• 2017
  • 01/10
  • Tue

心に誓う二十歳の主張

170110成人式①

1月9日は成人の日。昔は「元服加冠の儀」でした。
全国の新成人は今年1月1日の記録で推計123万人。昨年から比べると2万人増えているそうです。
きらびやかな晴れ着の新成人が会場前で歓談しているのを見ると、遠い昔に成人した自分の姿が甦ってくるようです。
新成人が生まれた平成8年頃にはたまごっちやプリクラが流行し、猿岩石の無謀なヒッチハイクが話題を集めました。新成人は知らないかもしれませんが、我々には懐かしく思い出されます。

170110成人式②

170110成人式④
成人の日の前日に行われた地元宮古の成人式には、新成人672名のうち473名が出席。
午後2時から市民会館で行われた式典では各界からの祝辞が、そして新成人を代表して消防士の佐々木健光さんと大学生の佐々木真琴さんからは二十歳の誓いが力強く述べられました。

170110成人式③
東日本大震災で被災した三陸鉄道の復興や草野球チームに支援していただいたネスレ日本の槇亮次マーケティング部長からは、新成人に期待する祝辞がありました。
神戸にあるネスレ日本の本社も阪神淡路大震災では被災しており、同じ震災で被災した東北を何らかの形で支援できないものかと思案していたそうです。
たまたま津波で被災した三陸鉄道を知り、支援に乗り出したのがきっかけでプロジェクトを立ち上げ、地元に草野球チームを創設することになりました。そのチーム名もネスレ日本の商品「キットカット」にかけ、きっと勝つ「三陸鉄道キットドリーム」。マスコットの「バッファローマン」と共にチームを牽引しております。
祝辞では「こどもは4歳までに質問が多く、大きくなると分かったふりをして聞かなくなる」という話から、新成人への期待と願望を語ってくれました。

170110成人式⑥
この後ステージでは創立45年の地元山口太鼓が、振り袖姿で飛び入り参加した新成人と共に太鼓を演奏。会場内の新成人と共に成人式を祝いました。

太鼓の“乱れ打ち”で大人への仲間入り。巷では壇上への乱入などで式典に迷惑をかけた地域もあったようですが、こちらでは平穏に終了しました。

自己主張したい気持ちは分かりますが、解禁なったばかりの酒を飲み、暴走車を飛ばすなど、人に迷惑をかけるような自己主張はいけません。
自分1人で二十歳になったのではありません。育ててくれた方々や祝ってくれる方々に感謝し、冷静になってお互い気持ちのいい成人式を祝いたいものです。それが大人への入り口なのではないでしょうかね。

数十年前の成人式に多忙と共に晴れがましい席が苦手な私は出席しませんでした。その頃は粋がっていたのかもしれません。今振り返ってみると一生に一度しかない成人式に欠席したことを悔やんでいます。
今年の成人式でも約200名の方が欠席されております。仕事の都合や遠距離などそれぞれの理由があるかもしれませんが、人生の節目でもあるこのような式典には都合をつけてでも出席しておくべきです。
それと無謀な行為は相手を傷つけるばかりではなく、後々自分の馬鹿さ加減を恥ずかしく思う時が来るはずです。


下の<続きを読む>をクリックすると、二十四節気の「小寒」、七十二候の第六十七候から第六十九候までと小寒前後の「季節の彩り」をご覧いただけます。
ご興味のある方はごゆっくりご覧ください。



人気ブログランキングへ



二十四節気
上のバナーをクリックすると歳時記の概要をご覧いただけます。



第二十三節気 小寒 しょうかん                1月5日~20日

二十四節気小寒を迎える1月5日。
寒さが極まるとはいえ、寒気が最大になる前の小寒、「寒の入り」です。この日から立春前日までの約1か月が最も寒い「寒の内」。1年で最も寒い時季です。
寒の入りから、一定の間の天候によって「寒試(かんだめ)」という天気占いをする地方もあります。
麦の厄日とされる小寒から4日目の「寒四郎」、9日目は「寒九」といいます。この日に雨が降ると「寒九の雨」といい、その年は豊作という諺もあります。この日の水を汲んでおいて薬を飲むと良いともいわれ、凍り豆腐、寒天、酒、味噌など寒気を利用した食物が仕込まれるのもこの時期。
この間に出す「寒中見舞い」。年賀状を出し損なったり、返信が遅れた方は年始のご挨拶をしてください。
強烈な寒さの中、武芸の寒稽古が始まるのもこの頃。寒中水泳や厳寒の海峡に飛び込んで豊漁、豊作を祈願する寒中みそぎ祭も各地で行われます。
冬来たりなば春遠からじ。「寒」が終わって立春になる「寒明け(かんあけ)」はもうすぐです。

1年の中で1番寒いこの時季。身体を冷やさないようにし風邪をひかないでください。後1か月位の辛抱です。



七十二候IMG
上のバナーをクリックすると歳時記の概要をご覧いただけます。



第六十七候 芹乃栄 せりすなわちさかう        1月5日~1月9日  

空気が冷え、澄み切るようになり、芹(せり)がよく生育する時季。芹は春の七草のひとつで、冷たい水辺で育ちます。一箇所から競り合って生えていることから、芹(セリ)という名前になりました。寒さが最高になろうとしている中、自然の動きをしみじみ感じさせてくれます。
中国では「六日年越、七日正月」が一つの節目とされていました。
正月のお節料理やお雑煮を片付け、人日(じんじつ)の節句の1月7日朝には自然界から新たな生命力をもらい、無病息災で長生きができる七草粥を食べます。
古来からの風習であった若菜摘みと結びついた七草粥は正月の暴飲暴食で疲れた胃腸を癒してくれます。


第六十八候 水泉動 しみずあたたかをふくむ     1月10日~1月14日

地中では凍った泉の水が溶け、動きはじめる時季。
寒い時期ですが、春に向けて少しずつ動き出しています。
生命の躍動を感じさせ、何もない寒さが厳しい時季でも、土の下では春が用意されております。外を歩く人々の表情も厳しそうに見えますが、自然界は大きく、深く、ほんの小さな兆しを示しながら、春が来るのを待ちわびる時季でもあります。


第六十九候 雉始雊 きじはじめてなく         1月15日~1月19日

雉の雄が雌を求めて「ケーン、ケーン」と鳴き始める頃。
繁殖活動を始めるこの頃になると、春が近い証拠でもあります。この甲高い啼き声は都市部ではなかなか聞くことができません。山間の多い農村部で耳を澄ませば遠くから聞こえてきます。
鳴いていても、それが雉の鳴き声だと判別がつきません。野鳥の鳴き声を聞き分けられるようになると、少しだけ鳥に近づいたといわれます。



季節の彩り
四季の彩りを添えてまいります。




五節句 人日の節句 じんじつのせっく             1月7日

170105小寒④五節句の一つでありますが、9月9日の「重陽(ちょうよう)の節句」と共にあまり知られておりません。
人日とは、文字通り「人の日」の意味であります。
古来の中国では、正月のそれぞれの日に動物を当てはめて占いを行い、該当する動物を殺さない風習がありました。1日が鶏、2日は狗(犬)、3日は羊、4日は猪、5日は牛、6日は馬、そして7日は人でした。7日目のこの日を人の日(人日)として、犯罪者に対する刑罰は行わないようにしたのです。
人日の節句には諸説あるようですが、邪気を祓おうと七草の入った粥を食べ、一年の無事を祈ったことから「人日の節句には七草粥を食べる」と言い伝えられております。
詳しくは過去記事「蜩ノ記のロケ地になった南部曲り家」をご覧ください


雑節 冬土用 ふゆどよう               1月17日(2017年)

170105小寒② 炎暑の「土用丑の日」はよく知られていますが、冬の土用はあまり知られておりません。古くは「土王用事」とか「土旺用事」といい、雑節として四季に応じて年4回あります。本来、土の気が旺(さかん)である時期であるため、土を動かしたり、穴を掘ることを忌むとされ、また殺生も不吉とされています。
土用とは雑節と五節句とあわせ、二十四節気を補う季節の移り変わりを表す雑節で、それぞれ立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことをいいます。
2017年の冬の土用は入りが1月17日、開けが2月3日の18日間になります。建築業界などでは、この間の基礎工事、壁塗り、井戸掘りなどを避けるところもあるようです。庭の土いじりなども避けたほうがいいかもしれません。
詳しくは過去記事「雉の啼き声にみる春の兆し」をご覧ください。


七草粥 ななくさがゆ                  1月7日

170105小寒③ 七草粥を食べる習慣は、朝廷が七草粥を神前に供えて食べていた儀式で、七草の節句、七草の祝いとも呼ばれ、正月7日の別称でした。
昔、朝廷では米(こめ)、麦(むぎ)、稗(ひえ)、粟(あわ)、黍(きび)の五穀に小豆(あずき)、胡麻(ごま)を加えた七草を神前に供え、五穀豊穣を祈願していました。
平安時代になって春の七草である芹(せり→せり)、薺(なずな→ぺんぺん草)、御形(ごぎょう→母子草)、繁縷(はこべら→はこべ)、仏座(ほとけのざ→たびらこ)、菘(すずな→蕪)、蘿蔔(すずしろ→大根)の若菜をまな板に乗せ、七草囃子を唄いながらすりこ木や包丁でたたいて七草粥を食べるという行事が武家や庶民に広まったようです。こうした七草粥を7日の朝食べると万病に効くといわれ、正月のご馳走で疲れた胃腸をいたわる効果があったのです。
詳しくは過去記事「小寒は寒さのプロローグ」あるいは「1月7日朝食は胃腸に優しい七草粥を」「正月おもしろ雑学-2-」をご覧ください。


初詣 はつもうで  

170105小寒⑤ 初詣とは、その名の通り新年になって初めて寺社にお参りすることですが、有名神社仏閣への初詣は混雑を覚悟して行かなければなりません。昔は1月1日の朝、いわゆる元旦に参拝していましたが、現在ではその年1年の無事を守る年神様がおられる期間、いわゆる松の内までの間に行くようになりました。
門松や松飾りを飾っておく期間を松の内といい、この期間は年神様がいるという証しでもあります。本来は1月15日(小正月)までが松の内でしたが、現代では1月7日までというのが一般的になりました。ただし、関西地方では今でも15日までが松の内だと想定しているところもあるようです。
詳しくは過去記事「初詣おもしろ雑学」をご覧ください。


鏡開き かがみびらき                      1月11日

170105小寒⑨ 正月に年神様に供えた鏡餅を雑煮やおしる粉にして食べ、一家の円満を願う行事です。
もともと武士社会で二十日正月の1月20日に行われていましたが、3代将軍家光の忌日と同じためこれを避け、商家等に合わせました。11日の鏡開きには、男性は具足(鎧や兜)にお供えした「具足餅」を、女性は鏡台に供えた「鏡餅」を木槌で叩き割り、それぞれ雑煮にして食べたのです。この時、武家社会での「切る」は切腹を連想させるため、刃物は使いません。さらにおめでたいときに「割る」は縁起が悪いということで「運を開く」にかけて「鏡開き」と呼ぶようになったのです。
歳神様にお供えした鏡餅でつくられた雑煮や汁粉を食べることで、1年間病気をしないといわれています。
鏡餅は年神様が宿るところであり、鏡開きの前に食べてはいけません。年神様がお帰りになってから召し上がってください。京都では4日、15日に松の内が明ける地方では20日が鏡開きのようです。
詳しくは過去記事「年神様の力を授かった鏡開き」をご覧ください。


小正月 こしょうがつ                      1月15日

170105小寒⑩ 小正月は、正月の満月の日(旧暦1月15日前後)のことです。太陽暦が用いられるようになり、年初が元旦に移ってからも重要な正月行事は小正月に残るようになりました。
1月14日の夜を十四日年越しといい、小正月の朝には小豆粥を食べ無病息災を祈る地方もあります。女正月ともいい、お嫁さんが里帰りをしたり、年末年始に立ち働いた女性の多忙をねぎらいます。
1月1日の大正月、歳神や祖霊を迎える行事が多いのに対し、小正月は豊作や子供、女性に関わる家庭的な行事が多く見受けられます。
柳の木に紅白のお餅をつけた餅花(地方によってはまゆ玉ともいう)を飾って豊作を祈願していました。元服と言って現在の成人式にあたる儀式が行われたのもこの日です。
詳しくは過去記事「大切な正月行事は小正月に」をご覧ください。


どんと焼き                             1月15日

170105小寒➇ 焚き火女正月といわれる小正月には、野外で大きな火を焚く慣習が各地にあり、「どんど焼き」「左義長(さぎちょう)」「さいと焼き」などといわれております。左義長とは、小正月(正月十五日)、平安時代、宮中の清涼殿東庭で青竹を束ねて立て毬杖三本を結び、その上に扇子や短冊などを添え、陰陽師が謡いはやしながらこれを焼き、その年の吉凶などを占ったとされるところから三毬杖(さぎちょう)と呼ばれていました。
この日は正月の松飾りや注連縄、お札を焚き上げる煙と共に年神様が天上に帰って行きます。正月に書いた書初めが高く舞い上がれば字が上手になる、あるいはこの火で焼いた餅や団子を食べると風邪をひかないなどともいわれております。
どんと焼きで年神様を天上に送り返すことにより、正月行事も無事終了となります。
詳しくは過去記事「どんと焼きおもしろ雑学」をご覧ください。

その他正月行事についての雑学は下記からご覧ください。
「正月おもしろ雑学 -1-」
「正月おもしろ雑学 –2-」


成人の日 せいじんのひ                    1月第2月曜日

170105小寒⑦ 2000年制定のハッピーマンデー法によって1月の第2月曜日が「成人の日」となりました。
奈良時代の貴族社会、武家社会では男子が15歳になると、「冠」をかぶる「元服」が行われていました。これが現在の成人式のルーツです。女子も、15歳頃に「髪上げ」という儀式を行っていました。明治初期になると、男子は初めて褌をしめ、女子は初めて腰巻きを身につけたり、お歯黒で歯を染めたりしていたのです。
また各地では村単位で成人の儀式を行っていたところもあったそうです。それは年齢基準ではなく、「1日に60キロの柴を刈って12キロ売り歩いたら一人前の男である」などと、年齢に関係なくその行為が出来れば成人として認めるといったものだったようです。しかしこれらの儀式は、明治以降衰退してしまったそうです。
現在では満20歳になった男女を祝い、全国の市町村で盛大に成人式を行ないますが、そのルーツは1946年11月22日、埼玉県北足立郡蕨町において実施された「青年祭」でした。
詳しくは過去記事「寒中みそぎも行われる寒の入り」あるいは「小寒も祝福! 二十歳の誓い」「おめでとう!平成25年の新成人!」をご覧ください。


藪入り やぶいり                          1月16日

170105小寒⑥ 藪(やぶ)入りとは、かつて商家などに住み込み奉公していた丁稚や女中など奉公人が実家へ帰ることのできた休日のことです。今でこそこの習慣はなくなりましたが、1月16日と7月16日の年2回ありました。7月の藪入りを「後(のち)の藪入り」とも言います。
藪入りの習慣が都市の商家を中心に広まったのは江戸時代であります。もともとは嫁取り婚において嫁が実家へ帰る日だったとされますが、都市化の進展に伴い商家の習慣へと転じたようです。関西地方や鹿児島地方ではオヤゲンゾ(親見参)などと呼び、六のつく日だったことから、関西では六入りとも呼ばれてもいるようです。
第二次世界大戦後、労働基準法の強化により日曜日を休日としたことにより藪入りは廃れ、正月休み・盆休みに統合されるようになりました。今でも正月や盆の帰省ラッシュが続くのは藪入りの伝統かもしれません。
詳しくは過去記事「藪入りは年2回だけの公休日」をご覧ください。



関連記事

テーマ:岩手県
ジャンル:地域情報

日めくりカレンダー

カレンダー

01 | 2017/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -

カテゴリー

最近の記事

ブログ内検索

FC2カウンター

QRコード

QRコード

CREDIT

top