お彼岸と動物愛護

9月23日は二十四節気の「秋分(しゅうぶん)」です。
秋分は春分と同じく、昼と夜の長さが同じになる日とされており、この日を境に夜が長くなります。とはいえ、まだ夏の暑さを残す秋分の日は春分の日と比べて昼の平均気温は12度程高く、少しずつ秋へと移行していることが感じられます。

20150920線香

秋分の日を中心とした一週間を「秋彼岸(あきひがん)」と言い、家族そろってお墓参りに行ったり、祖先を供養する「法会(ほうえ)」が行われたりします。
元々農村部には、春分の頃に豊作を祈り、秋分の頃に豊作を祝う自然信仰がありました。これが、仏教の浸透とともに祖先を供養する意味を持ち始めたのです。これが明治時代に秋分の中日を「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」と定め、宮中において祖先をまつる日となりました。
1948年には、宗教的慣例としてのまつりだけではなく、広い意味で「祖先を敬い、亡くなった人を忍ぶ日」として国民の祝日に制定されたのです。

秋分(春分)の前3日間を「彼岸の入り」、後3日間を「彼岸の明け」と言い、合計7日間を彼岸と言います。秋分・春分はその中間に位置するため「彼岸の中日」と呼ばれています。
今年の秋彼岸は入りが9月20日、明けが9月26日です。この間に祖先の霊を供養するため、私たちは「お墓参り」する慣習があります。
お彼岸の中日である春分の日と秋分の日は決まっているわけではなく、国立天文台が作成する「暦象年表(れきしょうねんぴょう)」に基いて閣議によって決められます。毎年2月1日付で翌年の該当日が発表され、国民の祝日でもあるため、官報にも掲載されることになっております。
お彼岸については過去に数回述べてきました。詳しくは左のカテゴリーから二十四節気(春分)及び二十四節気(秋分)の記事をご参照ください。

20150920動物愛護
ところでお彼岸は先祖を供養することばかりではありません。皆さんが飼っていたペットもこの日に線香を手向け、在りし日を偲ぶことが多いようです。
9月21日から26日までは動物愛護週間。動物を愛し、動物と人間の絆を深めることを目的として定められた記念週間です。当地でも9月27日、動物愛護フェスティバルが行われ、同時に慰霊祭も行われます。
また事件の捜査や警備にあたる警察犬の慰霊祭は各地で行われています。「東京家畜博愛院」では数多くの警察犬が祭られており、毎年、春と秋の彼岸に慰霊祭が行われています。 警察犬は、厳しい訓練や真夜中の出動のため寿命が短いことで知られています。

家族と共に生活を共にするペットは飼い主にとって心の癒しでもあり、家族の一員でもあります。ペットに限らず警察犬、盲導犬、聴導犬、介助犬そして猫など、不幸にして命を落とした動物たちをこのお彼岸には供養したいものですね。


二十四節気 秋分(しゅうぶん)◇
二十四節気16番目の節気。9月23日および寒露(10月8日)の前日まで。
暦便覧は「陰陽の中分なれば也」
秋の彼岸。暑さもおさまり、みのりの秋を迎える頃。
◆秋分の七十二候は次の通り。
第四十六候(秋分初候)  9/23~9/27 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
夏の間に鳴り響いた雷が収まる頃。空にはもこもことした鱗雲があらわれます。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉の通り、残暑も落ち着き、秋の気候へと変わっていきます。
第四十七候(秋分次候) 9/28~10/2 蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)
外で活動していた虫たちが冬ごもりの支度をはじめる頃。虫たちは秋冬が終わるのを、約半年間も土の中で静かに待ちます。そして、啓蟄の頃に再び姿を現します。
第四十八候(秋分末候) 10/3~10/7 水始涸(みずはじめてかるる)
田の水を落として、稲穂の刈り入れを始める頃。収穫の秋まっただなかで、大忙しですが、黄金に色づいた稲穂が輝き、風がなびく風景はとても美しいです。


今日の独りごと

今日の独りごと0920①地元の港で水揚げされた海産物や、みなとオアシスの地域で地産地消される名産品を使った創作グルメ。「第6回みなとオアシスsea級グルメ全国大会in宮古」が19,20日の両日、宮古港開港400周年を記念し、地元の道の駅で行われました。
会場には全国11道県から前回グランプリだった広島県瀬戸田の「多幸のみ焼き」をはじめ、16種類のメニューが出品されました。地元からはたこ焼きのタコの代わりに三陸産ワカメを使った「真崎焼き」「サーモンスティック」などを出品。今回は地元の「真崎焼き」がグランプリを受賞しました。
今日の独りごと0920②来場者による投票で決まるコンテストは地元優位ではありますが、卵を溶いて作った生地に柔らかいワカメが馴染むように包まれている真崎焼きは美味しかったですよ。焼きソ-スとマーガリンによるコラボの味付けも美味しさがさらにアップでした。地元優位だけではなく、まさに実力のグランプリです。ちなみに真崎焼きは6個入りで300円でした。写真は撮るのを忘れ、1個食べた後のものです(笑)。


参考サイト 暦生活日本文化いろは辞典テレ朝NEWS



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収穫と先祖への感謝 深まる秋の候

今現在も生活に浸透している歌舞伎や将棋、相撲、落語といった娯楽や、和菓子、和食などの食文化。畳や障子が一般的になったのも、徳川家康が江戸幕府を開いた1603年から260年以上も繁栄し続けた江戸時代なんだそうです。そこには、人づきあいを大切にする、町人たちの知恵があったんですね。
このブログでも依然何度か触れてますが「江戸しぐさ」。人口密度の高い江戸の町で暮らす人たちは、人間関係を円滑にするために、様々な気遣いをして、失礼のない応対を身に着けていたんだそうです。
「傘かしげ」(過去記事は→ここ)や「時泥棒」(過去記事は→ここ)、「お心肥やし」(過去記事は→ここ)など、江戸町民は粋だったんですね。人に対する優しさや思いやりはここからきており、日本人が誇る美徳の基盤になっているようです。
世知辛い現代の人々にも身に付けてもらいたい「江戸しぐさ」ですね。

秋まつり①

他の仏教国にはない彼岸の墓参り
さてさて9月23日には二十四節気の「秋分(しゅうぶん)」を迎えます。
昼夜の長さがほぼ同じになる日で、この日を境に日が短くなり、秋の夜長に向かいます。秋分の日は彼岸の中日で前後3日間を秋彼岸といいます。先祖のお墓参りをする習慣がある彼岸は、他の仏教国にはない日本だけの行事です。
私もお彼岸にはお墓参りに行くつもりではおりますが、彼岸の中日には予定が入っており、やむなく前日に墓参りをする予定です。お墓掃除も19日に済ませ、準備万端です(笑)。

船山車とサンバ復興祭
収穫の感謝と、翌年の豊作を祈願する秋祭り。郷土の伝統や歴史を再現したり、農耕儀礼と結びついたり、夏祭りとは違った風情を感じさせてくれます。
震災から3年を迎えた地元では9月13,14日、「みやこ秋まつり&宮古市復興祭」が開催されました。30回の節目を迎えたみやこ秋まつり。2012年からは「宮古市復興祭」として位置付け、今年で第3回を迎えます。両日とも市民2000人による手踊りや、大きな船形山車のパレードで祭りは盛り上がりました。

秋まつり②
夕方6時から始まった手踊りと船山車のパレード。2日目は開始直前から降り出した雷雨を伴う豪雨に30分遅らせてのスタートでした。降る雨をものともせず練り歩く船山車11基は、直径2mもあろうかという大太鼓の上から打ち鳴らし、響き渡る轟音で雨を吹き飛ばしているようでもありました。

秋まつり③
豪華な船山車が繰り出す中、東京浅草のサンバチーム「仲見世バルバロス」のパワフルなリズムとダンスは沿道を埋め尽くす市民を元気付けていました。復興祭としての参加を1度も欠かさなかった総勢50人以上のメンバーは、前日バスで駆けつけてくれたそうです。直前の雷雨に気温も下がり気味。寒そうなコスチュームで気の毒です。もっとも激しく踊っていれば寒さも気にならなかったかもしれませんね。

サンバチームとして支援していきたい」という強い思いの同チーム。威勢のいい浜の人々のお祭りにふさわしいサンバのリズムでした。その威勢の良さが街中に響き渡り、浜っ子の元気を甦らせているようでした。


二十四節気 秋分(しゅうぶん)◇
二十四節気十六番目の節気。9月23日および寒露(10月8日)の前日まで。
暦便覧は「陰陽の中分なれば也」
秋の彼岸。暑さもおさまり、みのりの秋を迎える頃。
秋分七十二候は次の通り。
第四十六候秋分初候)9/23~9/27雷乃収声(かみなり、すなわちこえをおさむ)雷や稲光がなくなる時季。
激しい雷雨が収まってくるこれからは、稲刈りに最適な時期。秋の風物詩である稲刈り風景や天日干しのはざかけが、田んぼのあちこちで見られる。
第四十七候秋分次候)9/28~10/2蟄虫坏戸(むし、かくれてとをふさぐ)
虫が土中にもぐる時季。
第四十八候(秋分末候)10/3~10/7 水始涸(みず、はじめてかるる)
水田の水がなくなる、即ち実りの時季。


今日の独りごと

今日の独りごと920最近テレビや新聞で話題になっているふるさと納税。故郷や応援したい自治体に寄付をすると、所得税・個人住民税が軽減される制度ですけど、何よりも注目を浴びているのが、寄附した自治体からお礼として送られてくる特産品等ですよね。
兵庫県三田市ではふるさと納税者に三田牛などの特産品を贈る「さんだdeゲット!ふるさと納税」をインターネットサイトで呼びかけたところ、全国から申し込みがあり、今月15日までの半月で813件と、昨年度の約63倍に達したそうです。一番人気が高かったのが当地のブランド「三田牛」で、発送業務が追いつかず、悲鳴をあげてるそうです。
うちの地元の自治体にはふるさと納税と同じ「ふるさと寄附金」という制度があるようです。所得税控除の特典はあっても、特産品のお礼というシステムはないようです。宮古産のさんまを特産品として考えてみたらどうですかね。謝礼金額としては安いから却下か(笑)。





参考サイト:水と生きるサントリー、暮らし歳時記三陸経済新聞


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秋分の日を前に客船「にっぽん丸」が寄港

深まりゆく季節はスポーツの秋でもあります。近年の自転車ブームで、自転車を単なる移動手段だけではなく運動目的や趣味で利用する人が増えてきているそうです。昨年、全国で販売された自転車の約60%が「ママチャリ」とのこと。ママチャリはまだまだ根強い人気を誇っているようです。
長時間・長距離の走行は無理かもしれませんが、日常の運動目的としてなら向いているかもしれませんね。地図を見ながら「最寄りの駅の次の駅」「隣町の商店街」などをチェックしてみると、自転車での移動範囲が意外と広いことに気付くかもしれません。自転車で街をぶらつく「ポタリング」など、「ママチャリ」なら途中で雑貨や食料品などの買い物をしても、前カゴに入れられるので便利ですよね。

おはぎ

五穀豊穣に感謝する日本独自の秋の彼岸
さてさて9月23日は二十四節気の「秋分」です。秋分は春分と同じく、太陽が真東から真西に沈む日で、昼夜の時間がほぼ同じ。秋分の日を中日に前後3日を合わせた7日間が秋の彼岸です。
極楽浄土は真西の遠方にあるとされ、それがはっきり分かるということで重視されている日。彼岸は仏教国の中でも日本だけの独自の行事です。春には豊作を祈り、秋には感謝する自然信仰と先祖崇拝が結び付いて出来上がったものと考えられています(詳しくは過去記事2010年09月16日「迷いから悟りへお彼岸のお墓参り」及び2011年09月20日「本当の幸福は彼岸の世界にある!」を参照)。

秋分と春分では12℃の寒暖差
「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざがあるように、この時期を境として、暑さが和らぎ、少しずつ涼しい季節へと移っていきます。
3月と9月、年2回ある彼岸。9月の方が気温が高いことは推測がつきます。たとえば東京の最高気温を比べてみると、3月の春分は13℃、秋分は25℃で、秋分の方が春分より12℃も気温が高いという結果もあります。
やはり夏の暑さを体験した後では25℃でも涼しく感じ、冬の寒さを感じた後では13℃でも暖かく感じられるものなのですね。

遠雷は夏の終わりを告げる雷
そして9月23日、秋分の日から七十二候は第四十六候(二十四節気初候)の「雷乃収声(かみなりこえをおさむ)」になります。
夏の間、夕立とともに鳴り響いた雷鳴は、この頃になると鳴りを潜めます。「遠雷」。遠雷は夏の終わりを告げる雷です。夏の空によく見られた入道雲はこの頃すっかり見られなくなり、代わりに秋の兆しであるうろこ雲が現れます。雷が去れば本格的な秋の訪れとなります。



客船「にっぽん丸」、県民クルーズとして寄港
豪華客船「にっぽん丸」が、9月17日約半年ぶりに通算7回目の地元宮古港に寄港しました。震災復興に向け、客船誘致に取り組んでいた県が、このたび県民クルーズとして「にっぽん丸」を同港に誘致したものです。
台風一過の午前10時、大型バス3台で送迎された各地からの参加者は、地元中学校のブラスバンドに見送られ、次々と乗船。埠頭では市長による「にっぽん丸」入港歓迎のご挨拶や中学生による船長への花束贈呈など歓迎式典が行われた後、参加者130名を乗せた「にっぽん丸」は、午前11時一路横浜港に向けて出港しました。

クルーズ船「にっぽん丸」
歓迎演奏 クルーズ参加者乗船
素敵なクルーズ船「にっぽん丸」は8階建ての22500トン。寄港地の食材や名産を取り入れたディナー、快適空間の客室、さらには楽しみが尽きることのないアミューズメントパークなど心躍るクルーズが満喫できます。
参加費は1人29,000円。今宵は船上で酔いに身を任せたかった(笑)。
クルーズ船の寄港を地元中学校の吹奏楽で歓迎。参加者は次々と夢の船旅へ乗船していきます。


港湾の復興工事が進む中、埠頭では「にっぽん丸」の歓迎式典が進みます。市長のスピーチの後は地元中学の女子生徒3名による花束贈呈。船長代理のゼネラルマネジャーは乗船客に向かって高々と花束をかかげます。
そして午前11時、「にっぽん丸」はタグボートに曳航され、静かに埠頭を離れました。
市長挨拶 花束贈呈
客船「にっぽん丸」

◇二十四節気 秋分(しゅうぶん)のメモ◇
二十四節気16番目の節気。9月23日および寒露(10月8日)の前日まで。
◆秋分の七十二候は次の通り。
初候 第四十六候(9/23~9/27)雷乃収声(かみなり、こえをおさむ)
雷や稲光がなくなる時季。
次候 第四十七候(9/28~10/2)蟄虫坏戸(ちっちゅう、とをとざす)
虫が土中にもぐる時季。
末候 第四十八候(10/3~10/7)水始涸(みず、はじめてかるる)
水田の水がなくなる、即ち実りの時季。





参考サイト:ぴおgooお天気豆知識、七十二侯がまるごとわかる本、テポーレトクトク便りVol.361
写真協力:写真素材-フォトライブラリー

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