小寒も祝福! 二十歳の誓い

1月15日、成人の日。あっ、違った今日は小正月でした(笑)。
我々年代には1月15日=成人の日ってインプットされているんですよね。いつからなんでしょうね、成人の日が1月第2月曜日に振り替えられるようになったのは。調べたら2000年に制定されたハッピーマンデー法に基づき1月の第2月曜日に改正されています。もう15年も経つんですね。
「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」と法律では定義づけられています。新成人達が両親や周りの大人達に保護されてきた子供時代を終え、自立し、大人の社会へ仲間入りすることを自覚するための儀式(成人式)を行う日なんですね。

今でこそ法律では満20歳を持って成人したものとみなされていますが、古来では「元服加冠の儀」という風習がありました。男子は、髪を結い冠または烏帽子をつけ、服装を改めていたそうです。女子は髪を結い上げる髪上(かみあげ)、歯を黒く染める鉄漿(かね)(お歯黒という)を付け、成人の儀をしていたようですね。これが現代の成人式の基礎になるものだったんですね。当時は成人としての年齢基準がなく、例えば「1日に60キロの柴を刈って12キロ売り歩けたら一人前の男である」などと、年齢に関係なく成人として認めていたんですね。

二十歳の誓い①

この考えを現代の若者に充当してみると、どうなんでしょうね。義務教育が終わる15歳で仕事に就く人もいれば、学業に精を出し、高校、大学へと進学する方もおります。スポーツに秀でた若者はプロの世界に入り、何億円もの報酬を得る人もいます。まだ20歳未満で巨額の収入を得る。精神面はともかく、収入面だけみたら大人以上の稼ぎですよね。現役で活躍できる期間が短いし、怪我をしてしまえばそれまでですけどね。
お金の価値観がよく分からない若者がいきなり何億円も手にしたとき、普通の生活ができるのか、裏の世界に誘い込まれ、手を汚しはしないかと、その日暮らしのおじさんは余計な心配をしてしまいます。

そんなスポーツ界や芸能界に足を踏み入れた方々も含め、各市区町村では20歳を迎える青年を祝い励ますため、成人式を執り行っております。私の地元でも1日早い1月11日に成人式が行われました。
新装なった会場の市民文化会館には675人の新成人のうち、460名余が参加しました。ちょっと参加率は良くなかったですね。仕事の都合や職場から遠くて参加できないという方もいたと思いますが、一部混乱した地域とは違って平穏に式典がすんだことは何よりです。

欠席者が多かったという原因は何なんでしょうね。私が考えるに、参加者の大多数は式典を見ているだけ。数人の代表者が参画しているだけで、自分は無用の長物のように思っている人もいるのではないでしょうかね。皆と一緒になって祝ってる、祝ってもらってるという気持ちを持ってもらうことが若者にとって大事なんじゃないでしょうかね。横浜では壇上に上ろうとした青年が係員に取り押さえられました。自分を主張したいんですよ。

実をいうと私もン十年前の成人式には欠席しています。仕事上の都合だけではありませんでした。「あんな晴れがましいところに行けるか」などと粋がっていたのかもしれません。若気の至りですね。2度とこういうハレの場には出席できません。そういう席を与えてくれた両親、先輩、関係者の方々に申し訳ない思いで一杯です。
来年、再来年成人を迎える方々もいるはずです。こういう了見の狭い考えは捨て、素直に成人式には出席してもらいたいものですね。

二十歳の誓い②
午後2時から始まった式典は7人の新成人が代表して市民憲章を朗読、市長や市議会議長、地元の広報大使でもある歌手の小田代直子さんらから祝辞や励ましの言葉をいただきました。

二十歳の誓い③二十歳の誓い④










二十歳の誓い⑦そして2人の新成人から「二十歳の言葉」が力強く読みあげられました。
アトラクションは歌手の小田代直子さんが持ち歌「三陸漁港(さんりくみなと)」で、地元山口太鼓の会が創作太鼓で新成人を祝福。若者はステージに上り、一緒に太鼓を打っていました。市長(白いYシャツ姿の男性)もノリノリです。一緒になって打つ太鼓には新成人への応援が込められてもいるようでした。

二十歳の誓い⑤二十歳の誓い⑥
参加者の1人は「ここまで育ててくれた両親に感謝したいです」と、ちょっぴり大人の感想を語っていました。

二十歳の誓い➇
ところで今回の成人式会場となった海岸近くに建つ地元市民文化会館。4年前の東日本大震災で津波の被害を受け、復旧工事が急がれていました。昨年暮れの12月21日、約3年9か月振りに完成。新装オープンした中での成人式でした。それまでは無傷だった市民総合体育館での式典でしたが、今年からは真新しい会場での開催です。

二十歳の誓い⑨二十歳の誓い⑩
二十歳の誓い⑪地元では意外と文化芸能の交流が多く、これまでは会場の確保に苦慮しておりました。復旧記念式典では地元小中学校の合唱や弦楽合奏などが披露され、その高度なレベルに会場からは拍手が鳴りやみませんでした。

また、復旧記念として12月27日には劇団四季によるファミリーミュージカル「魔法をすてたマジョリン」が公開されました。浅利慶太さん企画演出で、魔女で小学生のマジョリンが魔法より人を思いやる心、愛することの大切さを訴えたミュージカルで、被災を経験した観客からは最後まで鳴りやまない拍手喝さいでした。



二十歳の誓い⑫
二十歳の誓い⑬二十歳の誓い⑭
そして成人式を終えた新成人たちは夕方地元商店街で開催する「レッドカーペット」へ。これは新成人を祝福し、励まし、そして被災者を勇気づけることを目的に、4年前から始められています。新成人に関わらず、前年地元にあらゆる面で貢献した方々や人生の節目であった方々が集まり、路上に敷かれた150mのレッドカーペットをパレードするというものです。商店街に集まった市民はクラッカーを鳴らし、皆さんを祝福します。

市民が一緒になって新成人を祝福するという企画はいいんですが、過去3回見て来て年々盛り上がりに欠けてきているように見えます。私だけの印象でしょうか、新成人の参加者も減り、地元貢献者も減ってきているように思えます。これも成人式に欠席者が増えているのと同じように、参加者と応援者の一体化が薄らいできているような気がします。プロ野球優勝チームのパレードとは違います。ただレッドカーペットを歩くだけでは、知らない人は見向きもしません。このままでは参加者はさらに減り、沿道の祝福者も足を運んでくれないような気がします。
参加者を惹きつけるのは何か。その何かは分かりませんが、今後の企画進行に一考の要素がありそうですね。
地元の先輩諸氏もいろいろ考えてくれてるんです。頑張れ新成人。へこたれるな。


二十四節気 小寒(しょうかん)◇
二十四節気二十三番目の節気。1月6日および大寒(1月20日)の前日まで。
暦便覧は「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」
寒に入り、寒さは次第に厳しくなり、北国では連日雪が降る。
小寒七十二候は次の通り。
第六十九候小寒末候)1/16~1/19 雉始雊(きじ、はじめてなく)
雉が鳴き始める頃。雄が雌への求愛のしるしとして「ケーンケーン」と甲高い声で鳴きます。足の裏で震動を敏感に察知することができ、数秒早く地震を知らせることができます。


※今日の独りごとは記事が長くなりましたのでお休みします。


参考サイト:暦生活日本文化いろは辞典


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こんばんは

晴れやかな笑顔と赤絨緞。
ささえてくれた人の事を想えるようになって
戻ってきてくれるといいですね。
ふるさとと呼べる街は一つですから。
温かな思いを思いだしてほしいですね。

新成人おめでとうございます。
街が発展し続けます様に、、

  • |2015.01.16(Fri)
  • |hippopon
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小正月っていまや名前だけの行事ではないのかな~、それとも田舎では残っているのだろうか?
  • |2015.01.16(Fri)
  • |和 八葉
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Re: hippoponさんへ☆彡

こんばんはhippoponさん、コメントありがとうございます。

新成人たちは屈託のない若者が多いですね。パレードの途中で立ち止まり観衆に向ってピースしたり、4~5人のグループで写真を撮り合っていたり、沿道の観衆はそっちのけでした。これも若さの特権でしょうね。
パレードというと我々は歩行を合わせて縦列行進するというイメージがあるんですけど、今は昔の軍隊に結びつくからと歓迎されませんよね。パレードの意味合いも変わりました。
生まれ育った地を踏み台に全国で修業し、一回り成長したら故郷の発展のために貢献してもらいたいものです。


  • |2015.01.16(Fri)
  • |matsuyama
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Re: 和 八葉さんへ☆彡

いやいや小正月って名前すら憶えてない人が多いですよ。
一部の地域を除けば、小正月だからといって何も飾り物をしないですからね。
女正月だからといっても、男も女も仕事してますし、この日だけ休んでいるお母さんもいないでしょう。
こうして日本の伝統行事が忘れ去られていくんですよね。
  • |2015.01.16(Fri)
  • |matsuyama
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こんばんは

私も成人の日というと1月15日がすぐ浮かびますね。私が成人式の年は15日が日曜で16日が振り替え休日でたいへん得をしましたw。
15日には親戚が狭い我が家にひしめき、祝ってくれました。まだ若かった両親と親戚たち、従姉妹たち。そして大好きな祖母の顔が昨日のように浮かびます。

新成人たちもあと30年もするとこの日のことを懐かしく思いだすんでしょうね^^。
  • |2015.01.16(Fri)
  • |見張り員
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Re: 見張り員さんへ☆彡

どうも頭が固いというか、柔軟性に乏しいんですよね。もう15年も経つというのに頭の切り替えができないんですよ。その頃は振替休日の制度があったんですね。今も一部振替休日が残ってますけど、「儲けもん」という感じですよね。
昔は人生の節目を迎えると盛大に祝ってくれました。お七夜、初宮参り、七五三。子供の生存率が低かった昔は子育てが大変だったようですからね。事に男の子が生まれると後継ぎができたと、それはもう家を上げての喜びようだったようです。生存率の低かった昔とは違った意味ですが、今は少子化傾向で子供が少ない時代です。
少子化の時代に流されず、新成人たちは子だくさんの家庭を築いてほしいものですね。

  • |2015.01.16(Fri)
  • |matsuyama
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小正月は豊作祈願などの農業に関する行事や、家庭的なものが多いと
聞いています。
私の二十歳は故郷を離れた地に居て、成人式には無縁でした。
どんな式典だったかも知るよしがなく、寮の夕ご飯は、いなり寿司
だったと記憶しています。
一生に一回の事ですから、大人になった自覚を実感するためにも
このような式典は良い事だと思っています。
  • |2015.01.17(Sat)
  • |南の風
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元服ってたしか15とか16歳でしたよね?
当時の若者はどんな気持ちで元服を迎えたのでしょうね。

私も成人式に出席しませんでしたが、今思えば一度ぐらい振袖を着とけばよかったな。
  • |2015.01.18(Sun)
  • |mokoko
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Re: 南の風さんへ☆彡

元旦から親戚、知人、隣人の挨拶詣で忙しい大正月に対し、正月料理などの家事で忙しい女性の慰労を込めた小正月。女正月ともいいますね。昔は男女の役割がはっきりしてたんですね。この日を正月行事の締めくくりとして年神様はどんど焼きの煙に乗ってお帰りになるんだそうです。

今でこそ各地で盛大に行われている成人式ですが、我々の頃はまだ浸透しておらず、式には参加しないという方が多かったように思えます。自分もそうでしたが、式には欠席でした。職場で祝ってくれたように記憶してます。自分の都合で欠席したんですけど、今考えると出席しておけばよかったなと反省してます。一生に一度しか巡ってこないですからね。

  • |2015.01.18(Sun)
  • |matsuyama
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こんばんは!(^^)!

お久しぶりです 
コメント有難うございました
覚えていて下さってありがとう
これと言った話題もなく、意味のないblogですが
辛うじて閉めずにいました(笑)

竹内マリアさんの人生の扉
改めて一行、一行の詩を浮かべて
曲を聴きますと、何とも言えぬ思いです

英語の部分の意味が特に共感します(笑)
  • |2015.01.18(Sun)
  • |飛鳥
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Re: mokokoさんへ☆彡

そうですね。昔の元服は15,16歳で行われていたようですね。15,16といっても昔は数え年でしたから、今の満年齢にしたら、14,15歳でしょうね。まだ中学生ですよ。でも考え方はもう大人だったんでしょうね。「人間50年」といわれてましたし、合戦の日々が大人に駆り立てていたんでしょうね。
江戸時代には「3つ素直な心、6つ節度ある躾、9つ常識ある言葉、12立派な文章、15物の道理で末決まる」と江戸町民は子供の成長に合わせ教育したそうです。この教えは現代でも通用しますね。ただ、今の若者に15歳で物の道理が分かるかな(笑)。
男の自分は成人式に欠席してもそれほど無念に思いませんが、女性だったら振袖に憧れていたでしょうからね。残念でしたね。お子さんにはぜひ出席するようお話しください。

  • |2015.01.18(Sun)
  • |matsuyama
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Re: 飛鳥さんへ☆彡

コメントありがとうございます。
こちらこそ足跡がないとなかなか訪問できないもんですから、ご無沙汰してしまいました。
ブログのコンスタントな更新って難しいですよね。以前は自分も3日に1回のペースで行進していましたが、歳時記のネタも1年で底を突きます。今では5日に1回のペースで緩やかに更新しております。
初めての訪問で拝見した飛鳥さんのブログは、あか抜けてたように記憶してます。竹内まりやさんをテーマにしたブログも、見る人によっては共感する人もいるかもしれません。まっ、ブログで生計を立てるわけではないんですから、共感してくれる方が数人でもいてくれたらいいんじゃないですか。月数回でも、片肘張らない内容で、自分のペースを守って更新してればいいと思いますよ。
  • |2015.01.18(Sun)
  • |matsuyama
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昔は成人にまで育つというのが大変だったので
成人式が意味があったのでしょうけど。
何か工夫をしないとますます参加者が減りそうです。
楽しいことは他にたくさんある世の中だし。
  • |2015.01.19(Mon)
  • |まりりんご
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Re: まりりんごさんへ☆彡

成人式への出席者が減少傾向にあるということは、躾の問題にまで遡るような気もしますし、お役所仕事で事務的な実施にあるようにも思えます。
参加者はもう少し大人としての責任の自覚、運営側は参加者の気持ちを取り込んだ企画が欲しいような気もします。思い切って成人式は民間企業に委託したらどうなんでしょうかね。総合的なプロデュースをしてくれると思いますよ。予算の関係もあるんでしょうけどね。
大人になるということはこういうことなんだ、成人式に参加して本当に良かったという気持ちになってくれることが、これからの成人式には必要なんじゃないかと思います。まっ、言うはやすしですけどね(笑)。


  • |2015.01.19(Mon)
  • |matsuyama
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