北国はもう紅葉のはじまり


今日の独りごと

20151015大峠ダム紅葉
深まり往く秋。真っ赤な彩りを添えて山が萌えだします。
ここは宮古盛岡縦断道路国道106号線。宮古から約1時間車を継ぐと大峠の砂防ダムです。
幅111m、高さ16mで流れ落ちる大峠ダムは、すだれ模様の美しい姿を見せます。
ダムのほとりの遊歩道は城下町盛岡と港町宮古を結ぶ旧道宮古街道でした。険阻な山道にはイタヤカエデ、コシアブラ、ミネカエデなど、その彩の美をさらに際だたせていました。
深い緑と紅い葉のコントラスト。ダムの湖水を借景に鮮やかな葉を落とす紅葉は、撮影ポイントでもありました。
誰もいない静寂な湖水に秋色を焦がす大峠ダム。自然のキャンバスを彷彿とさせてくれます。

20151015大峠ダムと列車
そしてもう1つのポイント。国道とダムの間をすり抜けるJR山田線の列車は、萌える大峠に架けるアクセントです。
撮影可能時間帯に走る列車は1日2本しかありません。最初に撮影ミスをすると、次の列車まで数時間待たされます。ダイヤを確認し、その時間に国道の橋の上で待機します。大型トラックが通過すると地震のように大きく揺れます。
来た~。ところが連続シャッターにしておいたカメラは、何故か1コマ撮影に。列車がその場を通過する時間は5~6秒しかありません。シャッターチャンスは僅かです。焦りました。フ~ッ……。

20151015夏屋の紅葉
気を取り直して次の紅葉ポイントへ。車で30分くらい移動した夏屋地区の山腹。ここはちょっと早目だった大峠ダムより紅葉が進んでいます。
山の中腹にある峠茶屋から見下ろす紅葉は絶景でした。夏屋の山が萌えてます。

20151015夏屋の祠20151015夏屋の鹿踊り
さらに小径を登ると一掴みの楓が岩の隙間から赤い色を突き出している、「山の神神社」の小さな祠があります。巨岩の蔭で強風を凌いでいるのでしょうか。どなたかお参りしているのでしょう、祠には榊と水の入ったコップが供えられておりました。

ここは国道から県道に乗り換え15分程登り詰めた夏屋地区。全戸で50戸程の小さな集落です。この夏屋は460年程前から伝承されている無形民族文化財「夏屋鹿踊り」の保存活動をしているのだそうです。僅かな住民が一体となって夏屋ろばた塾に取り組み、公演活動や稲荷神社祭の開催、地産地消によるマイタケ生産などの地域づくりを真剣に考えているようです。

20151015久慈渓流看板20151015久慈渓流不老泉
20151015久慈渓流
この日より10日程前に行った久慈渓流。県北に位置するこの地域ならもう紅葉しているかと期待したのでしたが、やはりまだ早かったようです。今月下旬から11月初旬あたりがシーズンかな。
久慈渓流は川に面した山腹が断崖となって落ち込み、変化に富んだ美しさを見せてくれます。その日は所ところで黄葉した葉を巨岩の間から見せてくれました。赤い楓が揃ったらさぞや魅力的だと思います。
久慈川の渓流ポイントでもある鏡岩の近くには、岩手の名水20選に選ばれた「不老泉」が湧いており、多くの人が美味しい水を求めて訪れるそうです。

私も一杯ご相伴に預かりました。う~ん、冷たくて美味しい。水道水のような臭みがありません。さあ、これで永遠の初老がつづくかな(笑)。


二十四節気 寒露(かんろ)◇
二十四節気17番目の節気。10月8日および霜降(10月24日)の前日まで。
暦便覧は「陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也」
秋の長雨が終わり、ぐっと秋が深まり、北の方から紅葉の便りが届きはじめます。
寒露七十二候は次の通り。
第五十一候(寒露末候) 10/19~10/23蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
蟋蟀が戸口でなく頃。この候の蟋蟀は、夏から冬にかけて見られ、鈴のような音色を響かせるツヅレサセコウロギだと言われています。ギーッチョンと機織りのように鳴く蟋蟀ではありません。


参考サイト 暦生活岩手県ホームページ宮古市ホームページ久慈観光情報サイト



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もう紅葉の季節ですね
昨年は忙殺に紅葉撮影も忘れておりました

日本人として生まれたなら季節の移り変わりを見逃して
何の幸せやら、と再認識します
仕事に忙しくても、それは不幸ですね
  • |2015.10.16(Fri)
  • |FREUDE
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おはようございます

紅葉の便りが聞かれるようになりましたね、本当に一年早いこと!
東京もだいぶ朝夕冷たくなってきました。
うちの前の幹線道路には、ケヤキが植えられているんですがその発破が大量に落ちる季節ももうそこまで来ました。
その昔はたき火も出来たんですが今ではトンデモナイこととはなりました。
♪たき火だたき火だ 落ち葉焚き
と歌われた光景も今は昔…ですね(-_-;)。
  • |2015.10.16(Fri)
  • |見張り員
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ある気象予報士が、今年は紅葉期間が長くなると言っていましたが・・どうかな?
  • |2015.10.16(Fri)
  • |和 八葉
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久慈渓流の眺め、
山が燃えだしますね。

渓谷の眺望が心打ちます。
川には豊富な川魚もあることでしょう、きのこも。
ゆっくり魚焼いて鍋かけて、のんびり景色を眺めたいですよ。
歩くのもいいのでしょうねぇ~
中が適度にあつくなって、汗かくほどでもなく。
伝う風で、冷えて、、。
塩っ辛い鮭御結びなどおいしそう。
  • |2015.10.16(Fri)
  • |hippopon
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Re: FREUDEさんへ☆彡

今年は夏の終焉も早かったような気もしましたので、紅葉の訪れも早いかなと思ったんですが、本格的な紅葉はまだちょっと早かったような気もしますね。地域にもよるでしょうが、この辺りだと今月下旬ごろが見頃かもしれません。

日本の季節感を忘れない程度の多忙はいいことですよ。現実的なことをいえば季節にばかり追われて仕事が疎かになると、生活難に陥りますからね。ほどほどがいいのかも。そのほどほどの調整が難しいですけどね。
日本の社会を構成している今のビジネスマンにはあまり強いことは言えませんが、リタイア組からしてみれば、ビジネスの中にも人間性は失いたくないですよね。仕事の中にも自然と戯れるゆとりは常に持っていたいものです。
自然はいいですよ。見ているだけで心が洗われます。

  • |2015.10.16(Fri)
  • |matsuyama
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電車の写真って、むずかしいのですよね・・・
お客様が、良く、撮ってこられるので、
挑戦してみたことあるのですが、
構えて、構えたところにくるなんて、ほんの一瞬で、
良いシャッターチャンスなんて、なくなってしまう。
行った後の写真見て、
ものすごくがっかりしました。(笑)
お写真、すてきにとれていますね!
  • |2015.10.16(Fri)
  • |くろこ姫
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Re: 見張り員さんへ☆彡

山の頂から降り始めた紅葉も、次第にその歩を早目、裏山にまでやってきています。
もう暫くすると落ち葉の絨毯が張り詰められそうですね。積み重なった落ち葉をサクサクと踏みしめて歩く感触。
スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋。いろいろ使われる秋の代名詞も、落ち葉を踏みしめるこの時季が秋を深く感じる時です。
ヒラヒラと舞い散る落ち葉を見ながら、感傷的になった一時の若さも今は昔です。

落ち葉を掻き集めた焚き火。都会は当然ですが、田舎でも見かけることがなくなりました。日本の風情がもう1つ減ってしまいましたね。

  • |2015.10.16(Fri)
  • |matsuyama
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Re: 和 八葉さんへ☆彡

気象学上から割り出した発表なんでしょうが、見た目にはそんなに長くなるとは思えませんでしたけどね。
ところによっては山の上はもう枯れ枝もありましたし、ところによってはまだ青々とした葉をつけている木々もありました。
紅葉前線が南下するスピードが例年より緩やかなのかもしれませんね。
日本列島全体からしてみれば紅葉を楽しめる期間が長いということなんですかね。

  • |2015.10.16(Fri)
  • |matsuyama
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Re: hippoponさんへ☆彡

久慈渓流は並行して走る国道沿いの2~3㎞に紅葉が垣間見られます。行ったときはまだちょっと早い感じでしたが、今頃から下旬にかけて見事な紅葉を見ることができると思います。

渓流では太公望が川魚を求め、釣り糸を流す光景が絵になりそうですね。
釣った魚をその場で焼いて、BBQなどを楽しむのもいいかもしれませんが、なにせ渓流地なもんですからBBQする場所がないかもしれませんね。巨岩の上に腰かけて、持ち込んだおむすびを頬張るのもいいですね。
紅葉の彩りの中、都会の喧騒から逃れ、1日のんびり自然と戯れるのもいいかと思います。

  • |2015.10.16(Fri)
  • |matsuyama
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Re: くろこ姫さんへ☆彡

難しいですね。何度か撮り鉄になって挑戦したことはあるんですが、ことごとく失敗あるいはイメージ通りには撮れませんでした。撮り鉄の皆さんの写真を見て羨ましく思っていました。
一番の大失態は昨年暮れ、雪の舞い散る遠野でSL列車をライトアップするというので、はるばる出かけました。準備万端、スタンバイを終え、列車の通過を待っていました。その頃から電源ランプがつき始め、バッテリーが切れ始めていたんですね。列車が通過した時はシャッターを押せませんでした。茫然自失とはこのことですね。
今回は写真に撮れていただけでも儲けものです。
連続撮影はオートの時だけ、マニュアルではその機能を果たせない、というのが初めて分かりました。列車の近くで撮るとき、今だと思ってシャッターを切っても、先頭車両は画面から飛び出してることがあるんですよね(笑)。
こんな未熟なカメラマンの撮った写真をお褒め戴きありがとうございました。

  • |2015.10.16(Fri)
  • |matsuyama
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外出するには最適な季節になりましたが、南国の光景とは一味違いますね。
こちらは常緑木が多くて、紅葉を見るには、北へ100キロ先にある高所の
霧島連山になります。
ほんとに1年が過ぎるのは早いですね、紅葉の話や画像を観ていると時の早さを感じます。
既に来年の手帳が発売されてるし、もうこれ以上は歳を取りたくないのですが。

  • |2015.10.17(Sat)
  • |南の風
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Re: 南の風さんへ☆彡

夜間の冷え込みを除けば、日中はちょっと動いただけで汗ばむ気候です。今が一番過ごしやすい季節ですかね。
紅葉は晩秋になっても見られないですか。100㎞離れた霧島連山あたりなら紅葉するんでしょうけどね。のっぴきならない用事がない限り、行く機会もないですよね。拙い画像ですが、北国の紅葉を感じ取ってください。もっと撮影ポイントを探して足を伸ばせば、田舎の秋を代表するような写真が撮れるんでしょうけどね。
晩秋を迎えるこの頃になると、本屋さんや文房具屋さんの店頭には来年の手帳やカレンダーが商品棚を賑わしてくれます。歳時記に関連する記事を書いていると、暦が気になりますね。暦は立春から始めることが多いですから、年明け早々になるんでしょうけどね。付記されている年齢早見表を見るたび、年を取ることに愕然としますね。


  • |2015.10.17(Sat)
  • |matsuyama
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