お世話になったあの方に

12月7日からの二十四節気は二十一番目の節気で「大雪(たいせつ)」となります。
12月の初頭になると雪国の山々はほぼ冬化粧を終える頃。平地でも白銀に覆われ、積雪を見るようになります。本格的な冬の到来となり、動物たちも慌ただしく冬ごもりに入ります。
4日には県内でも内陸部を中心に初雪となり、盛岡市では9㎝の積雪を見ました。湿った雪は間もなく溶けたようですが、木々や建物は白く覆われていたようです。
羽のような雪片が舞い降りる雪の結晶は美しく、この結晶に魅せられて意匠化したのが江戸晩期、幕府の要職を歴任した古河藩主の土井利位でした。オランダ製の顕微鏡により約20年間、雪の結晶を観察し、天保3年(1832)その成果86種を「雪華図説」にまとめました。当時も評判だった雪の結晶は、現在でも学術的に高く評価されています。その研究成果は茨城県の古河博物館に収蔵されています。

20151205樹氷

さて12月に入るとクリスマス商戦と共に賑わうのが、お歳暮商戦でもあります。この時期どこのデパートでもお歳暮コーナーが設けられ、多くの見本が展示されております。最近ではインターネットショッピングの普及によって贈る方も増えているようですね。
毎年のことながら、何にしようか迷ってしまいますよね。
そもそも「お歳暮」は、お正月に先祖の霊を迎え、御魂祭りのお供え物や贈り物をした習わしが起源とされ、嫁いだり、分家した人がお正月になると親元へ集まりお供え物を持ち寄ったのが始まりだったのです。
昔は塩鮭、塩ぶり、数の子、するめ、餅などを年越しに必要なお供え物として贈っていましたが、現代では日頃お世話になっている方々への年末の挨拶になってきました。
20151205お歳暮20151205鮭20151205りんご

本来ですとお正月の準備を始める12月13日の「事始めの日」から12月20日までの間に贈る習わしですが、最近では年末の忙しい時期をさけて早めに贈る方も増えています。早い方は11月末頃から贈るという方も多いようです。かくゆう私も11月下旬にはお届けしました。

お贈りする時注意したいのが、相手の職業ですよね。日頃お世話になっているからといって代議士や公立学校の先生などに贈ると、公職選挙法や公務員規定に抵触することもあります。贈った自分だけではなく、受け取った相手にも迷惑をかけてしまうことになりますので、気をつけましょう。
また、虚礼廃止をしている企業もありますので、贈る前にお調べになってください。
私の場合はそういう企業や職業の方とのお付き合いはありませんので安心しています。いただく時はどなた様からもいただける身分です。安心して贈ってください(笑)。

一番迷うのが、贈り先が喪中の場合ですよね。お歳暮はお祝い事ではありません。お世話になった方への感謝の気持ちですので、喪中であっても大丈夫なんですよね。
ただまだ喪が開けてない場合は気が引けると思います。その時は少し控えるか、紅白の水引を避け、お歳暮の短冊だけにするのが無難かもしれませんね。

一般的には3千円か5千円の品物といわれています。豊富な種類の中から決めるのは大変ですが、選ぶ楽しみもあります。先方の趣味趣向が分かればいいのですが、1人1人分かりませんよね。
私の場合は自分も食べたいと思った洋菓子をネットショップで選びました(笑)。


二十四節気 大雪(たいせつ)◇
二十四節気21番目の節気。12月7日および冬至(12月22日)の前日まで。
暦便覧は「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」
山の峰々は雪をかぶり、平地にも雪が降る頃。正月の準備も始まり、あわただしい時期でもある。
大雪七十二候は次の通り。
第六十一候(大雪初候) 12/7~12/11 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
天地の気が塞がれ、冬がおとずれる頃。空は重い雲に覆われ、生き物はじっと気をひそめています。塞ぐという言葉は、寒さから人々を守るという意味でとることもできます。


今日の独りごと

今日の独りごと1205 サケの産地で知られる地元の津軽石川河川敷で11月30日、サケ漁にまつわる伝説の川役人であった後藤又兵衛を供養し、豊漁を祈る奇祭「又兵衛まつり」が行われました。
祭りは江戸時代、凶作に苦しむ住民を見かね、又兵衛が藩の決まりを破り、サケ漁を許したため、逆さ磔の処刑を受けたという話に由来するものです。
逆さ磔になった又兵衛をかたどり、Y字型の木に荒縄を巻いた藁人形を建て、鮭留めした川の畔で供養しました。藁人形のそばには、命日の当日朝に獲れた鮭、雌雄2匹の鮭が捧げられていました。
まつりといっても又兵衛の供養祭という意味合いから、参加者は漁業関係者のみの30数名。祭りの華やかさはありませんでした。


参考サイト 暦生活彩時記、日清オイリオこがナビLIFE Trends



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  • |2015.12.06(Sun)
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鮭は海で獲れたのが美味しいね、川を遡上してきたのは油が抜けて疲労しているからね~。
  • |2015.12.07(Mon)
  • |和 八葉
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仙台藩、庄内藩という名君の連なる藩もあれば
久保田藩、盛岡藩という悪政が続いた藩も、奥州にはありますね

津軽地方の新田開発で実際の内石高は多かったにも関わらず
あまり賢くない政治が、弘前藩に行われていたようです

民が生きて行けなければ国は成り立ちません
今の国政にもそれを感じます
  • |2015.12.07(Mon)
  • |FREUDE
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寒さは三日と続かず、明日からは20度近くまで上がると
報じられています。
暖かな影響かはわかりませんが、気分的に師走とは思えず
もう直ぐクリスマスや正月と言われても、ピンときません。
お歳暮の準備もしなければなりませんし、喜ばれる物をと
思っても選ぶ方は頭を悩まします。
でも県外の方へは特産の黒豚を送るようにしてますが、喜んで
貰ってるみたいです。
  • |2015.12.07(Mon)
  • |南の風
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Re: 鍵コメさんへ☆彡

鍵コメさん、コメントありがとうございます。

昔お世話になったことが長年胸につかえてることがあるんですよね。いつかお礼をと思いながらズルズルになって。
その方もいい方でしたね。お礼のお金も受け取らず、自分のことに使えって、なかなかできないことですよ。涙が出るくらい嬉しいですね。
でもこれで胸につかえていたものが取れてスッキリしたんではないんですか。
お世話になったお礼は些細なものでも気持ちを表すことが大事ですね。相手にも気持ちが伝わりますし。日本のお中元お歳暮制度は虚礼廃止を叫ぶ人もおりますけど、人間のお付き合いの程を潤すいい慣習だと思います。
  • |2015.12.07(Mon)
  • |matsuyama
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Re: 和 八葉さんへ☆彡

確かに海鮭は脂が乗っていて美味しいですよね。反面産卵を終えた川鮭は脂肪分が落ちてしまいますからね。
こちらの田舎でそういった鮭を捕獲して新巻にします。昔は暮れのご挨拶に新巻を持参していました。今は冷凍技術も進化しましたから、新巻のお歳暮は減りましたが、昔は正月のご馳走でしたね。

  • |2015.12.07(Mon)
  • |matsuyama
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Re: FREUDEさんへ☆彡

盛岡藩の悪政は続いていたようですね。田野畑村の百姓一揆、いわゆる三閉伊一揆というらしいですが、仙台藩に直訴して盛岡藩の政は改められたようです。
後藤又兵衛が盛岡藩主に反旗を翻し、鮭の川留めの禁を破って磔の刑に処せられた行為は、田野畑村の一揆と同じように疲弊に喘ぐ村民を救ったのですよね。盛岡藩主の悪政はどこまで広がっていたのかと思うと、同県人として嘆かわしいですね。
命を投げ出してまでも村民を救ってくれた又兵衛を今でも津軽石の皆さんは慕い続けているようです。

三つ子の魂百までもじゃないですけど、暮れのご挨拶がてらお世話になったあの方の供養を続けることは大切ですね。
  • |2015.12.07(Mon)
  • |matsuyama
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Re: 南の風さんへ☆彡

この時季に20度とは、厚着をしているこちらから見たら汗をかいちゃいますね。
その暖かさの中でジングルベルなどの曲が流れてもピンとこないでしょうね。やはりクリスマスは白銀に覆われた中でサンタクロースがトナカイに乗ってやってくるというのがイメージですよね。
とはいうこちらでも毎年寒いだけで雪のクリスマスを迎えたことはありません。

クリスマスを迎える前にお歳暮ですよね。毎年のことながら品選びには頭を痛めます。
地元特産の品があるといいですね。迷わずに選べますから。こちらの特産といえば川鮭を干して乾燥させた新巻なんでしょうけど、今の人には敬遠されがちなんですよね。料理が大変ですし、高いですから。
  • |2015.12.07(Mon)
  • |matsuyama
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matsuyama さんへ!!

日本の歳暮は一年お心尽くしとして麗しい慣わしでしょうねー。
下心などあるわけではなく其れは政治家の世界の話だけで一般人の中では
不可欠の礼儀でしょうね^^。
東北には名藩も多いですが吉良家の)上杉家)等は忠臣蔵では嫌われましたねー。
師走にあたり一年中のお礼を申し上げ致します。!
  • |2015.12.08(Tue)
  • |荒野鷹虎
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Re: 荒野鷹虎さんへ☆彡

そうですね。日本人の心の触れ合いでしょうね。
下心のあるのは政治家や大学の助教授、企業の中間管理職などでしょうね。中には出世を夢見るサラリーマンの範囲でも下心はあるんでしょうけどね。
南部藩の悪政はひどかったようです。それこそ付け届けのなかった武家や代官などはお家取り潰しとか、打ち首になってたんじゃないんですか。民百姓の生活は苦しいものだったようです。現代の政治にも通じるところがありますね。
印籠をかざしてくれる水戸黄門はこの辺りを漫遊しなかったんですかね(笑)。

付け届けは致しませんが、今年1年お世話になりました。来年も佳き年でありますように、まだ早いか(笑)。
  • |2015.12.09(Wed)
  • |matsuyama
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