなら弔問し、ご供養されたほうが最善かと思います。

会葬するときのマナーだけでも、私達には分からないことがいっぱいあります。その場で恥をかかないためにも、わからなかったらご年配の方にお聞きするのも一つの方法ですね。生き字引でもありますから、親切に教えてくれるかもしれませんよ。

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