• 2014
  • 02/15
  • Sat

春雪いずる自然と創生

川や湖の水がぬるみ、氷が割れて魚が跳ねるといわれる七十二候の第三候「魚上氷(うおこおりをいずるる)」。
春先の薄く張った氷の下で盛んに泳ぎ回る生命力に満ちあふれた魚たちの姿が見えるはずだったんですが、ここ数日で降った雪にかき消され、動き回る姿も見えません。
近畿地方では観測史上最大の積雪があったり、関東甲信地方の山梨などでは15日朝にかけ1mの積雪をみるなど過去100年で最大の積雪があったようです。気象台では大雪による交通障害などに警戒を呼びかけております。十分ご注意ください。
梅とうぐいす

春の白い結晶 脅威を惑わす
さてさてめったに降らない太平洋沿岸のこちらでも今年は大雪の被害に見舞われております。
2月9日に降った大雪に続き、今日15日も朝からシンシンと降り注いでいます。一時みぞれになったものの夕方からは本格的に降り出しました。これは本州南岸の低気圧が影響しているようで、明朝までにさらに積雪がありそうです。
雪は自然から授かる嬉しい贈り物。しかし時には人々の暮らしを脅かすこともあります。シャコタンの車にとって、15㎝程の積雪があるとスタッドレスタイヤを履いていてもスリップしてしまいます。車高が低いから雪を巻き込んでしまうんでしょうね。往生している車を見かけました。
除雪車
除雪車輪 除雪後
春雪は湿気を含んだベタ雪でもあり、雪自体が重い。雪かきは重労働です。こんな時の除雪車は庶民の強い味方。あっという間に道路を占領してあった雪の山は消え去ってしまいます。満面の笑顔で車を走らせるドライバーをよそに、除雪した雪は道路に直接面した玄関口へと排雪されます。排雪された雪は重いし、固い。門扉は閉ざされてしまい、その家の住人は自宅に籠城せざるを得ません。道路の復旧を図る立役者でもある除雪車はある意味脅威にも感じます。

雪降り(250)
雪降り(50)
空を見上げればふわふわと舞い散る白い結晶。同じ雪でもカメラはいろいろな形に捕らえてくれます。シャッター速度を速めると蛍の光のように、遅くすると金の延べ棒が降り注ぐように見えます。できることなら消えてなくならないでほしい(笑)。

氷柱
大自然は氷の芸術をも魅せてくれます。おそらくは天才芸術家も創り出せない氷の魅力。幽玄の世界へ招いてくれます。透きわたる氷柱の中に何かが隠されているようにみえませんか。

足あと
この時季に大雪を降らせたのは誰か。降り積もる雪を踏みしめるように残した痕跡だけが知っている。絡まりあう足跡は雪の精を求めて先を急ぐ好奇心の塊。
遥か彼方で手招きする長い黒髪の端を口に咥えた、真っ白い冷女雪女に魅せられたのかもしれません。
ミステリアスな春の椿事でした(笑)。

2月19日からは二十四節気の「雨水(うすい)」となります。雪が春の雨に変わり、本格的に雪解けが始まる時季となります。もう次の冬まで出番のない雪女となるよう願いたいところです(笑)。


◇二十四節気 雨水(うすい)◇
二十四節気二番目の節気。2月19日および啓蟄(3月6日)の前日まで。
雪やあられが雨に変わり、 氷や霜が融けはじめる時季。
◆雨水の七十二候は次の通り。
第四候(雨水初候)2/19~2/23 土脉潤起(つちのしょう、うるおいおこる)
雨が降って土中にいくらか湿り気を含み出す時季。
第五候(雨水次候)2/24~2/28 霞始靆(かすみ、はじめてたなびく)
霞がたなびき始める時季、来る春への期待がふくらむ。
第六候(雨水末候)3/1~3/5  草木萠動(そうもく、めばえいずる)
草木の芽が萠える時季。


ご迷惑をお掛けしております。本日もコメント欄を閉じております。










参考資料:七十二侯がまるごとわかる本
写真協力:写真素材-フォトライブラリー

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