さやかに見えない酷暑の立秋

8月8日からは二十四節気の「立秋(りっしゅう)」に変わります。
禾に火と書いて「秋」。禾(のぎ)は本来主食だったアワをさし、火は色づく、熟すを意味していました。秋は飽きるほどの食べ物で満ちあふれる実りの季節です。
猛暑、酷暑がつづくこの時期、立秋と聞いてもなかなかピンときません。今が夏のピークでもあり、立秋を境にだんだんと秋へ向かっていきます。
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」。
8月ももう少しすると吹き抜ける風に、涼しさが伴い、秋っぽさを感じるようになります。この頃山の頂に登るとトンボが群雄を成して飛び交っています。空にはブラシで描いたような雲が浮かんできます。立秋の初候は「涼風至(すずかぜいたる)」です。季節はゆっくり移ろいでおり、もうすぐ秋を実感するようになります。

150805コスモス

立秋とはいえ、日本の季節はまだまだ熱中症が心配される酷暑が続いております。各地では夏まつりが盛んに行われ、夜祭には露店が軒先を並べます。懐かしい金魚すくいやヨーヨー、綿あめなど子供たちに夢を与え、楽しい思い出を作ってくれます。
お店で買ったラムネ。渇いた喉を潤そうと思って瓶を高くしても、一気に飲み干せません。ガラス玉が飲み口を塞いでしまいます。何度繰り返しても出てこない炭酸水に業を煮やしたことはありませんか。

「瓶の口をビー玉で塞いだ炭酸飲料」がラムネです。同じ炭酸飲料でもビー玉の代わりに王冠で蓋をしたものがサイダーなんですね。ラムネ瓶の中央部にくびれが有り、ビー玉がビンの底まで落ちない様になっているのは、ビンを逆さまにしたときに出来るだけ早くビー玉を飲み口まで落として、その間にガスが逃げるのを防ぐためだったんですね。なるほど、そういう原理だったんですね。

150805ラムネ
あのラムネの飲み口を塞いでいるガラス玉、あれなんだと思いますか。おもしろい説を唱えている方もおりました。ラムネの蓋にするためにはキレイな真円でないと空気漏れや液漏れが発生します。ラムネに使える真円のガラス玉をA玉といい、不良品はB玉として子供向けに売られるようになったといいます。もっともらしいですけど、本当なのかな。

もともとビー玉のビーはポルトガル語でガラス玉を意味する「ビードロ」から来ているそうですね。あのビー玉を瓶から取ってビー玉遊びに使えないかな、なんて子供の頃は単純に考えていましたよ。
今のラムネはネジ式で出来ているので、回せば簡単に中のビー玉を取り出せるみたいですよ。取り出した瓶をメーカーでは回収していないそうです。そのため利用者が分別して捨てやすいように「ビン、フタ、ビー玉」と分けて作ってあるんですってね。


二十四節気 立秋(りっしゅう)◇
二十四節気13番目の節気。8月8日および処暑(8月23日)の前日まで。
暦便覧は「初めて秋の気立つがゆえなればなり」
暦の上では秋となるが、残暑はなお厳しい。高原からは秋のたより。
◆立秋の七十二候は次の通り。
第三十七候(立秋初候) 8/8~8/12 涼風至(すずかぜ、いたる)
夏の暑い風から、秋の涼しい風に替わりはじめる頃。まぶしく輝いている太陽も日射しを和らげ、夕方に鳴く虫たちの音色も涼しさを演出してくれます。


今日の独りごと

今日の独りごと0805宮古港開港400周年を記念し、帆船「日本丸」(航海訓練所所属)が寄港。同船の寄港は13年振り4度目で、東京海洋大の実習生1年生109名が乗船していました。
8月2日、一般公開した日本丸を見学。船内では若いはつらつとした1年生が案内役を務めていました。その1人に聞いてみました。帆船といっても東京を出港してここまでは帆を立てることもなく、エンジンで航行してきたそうです。帆船だから帆を立て帆走するのが実習の一部かと思ってたんですけど、何を実習してきたんですかね。
「僕は高校時代ヨット部に所属してましたけど、将来は船の仕事に就きたいと思って、この大学を受験しました」と嬉しそうに語るその実習生からは、20歳前の初々しさがこぼれていました。頑張ってほしいですね。


参考サイト 暦生活金麦スタイル倉敷鉱泉NEVARまとめ




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真夏の残像を置き去る立秋の始まり

梅雨が明けたと思ったら相次ぐ猛暑と台風の襲撃。熱中症や暴風雨の被害はありませんか。毎年のこととはいえ辛い季節がやってきました。
こんな時季に必須なのがエアコンです。効きすぎると寒くなり、効かないと暑くなる。絶妙な設定って難しいですよね。設定がうまくいかずにオンオフを繰り返す、ということもあるようです。が、エアコンを止めようとしたあなた、ちょっと待ってください。
エアコンの運転始動時には多くの電力を消費するのだそうです。節電を考えるなら、こまめにオンオフするのは電力の無駄になるそうですよ。風量も肌に直接あたると冷えるからと微風にすると、部屋全体が冷えるまで長時間運転することになり、これもまた電力の節電にはならないようです。風向きも水平にすることで、冷たい空気が部屋全体に循環しますが、効率よくするためには扇風機などで室内の空気をかき混ぜるといいと言われていますよね。節電をしようとするならエアコンの「自動運転」に設定することが最良のようですよ。
まっ、私の地域ではエアコンの冷房機能を使う機会は数える位しかないですけどね(笑)。

立秋①

暦の上では秋ですが…
さてさて8月7日は二十四節気の「立秋(りっしゅう)」です。立春からちょうど半年経過して、暦上では秋が始まります。
 「秋が立つ」といっても、まだまだ真夏のまっ盛りで、どこにも秋の気配は感じられません。真夏日や熱帯夜はこれからもずっと続きます。
この日を迎えるとマスコミでは「暦の上では秋ですが・・・」というアナウンサーの紹介で、北海道や高原から「秋の訪れ」を報道してくれます。言葉の上だけでなく、目や耳に涼しさを訴えてくれますよね。 だからこそ、涼しい秋の訪れというのは喜しいものです。

立秋②
暑い日が続いていても、空には秋の兆しが見え始めます。もくもくと盛り上がるような夏の雲の上に、箒で掃いたような秋の雲が見え始めます。
立秋を境に南高北低型の夏の気圧配置も次第に崩れ、ふとした瞬間に涼風を感じるようになります。太平洋高気圧の勢力も衰え始めると海にはクラゲが大量に発生してきます。波間にプカプカ浮かぶクラゲに刺されると一瞬ビリッときます。私も何度か刺されたことがあり、暫く麻痺状態になります。慌てず触手(針)を抜いて海水で洗い流すと徐々に回復してきます。

立秋③
上の写真は昨日8月4日の積乱雲です。この1時間後には突然豪雨となり、屋根瓦を叩きつける雨滴は乾いた地面をえぐりとるような勢いでした。この集中豪雨も僅か10分後には止み、あたり一面には青空が戻ってきました。まだまだ空は夏を蓄えているようです。

紺碧色をした夏の海は穏やかで、時には白い波濤を岩に打ち砕いてくれます。隙間を走り抜けるように観光船が清涼感を漂わせます(冒頭写真参照)。

立秋④
街の公園では親子連れが水と戯れ、暑さを凌いでいます。

立秋とはいえ、残暑の厳しさはこれから。暑さを無事に乗り切りたいものですね。


二十四節気 立秋(りっしゅう)◇
二十四節気十三番目の節気。8月7日および処暑(8月23日)の前日まで。
暦便覧は「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」
立春から数えて二十四節気の後半。この日から立冬の前日までが秋となる。
◆立秋の七十二候は次の通り。
第三十七候(立秋初候)8/7~8/11涼風至(すずかぜ、いたる)
涼しい風が吹き始める時季。暑いからこそ、ふとした瞬間に涼を感じる。
第三十八候(立秋次候)8/12~8/16 寒蝉鳴(ひぐらし、なく)
寒蝉(ひぐらし)が鳴きはじめる時季。
第三十九候(立秋末候)8/17~8/22 蒙霧升降(ふかききり、まとう)
濃い霧がまとわりつくように立ち込める時季。


今日の独りごと

今日の独りごと805先日8月2日、宮古港に海上自衛隊の潜水艦「うずしお」が寄港しました。潜水艦が入港したのは平成16年以来10年振りだそうです。海上に見る潜水艦の姿はまさに鉄のくじらでした。
2000年に就役した「うずしお」は定係港が横須賀で、排水量は2750トン。全長82.0m、全幅8.9m、水中速力は水上12kt、水中20kt、潜航限界深度は600mから650m程度。また「うずしお」は水中発射管一式を装備し、船体全部を感知部としており、探知追尾性能が格段に向上しているようです。さらに新型の戦闘情報処理システムも搭載し、攻撃能力も高められたそうですが、これらの装置は発揮しないことを願うだけです。
護衛艦や潜水艦のことを書くと、どうも攻撃のことに結びつけてしまう傾向があります。センスイカンですね(笑)。





参考サイト:水と生きるサントリーNPOPTPL日々是活き生き暮らし歳時記、nifty

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夏の風情を残しながら立秋

進化するコンビニのPB商品
先日東北、北陸の梅雨も明け、日本列島足並みを揃えて夏へと突入しました。早速梅雨時の肌寒い気温も軒並み上昇。東北の短い夏の風物詩、ねぶた祭りや竿灯祭りに6日からの仙台七夕祭りが加わってヒートアップしています。今年のねぶたには高さ23mもある大型山車も登場するなど祭りは盛り上がっています。
一方では熱中症を恐れ、遠出のレジャーを避け、近場のコンビニで買い物を済ませている方も増えているそうです。今やコンビニはデパートや大型スーパーを凌ぐ勢いで人気上昇。近い、安い、便利に加え、種類が豊富。食品メーカーとの協同によるオリジナルスウィーツの販売、地元農家との提携によるカット野菜や手頃な価格のチルド惣菜など、プライベート・ブランド(PB)商品の豊富さ。一人暮らしの若者や高齢者、働く主婦の買い物などで重宝がられているようです。コンビニの中には独自のカフェも併設し、美味しいコーヒーが飲めるなど、まさにコンビニの大革命ですね。

赤とんぼ

残り短い夏から深まりゆく秋へ
さてさて、夏祭りやコンビニで熱くなってきた季節ですが、実は暦の上では夏ももう後僅か。8月7日は二十四節気の立秋です。最近梅雨が明けたばかりの地方では理不尽でもありますが、これからは日増しに暑い中にも吹いてくる風や雲の形に秋の気配をほのかに感じてくる季節となります。
暑中見舞いが残暑見舞いに変わり、蝉の鳴き声から秋の虫の鳴き声に変わります。秋の季語ともなっているお盆で先祖を供養する頃、夏の短い北国ではこの頃から涼やかな風が吹き始めてきます。

秋来ぬと 染まる山肌 燃ゆる色
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」と古今和歌集で藤原敏行が詠んでおりますが、秋も深まり、朝晩の冷え込みが厳しくなる時季です。夏が色濃く残っている今の時季はまだピーンときませんが、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降と秋の季節が巡り、作物が実りを結ぶ頃には、自然の山肌は秋色に染まりだします。
山間部など早いところでは9月上旬頃から紅葉が始まります。紅葉とは山々の木々が赤く葉を染めることですが、奈良時代は「黄葉」と書くのが通例でした。これは漢詩の影響によるもので、当時の中国では黄色く色づく木が多かったからといわれております。

秋を染める三色 赤・黄・橙
秋を染める色には赤、黄、橙の三色あります。
鮮やかな赤が美しい紅葉は代表的な樹木に楓やヤマツツジがあります。朝晩の冷え込みで葉の付け根にたまったブドウ糖などの養分が、太陽光に反応し紅葉となります。
黄葉の代表的なものはイチョウ、シラカンバなどで、日照時間が短くなり光合成の効率が低下することによって葉緑素が少なくなり、元々の黄色素が目立つようになったのが黄葉であります。同様にスギ、ブナなどは褐色素が強くなることで、一見枯れたように見えますが秋の山を彩る褐葉(かつよう)といわれています。
皆さんはどの秋色をお好みですか。

立秋から8月11日頃までの七十二候は第三十七候「涼風至(すずかぜいたる)」です。
秋の涼しい風が吹き始めるという意味ですが、実際にはまだまだ暑さが残っています。日が落ちると虫たちの涼しげな鳴き声が聞こえ始め、季節の移ろいが感じられる頃でもあります。


◇二十四節気 立秋(りっしゅう)のメモ◇
二十四節気13番目の節気。8月7日および処暑(8月23日)の前日まで。
◆立秋の七十二候は次の通り。
初候 第三十七候(8/7~8/11)涼風至 (すずかぜ、いたる)
秋風がはじめて立ちはじめる時季。
次候 第三十八候(8/12~8/16) 寒蝉鳴(ひぐらし、なく)
寒蝉(ひぐらし)が鳴きはじめる時季。
末候 第三十九候(8/17~8/22)蒙霧升降(ふかききり、まとう)
濃い霧がまとわりつくように立ち込める時季。





参考サイト:七十二侯がまるごとわかる本、テポーレトクトク便りVol.354
写真協力:写真素材-フォトライブラリー

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