冬が始まる立冬

寒くなりましたね。それもそのはず、もうすぐ暦の上では冬ですよ。
11月8日からは二十四節気の中の第十九番目「立冬(りっとう)」に変わります。
この日から立春の前日までが暦の上での冬。まだ紅葉の色彩に酔いしれている地域もありますが、日も短くなり、寒い地方ほど木立ちの冬枯れが目立ち始めます。


(音声が流れます。お気を付けください)

東京や近畿では10月25日に木枯らし1号が吹き荒れました。気象的にはもうすでに冬の始まりが告げられております。北海道の札幌や釧路では初雪が観測されました。
日本で最も早く初雪が観測される富士山の平年値は9月14日です。富士山測候所が無人化されてからも10余年、この平年値は動いてないそうです。

地元宮古にも明治16年に開設された測候所があります。全国12番目の測候所で、NHK第2放送から発信される気象通報はここからのデータでした。平成19年に無人化されましたが、今でも1日3回の気象通報が宮古測候所から流され続けています。

また初冠雪は富士山が9月30日ですが、北海道の旭岳ではそれを上回る9月25日に観測されているそうです。
ちなみに初雪と初冠雪。気象庁の定義では、前年8月から当年7月までの実候年を基準にしており、今年9月に初雪があった場合は、平成16年の実績として記録されるということなんですね。

20151105焚き火

ところで、こう寒くなってくると焚き火が恋しくなりますね。子供の頃、庭先で落ち葉をかき集め、焚き火をした記憶はありませんか。さつま芋を焚き火で焼いた味が忘れられませんね。

「かきねの かきねの まがりかど たきびだ たきびだ おちばたき」懐かしいですね。この時季になると口ずさむ童謡ですが、モデルになった家が東京中野区の住宅街に現存してあるそうです。
まだ拝見したことないですが、写真で見る限りでは立派な竹垣に囲まれており、武蔵野の農家の面影が残るお屋敷のようです。
防災上の問題やダイオキシンなどで今は焚き火をするのも規制されておりますが、ここのお屋敷では年1回近所の子供たちを集めて焚き火をするそうです。

その時唄われる童謡の「たきび」、その作詞家が何を隠そう、岩手県出身の児童文学者で詩人の巽聖歌(たつみせいか)なんですね。
聖歌は明治38年、紫波町の日詰生まれといいますから盛岡に近いんですかね。小学校卒業後は家業の鍛冶屋を手伝いながら、好きな児童文学に打ち込み、当時の児童雑誌「赤い鳥」に投稿していたそうです。
作品は編集者であった北原白秋の目にとまり、東京に呼ばれました。その後は童謡詩人、編集者として活躍し、「たきび」を発表するに至ったのです。

温かくて馴染みやすい詩ですよね。毎年2月、紫波町では「巽聖歌童謡まつり」を開催しているようです。来年はちょっと覗いてみようかな(笑)。


二十四節気 立冬(りっとう)◇
二十四節気19番目の節気。11月8日および小雪(11月23日)の前日まで。
暦便覧は「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」
真冬の寒さに備え、冬の準備を始める「こたつ開き」の時季でもある。
立冬七十二候は次の通り。
第五十五候(立冬初候) 11/8~11/12 山茶始開(つばきはじめてひらく)
読みは「つばき」ですが、山茶花が咲き始める頃。冬枯れの景色の中で、濃いピンク色の山茶花の花はよりいっそう目立ちながら、綺麗に咲きほこります。


今日の独りごと

今日の独りごと1105先日堤防をウォーキングしながら河川敷をウォッチングしてきました。特に休日となると、趣味で畑を耕すご年配の方が多いんですね。
80歳を超えるというおじさんと話す機会がありました。この近くに娘夫婦と同居しているようで、「2時間だけよ」と、娘には畑仕事も時間規制されているそうです。父親の健康を気遣う娘としては心配なんでしょうね。
本人は「健康のためには身体を動かさないとね」と元気そうでしたし、野菜を売って生計を立てるプレッシャーもないですから、気楽そうでしたね。
確かに通院して薬漬けになるより、年齢的な健康を維持するためにも、趣味の野菜作りをしていた方がお年寄りにとっては最善策なんでしょうね。


参考サイト 暦生活彩時記、東京レトロ散歩エフエム岩手




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ジャンル:趣味・実用

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愈々冬が来ますね・
今日は。半そでのウェアーで家事をしてしまいました。
温かかったです。
木枯らし一番の時は冷たかったですもの。
せっせと新しい年迎えの事を済ませてゆかねばとおもいますね。

  • |2015.11.07(Sat)
  • |hippopon
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地方によって温度の高低差がありますが、暦の上では冬と言っても
南国は夏日が続いています。
余りの暑さに半ズボンと半袖姿で過ごしてますが、今年は暖冬を
予感させるような日和に気怠ささえ感じます。
歳を取ってくると体のあちこちにに異常が出てきて、体を動かす機会が
減ると田舎の高齢者は言ってます。
何もしないと老化を進める原因にもなりますので、野菜作りは
楽しみも増えますし、健康的な仕事だと思っています。
  • |2015.11.07(Sat)
  • |南の風
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家の団地の下の方に、貸し畑があります。
大勢の方が借りていて、そちらの前をとおりかかると、
お野菜がいただけます。

2人暮らしでは、そんなに、食べられないよ・・・と・・

でも、野菜作りしていらっしゃる方は、
皆、とても、元気です。太陽の光をあびて、
土をいじるのは、身体のために、きっと、良いのでしょうね・・・
  • |2015.11.07(Sat)
  • |くろこ姫
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Re: hippoponさんへ☆彡

日めくりカレンダーも薄くなりました。今年も残り僅かになってきましたね。
明日8日は立冬、冬の入り口です。来年の立春過ぎまで冬の寒さに閉ざされる北国は、もうこの頃から冬の準備に入ります。
雪深い山間部に住む農家の軒下には冬の間の暖房用に、薪が山ほど積まれています。この時季の風物詩でもありますね。

こちらではもうすでに夏用の半袖はタンスの中に整理され、来夏まで休養となりました。
七五三、酉の市、冬至を迎えれば、今年も年末の忙しさがやってきます。大掃除をして、柚子湯に入って、今年1年の垢を落とさなければなりませんね。

  • |2015.11.07(Sat)
  • |matsuyama
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Re:南の風さんへ☆彡

南北に細長い日本列島は同じ時期、何れかの地で四季を味わうことができますよね。北国でストーブを焚いてる時、南国では半袖姿で町を歩いていたり。
こちらの季節を素直に表現すれば、南国の方には違和感があるでしょうね。この辺が歳時記の記事を書くにあたって思い悩むところです。できるだけ全国共通の季節を表現するようにはしているつもりですが、全ての方を納得させることは至難の業です。

こちらでは河川敷もそうですが、市営の貸農園が人気のようです。畑なんてちょっと開墾すればいくらでもできそうな田舎の荒れ地なんですけどね。やはりお膳立てをしてくれた農地の方が安心して野菜作りに励むことができるんでしょうね。この日汗を流していたおじさんは、日焼けして健康そうな色艶をしてましたよ。

  • |2015.11.07(Sat)
  • |matsuyama
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Re: くろこ姫さんへ☆彡

貸農園、ご年配の方には大好評ですね。
こちらでも市営の貸農園で、毎年春先に利用者の募集広告を出しておりますが、応募者が殺到するため抽選で利用者を決めてるようです。いくらでも土地が有り余ってるような田舎でも、公的機関の貸し出してくれる畑の方が、利用料も安いですし、安心して野菜作りに専念できるんでしょうね。
農家の庭先を歩いていると小さな箱の上にその日収穫した野菜が並べられています。そばにザルが置いてあって、お気持ちのお金を入れてお持ち帰りくださいなどと張り紙が貼ってあることがあります。
JAに納めた残りの野菜かもしれませんが、スーパーで買うよりは安いです。今や農家でも老夫婦生活が多いですから、残り物でも食べきれないですよね。健康のために働く老夫婦。野菜作りは慈善事業みたいなもんですかね。
  • |2015.11.07(Sat)
  • |matsuyama
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ごみの分別に困ります
自宅での事務処理に出てくる大量の紙も
生ごみと一緒に捨ててはおりますが、育った田舎では燃やしました

焚き火だ焚き火だ、落ち葉焚き・・・やってみたことがあります
落ち葉なんてすぐに燃えてなくなり、芋が焼けません
うそつき、と童謡を恨んだものであります
  • |2015.11.08(Sun)
  • |FREUDE
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立冬、聞くのもいや、字を見るのもいや
今から春が待ち遠しい。
  • |2015.11.08(Sun)
  • |和 八葉
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Re: FREUDEさんへ☆彡

落ち葉はいわば着火剤みたいなもんですかね。枯れ枝や木片などを混ぜて燃やさないと、落ち葉だけだとあっという間に燃え尽きてしまいますからね。
芋もそうですが、栗なんかも焼いたことはありませんか。焼き栗はパーンと破裂しますからね。危険なんですけど、子供の頃はそれが楽しみでしたね。今だったら親に叱られてしまうでしょう。
落ち葉だけの焚き火ならいいんですが、枯れ枝や木片が混じっていると、完全に燃え尽きるわけではないです。残り火がくすぶってますからね。最後は水をかけて消火するんですけど、炭として残ります。昔はそのまま放置してましたが、今ならゴミとして出さなけりゃならないでしょうね。昔と違って今は後片付けも大変になりました。
  • |2015.11.08(Sun)
  • |matsuyama
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Re: 和 八葉さんへ☆彡

イソップ寓話に「北風」と「太陽」の話がありますよね。
引用としてはちょっと的を得てないかもしれませんが、北風の寒さには身を震わすけど太陽の日差しには喜び勇むってとこじゃないんですか。
皆さん同じように思ってるでしょう。これから数か月、閉じこもった生活が続きますね。お体ご自愛下さい。


  • |2015.11.08(Sun)
  • |matsuyama
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おはようございます

立冬…ですがどうもそんな感じの気温ではないようですね。昨日はそこそこ寒かったのですが今朝は気温が10度を超えていますし昼間は24~25度まで上がりそうです。
季節にそぐわない気温のせいか体調不良の日が多いですね。
昔のように寒い北風の中でたき火、なんて情景はもうないのかな?と思うと寂しいかぎりです。

matsuyamaさんにはどうぞ御身大切にお過ごしくださいませ!
  • |2015.11.09(Mon)
  • |見張り員
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Re: 見張り員さんへ☆彡

25℃といったら夏日ですね。立冬にはそぐわない気温です。
こちらは連日14~15℃。10度前後の格差がありますよね。初冬の寒さです。
この寒さでインフルエンザも勢力を増してきそうで、この冬は脅威です。
田舎もそうですが、まして都会では風情ある焚き火なんかは見ることもないでしょうね。
昔の風物詩が1つ1つ消えていきます。淋しい限りです。

この冬は体調を崩さないようご自愛ください。

  • |2015.11.09(Mon)
  • |matsuyama
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