日本の四季 夏至

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ニーズが高まる「豪華客船の旅」
ぱしふぃっくびいなす号
クルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」(26,594㌧)が6月21日、宮古港に寄港しました。
前日横浜を出港した「利尻島、礼文島5日間」のクルーズ。
梅雨入りとかさなったこの日の夏至。入港の午前10時には雨も持ちこたえ、
地元小学生が「七つ踊り」で歓迎のセレモニーです。
144名の乗客はオプショナルバスツアーで、復興の進む被災地を観光に。夕刻には青森へ。
青森港では北海道3日間の参加者と合流、春の花が咲き誇る利尻島、礼文島を
楽しんでいました。
最近人気が高まる豪華客船のクルーズ。内容的には納得のリーズナブル価格です。
後は長期休暇がとれるかどうかですね。ゆとりのレジャーを楽しみたいものです。
(平成29年6月25日:追記)



豊かな大自然からの濃縮な貰いもの、たのはた牛乳フェア
田野畑牛乳まつり
山あり、里あり、海もある陸中海岸の田野畑村で6月18日行われた、牛乳、ヨーグルト、アイスクリームを中心にした乳製品フェア。工場見学や骨密度測定、利き牛乳&利きヨーグルトなど楽しいイベントの中で、良質の生乳を使った濃縮な「たのはた牛乳」、甘さ控え目で乳酸菌をたっぷり含んだ「たのはたヨーグルト」、滑らかで口触りがいいアイスクリームなど、田野畑村特有の自然の恵みをたっぷり味わってきました。
普段はスーパーで何気に買って飲んだり食べたりしてますが、青空の下で見るおなじみの乳製品には親しみがあります。しかもスーパーで買うより大分お安くなっておりました。まとめ買いすればよかったな。謙虚にヨーグルト(400g)1個だけでした。
来場者サービスでは牛乳(200ml)とアイスクリーム(120g)のどちらか一方かと思ったら、両方プレゼントでした。鷹揚ですね。その場で食した高級江刺りんごを原材料にしたアイスクリームは、思ったほど甘くなくなめらかな食感でした。
ご希望の方は楽天市場の「ネットショップたのはた」でも取り扱っているようですよ。
(平成29年6月20日:追記)



戦場ではありません 岩手山麓での訓練です
岩手駐屯地60周年記念行事
陸上自衛隊岩手駐屯地創立60周年記念行事が6月11日、滝沢市の同敷地内において行われました。岩手山と姫神山が対峙する風光明媚で広大な演習場では、記念式典をはじめ観閲行進や、ヘリコプターからの空挺降下、戦車を使った模擬戦など迫真の訓練が見学者を魅了しました。
岩手駐屯地は6年前の東日本大震災では災害派遣支援として被災地を連日訪れ、行方不明者の捜索や被災者の救助など、献身的で心強い活動をしてくれた部隊でもあります。
祝賀会では最近の南スーダンへの派遣部隊からの帰還報告もあったようです。
自然災害派遣、国際平和協力活動など約1600名の隊員は日夜厳しい訓練に励んでおります。
憲法を改正し自衛隊の存在を明記することで、危険地域への海外派遣が頻繁に行われる可能性もあります。岩手駐屯地に限らず、今後全国の自衛隊員の国際派遣が懸念されますね。
(平成29年6月15日:記)



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第十節気 夏至 げし      6月21日~7月6日

一年の中で最も昼間が長く夜の短い日で、日の出(日出)・日の入り(日没)の方角が最も北寄りになる時季をいいます。北回帰線上の観測点から見ると、夏至の日の太陽は正午に天頂を通過します。
冬至(12月21日頃)に比べると、昼間の時間差は4時間50分もあります。暦の上では夏にあたりますが、実際には梅雨でうっとうしく、長い昼の実感を味わえません。この頃の早朝は4時前に明るみ出し、夕方7時過ぎでもまだ薄明るさが続きます。このため、夏至は別名、日永(ひなが)とも呼ばれています。
北海道へ行くにしたがって、昼の割合が大きくなり、太陽が1日沈まない北極圏では全域で白夜になります。逆に南極圏では全域で極夜になります。白夜を経験された方のお話では、朝はなくずっと明けたままで地表が温められ温度が上昇、暑苦しく、しかも蚊が大量に発生するそうです。
北欧ではこの日を特別な日として各国で盛大に夏至祭を行ないますが、日本で夏至祭を楽しむ風習はあまりありません。梅雨寒などで気温の上昇が抑えられながらも、恵みの雨によって草や木が緑を深くして行くのがこの時季です。
まだ梅雨入り宣言されてない東北地方。昨年は13日でしたが、今年は遅れている模様です。くるべきものは早急に来てほしいですね。気が落ち着きません(笑)。



※次の二十四節気は7月7日の「小暑」です。7月1日頃更新を予定しております。



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第二十八候 乃東枯 なつかれくさかるる       6月21日~6月26日

夏になると黒く枯れていく「夏枯草(かこそう)」。別名「靫草(うつぼくさ)」とも呼ばれ、田舎の日当たりのいい田んぼの畦や草地で見かけることができます。冬至の頃に芽を出すこの草の花期は6~8月頃。それを過ぎると花は枯れ、黒色化した花穂が夏枯草と呼ばれる由縁のようです。他と違った生命活動をするところから乃東枯として、七十二侯に取りいれられたと推測されます。枯れた花穂は漢方として用いられます。
この時期の言い伝えとして、ある地方には、「夏至はずらせ 半夏(はんげ)は待つな」という言葉があります。半夏とは、夏至から11日目のことで、田植えは夏至より少し遅く、半夏よりは前に終わらせようという習わしのようでもあります。


第二十九候 菖蒲華 あやめはなさく        6月27日~7月1日

稲作には水が必要で、雨を望む農家ではあやめの開花を見て、梅雨を知ったといいます。この頃を江戸時代には菖蒲華(あやめはなさく)と呼んでいました。どちらも優れていて、選択に迷うことを「いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」と表現しますが、現在の菖蒲華頃には開花時期を終えています。むしろこの時季は、紫陽花(あじさい)が梅雨の花に相応しく、その見事な花を開いています。
「紫陽花や きのふの誠 けふの嘘」と正岡子規が詠んでいますが、白に始まり、青、紫、淡紅と色が七変化していく紫陽花は、人の心の移ろいやすさに例えられているようです。


第三十候 半夏生 はんげしょうず         7月2日~7月6日

七十二候の半夏生は中国から伝えられたもので、七十二侯から取りいれられた雑節の半夏生は日本の生活に必要なものとして独立して暦に組み入れられたものです。
「半夏生」は半夏という植物が生える日。この日は天から毒気が降り、地上に毒が満ちる日とされていました。このためこの日に採った山菜や野菜は食べてはならないとか、井戸から水を汲んではいけないなどの言い伝えもあります。
この頃に降る「半夏雨」(はんげあめ)は、梅雨の後半にあたり大雨になることがあります。この日までに農作業を終え、この日から5日間を休みとするところでは、勤勉な農民に対する骨休めとしたのかもしれません。


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大地を踏みしめて

馬力大会①

民話の故郷でも知られる遠野にはもう1つ伝統の文化があります。「南部曲り家」で馬と人間が共存した馬産地の遠野では、山から木を切り出す地駄引きの技術が踏襲されてきました。最近では馬を主体とした地域活性化を目指し、農耕馬や乗用馬の育成に力を注いでいます。
馬の文化でもある農耕馬の力比べをする馬力大会が、ここ遠野で毎年開催されております。
今年で第41回を迎える「東北馬力大会 馬の里遠野大会」には県内をはじめ、青森や宮城から33頭が出走し、6月26日に行われました。

馬力大会②
レースは馬の年齢や体重別によって積載量の違うソリを引いて走ります。一流馬班の最後のレースでは260貫、975㎏のハンディを引き、150mの距離を7分の制限時間内に走り抜けます。
260貫というと、おそらく大人が10人掛かっても持ち上げられない重さです。その上、途中2.5mの小高い丘の難所を乗り越えなければなりません。農耕馬にとって凄い過酷なレースです。

馬力大会③
「それっ」の掛け声と共に引き手の鞭が打たれると、馬はひずめを大地に食い込ませ、渾身の力を込めて一歩ずつ坂を上りつめます。約1トンの馬体を誇る馬と引き手との呼吸が合わないと上りきれません。制限時間オーバーでリタイヤしていく馬が続出します。

難所を必死に乗り越えようと引き手が打つ鞭に、たてがみを振り乱しながらも表情1つ変えず、顔を天に向けていななく馬の姿には悲壮感が漂っていました。決していじめでないことは確かなんですが、馬への同情の念が湧いてしまいます。これも競走馬の宿命なんでしょうか。
中央競馬など最後の直線コースで、騎手の鞭が入る場面とは訳が違います。

馬力大会④
この日は前日の雨でコースがぬかるんでおり、思うように走れなかったかもしれません。引き手と息がピッタリあって難所を乗り越えた馬はゴール目指して突っ走ります。

馬力大会⑤
レース後は馬主さんから労いの言葉がかけられました。馬主と飼い馬の固い愛情なんでしょうね。レース中のあの悲痛な姿も、一仕事終えたここでは普通の飼い馬のように柔和な農耕馬に戻っていました。







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東北唯一の平庭闘牛大会

年3場所行われている岩手県久慈市の闘牛大会。
今年の闘牛の幕開けとなる「全国闘牛サミットin久慈大会」が、6月12日平庭高原の闘牛場において開かれました。
闘牛は新潟や沖縄、鹿児島、愛媛などでも行われていますが、東北で行われるのは唯一ここ平庭高原だけ。

①闘牛大会

昔、沿岸と内陸を結ぶ野田街道通称塩の道で塩と鉄などを物々交換しており、その時の交通手段が日本短角牛だったのです。
短角牛は赤べこともいわれ、丈夫な体に穏やかな性格が特徴です。群れをなす牛は強いものに従属する習癖があり、そのリーダーを決め、群れを統率するため角突きが行われていました。これが平庭闘牛の起源なんですね。
険しい山間地を乗り越え、物資を運んだ塩の道のコースに平庭高原があったところから、昭和35年ここ平庭高原で最初の闘牛大会を催すことになったんですね。

この日の闘牛大会には闘牛の本場でもある新潟県や沖縄県、鹿児島県からも参戦し、32頭が角を突き合わせました。横綱クラスの闘かいになると両者共1トンを越す体重でぶつかり合い、ガツン、ガツンと重い地響きにも似た迫力があります。

②闘牛大会頭と頭を合わせ、角をがっちり組み合わせています。力いっぱい押し合ってる感じですね。前頭クラスの両者ですが体重は700~800㎏、合わせて1.5トンもあります。
闘牛を駆り出す勢子(せこ)の「さ~、さ~、行け~」の気合で熱が籠ってきました。

③闘牛大会手前の牛から仕掛け始めました。
真正面から相手の角を左右に払いのけながら、額を攻めている感じです。
勢子の動きも素早くなってきました。油断をしていると1.5トンを超す闘牛に押し倒されてしまいます。


④闘牛大会押された牛も力を入れ直して押し返し、両者小康状態に入りました。
少し動きの止まった両者に、勢子から再度の気合い。「さあ~、行け~」。




⑤闘牛大会お互いの動きを牽制し、次の作戦を考えているのでしょうか。角合わせの状態が続いております。
この日3000人を越す観衆から「行け~、行け~」などと、多くの女性ファンからも声援が飛んでいます。



⑥闘牛大会次の瞬間、手前の牛が仕掛けました。
自分の角を相手の角にあてがい、力でねじっているようです。まさにねじりという技のようです。
力のこもった激しい動きに土煙が上がり、両者一歩も引けを取りません。

⑦闘牛大会この日の暑さのように観衆にも熱気が籠もり、やんやの拍手喝采が闘牛場内に響き渡ります。
勢子の動きも活発になり、場内を右に左に走り回ります。




➇闘牛大会時間にして僅か数分。攻防が続く中で、両者の息遣いが伝わってきます。
闘牛の寿命は15~6歳といわれておりますが、この一番は7,8歳同士、中堅どころです。最高のパフォーマンスを演じてくれました。


⑪闘牛大会
最後は両者土俵の中央に戻り、突き合わせの状態に。ここで、勢子から手が上がり、戦いを終了。両者引き分けです。
手に汗を握るようないい戦いでした。再び観衆からは拍手とねぎらいの声が飛び交いました。「よくやった」「頑張った」。
平庭闘牛の場合は勝負を付けず、引き分けが原則です。怪我をさせてはならないという飼育家への配慮でもあるようです。


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