梅雨の晴れ間に咲く菖蒲

菖蒲の開花で梅雨を知ったその昔
指折り数えると今年の前半も後わずか、折り返し点が目に入ってきました。
七十二候では6月26日~7月1日頃までを第二十九候、夏至の次候で「菖蒲華(あやめはなさく)」です。
稲作には水が必要で、今年ほど雨乞いをした年も近年にはなかったように思えます。雨を待ち焦がれる農家は、あやめの開花を見て、梅雨の到来を知ったといいます。

菖蒲

菖蒲は上半期の総決算!
菖蒲と書いて「あやめ」とも「しょうぶ」とも読みます。見た目も似ており、草丈低く畑のような乾燥地で栽培されるのが「あやめ」。水辺や湿地に咲くのが「しょうぶ」です。これにかきつばたが参戦して三つ巴。その違いはさらに混沌としてきます。この時季皆さんのブログには菖蒲の写真が数多く取り上げられます。間違わないようにしたいものですね。ご興味のある方はこちらからどうぞ(詳しくは過去記事2012年05月16日「いずれがあやめかかきつばた」を参照)。

カラスにつづく野鳥のギャング
また、この時季の野鳥の世界では、カッコウの鳴き声で知られる「かっこう」が代表的。かっこうは産卵途中の他の鳥の卵を一つくわえ取り、その巣に自分の卵を紛れ込ませる「托卵」で知られています。悪どいですけど、これも生きていく上での術でしょうか。人間社会の保育園などでこのような悪質な行為をしたら抹殺されます。かっこう悪~。

あらら、生垣が変~色

カイズカイブキ

この時季、自然の中では菖蒲をはじめ色とりどりの花々を楽しむことができます。庭にいろいろな季節の花々が咲きほころぶご自宅もさることながら、緑の生垣に囲まれた家に住むのも憧れ。
カイズカイブキ、枝が巻き上がるように生育し、生垣に適正した常緑樹です。排気ガスに強く、公園の生垣などにも用いられ、最大樹高10mにもなります。
約3か月前の今年3月、知人を通し不要になった背丈1.5m前後のカイズカイブキ10本を貰い受けました。「よし、これで念願の生垣ができるぞ」と期待し、腐葉土を敷いた駐車場脇に植え付けました。さるかに合戦のカニさんのごとく「早く根付いてくれカイズカイブキ」。
桜が咲き始める季節になってカイズカイブキに変化が現れ始めました。毎朝の水遣りが功を奏したのでしょうか。いやいやそれどころではありません。何とカニさんの気持ちを踏みにじるように、葉が白茶色に変色し始めたではありませんか。新緑深まるこの時季に緑が失われ、10本のうち4本が脱色状態。これはもう枯死としかいいようがありません。
移植の時点で根に菰も被せずしばらく放置した、あるいは根が切断されていた、移植時に剪定を怠ったなどと見識者の大方の見方でした。これではいくら移植後の手入れをこまめにしても根付いてくれません。カニさんもがっかりです。
タダほど高いものはないといいますが、枯死した4本を取り換えるとなると思いがけない出費となります。初めから植木屋さんに見立ててもらえばよかったかもしれませんね。貰い受ける前に掘り出し状態、刈込み状態などを持ち主に確認しておいた方が良かったかもしれません。
戴くものは夏も小袖、になってはいけないという戒めでもありました。



うまく育てるとこんなに緑の美しいカイズカイブキが育ちます。


参考サイト:ぴおYahoo Japan知恵袋、七十二侯がまるごとわかる本
写真協力:写真素材-フォトライブラリー

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アヤメと菖蒲は違うんですよね。
確かこちらで教わったような記憶があります。

職場のすぐ近くにアヤメの名所があるんですが、
なかなか行く余裕がありません(^_^;
  • |2013.06.26(Wed)
  • |itchann
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すぐに結果が現れる訳ではない植物は
扱いが難しく思います
だからこそ、愛する人がいるのでしょうけれど

小学校や中学校で、卒業生の立札をよく見ました
記念樹を植える習慣で残されたのでしょうね
カイヅカイブキは、その筆頭でした
  • |2013.06.26(Wed)
  • |FREUDE
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おはようございます。

菖蒲華…、ほんと七十二候の表現は自然の花鳥風月の楽しみ方
が分かり、自然との一体感が深まる感じがします。
こちらでも隣の多賀城市で、松尾芭蕉が『奥の細道』記行で訪
れたといわれる6月24日を含む6月24日から7月7日まで「多賀城
跡あやめまつり」が開催されているとのことで、昨日テレビで
紹介していました。

ところでmatsuyama邸の生垣、ちょっと残念なことになってい
るようですが、何とか再生の方法はないものなのでしょうか。

  • |2013.06.26(Wed)
  • |茶々
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Re: itchannさんへ☆彡

当ブログで学んでいただいたとは嬉しいですね。
あやめと菖蒲、その違いは微妙でなかなか判別できないのが辛いですね。

こちらにもあの世界文化遺産に登録された平泉の毛越寺に、その数3万株といわれる名所があるんですよ。こちらの花菖蒲は、東京の堀切菖蒲園から買ったもので、その後株分けして増やしたんだそうです。毎年この時季、あやめ祭りを開催するんで1度行ってみようと思ってるんですが、なかなか行きそびれてしまってます。今年こそ行ってみたいと思ってるんですが、さてどうなることやら。

  • |2013.06.26(Wed)
  • |matsuyama
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Re: FREUDEさんへ☆彡

形のいい盆栽なども、人の目に触れるまでは大変な苦労と時間がかかってますからね。
手塩にかけた盆栽だからこそ、思ったような出来栄えになったとき喜びもひとしおなんでしょうね。
この度の生垣は手塩をかける前に結果が出てしまったようで、手の施しようがありませんでした。何の知識もない素人が手を出すこと事態、無謀といえば無謀なんでしょうけどね。
今回のこの結果を踏まえて、周囲の植栽を注目してみるようになりました。思った以上のところでカイズカイブキが使用されてるんですね。民家の生垣はもち論、公園、庭園などでも見かけます。記念樹にも使われてるとは知りませんでした。この年になってまだまだ世間知らずですよね。

  • |2013.06.26(Wed)
  • |matsuyama
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Re: 茶々さんへ☆彡

こんにちは。茶々さん。

日本に輸入され、日本の風土環境に合わせて作り直しただけあって、日本の季節の潤いを的確にとらえてますよね。南北に長い列島ですから、全国一斉にというわけにはいきませんが、北から始まる季節前線、南から始まる季節前線によって、その楽しみは倍加するんでしょうね。
多賀城跡あやめまつり、もう始まってるんですね。聞きしに勝るあやめですよね。毛越寺でも始まってますからあやめまつりツアーでも組んで見に行きたいものですね(笑)。
邸なんて言われるとこそばがゆいです。写真に写ってる邸はよそんちです(笑)。アドバイスを聞いたある1人の方からは「駄目です。手遅れです」とまで突き放されました(泣く)。
  • |2013.06.26(Wed)
  • |matsuyama
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紫陽花と言いアヤメと言い、雨にピッタリの色合いと姿ですね。日本そのものの凛とした風情を感じます。
我が家のハナミズキもどうしたことか立ち枯れの状態に陥ってしまってどうすれば良いのか手をこまねくばかりです。
どうやら気温の差があまりにも激しいからでしょうか。
日ごろは目もくれずにやり過ごしている木々もこうやって病み衰える姿を見ると俄然気になってしまいます。
人間の気持ちが通じるのでしょうね。

今年もあと半分。お元気にお過ごし下さい。
  • |2013.06.27(Thu)
  • |まろゆーろ
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Re: まろゆ-ろさんへ☆彡

ハナミズキといえば一青窈さんの曲を思い出してしまいます。歌も好きですが、桜と入れ替わって白い花を咲かせるこの花、カイズカイブキを駄目にした者が言うのもなんですが、1度育ててみたいものです。
昔から庭の片隅にあったブルーベリー、昨年は全く駄目で、実が5~6粒位しか成りませんでした。原因が分からないまま、昨秋剪定を断行。そのせいか今年は枝一杯に花が咲き、実が成りそうです。剪定が復活の要因だとは断言できませんが、たわわに実る姿を見ると、嬉しいもんですね。
まだ緑が残ってるカイズカイブキ、こんもりしていた葉を思い切り透かし剪定した後から、幹の付近には新しい芽が吹き出してきてます。やはり繊細な植物にはこまめな手入れが大切なようですね。
いい結果を参考に、今年後半も頑張ってまいります。まろゆーろさんもお身体のお手入れはこまめに、健康には十分ご配慮くださいね。

  • |2013.06.27(Thu)
  • |matsuyama
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カイズカイブキって、難しいの?
垣根にしてる家って結構あるものね、
近すぎても駄目なのかな?
栄養の取り合いっこだったりして?
頑張って根っこに、肥料を入れてあげても駄目なのかな?
  • |2013.06.27(Thu)
  • |みゆきん
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matsuyamaさんへ!!

おばんです!
どうりで私の良く散歩する公園にもあやめが咲き誇っていました。紫が目を奪いました。
花が咲くと、鳥や虫が動きだし初夏の賑やかさを彩りますねー。雨も農家の人には恵みとなり、私たちのお腹を豊かにしてくれますよねー。自然の循環って本当に神秘的ですね^^。!
  • |2013.06.27(Thu)
  • |荒野鷹虎
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Re: みゆきんさんへ☆彡

いやいや知識のある方にとってはそれ程問題はなかったでしょうね。
肥料の問題以前に、移植の際、根株がそぎ落とされていたというのが問題だったかもしれません。そりゃそうですよね。水分を吸い上げる根っこがなかったら、枝葉に水分が行き渡らないですものね。しかも剪定しなかったこともあって葉っぱは相当残ってました。水分は蒸発するは、にもかかわらず吸収できないは、では枯れてしまいますよ。
教訓として一つ勉強になりました。

  • |2013.06.28(Fri)
  • |matsuyama
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Re: 荒野鷹虎さんへ☆彡

こんにちは。

温帯気候の持つ特色でしょうかね。巡りくる四季の変化がはっきりしていて過ごしやすいですよね。
植物は自分の姿をアピールし、小鳥はヒナの子育てに囀りながら飛び交う。そして人々はこの秋の五穀豊穣を願って穀物の育成に余念がありません。自然が温むと動植物が活発に動き出します。毎年同じことが繰り返される中で、新しい何かを発見できます。森羅万象、宇宙は息づいています。巡るような鼓動を感じます。
私たちも自然と共生して、巡る四季を楽しみたいものですね。

  • |2013.06.28(Fri)
  • |matsuyama
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あらら それは残念でしたね
でも 全滅ではないんでしょ?
こちらにも 菖蒲が有名な所があります
その地名も菖蒲町なんです
 
  • |2013.06.28(Fri)
  • |こん☆
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Re: こん☆さんへ☆彡

10本のうち4本は変色してしまいましたね。おそらくこの4本は再生不可能でしょう。
残り6本はまだ緑を保ってますし、新芽も出てきてますから手入れによってはこのまま維持してくれるかもしれません。何とか緑を保ち続けてほしいですね。

そちらにも菖蒲町って地名あるんですか。行ったことないですけど、埼玉県の久喜市にもあるんですよね。こちらは「しょうぶちょう」と呼ぶそうですけど。菖蒲町って名が付くほどですから最盛期の菖蒲は見応えがあるんでしょうね。

  • |2013.06.30(Sun)
  • |matsuyama
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