かげりが見える!夏の風物詩 盆踊り

8月13日からは立秋の次候で七十二候では第三十七候「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」に変わります。
寒蝉は秋の季語ですが夏の虫です。その鳴き声から、カナカナ蝉と呼ぶ人がいます。体は緑色の地に、黒色や赤褐色の斑紋をもっていて、翅は透明でわずかに緑色を帯びています。
先日写真を撮りながらトレッキングしてきました。休憩時に手元に置いてあったカメラに蝉が止まりました。まさに寒蝉です。こんな身近で見ながら、写真には撮るに撮れませんでした。
地上に現れて1週間の短い命。蝉しぐれの鳴声の激しさとその命の短さが対照的です。

150810ヒグラシ

さて8月13日と言えば月遅れお盆の迎え火です。もうすでに7月に済んでいる地方もあります。
お盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」。先祖の精霊を迎え追善の供養をする期間を「お盆」と呼びます。
古くは、推古天皇の14年(606)に、はじめてお盆の行事が行われたと伝えられています。
日本各地のお盆は、いろいろな風習や宗派による考え方の違いなどはありますが、一般的に先祖の霊が帰ってくると考えられています。お寺では施餓鬼供養をし、家庭では先祖の霊が帰ってくる日としてさまざまな行事が行なわれています(詳しく過去記事2011年8月10日「お盆には先祖や故人を偲び感謝します」を参照)。

150810盆踊り
その中の行事の一つに、最近見かける機会が減りましたが、町のあちこちで櫓が組まれ、そのまわりを浴衣姿で踊る盆踊りがあります。これはお盆に戻ってきた精霊を慰め、餓鬼や無縁仏を送るための踊りだとも言われておりますね。
盆踊りは本来は仏教行事で、平安時代、空也上人によって始められた念仏踊りが始まりだとされております。これが盂蘭盆の行事と結びつき、精霊を迎え死者を供養するためのものとなりました。太鼓などをたたいて踊るようになったのは室町時代の初め頃のようです。

時代とともに、民衆の娯楽として受け入れられ、お盆の夜を賑わす地方独特の重要な行事となってきました。地域によっては民謡が流され、櫓の上で太鼓を叩き、祭り提灯が吊るされた会場では二重にも三重にも踊りの輪が広がっていました。
ひと昔前までは夜店が軒を並べ、子供たちが夜遅くまではしゃいでいる姿を見ることができました。団扇を持った浴衣姿の若い男女の出会いの場として、盆踊りが利用されていたのも、遠い昔の話となりましたね。


二十四節気 立秋(りっしゅう)◇
二十四節気13番目の節気。8月8日および処暑(8月23日)の前日まで。
暦便覧は「初めて秋の気立つがゆえなればなり」
暦の上では秋となるが、残暑はなお厳しい。高原からは秋のたより。
立秋七十二候は次の通り。
第三十七候(立秋次候) 8/13~8/17 寒蝉鳴(ひぐらしなく)
夏の終わりを告げるかのように、ヒグラシが鳴いている頃。
ヒグラシは日の出前や日没後によく鳴き、終わってしまう夏を惜しんでいるかのように聞こえます。


今日の独りごと

森と林に恵まれた北上山地のある我が郷土には、自然と森の歴史、文化、生活を結びつけたミュージアム、建物のない「木の博物館」としての広大なフィールドがあります。
木の博物館に生い茂る巨樹名木を見てみようと企画された「自然観察ツアー」に行ったその先でハプニングが発生。ヒバ、ブナ、イチイの大木を観賞した後、ツアー一行に「スガリ」の大群が急襲したのです。逃げ惑う一行に容赦なく降り注ぐ蜂の嵐。腹部を刺されました、蜂の一刺しです。4カ所も刺されたご婦人もおりました。
スガリという「地蜂」は方言のようですが、蜂の中でも獰猛な方ではないそうです。地面に巣を作り、生息しているようですが、大勢の人が押し寄せると、身の安全を防御するため飛び交うのだそうです。
スガリの巣と知らずに足を踏み入れたため、スガリが激怒したのでしょうね。
4カ所刺されたご婦人はツアー終了後、念のため病院へ行かれたようです。私は痛みは引きましたが、刺された腹部は赤く腫れあがったままです。痛い自然観察ツアーでした。


参考サイト 暦生活びお提灯ドットコム




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蜂の襲撃は恐怖ですね
刺されなくても、見ただけで怖く思います
大変な思いをなさったのですね

公園で地区の盆踊りが催されます
一度だけ、見に行って缶ビールとたこ焼きを買っただけで
そのまま帰宅したことがありました

盆踊りに胸がときめいた記憶がないようです
  • |2015.08.11(Tue)
  • |FREUDE
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大丈夫ですか??
病院で抗生物質頂いた方がよくなくて?

かの慎太郎先生は、
横須賀で奥様と盆踊りで出会ったのでなかったでしたっけ。
80歳ぐらい。60年前には、出逢いの場所だったかも。
そう思うと、なかなか風情がありますね。
子供ばかりで、、ww
  • |2015.08.11(Tue)
  • |hippopon
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ひぐらしの鳴き声は好きです、でも、私の住んでいる町内では聞けないな~
  • |2015.08.11(Tue)
  • |和 八葉
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大変な思いされましたね・・・
その後、大丈夫なのでしょうか?

人によりけりだと思いますが、
主人は、晴れて腫れて、1週間位、
まんぷくれの腕になっていました。
熱もはんぱでないほど、熱かったですよ・・

お大事にしてください。
  • |2015.08.11(Tue)
  • |くろこ姫
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Re: FREUDEさんへ☆彡

アブでも耳元でブーンという音を立てて飛ばれると、思わず身体を引いちゃいますよね。
ましてや蜂が大群になって向って来たら逃げようがないです。どうかそのまま素通りして行ってください、てなもんです。こちらの要望は聞き入れてくれず、シャツの裾から進入した蜂に刺されました。痛いと同時にシャツの上から叩いてました。返り討ちです。しばらく痛みは引かず、集中力が欠けてましたね。

自分も踊りは苦手な方ですので盆踊りの輪には加わりませんが、雰囲気だけは好きなので、屋台で買ったビールとおでんを食べて楽しんでますよ。

  • |2015.08.11(Tue)
  • |matsuyama
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Re: hippoponさんへ☆彡

ご心配をおかけしました。痛みは引きましたが、患部はまだ赤く腫れあがっております。
添乗ガイドさんの塗り薬による適切な応急処置により、混乱はありませんでした。またこのツアーの中に地元の診療所に務めるお医者さんがたまたま参加しておりましたのもラッキーでした。一番被害が大きかったご婦人は、ツアー終了後に診療所から薬剤をもらえたようです。自分は割と軽傷だったので薬も付けませんでしたけどね。

慎太郎ご夫妻の出逢いは盆踊りだったんですか。それは知りませんでしたね。
若い男女の出会う機会が少なかった昔は、盆踊りなどがいい機会だったんでしょうね。日本的な自然の出逢い、風情がありますね。


  • |2015.08.11(Tue)
  • |matsuyama
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Re: 和 八葉さんへ☆彡

夕方、カナカナカナと鳴くヒグラシにはどこか哀歓を感じますね。
8月末頃、鳴き声を聴くとこれで夏も終わりだなと感じてしまいます。
だからなんでしょうか、夏の虫でありながら秋の季語になっているのは。
  • |2015.08.11(Tue)
  • |matsuyama
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Re: くろこ姫さんへ☆彡

ご心配をおかけしました。痛みは引きましたが、患部は赤く腫れ上がったままです。
特に生活には支障ないので、このままほっぽっておきましょう。

それよりも4カ所刺されたご婦人が気になります。ガイドさんの適切な応急処置により、途中20~30分休憩した後、残りの行程をこなしましました。たまたま参加していたお医者さんから処方を聞き、その日の宿泊地だという盛岡の病院で診察して貰うそうです。折角東京の大学から研究調査に来ておられた先生もハプニングに襲われ、気落ちしていたようです。
蜂のトラブルは怖いですね。スズメバチでなくて良かったですよ。


  • |2015.08.11(Tue)
  • |matsuyama
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こんばんは

せっかくの自然観察ツアーで手痛い目に逢ってしまいましたね、その後いかがですか?くれぐれもお大事に!

さて昨今盆踊りも縮小されてきているようです。以前は三日は行われていたのに一晩のみというのが多く寂しいです。
子供の頃、団地での盆踊り大会に行った思い出、今懐かしく脳裏に浮かびます。
  • |2015.08.11(Tue)
  • |見張り員
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大変でしたね。

matsuyamaさん。こんにちは。『野の花日記』のマリコです。

蜂の襲撃、折角の「自然観察ツアー」大変でしたね。
matuyamaさんも、お大事にしてください。

【禁止キーワードが含まれています。】
送信できず、簡略に(*_*;。
  • |2015.08.12(Wed)
  • |マリコ
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Re: 見張り員さんへ☆彡

田舎特有の自然との共有も一歩間違えるとこういう結果になります。大事に至らず、でよかったのかな。ご心配いただきありがとうございます。赤いミミズ腫れは今だに引きませんけどね。

子供の頃の盆踊りって、すぐ近くの空き地で行われていましたけど、踊り手も少なく露店もほとんどありません。会場からは盆踊りの曲が空しく鳴り響いていました。こんなでしたからあまりいい印象がないですね。それに引き比べ、都会の盆踊りは賑やかでしたね。団地の広場は立錐の余地もありませんでした。飲めや踊れという感じでしたものね。
暑いですけど、夏休み楽しんでますか。ご自愛くださいね。

  • |2015.08.12(Wed)
  • |matsuyama
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Re: マリコさんへ☆彡

「野の花日記」のマリコさん、こんばんは。

身近で自然と触れ合える田舎特有の体験なんですけどね。自然から嫌われるとこういう結果になってしまいます。まだ蜂ですから不幸中の幸いだったかもしれません。これが熊だったりしたら大変でした。

禁止ワード、引っ掛かりましたか。自分で設定した禁止ワードだと思いますけど、自分自身で引っかかったことも何度かあります。設定したワードを忘れてしまうんですよね。これに懲りず今後もコメントを送信してください。

  • |2015.08.12(Wed)
  • |matsuyama
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お盆の入りを迎えましたが、地方によってその習わしも違うみたいですね。
昔と違って高温多湿の現代は、スズメバチが活発になっています。
私も剪定中に、それに追っかけられた事もありましたが、刺される
事はありませんでした。
折角の楽しい自然観察ツァーが台無しになりましたが、でも大事に
至らなくて何よりでした。
  • |2015.08.13(Thu)
  • |南の風
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毎日暑いですね!!

立秋を迎えて、少しは涼しくなりましたが、
まだまだ暑い日は続きますね。
夏バテはされてませんか??

盆踊りに縁日、昔に比べて少なくなりましたよね。
寂しいです。。。
あと、盆踊りの太鼓や音楽がうるさいと苦情のあった
とある地域では、盆踊りをしている人は
専用のイヤホンをして踊る(イヤホンをしていない人は音楽が聴こえない)という場所もあるそうです。
その光景は異様でした。
日本の風物詩なので、そこは我慢して欲しいです(>_<)
もちろん、お祭りに参加している人は、騒ぎすぎないのが
マナーですけど。。。
  • |2015.08.14(Fri)
  • |いねむり姫
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Re: 南の風さんへ☆彡

雨の肌寒いお盆を迎えてます。こちらの慣習でお墓参りと親戚の自宅へご焼香参りでした。
暑さ寒さも彼岸までとは言いますが、こちらではお盆を境に暑さも身を引き、涼しさが漂ってきます。北国の夏はもうお終いかもしれませんね。

野山を歩くと自然の生き物と遭遇することが多くて、それはそれでいいのですが、一歩間違えると命を落とすことにもなりかねません。熊や鹿はもとより獰猛な蜂の大群には十分気をつけなければなりませんね。今回は団体だったので主催者の適切な対応や、参加者にたまたま医者が同行していたので、安心できました。単独行動には十分気をつけなければなりませんね。

  • |2015.08.15(Sat)
  • |matsuyama
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Re: いねむり姫さんへ☆彡

こちら北国の季節はお盆を境に秋を迎えます。日中夏日を迎えていても夜には虫の声が合唱するようになります。夜の涼しさに夏バテも徐々に解消されるようになりました。

昨日14日、お墓参りの帰りに近くの町会を廻ってみたら、盆踊り用の櫓が組んであるところが2,3ありました。まだ盆踊りを実施してるところがあったんですね。終日雨にたたられた昨夜はさすがに中止だったと思いますが、夏の風物詩は残っていたんですね。
確かに盆踊りの音楽は音量一杯にしてますから、近くの住人はうるさいでしょうね。イヤホンをして踊るというのも淋しい話です。傍から見ている人には異様に感じますよね。お盆の短期間なんですから、住人の楽しみに理解納得協力いただきたいものです。
  • |2015.08.15(Sat)
  • |matsuyama
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