今年もやってきた冬将軍

12月3日、小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げが成功しました。地球から約3億キロ離れた小惑星に到達し、岩石や砂を採取して6年後の2020年末、地球に戻る計画だそうです。
2003年に打ち上げられた先輩はやぶさは、05年に小惑星「イトカワ」に着陸、砂ぼこりなどを収集しました。7年の歳月を経て6月13日帰国。60億㎞の長い旅路で、幾多のトラブルに遭遇。通信が約2カ月間も途絶えたり、新型エンジンのイオンエンジンが故障したり、満身創痍の状態でした。地球誕生の歴史をひも解くヒントを探しだすため、小惑星からサンプルを持ち帰るというミッションとともに、数々の世界的快挙を達成したはやぶさ。地球帰還の際、本体は大気圏突入で燃え尽きてしまいました。が、大気圏突入直前に本体から切り離されたカプセルは燃え尽きることなく地球に帰還。多くのファンは涙しはやぶさの雄姿を称えました。
あの感動を6年後にもう1度ということになるのかな。

大根

冬将軍には雪かきで応戦
6年後も同じサイクルで巡る二十四節気。12月7日からは「大雪(たいせつ)」に変わります。
大雪とは本格的に冬が到来する頃。山々は雪に覆われ、平地にも雪が降り積もります。動物たちは冬ごもりを始める頃です。私たちも本格的な冬支度をしていないと、寒さを強く感じます。特に木枯しの日は身にこたえるでしょう。この頃はまだ旧暦11月。時にはポカポカと暖い小春日和の日もあって、ホッとするでしょう。お正月の準備も始まって、何かとあわただしい時期でもあります。
今年は冬将軍も早々とやってきましたね。北国では正月準備と共に雪かきに追われているようです。例年のことですが、高齢化と共に雪かきの重労働は苦痛です。バーナーで雪を解かすなど軽作業で雪かきを済ませられる方法はないもんですかね。

寒さを塞ぐ恐怖の暖房費
七十二候は12月7日頃から大雪の初候で第六十一候の「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」に変わります。
天地の気が塞がれ、冬がおとずれる頃です。空を塞ぐかのように重苦しい真冬の空の下、生き物はじっと気をひそめています。塞ぐとは、寒さから生き物を守るという意味にもとらえられます。
寒さを塞ぐため、家庭ではエアコンやストーブが威力を発揮します。今年も暖房費がかさむ時季になりましたね。冬を乗り越えるため必要な暖房ですが、支払いの時期になるといつも目を丸くしてしまいます。自家発電で賄える暖房器具はないものでしょうか。

復興状況が分かる俯瞰図
自分の住む町を一望できる俯瞰図。これが見れると町の様子が確認でき、町の成長過程が分かります。先日上った重茂(おもえ)半島にある標高456mの月山(下記地図参照)。ここからは市街が眺望でき、大震災の復興状況がよく分かります。

月山展望①
月山頂上から撮った市街全体写真。画像中央の市役所。震災時には高波が防潮堤を乗り越え、1,2階が浸水しました。現在は復興工事も完了し、平常営業しております。数年後には緊急事態を想定し市民の避難場所としても考え、海から離れた地に移転が検討されています。
画像左側の藤原埠頭は大型客船の寄港地として復旧工事中です。原木の集積場でしたが、高波ですべて流されました。飛鳥Ⅱやぱしふぃっくびいなすなどの大型クルーズ船も入出港しております(過去記事参照)。
画像右側の出崎埠頭では毎年8月、海上花火大会が開催されています。近くには魚市場があり、ここで秋にはさんまが水揚げされ、各地方に配送されます。
画像中央の閉伊川河口を通っていたJR山田線の鉄橋が津波で崩落。現在も鉄橋は完成の目途が立っておらず、沿岸地域(宮古、釜石間)は不通状態が続いております。

月山展望②月山展望③月山展望④
客船の背景に写っている山が月山です。太平洋に突き出た重茂半島の小高い山、月山の頂上までは車で行けますが、舗装されてない狭い林道なので走行には難儀しました。砂利道や轍の深い道を約20分走り抜け、着いた展望台からは市内が一望できます。NHKの無人電波塔や古いお社がありました。市内と反対側には太平洋の水平線が延々と続きます。自然の景観に浸れるひと時ですね。

月山展望⑤月山展望⑥
全体写真には写ってはいませんが、画面右方向には三陸復興国立公園の浄土ヶ浜も見えます。写真は展望台からのものと陸地からのものを対比させました。位置関係がお分かりになりますでしょうか。
浄土ヶ浜は宮古を代表する景勝地で、白色流紋岩の岬は紺碧の海、緑のアカマツでコントラストの美しい観光地です。この地で今年の夏、三陸鎮魂復興祭が開かれ、市川猿之助による歌舞伎舞踊が披露されました(過去記事参照)。


二十四節気 大雪(たいせつ)◇
二十四節気二十一番目の節気。12月7日および冬至(12月22日)の前日まで。
暦便覧は「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」
平地でも霜が降り、すっかり冬景色となる。枯葉が木枯らしに舞う。。
大雪七十二候は次の通り。
第六十一候大雪初候)12/7~12/11 閉寒成冬(そらさむく、ふゆとなる)
天地の気が塞がって真冬となる時期。
第六十二候(大雪次候)11/12~12/16 熊蟄穴(くま、あなにこもる)
熊が冬眠のため自分の穴に隠れる時季。
第六十三候(大雪末候) 12/17~12/21鮭魚群(さけのうお、むらがる)
鮭(さけ・さけ、あきあじ)が群がり、河川をさかのぼって行く時季。


今日の独りごと

今日の独りごと1205地元重茂半島の漁港で小学生が新巻き鮭づくりに挑戦。さばき方や塩の塗り方などを教わりながら、内臓を取り除いて塩に漬けるまでの作業に取り組んでおりました。地域に根付く豊かな食文化に理解を深めていたようです。
私も数年前贈答でもらった鮭を新巻にしようと、詳しい方に教わりながらやってみましたが、内臓の取り出し方や塩の振り加減など加工は難しいです。洗って1週間ほど乾燥させた新巻鮭も切るときが大変。思った以上に身は固く包丁ではなかなか切れません。1本を切り終わる頃は手が痛くなってしまいます。
伝統的な地元の食文化と思えばいいのですがね。人にはいろいろ味覚の違いがありますから、好き嫌いはあるようですね。








参考サイト:暦生活日本経済新聞Web刊岩手日報WebNews


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正月準備を始める事始めは「大雪」から

異常乾燥が続く寒さ。マスクや加湿器で風邪対策を、手や唇にはハンドクリームやリップクリームなどで乾燥対策をしていても寒いです。肌が荒れます。
ところでハンドクリームといえば女性の肌荒れ予防かとばかり思っていたら、最近では男性もよく手肌に擦り込んでいると聞きます。その背景には、スマートフォンなどの使用が増えたことによるんだそうです。確かに、スマートフォンなどのタッチパネルを操作している時、指が乾燥してカサついていると、反応しにくいですよね。
今後スマートフォンが普及してくると、男性の使用も今以上に目立つようになるのかもしれません。

大雪

冬将軍が籠城する「大雪」
さてさて12月7日からは二十四節気の一つ、平地にも雪が降り始める大雪(たいせつ)です。
山の峰々は雪に覆われ、冬らしい風景が見られるようになります。平地では寒風が吹き荒れ、日本海側では大雪に見舞われることもあり、朝晩の冷え込みが一層厳しくなる頃です。シベリア寒気団、いわゆる冬将軍がやってきて完全な冬型の気候となります。
真冬の象徴として使われる「冬将軍」は1812年、ロシアに攻め入ったナポレオン率いるフランス軍が、極寒の気候に退却を余儀なくされたことを、イギリスの新聞が「冬将軍に敗れた」と報道したことに由来しています。

事の始めと事の納めは「事八日」
旧暦12月8日と2月8日は「事八日」(ことようか)といい、この日に事を始めたり、納めたりする大事な日でした。地方によって12月8日を「事始め」、2月8日を「事納め」という場合と、その逆に、2月8日を「事始め」、12月8日を「事納め」という場合もあります(詳しくは過去記事2010年02月08日「縫物の上達を願って豆腐に針を刺す針供養」を参照)。
江戸時代に入ると、12月13日が大吉日とされた鬼宿日にあたることから、この日が江戸城の「御煤納め」と定められました。城内では、奥女中が染め模様の手ぬぐいを用い神棚や城内を清め、歳神宿としてその準備をしたそうです。一般の民家でも、多くが歳神様を迎える準備としてすす払いを行っていました。寺院などでもこの日、本尊のすすを払っており、その慣習から今でも13日にすす払いを行っている寺院を多く見かけます(この項2009年12月16日「清々しい迎春の前準備」を一部引用)。

生き物が活動を控える「閉塞成冬」
七十二候では第六十一候の「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」に変わります。
空を塞ぐように重く広がった雲が、まさに冬の天気になってきたという様子を表した言葉です。特に日本海側のこの時季の空は、この表現がぴったりと当てはまりそうです。字面からも分かるように「閉塞」には、すべての生き物が活動を控える様子が表れています。



鮭の遡上が盛んになります
冬眠する動物が多いこの時季、産卵する生き物もいます。3~6年掛かって故郷に帰ってくる鮭は、高緯度ほど早く10~12月には産卵のための遡上が見られます。

鮭遡上
今年も私の家の近くを流れる小さな川に鮭が遡上してきました。5匹6匹、群れを成し、背びれで水を切るように我先に上流を目指して上っていきます。上流に行って産卵するのでしょうが、途中で息絶えてしまう鮭もおり、川辺には力尽きた死骸も目につきます。

つかみ捕り(男)
地元では川を遡上する鮭を「南部鼻曲り鮭」と呼んでおり、毎年1月、川を遡る鮭をつかみ捕りする「鮭まつり」を開催しておりました。昨年からは東日本大震災の影響で「サーモンフェスタ」と名前を変え、駅前広場に設置した特設水槽で、鮭のつかみ捕り体験が行われています。来年は1月12日実施の予定。
合羽に着替えた子供たちは元気に水槽を泳ぎ回る鮭を追いかけます。小さな子供たちと同じくらいの体長をした鮭を捕まえご満悦。メスのお腹にはイクラが入っていますからオスより価値が高いんですね。見分けるのが大変ですけど(写真は今年1月のサーモンフェスタより)。

鮭串焼き 鮭弁当
新巻鮭 鮭釣り
つかみ捕り(女)
昨年11月行われた「鮭あわびまつり」では鮭の串焼き1本100円、鮭の切り身とイクラのたっぷり弁当が500円で販売されていました。店頭では市価6千円相当の新巻鮭が2千円で大盤振る舞い。こちらでも女の子が鮭のつかみ捕り体験に参加、鮭と格闘していました。大人のつかみ捕りは制限時間内に捕り放題。うまい人は1人で3~4本捕まえていました。その横では鮭の釣りゲーム。釣り上げるには生きた鮭より難しいかも。子供たちは器用に釣り上げてましたね(写真はいづれも昨年11月の鮭あわびまつり」より)。

この時季、本州一の漁獲量を誇る鮭の街ならではの鮭と親しむイベントが開催されます。今年の「鮭あわびまつり」は11月24日に終了しました。


◇二十四節気 大雪(たいせつ)のメモ◇
二十四節気21番目の節気。12月7日および冬至(12月22日)の前日まで。
◆大雪の七十二候は次の通り
初候 第六十一候(12/7~12/11) 閉寒成冬(そらさむく、ふゆとなる)
天地の気が塞がって真冬となる時期。
次候 第六十二候(12/12~12/16)熊蟄穴(くま、あなにこもる)
熊が冬眠のため自分の穴に隠れる時季。
末候 第六十三候(12/17~12/21)鮭魚群(さけのうお、むらがる)
鮭(さけ・しゃけ、あきあじ)が群がり、河川をさかのぼって行く時季。



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参考サイト:ぴお日々是活き活き 暮らしの歳時記鮭いろは、七十二侯がまるごとわかる本、テポーレトクトク便り Vol.372
写真協力:写真素材-フォトライブラリー

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ふんわり肌触りでおしゃれな湯たんぽライフ

二十四節気は「大雪」を迎え、各地からは雪の便りが届いてきています。12月17日は七十二侯の六十三候目にあたる「鮭魚群(さけのうお、むらがる)」。鮭が群がり、河川をさかのぼって行く時季でもあります。折しも北海道や日本海側では降雪がみられるなど、まさに大雪といった厳寒が忍び寄っています。
暖房などによる電力需要が高まると見込まれ、政府からは節電要請が求められています。そのうえ原子力規制委員会では敦賀原発の敷地内に活断層の可能性があり、今のままでは再稼働に向けた安全審査はとてもできないと判断、このままでは敦賀原発は廃炉になることも考えられます。
電力供給の道が閉ざされるとなると、夏と同様、計画停電や節電で電力を確保していかなければなりません。夏の電力消費は日中にピークを迎えますが、暖房は昼夜長時間にわたって電力消費が増える傾向にあります。

湯たんぽ 入り あったか 猫 の ぬいぐるみ 『ぽかぽかにゃんこ』

エコロジーに強力な助っ人の「湯たんぽ」。湯たんぽは古くから伝わる暖房用品です。一時やけどなどの事故で使用されておりませんでしたが、5年ほど前の原油価格の高騰で、省エネが注目され、ブレイク。引き続き愛用者が増えているようです。このエコ商品の湯たんぽを見直す必要性もあるでしょう。
湯たんぽは中国の唐の時代、湯婆(たんぽ)と呼ばれ、腰や足などを温める器として使われていました。「婆」とは「妻」の意味があります。妻の代わりに抱いて暖を取るなどと、なかなか色っぽい意味があるんですね。
湯婆のみで湯たんぽを表わしますが、日本に伝わり、使われていた室町時代に「湯」が付け加えられ「湯湯婆」となったとされています。
湯たんぽっていうとお爺ちゃん、お婆ちゃんのための暖房器具と思われがちですが、今ではポリ塩化ビニール製のおしゃれな湯たんぽが登場。若い人たちから飛ぶように売れているそうです。

湯たんぽの利点は電気代がかからないエコロジー商品であるということです。エアコンを使わないから皮膚が乾燥しないし、喉が渇きません。電気の消し忘れは勿論、自然の暖かさが朝まで残り、快適な朝を迎えられます。そのうえ残り湯は洗顔や食器洗いに有効活用でき、費用が安く済むので人数分揃えられるなど、いいこと付くめです。キャンプのテントでのご利用や、病気で入院の方でもお気軽にお使いいただけるところですね。
逆に欠点はスウィッチ1つで暖まることが出来ない点でしょうね。さらに1番の問題点は低温やけどです。心地よく感じる程度のものでも、皮膚の同じ部分が長い時間接触していると発生してしまいます。
低温やけどになる時間は湯たんぽが44℃でおよそ3~4時間、50℃でおよそ2~3分だそうです。低温やけどは皮膚の深いところまで達することがあるそうです。万が一、低温やけど(皮膚の変色や痛み)が起きた時には、すぐに専門医の診断を受けてください。

この低温やけどを防ぐためには、布団が暖まったら湯たんぽを布団から取り出して就寝すること。一定時間ごとに湯たんぽの位置を変えることだそうです。特に老人や病気の方の湯たんぽは、身体の同じ部位に触れ続けないよう周囲の方が気を使うことです。市販の湯たんぽカバーの上から厚手のタオルや布で包むことも防止の1つとなります。
以前入院していた身内が、やはりこの湯たんぽを使っていました。看護の方が取りかえるんですが、時には腰のあたりが低温やけどで赤くただれていました。本人は熱さに麻痺して平然としてましたが、見た目には痛々しさを感じました。

湯たんぽは、お湯を蓄え、その放熱を利用するもの。腹まきは、体温を外部に漏らさず、断熱の役割を果たすもの。身近にあるエネルギーを使って、この冬の電力消費を少しでも抑えたいものですね。



湯たんぽの各種です。詳しくは写真をクリックしてください。


参考サイト:Wikipediaびお湯たんぽライフ四畳半の住人
写真協力:ブログ用の写真検索さん

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