凍てつく寒さも節分で寒の明け

最近ガラス戸を横切るたびに猫背になっている自分の姿が気になっていました。これは寒いだけじゃないですよね。正しい姿勢をと、その時は胸を張ってみるんですが、すぐまた元の姿勢に逆戻り。
正しい姿勢とは、立ったときに真横から見て、耳、肩、わき腹の中間、腰、ひざの横、くるぶしが一直線になっている状態なんだそうです。壁を使って正しい姿勢を覚えようと、つま先を少し開いて、後頭部、肩、お尻、ふくらはぎ、かかとの5ヶ所を壁につけ、練習してみました。そしてお腹とお尻にキュっと力を入れ、壁と背中にできるだけ空間ができないように立ってみました。
う~ん、それを維持するのはなかなか難しい。財布が潤っていれば無意識のうちに正しい姿勢を取れるかもしれませんね(笑)。

ひな鳥

冬の終局 大寒
さてさて2月3日までは二十四節気の最後、大寒です。長い冬でしたね。凍てつく寒さもこの日まで。4日の立春からは次第に寒さも和らぎ、季節は春へと向かいます。七十二候では1月30日より2月3日までが「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」となり、終わると冬の季節を閉じることになります。
春の兆しを感じた鶏が交尾をし、鶏小屋に入って卵を産む時候です。動植物は人間が感じ取れない季節の機微を感じ取ります。夜明けを知らせる鶏は長い冬の終わりを告げるにふさわしいものでした。
子供の頃は鶏を飼っている家庭も多く、毎日鶏小屋に入って産んだばかりの卵を集めていたものです。今では養鶏家庭も減り、卵ご飯も朝の食卓にはなかなかお目にかかれなくなりました。

季節の終焉は豆まきと恵方巻
立春の前日、節分には豆まきをする風習がありました。季節を分ける節分。もともとは立春、立夏、立秋、立冬の前日、年4回ありましたが、旧暦による新年の始まりとされる立春の前日のみが節分として一般的になったのです(詳しくは過去記事2013年1月31日「立春は二十四節気の始まり」を参照)。
この日、邪気を祓い、幸せを願う様々な行事が行われてきました。室町時代、宮中で追儺(ついな・俗にいう鬼やらいや厄払い)という行事が行われ、そのひとつである豆打ちの名残りが豆まきとして定着したようです。一時各家庭でも豆まきの行事は行われていましたが、今では各地の神社やお寺で、その年の年男、年女が豆を撒くようになりました(詳しくは過去記事2010年1月31日「豆まき、恵方巻、福茶で厄年を追い払う」を参照)。
私も小さい頃、暗くなると玄関口に向かって、父親が「鬼は外、福は内」と叫んで撒いたこの地方特有の落花生を一生懸命拾い集めていました。歳の数だけ食べると魔除けになるといいます。厄年の方は自分の年齢に1個加えた豆を食べると厄除けになるそうです。

豆と恵方巻また近年では、関西地方が発祥といわれている太巻き寿司を食べる習慣。歳徳神のいる恵方に向かって、無言で丸かじりしながら願い事をすると夢がかなうそうです。夢が叶うといっても無言で丸かじり。異様な感じもしますけどね。今年の恵方は東北東です。
皆さんの地域では恵方巻食べておりますか。こちらでは最近スーパーやコンビニなどで見かけるようになりましたが、まだまだ浸透はしてないようですね。


2月4日は春を告げる立春
節分が終わると待望の春がやってきます。4日からいきなり春というわけにはいきませんが、野山には緑が芽生え、里の雪はゆっくりと融けはじめます。

新しい二十四節気の始まる立春。この季節の巡り合わせを「華麗なる歳時記」では毎年、追って紹介して来ましたが、今回で7巡目を迎えます。その都度その季節の彩をしたためてまいりました。二十四節気の詳しい内容は左サイドのカテゴリーあるいは下記二十四節気メモからご覧いただくとして、今年は今までの更新ペースを維持しながら、さらに視野を広げ、地元を中心としたその季節の特色、気候、風土、観光、町の動き、出来事などに目を転じてみようと思います。
あまり期待しないでお待ちください。途中で挫けるかもしれません(笑)。


◇二十四節気 立春(りっしゅん)のメモ◇
二十四節気一番目の節気。2月4日および雨水(2月19日)の前日まで。
暦の上で一年の始め、春の始めとされ、暖かくなりはじめる。
◆立春の七十二候は次の通り。
初候 第一候(2/4~2/8) 東風解凍(はるかぜ、こおりをとく)
東の風が吹き始め、氷を溶かしはじめる時季。
次候 第二候(2/9~2/13)黄鶯睍睆(うぐいす、なく)
まだ寒さは厳しいが、黄鶯(こうおう・うぐいす)が山里で声美しく鳴きはじめる時季。
末候 第三候(2/14~2/18)魚上氷(うお、こおりをいずる)
魚が肥えて躍る時季。


ご迷惑をお掛けしております。本日はあなたのコメントを承っております。







参考サイト:びお、七十二侯がまるごとわかる本、テポーレトクトク便りVol.378
写真協力:写真素材-フォトライブラリー

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大寒に見られるダイヤモンドダスト

今日20日は二十四節気の大寒です。大寒の初侯は「款冬華(ふきのはな さく)」。蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す頃と言われています。雪解けを待たずに顔を出す春の使者。一番早くでてくる山菜ですね。冬眠から目覚めた熊は最初にふきのとうを食べる、などとも言われています。

とはいえ、今は寒中。中日であり、寒さのピークでもあります。北海道の内陸では氷点下30℃前後に冷え込む朝も見られます。日本で一番寒かったのは、1902年(明治35年)の1月25日記録した、北海道・旭川市の氷点下41度です。想像もつかない寒波ですよね。同じ年の1月25日、青森県の八甲田山では、雪中行軍の訓練中、連隊の200人余りが遭難、そのほとんどが命を失うという悲惨な事故がありました。新田次郎さんの「八甲田山死の彷徨」はあまりにも衝撃的でしたね。

最低気温で自然界にはどんな現象が起きるかというと、-4℃を下回ると水道管の凍結が起こり始めます。この辺りの気温でしたら何度か経験しています。昔は熱湯をかけて解かしたものですが、水道管には不適切でもありますね。そして-10℃以下になるとビールが凍り始めます。凍ったビールを飲んだことがありますか。味気ないもんですよね。ビールの味が全くしません。外出すると耳や鼻が冷たいというより痛くなります。耳あては必需品ですね。
-20℃以下は経験したことがありません。聞くところによると、素手で鉄などはつかめません。触ると皮がくっついてしまうからなんだそうです。そして-25℃前後から、地表の空気が極寒の空気に冷やされ氷の結晶になってしまう、ダイヤモンドダストという自然現象が現れます。太陽の光にキラキラ輝く美しい光景が見られるそうです。1度見てみたいものです。
-25~-30℃以下では立木が凍って裂ける「凍裂」が、-40℃以下では鳥が凍死してしまうそうです。
富士山の測候所も寒そうですが、最低気温の記録は-38℃なんですね。

平笠裸祭り
八幡平市の平笠裸参りは岩手山をバックに厳寒期の風物詩でもあります
(写真は八幡平市からお借りしました)


この寒さの中、各地の武道場では寒稽古や寒中みそぎなどが行われます。北海道の木古内町では1月13日~15日の寒中みそぎ祭りが行われました。(詳しくは過去記事2010年1月4日「寒中みそぎも行われる寒の入り」を参照)
みそぎ祭は、天保2年(1831年)から続く神事で、毎年行修者と呼ばれる4人の若者が、1月15日に厳寒の津軽海峡でご神体を潔(きよ)め、1年の豊漁豊作を祈願する行事です。
水は被りませんが、岩手県八幡平市にも市指定無形文化財の平笠裸参りがあります。寒中に難行苦行することで無病息災、家内安全、五穀豊穣を願うものです。およそ300年前岩手山噴火による、焼走りを恐れた村人たちが神の怒りを鎮め安穏を祈願したのが始まりだそうです。
戦時中には銃後を守った主婦たちが、夫や息子の武運を祈ったのが平笠女裸参りの始まりで、女性の荒業としては全国に例を見ないそうです。1月8日行われた平笠裸参りの参加者約50人中半数近くが女性でした。小学校低学年の女の子も参加していたようです。

たろし滝また、岩手県花巻市の石鳥谷町には、厳冬にできる見事な大氷柱が見られます。約6kmにわたる葛丸川渓流の水量の多い一の滝に「たろし滝」と呼ばれる滝があります。「たろし」とはこの地域の方言でつららを意味してます。古語の垂氷(たるひ)がなまったものなんだそうです。ちなみに私の地域では「氷」のことを「すが」あるいは「すがっこ」なんて言っていますけどね。たろしがつららとは私も初めて聞きました。
厳寒期になると沢水が崖の中腹で凍り、大きな氷柱になったその高さは13m、太さは最高8mにもなるんだそうです。例年2月11日に氷柱の太さを計測、その年の米の作柄が占なわれます。大豊作となった昭和58年の太さは最高記録だったそうです。さて今年はどうなるんでしょうね。
(たろし滝の太さは最高で8mの年もありました~写真は花巻市よりお借りしました)

◇二十四節気 大寒(たいかん)のメモ◇
第24番目の節気。1月20日および立春(2月4日)の前日まで。
暦便覧:冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也
寒の中日で、武道ではこのころ寒稽古が行われる。大寒の朝の水は1年間腐らないとされており容器などにいれ納戸に保管する家庭もあった。
◆大寒の七十二候は次の通り。
初候 第七十候(1/20~1/24)款冬華(ふきのはな、さく)
寒さ厳しい中に(かんとう・ふき・その花茎を蕗のとうという)がそっと蕾を出す時季。
次候 第七十一候(1/25~1/29)水沢腹堅(さわみず、こおりつめる)
氷が厚くはりつめる時季。
末候 第七十二候(1/30~2/3)鶏始乳(にわとり、はじめてとやにつく)
鶏(けい・にわとり)が春の気を感じ卵を生みはじめる時季。





参考サイト:Wikipedia、NPO PTPLぴおgooお天気豆知識花巻市ホームページ八幡平市ホームページ

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1月21日は二十四節気の最後 大寒です

大分冷え込んできましたね。20日には東京、横浜でも初雪が観測されたそうです。
寒いわけです。明日21日は二十四節気の大寒です。長野県安曇野市の菓子工房では、この日にだけ採れる「寒たまご」のみを使った「寒たまご限定バウムクーヘン」を発売するそうです。厳しい寒さのなか産卵された滋養分たっぷりの寒たまごは、食べると一年無病息災で送れる、と伝えられています。ご希望の方はこちらから。ただし限定600個ですので手に入るかどうかは保証しません(笑)。
金運アップの大寒卵(宝友卵60個)
さてその大寒、今年は1月21日です。すでに全国の豪雪地帯にその猛威を振るっているようですね。一年でもっとも寒い時期で、小寒と大寒をあわせた30日間を「寒の内」といいます。寒気を利用した凍り豆腐、寒天、酒、味噌などの仕込みが盛んになりますね。大寒の朝の水は1年間腐らないとされており、容器などにいれ納戸に保管していた家庭もあったそうです。武道ではこの頃寒稽古が始まり、厳寒の海で寒中水泳したり、神社では寒中みそぎをするところもあります。もう見ているだけで鳥肌が立ってきそうですね。

大寒を迎える前日20日は正月の祝い納めをする二十日(はつか)正月です。大正月、七日正月、小正月と続いた正月行事の締めくくりとなります。大正月の男正月に対し、小正月は女正月と言われていますが、歳神様がお帰りになると考えられていた二十日正月は、正月に出た鰤(ぶり)の骨や頭まで食べつくすところから京阪神地方では、骨(ほね)正月、頭(かしら)正月などとも言われています。
また小正月に飾った餅花などを取り外し仕事始めとしているところもありました。地方によっては麦正月・団子正月・とろろ正月といい、米以外の作物の豊作を祈る行事があったようでもあります。正月の終わりを示す「松納め」、「正月送り」、「あがり正月」などと呼ぶところもあり、正月の祝い納めとして仕事を休む物忌みの日でもあったんですね。

現代では1月15日の小正月を正月行事の最後とする考えが主流ですが、地域によっては二十日正月を正月行事の終了としているところもあり、この日を農作業の仕事始めとしているようです。さらに極一部の地域によっては1月末に「晦日正月」を取り行い、挨拶回りをする風習の所もあります。
もっとも昔の太陰暦(旧暦)では1月のことを正月と呼び、1月は別名という扱いだったんですね。ですから1月いっぱいは正月行事が続いても不思議ではなかったんでしょう。

正月には1つ歳をとるといいますけど、旧正月も含めたら何回歳をとることになるんですかね(笑)。

この記事の内容は一般的事例であり、それぞれの地域のしきたりによって異なることもあります。疑問に思うことがありましたらその地域の慣習に従ってください。

◇二十四節気 大寒(だいかん)のメモ◇
第24番目の節気。1月21日および立春(2月4日)の前日まで。
暦便覧:冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也
大寒は寒(小寒 - 立春前日)の中日で、一年で最も寒い時期である。武道ではこのころ寒稽古が行われる。
◆大寒の七十二候は次の通り。
初候(第七十候) 1/21~1/24款冬華(ふきのはな、さく)
寒さ厳しい中に款冬(かんとう・その花茎を蕗のとうという)がそっと蕾を出す時季。
次候(第七十一候)1/25~1/29水沢腹堅(さわみず、こおりつめる)
氷が厚くはりつめる時季。
末候(第七十二候)1/30~2/3鶏始乳(にわとり、はじめてとやにつく)鶏(けい・にわとり)が春の気を感じ、卵を生みはじめる時季。
京都二十四節気
京都には二十四節気のいろいろな表情を見せてくれます

参考サイト:Wikipedia日本文化いろは事典NPO PTPL、こよみのページ暮らしのミニ知識今日のことあれこれと・・・
画像提供:ブログ画像ゲッター

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