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みちのく潮風トレイルをトレッキング

みちのく潮風トレイル」。あまり馴染みのない名前ですが、青森県八戸市から福島県相馬市までの海岸線を繋いだロングトレイルです。
これは環境省が推奨する雄大な太平洋を結ぶ長い道で、総延長700㎞余あるといいます。各地の自然歩道と比較するとまだまだ短いですが、東北の復興の歩みとしていま整備しているところです。
その最大の魅力は、海の景観をダイナミックに感じるスポットの豊富さにあります。

現在断続的に開通している部分を先日トレッキングしてきました。


潮風トレッキング①前日の雨が嘘のように晴れあがった立冬の、とある陸中海岸。真崎漁港の朝9時半からは潮風トレイルトレッキングツアーの出発です。
年配者からお子様連れのファミリーまで、参加者20名はこれから続く6㎞にわたるロングコースに向け、ガイドさんの指導により軽いストレッチで身体をほぐします。

潮風トレッキング②秋色に染まるトレッキングロードの落ち葉を踏みしめながら、自然を歩く楽しさを存分に味わえます。
枯れ枝となった樹木からは森林浴の効果はあまりありませんが、小鳥がさえずり、飛び交う姿を見ていると、自分はいま自然の中に立ちすくんでいるという感触を肌に感じ取るひと時でもあります。

潮風トレッキング③出発して約10分、岸辺に押し寄せる荒波を望みながら、アップダウンのコースが続きます。断崖の続く陸中の岸辺は尾根を踏みしめるように歩を進めます。
そろそろ息が切れてきました。日頃の運動不足を感じる時です。
冷たい太平洋の潮風が汗ばんだ身体に心地よく吹き渡ります。

潮風トレッキング④降り立った浜辺には廃棄物の残骸が山と積まれております。流れ着いた漂流物ではありません。
東日本大震災の津波により消失した沢尻園地の東屋の残骸なんだそうです。以前はここで静かな海のさざ波を眺め、寛いでいたのかもしれません。残骸からは5年半を経た今でもその悲惨さが伝ってきます。

潮風トレッキング⑤しばし休憩。この先浜辺に降りられるところはここしかありません。たっぷりと磯遊びを楽しませてもらいました。
穏やかな波と戯れていると、静寂な時を過ごせますが、ひとたび荒波が押し寄せると傍若無人に甚大な被害が発生してしまいます。想像を絶する自然の振る舞いには絶句。

潮風トレッキング⑥沢尻園地を後に、トレッキングツアー一行は車道に出、南下します。
やがて道の右手には宿泊施設「渚亭たろう庵」が見えてきました。東日本大震災の津波遺構として残っている「たろう観光ホテル」が昨年完成させたものです。全13室露天風呂付と近くの田老漁港からの新鮮な魚介類が好評のようです。

潮風トレッキング⑦「渚亭たろう庵」の目の前は三王園地。展望台になっており、田老湾と名勝三王岩を見ることができます。
ここで一行は昼食休憩。弁当付きです。宮古の美味しい魚介類がぎっしり詰まった弁当はトレッキングで疲労した空腹感を満たしてくれます。広い園地からは水平線が広角に遠望でき、雄大な気分になります。

潮風トレッキング➇園地から眼下に広がる太平洋には男岩を中心に、左に女岩、右に太鼓岩を従える県の天然記念物「三王岩」が望めます。
腕が悪いせいかあまり良く写ってません。この三王岩、大震災前には目の前まで行くことができました。今は遊歩道が津波で破壊され、近くまで行けません。

潮風トレッキング⑨大震災の津波遺構として残された「たろう観光ホテル」です。
当時津波は6階建ての4階まで達し、1,2階部分の骨組みだけ残りました。保存工事が終わった今年4月から一般公開が始まり、「学ぶ防災」ツアーで当時の経営者が必死でとった津波のビデオがご覧になれるそうです。撮影中恐怖だったでしょう。

潮風トレッキング⑩GPS衛星の測量によれば、震災前より矢印方向に2.18m移動し、0.31m地盤沈下したそうです。
津波だけじゃなくて地殻変動にも大きな影響があったんですね。2mも移動したとなると地主さんはどうなるんでしょうか。地権者同志の争いにならなければいいんですが。


潮風トレッキング本日の潮風トレイルトレッキングツアーはこれで終了です。
私のような高齢者や子供向けに企画されたツアーで、ゆったり気分で参加できました。この付近は単独で見てはいますが、ガイドさんがいないので詳しくは分かりませんでした。これでトレイル通になれます(笑)。
ガイドさんありがとう。


※ご覧になる端末によってレイアウトが崩れることがあるかもしれませんが、お許しください。



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伝統文化の盆栽に降り積む小雪

161120盆栽

北国や山沿いでは初雪が舞い始める頃、すでに積雪が見られるところもあります。
旧暦10月の小春、この時季移動性高気圧に覆われる平野部では暖かくなることもあります。
小春日和の陽気に誘われ、市民文化祭に出展したミラクル盆栽。
日本の伝統文化でもある盆栽は、いま欧米で生きたアートとして人気が高まっております。
盆栽はアート、命のある、変化するアートとして捉えられており、
コンパクトにまとめられ、生きていてどんどん変化していくところに魅力が感じられるのでしょう。
風格ある木とともに日本文化を世界に根付かせたいところです。

11月22日は二十四節気の「小雪」です。



二十四節気
上のバナーをクリックすると歳時記の概要をご覧いただけます。



第二十節気 小雪 しょうせつ                11月22日

11月22日からは二十四節気の二十番目「小雪(しょうせつ)」に変わります。
雪が降り始める頃。まだ積もるほどではないところから「小雪」と呼ばれております。
気温も下がり、「冷えるが故に雨も雪に也てくだるが故也」地上に舞い降りる季節になりました。
雪は地上の気温が3℃、上空1500m付近が-6℃程度になると降り始めるといわれております。
寒暖の違いはありますが、年々初雪が見られるのはまちまちで、北海道では通常10月には観測されます。冬とは言え高い山を除いては、まだ雪はさほど多くありませんが、朝、息が白くなってきます。
季節的には冬将軍がやってくると言われる時期ですから、北国ではコタツを出したり、石油ストーブを準備する家が増える頃でもあります。西日本では夏みかんを収穫する季節に入ります。

ここ宮古も区界峠には先日初雪の便りが届きましたが、沿岸一帯はまだまだ晩秋の季節です。紅葉の落葉が始まり、連日庭先の掃除が日課になってきました。
12月に入ると時折り厳寒によるしばれ雪が見られますが、積雪は年が明けてからになるでしょう。
北国はこれから長~い冬路を迎えます。

12月の声を聞くとクリスマス商戦と共に賑わうのが、お歳暮商戦でもあります。この時期どこの商店でもお歳暮コーナーが設けられ、多くの見本が展示されます。
最近ではインターネットショッピングの普及で贈る方も増え、歳末商戦もその様相が変わってきたようです。



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創建719年が燃えつきる

11月23日からは二十四節気の二十番目「小雪(しょうせつ)」に変わります。
雪が降り始める頃。まだ積もるほどではないところから「小雪」と呼ばれております。
気温も下がり、「冷えるが故に雨も雪に也てくだるが故也」地上に舞い降りる季節になりました。雪は地上の気温が3℃、上空1500m付近が-6℃程度になると降り始めるといわれております。寒暖の違いはありますが、年々初雪が見られるのはまちまちで、北海道では10月には観測されます。南下するほど初雪の時季は遅く、東京では年が明けてから初雪を迎えることが珍しくもありません。

20151120落ち葉

これから冬型の気象が強まってきますと、北よりの季節風が吹きはじめ、日本海側を中心に雪が降る気圧配置が続くようになります。日本海側に雪を降らせ、太平洋側では乾燥した冷たい風が吹き始めます。
空気が乾燥し、火災が発生しやすくなるこの時季には毎年「秋の火災予防運動」が行われます。今年は過ぎてしまいましたが、先日11月9日から15日まで行われました。
今年の標語は「無防備な 心に火災が かくれんぼ」。
過ぎたとはいえ、ひとり一人が、火災予防に対する意識を持つことで、火災による悲惨な焼死事故や貴重な財産の損失を防ぐことができます。引き続きそれぞれで防火意識は持ち続けたいものです。

20151120蕪島神社①
火災予防運動が始まる少し前、三陸ジオパークのジオサイトでもある青森県八戸市鮫島の蕪島(かぶしま)神社が去る11月5日未明、木造平屋の社殿や社務所など約280平方メートルを全焼しました。
出火原因は八戸署で調べているようですが、当時は人気もなかったところから、漏電による出火も考えられるようです。
蕪島の小高い丘の頂上にある神社は1296年に創建。建物は1780年に焼失しましたが、翌81年に再建され、来年は創建720年を迎える予定でした。観光のシンボルでもあり、弁財天を祀り、船の守り神として漁業関係者から大切にされてきた神社です。
今度の火災で719年の歴史が燃え尽きてしまいました。幸い負傷者はいなかったようですが、本当に火事は怖いです。空気が乾燥し、火災が起きやすいこれからは、特に歴史建造物等を扱う方々は十分気をつけてほしいですね。

20151120蕪島神社②
私も先日の10月4日、全焼する前の蕪島を見に行ったばかりでした。
ウミネコの一大繁殖地として天然記念物にも指定されている蕪島。その日はウミネコを見ることはできませんでしたが、繁殖期の春から夏の時季には数万羽のウミネコが飛び交い、黄色い蕪の花と織りなす光景が壮観なんだそうです。巣立った後なので、この時季の火災はウミネコには影響ないようですね。
もともと島だった蕪島は埋立て工事によって陸続きになり、そのまま棲み着いたウミネコの生態を間近で見られるのはここしかないそうです。

20151120蕪島神社③20151120蕪島神社④
階段を登り、丘の上に立つと神社の周りを巡る「運開きめぐり」の参拝コースがありました。島を3周回り神社にお参りすると心身が祓い清められ、運が向いてくるそうです。蕪島神社の運を私が引っ張ってきたのでしょうかね。
周囲からは太平洋の水平線や八戸港が一望に見渡せる蕪島、あまり知られてない観光名所ですが、市民の支援を受けながら再建に立ち向かっております。年内にはプレハブの仮社務所を建て、年末年始の初詣に対応するそうです。


二十四節気 小雪(しょうせつ)◇
二十四節気20番目の節気。11月23日および大雪(12月7日)の前日まで。
暦便覧は「冷えるが故に雨も雪に也てくだるが故也」
山には初雪が舞い始める頃。冬とは言えまだ雪はさほど多くなく、冬の入口にあたります。
小雪七十二候は次の通り。
第五十八候(小雪初候) 11/23~11/26 虹蔵不見(にじかくれてみえず)
曇り空が多くなる頃。陽射しが弱まり、虹を見ることが少なくなります。見ることができても、夏の空のようなくっきりとした虹ではなく、ぼんやりとすぐに消えてしまいます。


今日の独りごと

今日の独りごと1120先日、子供たちに薪割りを体験してもらおうと市内の会場で薪割り大会が行われました。
今の住宅の暖房はエアコンか石油や電気のストーブ。薪ストーブはほとんど見かけません。燃料としての薪はなかなか手に入りませんし、販売されているとしても高いですよね。
我々の時代の暖房は囲炉裏か薪ストーブが主力で、燃料にするための薪づくりは子どもたちの役割でした。斧や鉞(まさかり)を使って薪を準備すること事態、本来重労働なんですよね。
昔の風情が薄れていく中で薪割り体験をする子供たちにとって、楽しいイベントだったかもしれません。自然と触れ合いながら、おじいちゃん、おばあちゃんの時代の生活様式を覚えてもらうことも、子供たちにとっては新発見につながるのかもしれないですね。


参考サイト 暦生活彩時記、デーリー東北青森県観光情報サイト



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