東北春の風物詩 人馬一体で競う馬力大会

商品に貼られたPRシールや値段シールなどを剥がすときは、剥がしたいシールの上からドライヤーで1分弱、熱風を当てるときれいに剥がせるそうです。これはいいですね。これまでは熱湯に暫く付けて剥がしてましたが、きれいに落ちないことが多々ありました。剥がれない時は爪で引っ掻いてましたよ。特にビン類のラベルは剥がしにくいですよね。今度試してみよ。
熱風をあてるとなると、耐熱性の弱いものは不向きですね。プレゼントしようと思って買ったビニール袋の商品に、値段シールが貼られていたら厄介です(笑)。

馬力大会①

馬の里遠野郷に生まれた輓曳(ばんえい)競馬
(今回も長いです。お時間があるときご覧ください)
先日の6月22日岩手県遠野市において「第39回東北馬力大会馬の里 遠野大会」が開かれました。
カッパ伝説が多く残る遠野は古くから馬産地としても栄えた町で、馬と人間が共存する「南部曲り家」などの文化が育まれてきました。最近では馬を主体とした地域活性化を目指し農耕馬や乗用馬の育成に力を注いでおります。
この遠野で開催される輓曳競馬は、山から木を切り出す地駄引きの技術を生かし、コース上に設けられた2つの障害を乗り越えて重い荷物をどれだけ早い時間で運べるかを競うレースです。直線150mのコースを、人馬一体となって疾走するレースは勇壮で思わず手に力が入ってしまいそうです。

宮守町の河川敷に設けられた会場では午前9時、全国から集まった農用馬36頭によって熱いレースが繰り広げられました。馬の年齢や体重別によってソリの積載量が違います。1番軽いクラスの二歳馬で積載量80貫(300㎏)です。五歳馬の上に四流馬から一流馬に分けられたユニークなランク別。1番重い一流馬は260貫、975㎏の積載量です。体重70㎏の男性約14人を運ぶということですから、過酷な過重ですよね。
この重いソリを引いて150mのコース上に作られた高さ2.5mの小高い丘を乗り越えます。疾走する馬からは荒い息遣いが伝わってくるようです。

馬力大会②
そのレース模様を実況でお伝えします。ただし1レースを最後までお伝えできませんので、通過ポイントごとに他のレースの出走馬をつなぎ合わせてお送りします(笑)。

馬力大会③
各馬一斉にスタートを切りました。力強いスタートダッシュです。といっても2頭立てですけどね(笑)。

馬力大会④
まずは第1関門。高さ1mの盛土です。各馬余裕をもって難なく通過しました。

馬力大会⑤
続いてこのコースの難所、高さ2.5mの盛土。下から見上げると脅威の高さです。各馬立ち止まってしまいました。さあ~、この障害物をどう乗り越えるのでしょう。ここで重いソリを引き上げられないと5分以内の制限時間(一流馬クラスのみ7分)を超えタイムアウト。失格になるとブルドーザーで後ろからソリを押されてしまいます。

馬力大会⑥
馬と引手、助手の3者が呼吸を整え、力を振り絞ります。馬の引手が倒れ込むように手綱を引き、息遣いの荒くなった馬は砂を蹴散らし最後の力でソリを引き上げます。何度か繰り返しながら、少しづつ登りつめる様はまさに人馬一体となった難所越え。思わず手に力がこもり、観客席からは「頑張れ」「もう少しだ」の声援がかけられます。

馬力大会⑦
馬と引手とが呼吸を合わせ、タイミングをみて駆け上った難所。馬の力強さが垣間見られた瞬間でした。固唾を飲んで見守っていた観客からは拍手喝采。頂上を乗り切った馬は颯爽とゴールを目指します。

馬力大会⑧
さ~、ゴール。青森県出身「みたことない号」、タイムは2分55秒17。一流馬クラスの優勝です。

馬力大会⑨
「よくやった」「よく頑張った」と馬主さんから労いの言葉がかけられました。馬主と出走馬の固い愛情でしょうかね。この日6,700名の観客からも惜しみない拍手の嵐が飛び交いました。

馬力大会⑫ 馬力大会⑩
大会では4年振りにポニーのクラスも復活。小さなポニーでも50貫(187.5㎏)のソリを引いて走りました。会場内では子供2人を乗せていましたが、これでも軽い方。

馬力大会⑪ 馬力大会⑬
アユの塩焼きで魚の味覚を楽しみ、コースの真ん前には急造「カーコーヒーショップ(?)」が出店。ここはレースの特等席です。

馬力大会⑭ 馬力大会⑮
コースでは遠野郷馬っこ王国ライディングクラブによる流し馬の妙技を披露。最後に一流馬優勝の「みたことない号」には岩手県知事賞が贈られました。

この日は日曜日とあって、炎天下の中、若いファミリーが大勢集まり、思い思いの休日を過ごしていました。会場内では勝ち馬投票券も売っているんですね。馬券を買っているおじさんの姿を見ていると、何だか昔の自分の姿が懐かしく思い出されました(笑)。


二十四節気 夏至(げし)◇
二十四節気十番目の節気。6月21日および小暑(7月7日)の前日まで。
暦便覧は「「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」」
太陽が最も高く昇り、昼が一番長く、夜が一番短くなる。
夏至七十二候は次の通り。
第二十九候夏至次候)6/27~7/1 菖蒲華(あやめはなさく)
菖蒲(あやめ)の花が咲きはじめる時季。
第三十候夏至末候)7/2~7/6   半夏生(はんげしょうず)
半夏が生えはじめる時季。苗が生える季節でかなり暑さを感じる。

七十二候の第二十九候「菖蒲華」の解説ははお休みします。


今日の独りごと

今日の独りごと625先日国道沿いを1人トボトボと歩いていたら、後ろから乗用車が寄ってきて「どこまで行くの」と中年のおじさんに声をかけられました。
500m位先に止めてあった車に乗り込むため、歩いていた後姿が疲れている感じだったんでしょうね。駅には遠いし、タクシーもあまり走らないこの場所。見かねたおじさんが「車で送るよ」と、親切に声をかけてくれたんでしょう。嬉しかったけど事情を話してご辞退しましたが、親切ですね、田舎の人たちは。
昔「小さな親切」運動というのがありましたが(今でもあるのかな)、こういう行為に出合うと気持ちがほっこりしますね。日本人のやさしさ、親切心は今でも脈打っていました。





参考サイト:遠野市公式ウェブサイト遠野市観光協会イーハトーブログ、TEPOREレター Vol.577

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おはようございます

馬といえば競馬のあの細い足の馬が思い浮かぶので
ばんえい競馬のたくましい足と体躯には驚きました。
違う種類の馬かと思いました。
重いものを運ぶと太くたくましくなるんですね。
  • |2014.06.26(Thu)
  • |まりりんご
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こんにちは

私自身競馬はしませんが、ばんえい競馬の馬の力強さには目を瞠るものがありますね!
農耕馬が支えた日本の農業にしばし思いを馳せました。

まだまだ日本も捨てたものではないですね。
さりげない思いやりとか優しさこそが必要ですよね。
  • |2014.06.26(Thu)
  • |見張り員
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Re: まりりんごさんへ☆彡

スタイル馬といえばサラブレッドですよね。石原裕次郎並み(フル)のスタイルです。
何しろばんえい競馬の馬とは血統が違います。ずんぐりむっくり型といいますか、ガッチリした安定性のあるスタイルですね。
ばんえい競馬といえば北海道帯広が有名ですが、農耕馬による競馬は世界でも珍しいレースなんだそうです。北海道開拓時代の農耕馬の気概が受け継がれているんでしょうね。遠野馬も南部藩統治の頃より南部駒として育ててきた経緯もあるんですね。今では馬の里に厩舎を設け、農耕馬だけではなく乗用馬の育成もしているんだそうです。そのうち遠野厩舎所属のサラブレッドが中央競馬のレースを制覇する時がくるかもしれませんよ(笑)。
  • |2014.06.26(Thu)
  • |matsuyama
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Re: 見張り員さんへ☆彡

自分は一時競馬にはまったことがあったんで、馬には興味がありましたが、ばんえい競馬を知った時は「何これは、これが競馬をする馬か」と思ってしまいました。でも競馬の血筋を引いてしまったんですかね、すぐにばんえい競馬に興味をそそられてしまいました(笑)。
思えば小さい頃から農耕馬には親しんできました。農耕具も機械化される前は農耕馬が中心の農作業でしたからね。収穫した野菜を市場に運ぶのも馬車でしたよ(笑)。
日本人の思いやり、優しさは大震災当時の被災地を見て、外国メディアからはもてはやされました。外国人メディアの方には、こういうさり気ない思いやりが目についたんでしょうね。日本人は何気ない思いやりを受け継いで行ってほしいです。


  • |2014.06.26(Thu)
  • |matsuyama
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おはようございます。

余分な肉をそぎ落としたしなやかな筋肉を持つサラブレッドの華麗な走りとは明らかに違う輓曳競馬、写真だけ拝見していてもその力強さが伝わってきます。
自分が子供の頃、舗装もない公道を荷車を引く馬が普通に往来していたものですが、森林のくに遠野では、林業機械が発達していなかった時代、このような馬たちが人力以外の重要な労働力として大活躍していたのでしょうね。
  • |2014.06.27(Fri)
  • |茶々
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こんにちは ! いつも、ありがとうございます。
私が小さい頃に、我が家でも農耕馬を飼ってましたので、思い出しながら
読ませて頂きました。
年に一回、農耕馬が集まって、浜競馬をしてましたが、まともに走れない馬もいて、楽しい想い出になっています。
  • |2014.06.27(Fri)
  • |南の風
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Re: 茶々さんへ☆彡

こんばんは。

公営競馬のサラブレッドはスリムですよね。スピードではかなわないけど、力自慢では負けないのが輓曳競馬です。足腰の太さ、安定感のある胴回り。見ていてスリスリしたくなりそう(笑)。
茶々さんの時代もそうでしたか。自分の子供の頃は当たり前でしたからね。耕運機もない頃はリヤカーでした。重い荷物や坂道は大変なんですよね。まとまった重い荷物の時は、知り合いの飼い主さんの馬車で運んでもらっていました。刈りいれた稲を運ぶ時は荷台に乗せてもらったり、半分遊び道具でしたけどね。
あの頃のヒーローはどこへ行ったんでしょうね。時代は変わったもんです。簡単で楽な時代になりました。


  • |2014.06.27(Fri)
  • |matsuyama
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Re: 南の風さんへ☆彡

こんばんは。いつもありがとうございます。

あ、そうですか。馬を飼ってましたか。そりゃ懐かしいでしょうね。
やはり昔から競馬ってのはやってたんですか。浜競馬っていうと海岸の砂浜で走ってたんですか。
自分も若い頃、会社の草野球部で海の近くへの合宿がありました。早朝練習だからといって全員砂浜でランニングをさせられたことがあります。砂浜って走りにくいんですよね。砂だから踏ん張りがきかないし、ダッシュができない。もう1回でバテてしまいました。
そんな砂浜で浜競馬。馬の巧みさとバイタリティ、尊敬してしまいます(笑)。

  • |2014.06.27(Fri)
  • |matsuyama
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matsuyama さんへ!!

北海道ばんばも旭川競馬場・岩見沢競馬場・北見競馬場都盛んでしたが、北海道の財政事情で帯広に集約されました。
私も岩見沢によく行ったものですが凄い迫力は馬の好きな男には魅力がありましたねー。

一般競馬も馬券売り場をコンビニにとの契約がうまくいかず残念です、今の世の中は全てが経営事情で廃止が決まり馬の振興には寄与していませんですねー。
  • |2014.06.28(Sat)
  • |荒野鷹虎
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Re: 荒野鷹虎 さんへ☆彡

帯広競馬場に集約されたんですか。それは淋しいですね。
鉛筆片手に予想されていた方にとって、心にぽっかり穴が空いたような感じでしょう。
やっぱりどこも財政難なんですね。潤ってるのは中央競馬位じゃないんですか。
昔は渋谷の場外馬券場や府中競馬場に行ってました。あの独特の馬券売り場の雰囲気、今はなかなか味わえないです。やはりネットで馬券買ったり、電話で買ったりしてると、あの雰囲気が廃れていきますね。そのためのコンビニ販売だったのでしょうが、あの雰囲気を嫌われる方からは反対されたんじゃないんですか。
特に地方競馬、経営難ですよね。立て直しが必要でしょう。

  • |2014.06.29(Sun)
  • |matsuyama
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値札はがすときは 熱々の蒸しタオル
当ててからはがしてます~
力強そうな馬さんだ~
いつも見てるのは サラブレッド
全く違うのね~
  • |2014.06.29(Sun)
  • |こん☆
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Re: こん☆さんへ☆彡

なるほど。皆さんいいアイデアお持ちなんですね。
最近プラ容器に貼られたラベルって剥しやすいようになってるんですが、ガラス瓶のラベルなどはまだまだ剥しにくいのが多いですよね。再利用するのならメーカーも剥しやすいように設定してほしいですよ。

競馬場で見るサラブレッドは格好いいですよね。ばんえい競馬の馬は力強いです。逞しいです。百人力です。最近では機械化によってその力強さを発揮できるチャンスが失われてきました。このような農耕馬を職場復帰させてやりたいですね。

  • |2014.06.30(Mon)
  • |matsuyama
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1トン近い荷物を牽く馬の足と身体はすごく立派でがんじょうそのものって感じですね!
  • |2014.06.30(Mon)
  • |カノッチ
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Re: カノッチさんへ☆彡

1トン近い荷物を引いたら、この馬何馬力の力があるっていうんでしょうね。
凄い力持ちですよね。人間がこんな荷物を引こうとしたら、一発でぎっくり腰です。
力自慢は程々にお馬さんに任せておきましょう。


  • |2014.07.01(Tue)
  • |matsuyama
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