• 2016
  • 11/20
  • Sun

伝統文化の盆栽に降り積む小雪

161120盆栽

北国や山沿いでは初雪が舞い始める頃、すでに積雪が見られるところもあります。
旧暦10月の小春、この時季移動性高気圧に覆われる平野部では暖かくなることもあります。
小春日和の陽気に誘われ、市民文化祭に出展したミラクル盆栽。
日本の伝統文化でもある盆栽は、いま欧米で生きたアートとして人気が高まっております。
盆栽はアート、命のある、変化するアートとして捉えられており、
コンパクトにまとめられ、生きていてどんどん変化していくところに魅力が感じられるのでしょう。
風格ある木とともに日本文化を世界に根付かせたいところです。

11月22日は二十四節気の「小雪」です。



二十四節気
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第二十節気 小雪 しょうせつ                11月22日

11月22日からは二十四節気の二十番目「小雪(しょうせつ)」に変わります。
雪が降り始める頃。まだ積もるほどではないところから「小雪」と呼ばれております。
気温も下がり、「冷えるが故に雨も雪に也てくだるが故也」地上に舞い降りる季節になりました。
雪は地上の気温が3℃、上空1500m付近が-6℃程度になると降り始めるといわれております。
寒暖の違いはありますが、年々初雪が見られるのはまちまちで、北海道では通常10月には観測されます。冬とは言え高い山を除いては、まだ雪はさほど多くありませんが、朝、息が白くなってきます。
季節的には冬将軍がやってくると言われる時期ですから、北国ではコタツを出したり、石油ストーブを準備する家が増える頃でもあります。西日本では夏みかんを収穫する季節に入ります。

ここ宮古も区界峠には先日初雪の便りが届きましたが、沿岸一帯はまだまだ晩秋の季節です。紅葉の落葉が始まり、連日庭先の掃除が日課になってきました。
12月に入ると時折り厳寒によるしばれ雪が見られますが、積雪は年が明けてからになるでしょう。
北国はこれから長~い冬路を迎えます。

12月の声を聞くとクリスマス商戦と共に賑わうのが、お歳暮商戦でもあります。この時期どこの商店でもお歳暮コーナーが設けられ、多くの見本が展示されます。
最近ではインターネットショッピングの普及で贈る方も増え、歳末商戦もその様相が変わってきたようです。



下の<続きを読む>をクリックすると、七十二候の第五十八候から第六十候までと小雪前後の「季節の彩り」をご覧いただけます。
ご興味のある方はごゆっくりご覧ください。




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七十二候IMG
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第五十八候 虹蔵不見 にじかくれてみえず    11月22日~11月26日

曇り空が多くなる頃。陽射しが弱まり、虹を見ることが少なくなります。見ることができても、夏の空のようなくっきりとした虹ではなく、ぼんやりとすぐに消えてしまいます。
二十四節気清明の末候「「虹始見(にじはじめてあらわる)」とは逆に、日差しが弱くなり、空気が乾燥するこの時季は、虹が出る条件がまるでないということを現わした言葉です。季語に「冬の虹」があるように、雨上がりの暖かい日、どこか弱々しく、じきに消えそうな虹をたまに見ることもあります。
この頃になると高気圧に覆われ、平野部では暖かくなることもあります。この時季の晴れた日を小春日和と呼びます。新暦11月にあたる旧暦10月の異名を小春といい、春を思わせる気候だからなのでしょう。冬の季語には「小春空」、英語の「インディアン・サマー」などの言葉もあります。


第五十九候 朔風払葉 きたかぜ、このはをはらう   11月27日~12月1日

朔風(さくふう)が木の葉を払いのける時季。
朔風とは北の方角から吹く風のことで、冬特有の北風は落ち葉をも舞い散らせます。北西方向から吹く季節風は、日本海をわたるときに水分を持ち込んで山地にぶつかり、日本海側で多くの雪を降らせます。山を越えた太平洋側では乾燥した風に変わります。
上州では「赤城おろし」、茨城県の筑波では「筑波おろし」など、後背の山々から下降気流によって冷たい乾いた風が発生します。それが空っ風です。
北風が吹き荒れると気温もどんどん下降し、氷点下になることもしばしばあります。寒い冬、こたつに入ってぬくぬくしているのが一番ですが、どうしても外出しなければならないときは厚着を心がけましょう。


第六十候 橘始黄 たちばなはじめてきばむ       12月2日~12月6日

橘の実が黄色くなっていく頃。橘とはあまり聞きなれませんが、柑橘のことでいわゆる日本固有の香酸みかんです。日本原産で5~6月頃に白い花が咲きます。蜜柑の実より小さ目で、かなり酸っぱく食べられません。常緑樹であることから「永遠」を意味するとされ、古事記などではめでたい不老不死の実として扱われていました。
同じ柑橘系の蜜柑はこれからが旬。ビタミンC以外にも多くの栄養素が含まれ、骨粗しょう症の予防に効果的です。
ひと昔前の冬はこたつでテレビを見ながら蜜柑を食べるという生活スタイルでしたが、食べ過ぎると身体が冷えてしまうという逆効果もあります。


季節の彩り
四季の彩りを添えてまいります。


師走 しわす

161120師走小雪の後半は12月にかかります。師も忙しく走り回る師走です。
もともと旧暦の12月を指す言葉で、具体的には12月下旬から2月上旬頃を指すといわれております。
師とは誰のことかといえば、諸説ありますが、平安末期の「奥義抄」には「僧をむかへて経を読ませ、東西に馳(は)せ走るが故に、師走月といふ」とあります。また「日本書紀」には「十有二月(しはす)」、「万葉集」には「十二月(しわす)」とあり、古来から12月を「しわす」と呼んでいたようです。師走とは後世の当て字だったのです。
昔は各家で、その年内に犯し気づかなかった罪を悔い、年越し月の12月、その罪を消し去るため僧侶を招き仏名会(ぶつみょうえ)を行っていました。そのため12月は師が走りまわる師走(しはし)り月が師走(しわす)になったと言われているようです。
詳しくは過去記事「師走!! 年内犯した小さな罪を悔悟!」をご覧ください。


お歳暮 おせいぼ

161120お歳暮そもそも「お歳暮」は、お正月に先祖の霊を迎え、御魂祭りのお供え物や贈り物をした習わしが起源とされ、嫁いだり、分家した人がお正月になると親元へ集まりお供え物を持ち寄ったのが始まりでした。
昔は塩鮭、塩ぶり、数の子、するめ、餅などを年越しに必要なお供え物として贈っていましたが、現代では日頃お世話になっている方々への年末の挨拶となってきたようです。
本来ですとお正月の準備を始める12月13日の「事始めの日」から12月20日までの間に贈る習わしでしたが、最近では年末の忙しい時期をさけて早めに贈る方も増えています。
公職選挙法に抵触する方や虚礼廃止している企業への贈り物は十分ご注意ください。また先方が喪中であっても、お歳暮はお世話になった方への感謝のしるしですから大丈夫です。
詳しくは過去記事「お世話になったあの方に」をご覧ください。 


新嘗祭 にいなめさい

161120新嘗祭新嘗とは新しい穀物、米、麦、豆、あわ、きび、またはひえのことであり、その年に収穫したことを神に感謝する儀式であります。
もともとは秋の9月11日に神嘗祭(かんなめさい)、仲冬11月の最初の卯の日に相嘗祭(あいなめさい)、2番目の卯の日に新嘗祭(にいなめさい)を行うことになっており、宮中の儀式として、7世紀、皇極(こうぎょく)天皇の頃形が整ったといわれています。その後歴代天皇が仕切っており、天皇が即位した最初の新嘗祭を特に大嘗祭(おおなめさい)といっていました。
昔から神の子といわれた天皇の神事は当たり前のように伊勢神宮で行なわれていました。それまで宮中だけで行われていた儀式は、全国に広まり、民衆の間にも新しい穀物を神に供え、それを食べて収穫を祝うようになったのです。
詳しくは過去記事「気象衛星も小雪の初雪を撮らえられたかな」をご覧ください。 


年賀欠礼状 ねんがけつれいじょう

161120喪中近親者が死亡したとき一定期間喪に服することを忌服(きふく)といいます。
「忌」とは、死者のけがれを忌むことで、死者を出した身内は一定期間、日常生活から遠ざかり、身を慎しみます。この期間を「忌中」と呼び、遺族は喪服を着て家に閉じこもり、男はひげも剃らず、女は忌中髪を結って人と会うことなく、社会から遠ざかって過ごしました。「服」とは、喪服のことで、身内に死者があったとき、けがれた体を喪服に包んで、一定期間、行動を慎み、身を清める意味がありました。
「忌」と「服 」を含めて「喪」ともいい、その期間を「喪中」と呼んでいました。現在では、慶事、祝事、祭典、祭礼への参加や、公的行事への出席などは控える期間とされております。太政官布告によれば「忌中」は忌明けまで、「喪中」は1年間です。
相手方が年賀状を準備する前、遅くとも12月の初めまでには届くよう喪中のご家庭では年賀欠礼状を出しておきましょう。
詳しくは過去記事「喪中はがきは12月初旬までに」をご覧ください。


懐炉 かいろ

161120懐炉背中に貼り付けておくだけで約10時間、身体の暖をキープしてくれる懐炉。真冬のアウトドアをエンジョイする懐炉は真冬にはなくてはならないものです。
江戸時代からあった懐炉。当時は温石と呼ばれ、温めた石を布で包むだけの簡易な物でした。その後、改良され、江戸時代後期には灰式懐炉と呼ばれる懐炉の原型が登場。金属製の容器に木炭末と灰を詰めた物で、ある程度の時間は暖かさを持続できていました。
大正時代には64~65℃を約24時間保つことができる揮発油を加熱させた画期的な「白金懐炉」が登場。そして昭和の末頃になると鉄の粉を酸化させ、火を使わず安全でコンパクトな使い捨て懐炉が開発されました。
現在では使い捨て懐炉が主流になっておりますが、これは白金懐炉に比べ、「安くて手軽」が受け、爆発的な大ヒットを生み出したのかもしれません。
詳しくは過去記事「懐炉の暖で寒さを一網打尽」をご覧ください。 


日向ぼっこ ひなたぼっこ

161120日向ぼっこ11月も後半になり、日に日に寒さが増して来ています。全国的に強い北よりの風が吹き、北国を中心に雪が降る冬型の気圧配置。冬型が緩んで高気圧に覆われると、小春日和の穏やかな天気になります。縁側では冬の陽だまりを暖かく感じる時です。
この時季、昔は綿入れはんてんを着たお婆ちゃんが、座布団の上で縫物をしながら日向ぼっこをしている姿を見かけたものですが、郷愁をそそる風情も今はあまり見かけなくなりました。
冬の日光を浴びて日向ぼっこをしている姿には、日差しの暖かさと有難みを感じます。冬の季語になっている日向ぼっこは、日本の季節的な感覚をよく表現した言葉です。
詳しくは過去記事「日向ぼっこがよく似合う小雪」をご覧ください。 


結露 けつろ

161120結露寒くなってきたこの頃の朝、窓ガラスが水滴でビジョビジョになっていることがあります。
室内の暖かい空気が外気に冷やされ、水滴になってガラスに付着する結露。結露には「表面結露」と「内部結露」の2種類があり、表面結露は窓ガラスや壁などの表面に水滴が付着する、いわゆる見える結露です。放置しておくとシミやダニ、カビなどの発生の原因となり、健康に悪い影響を及ぼします。内部結露とは壁の中に発生するいわば見えない結露です。気づかないうちに建物の構造材を腐らせることがあり、注意が必要です。
結露防止のためにも壁の周囲や底にすのこを置いたり、襖を半開きにして空気の流れを良くすることで結露を防衛することができます。換気扇を常に回したり結露防止テープを貼ることでも効果が高められます。
窓に付着した結露は外気温が低いとガラスに氷の結晶が花開くこともあります。
詳しくは過去記事「日向ぼっこがよく似合う小雪」をご覧ください。 

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