• 2016
  • 02/22
  • Mon

身がぎっしり詰まった旬の「毛ガニまつり」

160222毛ガニ

今が旬でもある三陸沿岸の毛ガニ。
不漁が続いて価格に大きく響いていた毛ガニも、2月に入って回復傾向にあります。水揚げも順調に伸び、昨2月21日には「第14回毛ガニまつり」も予定通り開催されました。
会場の宮古市魚市場には午前9時半の開場と共に市内外から大勢の来場者が詰めかけ、冬の風物詩でもある味覚を存分に味わっていました。

160222毛ガニまつり

市内の鮮魚店が出店するどこの販売ブースにも新鮮な毛ガニの山。
元気よく動き回る活毛ガニを取り巻く来場者。品質を見定める目は真剣そのものです。
一パイ800円から6,000円の販売価格。市価よりは2割ほど安いそうです。
「美味しいよ、新鮮だよ」「ほら、取ってみて、こんなに重いよ。身がぎっしり入っているからね」
店員さんの元気いい掛け声に、現金が飛び交います。
美味しいものにはいとめをつけません。
旨みがギュッとつまった毛ガニは、口に入れた瞬間幸せを感じる味わいです。
 
160222カニ汁サービス

160222毛ガニ汁大鍋で茹でられ、その場で味わうアツアツのカニ汁。お振舞いに長蛇の列ができます。
春とはいえまだまだしばれるこの時季、舌がとろけるようなカニ汁で身体が芯まで温まります。



160222毛ガニ1本釣
呼び物の毛ガニ一本釣りでは参加者が器用に釣り竿を使いこなし、
水槽の中の毛ガニを釣り上げていました。釣り上げるその目は鬼気迫る雰囲気。
多い人で1分間に3~4バイ。釣れなかった人にも1パイサービス。
参加料1,500円ならすぐ元が取れそうです。

回を重ねて宮古の毛ガニも認知されてきたのでしょうか。
駐車場には県外ナンバーの観光バスも数台見られ、宮古の冬の味覚を楽しんでいました。





下の<続きを読む>をクリックすると、二十四節気「雨水」、七十二候「第四~六候」及び「雨水」前後の「季節の彩り」がご覧いただけます。
二十四節気
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雨水 うすい    2月19日~3月5日頃

降る雪が雨に変わり雪融けが始まる時季。そして忍び寄る春の気配に植物も蘇ってくる雨水です。木々の蕾もふくらみを増し、気温はさらに上昇します。寒さも峠を越え、水も温んできます。小川には雪融け水が、溢れんばかりにその流れを早めてくれます。
この時節、桃の節句も近付き、雛人形を飾り、桃の花を供えると、家の中に春らしさが広がってきます。戸外ではうぐいすが鳴き始め、ひばりが囀りだします。観梅も盛んになり、行楽に人が出始めるでしょう。寒い日と温かい日が交互に繰り返す三寒四温を経て、徐々に温かくなってきます。春一番が吹くのもこの時季で、農家では農耕の準備が始まります。
東日本ではまだ雪が深く、関東・東海地方にあっては、この時期から雪が降り始めることもあります。


七十二候IMG
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第四候 土脉潤起 つちのしょう、うるおいおこる   2月19日~2月23日頃 

雨が降って土が湿り気を帯びてくる頃。積もっていた雪が融け、張っていた氷も水に戻り、大地を潤し眠っていた植物が芽吹き始めます。
この時季の雨は養花雨(ようかう)といわれ、新しい季節に向けて花や木に養分を与えるといわれています。
春の訪れを何によって感じるかは、個々に違いはありますが、身近で一番肌に感じるのは鮮やかに彩る植物たちの可憐な姿です。暖かい地方ではもうすでに咲き誇っている菜の花を始め、梅、ふきのとう、猫柳などを見かけたら、春はもうそこまで来ています。

第五候 霞始靆 かすみ、はじめてたなびく      2月24日~2月28日頃

七十二候の第五候は「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」となります。
春は大気中に水滴や細かな塵が増え、山々に霞がかかりぼんやりと見えます。このような春の霧は古来より霞と呼ばれ、人々は自然現象からも季節の移ろいを敏感に感じ取っていました。やがて訪れる季節に備え、農耕の準備に取り掛かっていたのでしょう。
霞がかかるとは微細な水滴が空中に浮遊するため、空がぼんやりして、遠方がはっきりと見えない現象が表われます。類似した現象に靄(もや)があります。霞や霧は視界が1km未満の場合をいい、1km以上のときを「靄」として区別しています。

第六候 草木萠動 そうもく、めばえいずる      3月1日~3月5日頃

草木萌動の「萌」、「萌(も)える」とも読み、好意、傾倒、執着、興奮等のある種の感情を表します。2004年流行語大賞にノミネートされた「萌え」。性的欲求に近い感情を表し、若者の間で流行しました。
また萌葱色(もえぎいろ)は、葱(ネギ)の芽が出た時の、薄青と緑の中間色を指します。とてもきれいな色で、まさに春の到来を告げる色です。
春の兆しが野山を淡い色に塗り替えて行く様子は、見るものに新たな生命の息吹を感じさせます。地面に小さな芽が生え、深い雪に閉ざされた北国でも、清らかな融水の流れる水辺にはふきのとうが見られるようになり、不思議と優しい気持ちがこみ上げてきます。


季節の彩り
四季の彩りを添えてまいります。



桃の節句 もものせっく       3月3日

160218ひな飾り3月3日は五節句の一つでもあります桃の節句、ひな祭りです。昔はふりかかる災厄や穢れ(けがれ)から身を守るため、田植えの時期に海や山に出て穢れを洗い流す農村儀礼が行われていました。年齢や性別に関わらず、田の神を迎えるため草や藁(わら)で作った人形(ひとがた)をなでて穢れを移し、健康を願いながら海や川に流していました。
今でも「流し雛」の風習を受け継いでいる地方もあります。昔は3月上旬の巳の日に行われ、江戸時代になって「人形」は紙で作るようになりましたが、川に流すと川が汚れるということから現在のようにひな壇を飾るようになったのです。年々豪華になり、大切に保存するようになったひな飾りは「災いを移してしまうので、ひな人形はもらったりあげたりするものではない」という考えが根強く残っております。
生まれて初めて迎える初節句。ひな人形は一般的に母方の実家から贈る習わしがありますが、慣習の違いや住宅事情もありますので、両家で話し合って決めてるケースが多いようです。
詳しくは過去記事「3月3日は無病息災を願った桃の節句」をご覧ください。

春は曙 はるはあけぼの    

160218春霞春の夜の霧や靄を「おぼろ」と呼んでおります。月がぼんやりとかすんでいる春の夜の月は「おぼろ月夜」といわれております。
おぼろに霞んだ春の1日は時間帯によって呼び方が変わります。
春の夜が明けようとする頃を「春暁(しゅんぎょう)」、夜が明け始め物が見分けられるようになると「春曙(しゅんしょ)」と呼びます。春の昼のことを「春昼(しゅんちゅう)」といい、なかなか暮れきらないのんびりした夕暮れの感じを「春夕(しゅんゆう)」、夕暮れから少し時間が進み夜になって間もない頃は「春宵(しゅんしょう)」といわれます。
枕草子の作者清少納言は「春曙」、いわゆる日の出前の空が明るくなる頃が「春はあけぼの」として一番美しい、と表現しております。
詳しくは過去記事<「さくら咲く」合格祈願と春のあけぼの>をご覧ください。

春一番 はるいちばん

160218春一番この時季、春分までに吹く強い風を「春一番」と呼んでおります。春一番は主に太平洋側で観測され、日本海を進む低気圧に向かって、南側の高気圧から平均風速8m/s以上の風が吹き込む強い風のことをいいます。当日は気温が上昇することが多く、春をもたらす風ともいわれております。吹き荒れた後は一転して冬型の気圧配置となり、寒気を伴った強い北又は北西の風が吹き返すことが多くなります。春一番は春の訪れを感じさせる明るいイメージがある一方で、大きな災害を引き起こす恐ろしい自然現象です。
長崎県の漁師たちが「春一」と呼んでいたものが、「春一番」と言われるようになりました。かつて女性歌手が歌って一大旋風を巻き起こした春一番。鉄橋を走行中の電車が春一番の影響を受け、脱線転覆した事故もありました。
春一番ではありませんが、東日本大震災では津波で鉄橋が崩落したり、駅に停車中の列車が津波に押し流され、脱線した事故もあります。自然の災害は想像もつきません。
詳しくは過去記事<植物の発芽が促進される雨水>をご覧ください。

三寒四温 さんかんしおん 

160218氷柱
立春を過ぎて、3月になると「ポカポカ陽気」が増えてきます。寒い日が三日くらい続き、その後、四日間くらい暖かい日が続くことがあります。こういった現象を三寒四温といいます。そんな日を「春寒」あるいは「寒の戻り」と呼び、三寒四温を繰り返しながら本格的な春を迎えます。
多くの方が感じるポカポカ陽気は15℃以上の気温で、だいたい5日に1日は巡ってくるようです。
冬の間寒い北風が吹きつけるため閉め切っていた北窓を開け、春風を家の中に入れましょう。窓を開けることで部屋も明るくなり、一段と春を感じることができます。特に寒さと結露防止のため、窓を閉め切っていた家では、春をいっぱい感じることができます。
詳しくは過去記事<雪融け、梅、鶯、春の要素がはじまる雨水>をご覧ください。

人事異動 じんじいどう

160218ビジネスマンこの時期は人事異動や転勤の辞令を受ける人も多くなります。昇格や栄転の方もおれば左遷の方もいるでしょう。中には転勤で単身赴任される方もいれば家族揃って転居される方もおります。
この時季悲喜こもごものサラリーマン社会。どんな職場に異動しようと、慌てず騒がずスマートに対処したいものです。「郷に入れば郷に従え」です。
新任先に溶け込むには上司や仲間の名前を早く覚えること、習慣や恒例行事には率先して参加することです。新しい職場で開いてくれる歓迎会などのチャンスを生かし、その職場の社員と積極的に交流を図って新しい職場に融け込むことです。
たとえ、今までの職場とやり方が違ったり不合理さを感じても、しばらく様子を見、人間関係ができてから少しづつ意見を言うこと。謙虚な姿勢が必要ですが、いつまでも遜くだっている必要はありません。
お得意様やお世話になった方へは電話でお知らせし、後日後任者同行でご挨拶に伺がいます。スケジュールが取れない場合は、転勤後2か月位までに、新しい職場への抱負を盛り込んだ挨拶状を出しておくべきです。
詳しくは過去記事<桜咲く、桜散る 異動の季節>をご覧ください。

山菜採り さんさいとり

160218タラの芽桜の咲く頃、山沿いには山菜が芽を吹きだしてきます。山菜摘みを楽しみにしている方にとってはこれからが本番です。
山菜採りといえば、うど、タラの芽、ぜんまい、わらび、ふきのとうなどがお馴染みですが、変わり種としてはあざみ、アケビ、カタクリなどもあります。
なかでも天ぷらにすると美味しいタラの芽。伸び過ぎると苦みやエグミが強くなります。小さすぎても風味が弱く食べるところが少ない物足りなさを感じるかもしれません。芽のつぼみ状のところが開いて3~5㎝位に伸びたくらいが風味をしっかりと感じられ、美味しく賞味できる食べ時のようです。
摘みやすい高さに芽を出してるタラの芽ですが、注意したいのが棘。刺されないためにも古い皮手袋を準備した方が良さそうです。
詳しくは過去記事<陽光の中に山菜も芽を出す啓蟄>をご覧ください。

毛ガニ けがに

160218毛ガニ国内で毛ガニの産地といえば北海道ですが、岩手の三陸沖でも負けず劣らずの水揚げがあります。
漁獲の多い北海道でも各地で漁期が異なり、冬から夏にかけて1年中水揚げされます。岩手県では12~3月が毛ガニの旬といわれております。
脚の身など食べられる部分が少ない毛ガニ。買う時は必ず生きているものを手で持ってみてしっかりと重みがあり、少しでも身やミソが詰まっているものを選ぶようにします。
岩手県宮古港では毎年2月頃、「毛ガニまつり」が行われます。身も絞まっている毛ガニは、全国からお見えの毛ガニファンが、1人10杯前後買い占めるなど、即完売されます。
ボイルされた毛ガニをその場で味噌と甲羅で出汁をとった甘くておいしい熱々のカニ汁。潮の香りが漂う蒸し毛ガニを頬張る醍醐味は「毛ガニまつり」ならではの雰囲気です。
詳しくは過去記事<早春に盛り上がる「毛ガニまつり」>をご覧ください。
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