• 2017
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謹賀新年

年賀状

「おらほの四季」は1月5日より営業いたします。
新しい年もまたよろしくお願いいたします。



テーマ:実用・役に立つ話
ジャンル:趣味・実用

寒の入りです

遅まきながら
新年明けましておめでとうございます。
今日が私にとっての新しい年の幕開けでした。

今年の正月はいかがお過ごしでしたか。
巷では暖冬といわれておりましたが、寒さには変わりありません。
雪が降らないだけで、吹く風は身をちぎるように肌を刺します。

それもそのはず6日からは二十四節気の「小寒(しょうかん)」になります。
いよいよもって寒の入りです。1年の中でもこの時季が酷寒といわれるほど、寒い日が約1ヵ月続きます。

黒森神楽④

そんな中、1月3日、国重要無形民俗文化財となっている「黒森神社」に初詣して来ました。
黒森神社では神楽衆により神霊を権現様に移す舞い立ち神事が行なわれました。これは毎年正月になると陸中沿岸の集落を回り、家々の庭先で権現舞を舞って悪魔祓いや火伏の祈祷を行うためのもので、いわば権現様(獅子頭)への入魂式みたいなものでもあります。
約2か月間に亘って北廻り、南廻りと隔年で廻り、今年は久慈までの北廻りの年であります。神楽衆は4日から神楽巡行に旅立ったもようです。

ここからは数多くの写真を取り上げました。時間に余裕のない方はスルーしてください。

黒森神楽②
黒森神楽③黒森神楽⑤
鬱蒼と生い茂る黒森山の杉木立を縫うように参道を登ると、その中腹に黒森神社が見えてきました。参道脇には推定樹齢1,300年程と見られる榧(かや)の神木がどっしりと構えておりました。
本殿右側には直径1m程ありそうな巨岩を繰り抜いて作られた手水所がありました。

黒森神楽➇黒森神楽⑨
黒森神楽⑩
やがて笛や太鼓、鉦を鳴らしながら神楽衆の到着です。黒森神楽の神楽衆は地元だけではなく各地から集まった方々です。最近若い方も保存会に入会し、若返りを図っているそうです。
宮司さんの修祓を受けた後、若手神楽衆によって舞初め神事が行なわれました。これで神霊が権現様に乗り移り、三陸巡行の準備ができたことになります。

黒森神社は標高330mの巨木に覆われた黒森山の中腹にあり、陸中沿岸の漁業、交易を守護するとして広く信仰を集めてきました。社伝では坂上田村麻呂創建といわれており、かつては黒森大権現とか黒森観音と呼ばれる修験の霊場でした。
義経北行コースの伝説によれば、兄の頼朝に追われた源九郎半官義経は平泉で自害したといわれておりますが、この史実に対し自害したのは家臣で義経は北へ逃げ延びたのではないかという説もあるようです。逃避行のコースの黒森山は、九郎森が転じたものだそうです。

黒森神楽⑬
黒森神楽⑭黒森神楽⑯
神社から降り立った、町の公民館では約100人の観衆の中、シットギ獅子舞込みが披露されました。舞い手には高校生位の若い神楽衆もおりました。ひょっとこのおじさんも愛嬌があっていいですね。

黒森神楽⑰黒森神楽⑱
権現舞を舞った神楽衆は米粉を水に溶いたものをシットギのオマブリ(お守り)として見物客全員のおでこに付けて回ります。権現様のお守りとして家内安全や無病息災を願うものなのだそうです。決して嫌だと言って逃げたりしてはいけないんですね。おばあちゃんなどは自ら額を差しだしておりました。
舞い込み儀礼が終わり、本来ならこの後神楽宿に入って各種神楽舞いの披露になるわけです。この日は公民館のホールが会場でした。約2時間半、たっぷりと演じられます。

呼び物の1つであった「八岐大蛇(やまたのおろち)」をじっくりと拝見しました。
日本書紀にもある八岐大蛇は須佐之男命(すさのおのみこと)が出雲の国に差し掛かった時、頭と尾が八つあって、眼は酸漿(ほおずき)の様に真っ赤にでた八岐大蛇を退治するという伝説の話です。

黒森神楽㉑
まずは須佐之男命が登場。

黒森神楽㉒
そこに、「可愛い娘の奇稲田姫(くしいなだひめ)を八岐大蛇に差し出さねばなりません、どうかお助けください」と嘆き悲しむ翁と媼が須佐之男命にひれ伏して哀願します。

黒森神楽㉓黒森神楽㉔
酒を用意して八岐大蛇を待っていると、やがて須佐之男命と娘の目の前に現れ、大好きな酒を一気に飲み干してしまいました。

黒森神楽㉕
八岐大蛇は酔いつぶれて寝てしまいました。これはチャンスと、須佐之男命は八岐大蛇をたたき起こします。

黒森神楽㉖
そして、ふらつく八岐大蛇を一刀のもとに切り捨てました。

黒森神楽㉗黒森神楽㉘
しかし八つの頭と尾を持つ八岐大蛇は神出鬼没で、今度は客席から登場です。菓子を配り、愛想を振りまいた八岐大蛇は暑くなったのか、上半身裸になります。

黒森神楽㉙
松や柏が生え、八つの山八つの谷に広がっていた八岐大蛇の背中は軟弱となり、須佐之男命にとどめの一刀を刺され、あえなく命は途絶えてしまいました。

黒森神楽㉚
凱歌の雄叫びを上げる須佐之男命。そばには奇稲田姫が付き添っていました。

黒森神楽㉛
お約束通り奇稲田姫を差し上げます、と翁と媼。須佐之男命はこの地で結婚することに決めました。やがて二人の間には大己貴神(おおあなむちのかみ)〔大国主〕が産まれたということです。

一件落着。正月に相応しいおめでたいお話でした(笑)。
最後までご覧いただいたあなたには何かいいことあるかも。あってほしいですね(笑)。


二十四節気 小寒(しょうかん)◇
二十四節気23番目の節気。1月6日および大寒(1月21日)の前日まで。
暦便覧は「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らう故益々冷える也」
寒の入りといわれ、これから更に寒さが厳しくなるころ。節分までの30日間を寒の内という。
小寒七十二候は次の通り。
第六十七候(小寒初候) 1/6~1/9 芹乃栄(せりすなわちさかう)
芹が生え始める頃。芹は春の七草のひとつで、冷たい水辺で育ちます。一箇所から競り合って生えていることから、芹(セリ)という名前になりました。


※今日の独りごとはお休みさせていただきます。


参考サイト 暦生活石見神楽線翔庵




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  • 2014
  • 01/15
  • Wed

雉の啼き声にみる春の兆し

昨年の暮に「空気中のアルコール濃度変化を利用して電信のようにメッセージを伝える」という研究論文が発表されたそうです。アルコールを噴霧して扇風機で送るという、実用には程遠いレベルではありますが、バーカウンターの両端で知らない男女とメッセージ交換ができるかもしれないと考えると、なかなか夢のようです。
ウイスキーをホットで楽しめる最も寒いこの季節。シナモンやジャムなどをトッピングしたホットウイスキーから立ちのぼる香りは格別です。メッセージ交換とともに冬のウイスキーの楽しみがいろいろ広がりますね。

東北新幹線E5型

雉の雌雄が繁殖活動をはじめる「雉始雊」
さてさて夢はその位にして、1月15日頃より19日頃までは七十二候の第六十九候「雉始雊(きじはじめてなく)」に変わります。
雉の雄が雌を求めて「ケーン、ケーン」と鳴き始める頃です。繁殖活動を始めるこの頃になると、春が近い証拠でもあります。この甲高い啼き声は都市部ではなかなか聞くことができません。山間の多い農村部で耳を澄ませば遠くで聞こえるかもしれません。鳴いていても、それが雉の鳴き声だと判別がつきません。一度だけ偶然聞いたことがありますが、その場では何の鳥か分かりませんでした。野鳥の鳴き声を聞き分けられると、少しだけ鳥に近づいたといわれます。

1月16日は奉公人の藪入り
藪(やぶ)入りとは、かつて商家などに住み込み奉公していた丁稚や女中など奉公人が実家へ帰ることのできた休日のことです。今でこそこの習慣はなくなりましたが、1月16日と7月16日の年2回ありました。7月の藪入りを「後(のち)の藪入り」とも言います。
藪入りの習慣が都市の商家を中心に広まったのは江戸時代であります。もともとは嫁取り婚において嫁が実家へ帰る日だったとされますが、都市化の進展に伴い商家の習慣へと転じたようです。関西地方や鹿児島地方ではオヤゲンゾ(親見参)などと呼ぶところもあり、六のつく日だったことから、関西では六入りとも呼ばれてもいるようです。
第二次世界大戦後、労働基準法の強化により日曜日を休日としたことにより藪入りは廃れ、正月休み・盆休みに統合されるようになりました。今でも正月や盆の帰省ラッシュが続くのは藪入りの伝統なんでしょうか。そういえば昔東京で勤めていた頃、母親に「藪入りには帰って来いよ」などと言われていました(詳しくは過去記事2012年1月16日「藪入りは年2回だけの公休日」を参照)。

避けたい! 冬土用の土いじり
炎暑の「土用丑の日」はよく知られていますが、冬の土用はあまり知られておりません。古くは「土王用事」とか「土旺用事」といい、雑節として四季に応じて年4回あります。本来、土の気が旺(さかん)である時期であるため、土を動かしたり、穴を掘ることを忌むとされ、また殺生も不吉とされています。
土用とは雑節と五節句とあわせ、二十四節気を補う季節の移り変わりを表す節で、それぞれ立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことをいいます。
今年の冬の土用は入りが1月17日、開けが2月3日の18日間になります。この間の土用丑の日は1月18日、30日です。建築業界などでは、この間の基礎工事、壁塗り、井戸掘りなどを避けるところもあるようです。庭の土いじりなども避けたほうがいいかもしれませんね。ただ土を司る神様「土公神(どくじん)」が留守になる1月19日、20日、22日、31日、2月1日、3日は間日(まび)になりますから、土いじりはこの日にどうぞ(詳しくは過去記事2012年1月18日「土いじりは避けたい冬土用」を参照)。


「元服式が由来の成人式」はこの後続きます。
閲覧される方は下の『Read More』からどうぞ。


本日はコメント欄を閉じております。申し訳ありません。




もうすぐ聖バレンタインデー。

奥さんからご主人に贈られる宇治抹茶生チョコ!
京の風情を添えてまろやかな香りとコクとのバランス

ひと言メッセージを添えた贈り物には笑顔がこぼれます
思いやり、感謝はお二人の信頼の証
京の老舗茶屋 伊藤久右衛門のバレンタインギフト

今年もぜひ おひとつ








参考サイト:びおWikipediaNPO法人 PTPL小笠原流、WHiSKY on the Mail (No.217)、七十二侯がまるごとわかる本
写真協力:写真素材-フォトライブラリー

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