• 2014
  • 01/20
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大寒を裸詣りで無病息災

近頃、都会には、地方の特産品を紹介・販売するアンテナショップが増えていますね。店内にはその地域の名産品が並んでいるのを目にします。地方から上京してきた方にとっては、故郷を味わえる場所として、また、その地を知らない方にはもの珍しさに……、というように色々な楽しみ方があるようです。
私も一度このアンテナショップを利用したことがあります。東京銀座にある「いわて銀河プラザ」。三陸特産の海鮮物も展示されております。かつて同僚だった方々から慰労会を開いていただいたお礼に、ここで買った出身地の「わかめ」を全員に配りました。新鮮で美味しいと大好評。わかめの美味しさと共に出身地の名産品をアピールできたのではないかと自負しています。

ふきのとう

大寒は二十四節気の最後の季節
さてさて季節は二十四節気の最後、1年で最もしばれる大寒を迎えております。文字通り1年の中で最も寒い大寒は1月20日から2月3日の節分まで続きます。
寒いとはいえ、その一方で日差しは少しづつ強まってきており、大地の動きからも春の気配が近づいてきているのを感じることができます。雪も凍り付くような「寒の内」でも、南の国からは梅の開花の便りが聞かれ、徐々に春に向かっていることを感じる季節です。冬といえる季節も後2週間です。
寒い日が3日続くと暖かい日が4日続くという「三寒四温」。この言葉には風情が感じられます。この時季の水は1年で一番澄んでいて腐らない「寒の水」といわれ、寒仕込みと呼ばれる酒や味噌の仕込みには欠かせません。この時季に作られる味噌は、気温が上がる春から夏にかけて熟成が進み、気温が下がる秋に落ち着いた味噌に仕上がるため、最も美味しいとされています。

春を呼ぶ「款冬華
七十二候では1月20日頃から1月24日頃までが第七十候となり、二十四節気の初候でもある「款冬華(ふきのはなさく)」となります。
款冬とはフキのことです。蕗の薹(ふきのとう)は氷を破るようにして生え、その蕾は、土手の上や籔陰などに、萌黄浅緑色の花穂を土中からもたげます。冷たい地面から顔を出している蕗の薹は春の象徴であり、気持ちもふっと明るくなってきます。香りがつよく、口に入れるとほろ苦さが舌に走りますが、苦みを取り除いて煮物、炒め物、おひたしなどに珍重されています。
まだ大寒でありながら、春の兆しを示す蕗の薹をこの季節に持ってきているところに、七十二候のおもしろさと、自然のもつ生命力を感じますよね。

二十日正月は正月最後の締めくくり
1月20日は正月の祝い納めの日、二十日正月です。この日の早朝には、正月にお迎えしていた神様方が、それぞれの居場所にお帰りになる日と考えられていました。
京阪神地方など、西日本では骨正月とも呼ぶところもあります。正月料理に欠かせないぶりの骨や頭を大根などと煮て、昼までに食べ尽す風習からついた別称のようです。
7日、11日、15日と、正月終わりといわれる行事はいろいろありますが、これが本当の意味での新暦における正月終いとなります。


「大寒を裸詣りで無病息災」はこの後続きます。
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本日はコメント欄を閉じております。申し訳ありません。






参考サイト:びおWikipediaこよみのページ、七十二侯がまるごとわかる本、TEPOREレター Vol.553
写真協力:写真素材-フォトライブラリー

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どんど焼きと裸詣りで歳神様をお見送り
1月15日は小正月でした。この日に正月使った門松や注連飾りを持ち寄って焼く左義長。地方によってはどんど焼きあるいはどんと焼きなどとも言われております。焼いた煙に乗って歳神様が天上に帰っていくのだそうです。お盆の迎え火、送り火のように歳神様も火に縁があるんですね(詳しくは過去記事2009年1月5日「どんと焼きおもしろ雑学」を参照)。

どんど焼き(祝詞)
どんど焼き(青猿神社) どんど祭(横山八幡宮)
1月15日は各地でどんと焼きが行われていたようですが、こちらでも16日の青猿神社と19日の横山八幡宮で行われました。小規模ではありますが、厳粛な宮司さんの祝詞により、その日の風向きを気にしながら持ち寄った古神札や注連飾りが焼かれ、歳神様が天上にお昇りになりました。
参加された方々にはあらかじめ手渡された紙人形で体の悪いところを拭き取り、無病息災を願って炎と一緒に燃やしました。どんど焼き終了後はその場で焼かれた供え餅が振る舞われておりました。
いただいた餅で今年1年病気とも縁がないことを期待します。

裸詣り
裸詣り(少年 裸詣り(お祓い)
地元消防団による裸詣りもありました。参加した17名は全員ふんどしの上に注連縄を飾り、上半身はさらしを巻いてるだけ。口に半紙を咥え、足元は裸足に草鞋です。初参加の小学生は時折舞い散る小雪に唇が青くなってました。歳神様はこの子たちに試練を与えてるのでしょうか。見てるほうが寒くなってしまいます。
地元商店街をゆっくりと時間をかけ練り歩いた一行は横山八幡宮へ。震災復興、交通安全、商売繁盛などを祈願し、お酒や供え餅、お米、魚などの供物を神前に奉納しました。

地元でどんど焼きや裸詣りなどの神事があったなどとはじめて知りました。今年は27回目だそうですが、古来からの慣習は今も受け継がれてるんですね。これぞ地元、これぞ日本。心強く感じました。
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