• 2014
  • 01/15
  • Wed

雉の啼き声にみる春の兆し

昨年の暮に「空気中のアルコール濃度変化を利用して電信のようにメッセージを伝える」という研究論文が発表されたそうです。アルコールを噴霧して扇風機で送るという、実用には程遠いレベルではありますが、バーカウンターの両端で知らない男女とメッセージ交換ができるかもしれないと考えると、なかなか夢のようです。
ウイスキーをホットで楽しめる最も寒いこの季節。シナモンやジャムなどをトッピングしたホットウイスキーから立ちのぼる香りは格別です。メッセージ交換とともに冬のウイスキーの楽しみがいろいろ広がりますね。

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雉の雌雄が繁殖活動をはじめる「雉始雊」
さてさて夢はその位にして、1月15日頃より19日頃までは七十二候の第六十九候「雉始雊(きじはじめてなく)」に変わります。
雉の雄が雌を求めて「ケーン、ケーン」と鳴き始める頃です。繁殖活動を始めるこの頃になると、春が近い証拠でもあります。この甲高い啼き声は都市部ではなかなか聞くことができません。山間の多い農村部で耳を澄ませば遠くで聞こえるかもしれません。鳴いていても、それが雉の鳴き声だと判別がつきません。一度だけ偶然聞いたことがありますが、その場では何の鳥か分かりませんでした。野鳥の鳴き声を聞き分けられると、少しだけ鳥に近づいたといわれます。

1月16日は奉公人の藪入り
藪(やぶ)入りとは、かつて商家などに住み込み奉公していた丁稚や女中など奉公人が実家へ帰ることのできた休日のことです。今でこそこの習慣はなくなりましたが、1月16日と7月16日の年2回ありました。7月の藪入りを「後(のち)の藪入り」とも言います。
藪入りの習慣が都市の商家を中心に広まったのは江戸時代であります。もともとは嫁取り婚において嫁が実家へ帰る日だったとされますが、都市化の進展に伴い商家の習慣へと転じたようです。関西地方や鹿児島地方ではオヤゲンゾ(親見参)などと呼ぶところもあり、六のつく日だったことから、関西では六入りとも呼ばれてもいるようです。
第二次世界大戦後、労働基準法の強化により日曜日を休日としたことにより藪入りは廃れ、正月休み・盆休みに統合されるようになりました。今でも正月や盆の帰省ラッシュが続くのは藪入りの伝統なんでしょうか。そういえば昔東京で勤めていた頃、母親に「藪入りには帰って来いよ」などと言われていました(詳しくは過去記事2012年1月16日「藪入りは年2回だけの公休日」を参照)。

避けたい! 冬土用の土いじり
炎暑の「土用丑の日」はよく知られていますが、冬の土用はあまり知られておりません。古くは「土王用事」とか「土旺用事」といい、雑節として四季に応じて年4回あります。本来、土の気が旺(さかん)である時期であるため、土を動かしたり、穴を掘ることを忌むとされ、また殺生も不吉とされています。
土用とは雑節と五節句とあわせ、二十四節気を補う季節の移り変わりを表す節で、それぞれ立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことをいいます。
今年の冬の土用は入りが1月17日、開けが2月3日の18日間になります。この間の土用丑の日は1月18日、30日です。建築業界などでは、この間の基礎工事、壁塗り、井戸掘りなどを避けるところもあるようです。庭の土いじりなども避けたほうがいいかもしれませんね。ただ土を司る神様「土公神(どくじん)」が留守になる1月19日、20日、22日、31日、2月1日、3日は間日(まび)になりますから、土いじりはこの日にどうぞ(詳しくは過去記事2012年1月18日「土いじりは避けたい冬土用」を参照)。


「元服式が由来の成人式」はこの後続きます。
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本日はコメント欄を閉じております。申し訳ありません。




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今年もぜひ おひとつ








参考サイト:びおWikipediaNPO法人 PTPL小笠原流、WHiSKY on the Mail (No.217)、七十二侯がまるごとわかる本
写真協力:写真素材-フォトライブラリー

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元服式が由来の成人式
昔は15歳頃までに行われていた元服加冠の儀。今の成人式にあたります。「元」は首の意味で冠をかぶること、「服」は成人の服を着ることを表し、髪型を変えたり、名前を改めたりしていました。女子も「髪上げ」「まゆはらい」などとして元服していました。
明治になり、断髪令で髪型が変わり、伝統文化の軽視から、元服の礼は全廃。戦後は満20歳になると「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を、祝い励ます日」として、1月15日を成人の日に制定しました。現在は1月第2月曜日に変更されています。

二十歳を迎えた新成人 おめでとう
こちらでも1月13日の成人の日の前日、市民総合体育館「シーアリーナ」において「成人式」が行われました。今年の新成人は650人。

日本各地の成人式会場ではトラブルが発生する中、こちらでは平穏に無事終了しました。大人の自覚を持っていただく機会でもありますから、節度ある新成人のマナーに先輩として熱い声援を送らせていただきました。
成人式会場
二十歳の誓い(男) 二十歳の誓い(女)
式典には女性のほとんどが雅やかな振袖で、男性も数人が羽織袴の正装で出席。宮古市長をはじめとする来賓の方々から祝辞が述べられるなか、成人を迎えた盛岡の大学生お二人が新成人を代表して力強く「二十歳の誓い」を宣言されました。

山口太鼓
アトラクションでは地元「山口太鼓の会」の演奏で新成人を祝福。同会代表の二十歳を迎えた娘さんが式典会場から急遽檀上し、振袖の上からたすきをかけて華麗なるバチ捌きを披露してくれました。会場に鳴り響く太鼓の音は、成人の自覚を奮い立たせるようです。

パレード新成人
パレード消防隊 ゆるキャラ
夕方からは商店街通りに移動。メイン通りに赤い毛氈を引いたレッドカーペットをパレード。甘酒が振る舞われる中、沿道の皆さんからはクラッカーの祝福を受けていました。女性消防官やゆるキャラのサーモン君も祝福に駆けつけてくれました。みんな応援してます。震災で被災したこの街をこの商店街を、二十歳の若さで活気ある新しい街づくりに頑張ってくださいね。

成人おめでとう。これからは世のため人のため尽くしてください。
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