二度と戻りたくない「戦後70年」

8月15日は70回目の「終戦の日」です。日本武道館では全国戦没者追悼式が、天皇皇后両陛下や安倍首相をはじめ、遺族ら約7000人が参列し行われました。
天皇陛下は「さきの大戦に対する深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い」とお言葉を述べられ、安倍首相も「戦争の惨禍を決して繰り返さない。そして、今を生きる世代、明日を生きる世代のために国の未来を切り拓いていく。そのことをお誓いいたします」と、式辞を述べられました。
終戦から70年を迎え、参列する遺族の世代交代が進んでいて、戦没者の妻は14人と、これまでで最も少なくなった一方、戦後生まれは1109人と、初めて2割を超えました。

150815煙突

終戦の日を前に広島と長崎で、それぞれ原爆犠牲者の平和記念式典が行われましたが、原爆が投下された後、8月10日にはここ東北の小さな漁港にも空襲がありました。
市内最大の工場である精錬所の煙害防止のために作られた160mの巨大煙突やJR山田線宮古駅、日本最東端にある魹ヶ崎灯台などがグラマンの標的となり、500ポンド爆弾2発、ロケット弾2発が撃ち込まれました。

150815鉄橋150815弾痕跡
さらに20機程のグラマンはJR山田線の鉄橋を爆撃。機銃掃射を受け、50数発の弾痕跡のうち10数発が圧さ9㎜の鉄板を貫通しました。穴の直径は20㎜位あり、その威力の凄さが伝わってきます。この爆撃によって列車は運行を一時停止。鉄橋近くのトンネルに避難していたそうです。爆撃を受けたJR線の鉄橋は先の東日本大震災で流失しましたが、弾痕跡の残るその一部は保存されており、今でも見ることができます。
この日の空襲は港湾、鉄道、工場が目標だったようです。実際は学校なども狙われ、子ども、老人、主婦などが死亡しており、無差別攻撃だったようです。この日の犠牲者は13名、記録に残っていない死亡者も含めると、その数はもっと膨れ上がるようです。

150815展示品
150815飯盒150815国民服
働き盛りの男たちは兵隊に取られ、戦時中の市民の生活は貧しかったようです。残された主婦や老人たちが山間部にある小さな畑を耕し稗、そば、麦などの雑穀を作って食べていたそうです。
戦時中の衣類は国防色の上着とズボンを着、帽子を被っていました。女性は着物の上から「もんぺ」を履き、何かの集まりがあるときはその上に白い割烹着を着ていました。年配の男性や子どもは着物に股引きを履いていたようです。

8月15日の終戦は、ラジオがなかったので、玉音放送を聞くことも出きず、戦争が終わったことも知らないで過ごしていたそうです。その方は何で終戦を知ったかは記憶にないようですね。
また戦地で終戦を迎え、詔勅(しょうちょく)をラジオ放送で聞いた兵隊さんは大騒ぎだったようで、毎晩悔しがってぶどう酒を飲んでいたそうです。

今回は8月15日の終戦記念日ということで、歳時記の主旨ではないのですが、地元の戦時中の悲惨な生活を振り返ってみました。
いま安保法制の審議などで国会は紛糾していますが、このような悲劇は二度と繰り返してはいけません。戦争に巻き込まれないよう、国も我々もしっかりと冷静に判断していきたいものです。


二十四節気 立秋(りっしゅう)◇
二十四節気13番目の節気。8月8日および処暑(8月23日)の前日まで。
暦便覧は「初めて秋の気立つがゆえなればなり」
暦の上では秋となるが、残暑はなお厳しい。高原からは秋のたより。
◆立秋の七十二候は次の通り。
第三十八候(立秋末候) 8/18~8/22 蒙霧升降(ふかききりまとう)
森や水辺に白く深い霧がたちこめる頃。朝夕のひんやりとした心地よい空気の中、深い霧が幻想的な風景をつくりだします。


今日の独りごと

今日の独りごと08158月14日、宮古港開港400周年を記念して海上花火大会が開かれました。当日はスタート直前から降り出した生憎の雨で、折角の花火が台無しです。
宮古湾海上花火大会は毎年開催されているもので、今年が第48回。7月25、26日に行われた夏まつりの締めくくりとして行われました。海上から打ち上げられる花火が夏の夜空に舞い、祭りは最高潮に盛り上がるはずだったんですが、無情にも空から舞い落ちるのは冷たい雨。
お盆の帰省でゆっくり田舎を楽しもうと出かけた浴衣姿の見物客も、あまりの寒さに途中から退散。閑散とした花火大会になってしまいました。しようがないですね。こんな年もあります。来年は星空の下、華麗な大輪を見たいものです。


参考サイト 暦生活TBSnewsI、読売新聞岩手版




テーマ:実用・役に立つ話
ジャンル:趣味・実用

1月季節の名字ランキングは「鏡」さんに

日本で一番多い名字は何だかご存知ですか。1番目が佐藤で、2番目が鈴木と言われています。しかし世の中には読めない名前、珍しい名前もしばしばみかけますね。皆さん岩手県知事の名前ご存知ですか。そうです、達増拓也さんです。じゃ、なんとお呼びしますか。「たっそたくや」とお読みするんですね。はじめ「たつまたくや」だと思ってました。沖縄県知事も読みにくいお名前です。「仲井眞弘多」、「なかいまひろかず」というんですね。(詳しくは→全国知事会をご覧ください)
そうかといえばスポーツ界では読みにくいのが、横浜DeNAの「筒香嘉智」選手。「つつごうよしとも」と読むのだそうです。他にも史上最高齢でオリンピック代表になった馬術の法華津寛(ほけつひろし)選手や金本知憲(かねもとともあき)さん、岡田彰布(あきのぶ)さんなども正確に読めないですね。芸能界ではもっとわかりません。蛭子能収(えびすよしかず)、内村光良(うちむらてるよし)、九十九一(つくもはじめ)。皆さんご存知でしたか。

名字

人名だけではありません。岩手県のJR線にはこんな駅もありました。山田線の花原市(けばらいち)駅や吉里吉里(きりきり)駅、岩泉線の押角(おしかど)駅、釜石線の似内(にたない)駅、大船渡線の陸中門崎(りくちゅうかんざき)駅と陸前矢作(りくぜんやはぎ)駅、花輪線の大更(おおぶけ)駅などは読めないですね。
皆さんの地域にも難解な駅名、地名がありますでしょう。

今回は歳時記に関連する難解な珍名、奇名を探してみました。
四季の中で冬さんは見当たりませんでしたけど、春(はる)さん、夏(なつ)さん、秋(あき)さんがお揃いです。正月(しょうげつ)さん、元旦(がんたん)さん、元日田(がんじつだ、もとひだ)さん、十二月田(しわすだ)さん、四日(よっか)さん、三十日(みとうか)さん、四月朔日(わたぬき)さん、六月一日(うりはり)さん、八月一日(ほずみ)さんなどもおられました。さらには注連(しめ)さん、七夕(たなばた)さん、早月女(そうとめ、さおとめ)さん、冬至(とうじ)さん、入学(にゅうがく)さん、七五三(しめ)さんなどもいらっしゃいます。
冠婚葬祭でいえば四十九日院(しるしいん)さん、玉串(たまぐし)さん、神殿(こどの)さん、合掌(がっしょう)さん、仏(ほとけ)さんもおられます。

日本の名字は30万種類あるそうですが、珍しい名前だけでも相当な数になるでしょうね。
中には生江さんという方がいて、「あなたのお名前は?」と聞かれた時、「なまえです」と答えたという笑い話もあります。新妻さんという名前は新婚さんにとって最高の名前ですよね。逆に怖い名前も困るでしょうね。よく鬼頭さんというお名前は、節分の例に出されるんですけど、そのご自宅の豆まきには「鬼は外」とは叫ばないそうですね。「赤鬼」さん、「青鬼」さんというお名前もありましたけど、こちらでも「福は内」だけなんでしょうかね。
1月の季節にまつわる名前のランキングでは「鏡」さんが最も多く、続いて「羽根」さん、「祝」さんの順でした。やはり正月のイメージが強いようです(集計結果は→名字由来netをご覧ください)。

ところで珍名・奇名は改名できるのでしょうか。
改名手続きをするには家庭裁判所に行き、申請用紙に必要事項を記入し受理してもらいます(申請はインターネット上からも可能です)。受理後、1ヶ月以内に家庭裁判所で審判を受けます。審判が認められた証明書(許可証)を持って役所に届け、戸籍の変更をすることができます。
改名の申請には 1)永年通称名として使用した場合。 2)書きづらく読みづらい場合(奇名、珍名を含む) 3)女性でありながら男性と間違われたり、又はその逆の場合。 4)神官や出家して僧侶になった場合 5)結婚などで家族と同姓同名になった場合。 6)伝統芸能や商売上で襲名した場合。 7)精神的苦痛を伴う場合 (最近はこのケースが多い)などと言った正当な理由が必要です。姓名判断の理由などでは通用しないということですね。(詳しくは→戸籍名の変更と申請をご覧ください)






参考サイト:Wikipedia、こよみのページ漫歩マンのホームページ、Ryobi Express コラム

FC2ブログランキング・人気ブログランキング参加中!
 人気ブログランキングへ
↑ポチッと、お願い。↑

テーマ:実用・役に立つ話
ジャンル:趣味・実用

復興祈願!鮭・あわびまつり再開

去る11月24日、地元特産で今が旬の鮭とあわびの味を楽しんでもらおうと「鮭・あわびまつり」が岩手県内では漁獲量が最も多い、宮古市の田老地区で開かれ、大勢の人でにぎわっていました。

あわびまつり・鮭つかみどり(男)
毎年行われている「鮭・あわびまつり」ですが、地元の田老漁港が昨年の大震災で被災したため、今年は2年ぶりに近くの中学校の校庭で再開されました。会場には朝早く近くの仮設住宅からお見えになった来場者などで、水揚げされたばかりの新鮮なあわびの即売、串刺しにされた秋鮭の炭火焼販売に長蛇の列ができました。
今にも雪が降り出しそうな悪天候の中、熱々に煮えた鮭汁の無料サービスは、1000杯の予定がアッという間に終了、500個限定500円の復興鮭弁当も即座に売り切れでした。
今が旬の新鮮な魚介類は地元でも人気が高く、あわびはキロ8000円で飛ぶように売れていたようです。私が会場に到着した時は既に用意された300kgが完売。熱のこもった販売シーンを見ることができませんでした。

あわびまつり・鮭串焼き あわびまつり・鮭つかみどり(女)
鮭を切り身にし、竹に串刺してその場で炭火焼した串焼きを求めて長蛇の列。4台の急造囲炉裏ではさばき切れなかったようです(写真左)。大型いけすで泳ぐ鮭をつかみ取り。女の子も元気よく追い掛けておりました(写真右)。小さな男の子は肩くらいまである鮭を捕まえ、あまりの重さに係員に手伝ってもらっていました(写真上)。

あわびまつり・鮭釣り あわびまつり・復興娘
こちらでは鮭の釣り大会。発泡スチロールで作られた鮭を釣りあげる子供たちは真剣そのもの。釣りあげた子供はニンマリ(写真左)。この秋誕生したミス宮古の佐々木日和さんも駆けつけ、魚介類の販売や無料サービスに一役(写真右)。

あわびまつり・鮭汁 あわびまつり・鮭弁当
鮭の身がたっぷり入った鮭汁を1000食分無料サービス(写真左)。冷えた身体に美味しい鮭汁、朝から詰めかけた来場者で、またたく間に終了です。代わって昼からは鮭弁当の限定販売(写真右)。イクラと鮭の切り身1コのシンプル弁当ですが、復興弁当と名付けられ、たちまちにして売り切れ。30分位行列に並んでやっと手に入れました。苦労して入手した弁当は、美・味・し・い(笑)。

あわびまつり・新巻
会場内は地元漁港内で水揚げされた魚介類のオンパレードでした。
天日干しで加工された秋鮭の新巻(あらまき)。1本2300円位から3500円位まで。それでも市価より格安のお値段で売られておりました。新巻は、鮭や鱒を食塩で塩蔵したもので、荒巻ともいいますね。一般的な塩鮭よりも塩分が少ないことから比較的貯蔵性が低く、冷蔵して保存しているようです。

あわびまつり・あわび あわびまつり・イクラ
あわびは300kgの限定販売(写真左)。朝からの一斉販売で僅か30分の完売。海の高級品は引く手あまたです。刺身、ステーキ、バター焼き。最高の珍味を味わってみたかったですね。ということで写真は借りものです(アセ)。
この日のイクラは300g2000円(写真右)。イクラは鮭の魚卵で、筋子の卵巣膜を取り除いた産卵前の卵ですね。一般的には加熱加工せず、塩漬けや醤油漬けにして食べます。これもまた高級品ですね。イクラ丼が食べたくなってきました(笑)。

あわびまつり・セイダガレイ あわびまつり・ゾーリガレイ
そして店頭を賑わすセイダガレイ1500円(左)、ゾーリガレイ300円(右)にヤナギガレイ450円(下左)のカレイトリオ。あまり聞き慣れない名前ですが、セイダガレイは正式にはサメガレイ。煮ても焼いてもムニエルでもよし。カレイの中では高級品ですね。ゾーリガレイは正確にはミギガレイと呼ばれ、小型の干し魚で味わい深い味覚があるそうです。ヤナギガレイはヤナギムシガレイともいわれ、カレイの中で最も美味と評され、高級カレイの代表選手みたいなものですね。

あわびまつり・ヤナギガレイ あわびまつり・スルメイカ
当日朝釣りあげたばかりのスルメイカ(写真右)。1杯200円。よく見かけるイカですが、地方によってはマイカ、マツイカ、バライカなどとも呼ばれているようです。昔から親しまれてきた食材のひとつで、煮てよし、焼いてよし、生でよし、さらに干物にしてすこぶるよしと、庶民生活には欠かせないスルメイカですね。

あわびまつり・田老漁港 あわびまつり・観光バス
地元出身の演芸タレントのステージがつづく中、会場を後に近くの田老(たろう)漁港を見てきました。
田老という地名ご存知でしょうか。ここ田老は明治29年と昭和8年、相次ぐ津波で大被害があったのを受け、昭和33年、海面高10mの大防潮堤を完工。当時は日本最大の防潮堤であったにもかかわらず、昨年の東日本大震災で津波はこの防潮堤を軽々と乗り越え、町を一呑みにしてしまいました。市街は壊滅状態でした。やはり立派な防潮堤があるという安心感があったのでしょうか。
写真は復旧した田老魚市場で、一部営業が再開されていました(写真左)。かろうじて残った防潮堤の一部に登り、被災した町内や港内を眺望する観光客も、いまだ足が絶えないようです(写真右)。







FC2ブログランキング・人気ブログランキング参加中!
 人気ブログランキングへ
↑ポチッと、お願い。↑

テーマ:地震・災害対策
ジャンル:ライフ

日めくりカレンダー

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

カテゴリー

最近の記事

ブログ内検索

FC2カウンター

QRコード

QRコード

CREDIT

top