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陸中の名産「ウニ瓶」

いま、陸中海岸では新鮮な海産物が美味しい時季です。陸中海岸のどこの漁港にもウニ漁など、小型漁船(サッパ船)を使用して漁をする漁師さんで活気づいています。
先日7日に行われた「元祖サッパ市」では口開け(くちあけ・解禁)したばかりの新鮮なウニや魚介類がサッパ船に載せられ、来場者の目を楽しませてくれました。
サッパ市①


ウニの美味しい時期は5月下旬から7月いっぱいまでなんだそうです。各漁師さんはサッパ船に乗り、口開けと同時に各自のポイントで漁を行ないます。主に下の写真のような箱メガネを使い、その次の写真のような長~い、たも状の棒で殻付ウニを獲り、自分の船に水揚げします。今でこそサッパ船も船外機が付き便利になったようですが、ベテラン漁師さんはポイントに到着するとエンジンを止め、人力での櫂(かい)に切り替え、櫂を漕きながら移動して漁をするんだそうです。
波で揺れ動くサッパ船から海中のウニを長~い棒で獲るとなると相当な経験と技術が必要ですね。漁師さんも高齢化の波が押し寄せ、持病の腰痛に耐えながらウニ漁を頑張っているようです。
サッパ市②

サッパ市③


ウニ漁には時間と水揚げ量に制限があるそうです。各漁協によって多少違いますが、約3時間程度でカゴひとつ分の水揚げ量などと決められているようです。水揚げ後は、各漁師さん自身でむき身作業を行い、加工業者が入札するのだそうです。
漁師さんによってはこのむき身作業が苦手だという方もいるとか。分かるな~、地道な作業ですもの。この日のサッパ市では漁師さんが行っているウニ漁を理解しながら楽しんでもらおうという趣向だったようです。
サッパ市④


加工業者は焼きウニ、塩ウニあるいは瓶詰めなどに加工します。特に陸中の生ウニは瓶詰めパッケージで売られています。鮮度を保ち、臭いを防ぐ効果があるからなんです。会場では1本(160g)3100円(税込)で売られていました。これはお買い得です。
また宮古の生ウニをバスや新幹線を利用し、水揚げ当日に首都圏で販売する初の実証実験が試みられました。費用対効果を見極め販売が開始されるようになれば、首都圏に居ながらにして新鮮な生ウニを水揚げしたその日のうちにご賞味できるようになりますよ。
サッパ市⑤


サッパ市ということで近くの漁港でサッパ船に乗り込み、おいしい魚介類を堪能してもらうのか。ちょっと危険なイベントだな。小さな船に大勢乗り込んで転覆でもしたらどうするんだろう、と思っていたんですね。それはただの杞憂で、大きな勘違いでした。サッパ船を陸に引き上げ船内で展示販売するということだったのですね(笑)。


ただ今の二十四節気は「小暑」です。詳しくは7月7日付の「日本の季節・小暑」をご覧ください。次の二十四節気は7月23日の「大暑」です。7月22日頃までにご案内いたします。

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