完全復興を待ち望んで産業まつり

産業まつり

10月8日は二十四節気の寒露です。秋の長雨が終わり、深まりゆく秋に山里の紅葉が始まる頃でもありますね。今年の夏は秋分の前日まで猛暑でした。いつもなら秋まつりたけなわの時期でありながら、9月の秋まつりは夏まつりでもありました。

やっと秋の様相をていした9月29日、地元宮古で産業まつりが行われました。産業まつりは日頃の技術や研究などで異業種間の交流を進め、地域振興を図ることが目的です。岩手県下の各地で実施しておりますが、ご当地宮古でも各分野の展示コーナーをはじめ農林水産物の即売、姉妹都市などによる展示販売で賑わっていました。

行ってきましたよ~。復興元年に燃える宮古産業まつり。市民総合体育館は、市内として唯一の大型展示会場です。駐車場は48店舗の模擬店や特設ステージに早変わり。室内会場は姉妹都市のブースやものづくり体験教室に集まった子供たちが竹トンボや紙飛行機を作ったり、真剣に物作りに挑戦していました。日頃創造する機会の少ない子供たちにとって、親子で作るもの作りは真剣そのものでした。


屋外のブースでは地元農家の野菜や果物展示販売(写真左上)。直送のごぼうが150円、津軽リンゴ7~8個袋詰めで500円。高いか安いかは皆さんのご判断で(笑)。
室内ブースには姉妹都市の青森県黒石市から津軽こけし(写真右上)をはじめ、沖縄県からは黒糖や泡盛(写真左下)、本州四端協議会(写真右下)など数多くの特産品販売がありました。
産業まつり(農産物販売) 産業まつり(黒石市津軽人形)
産業まつり(沖縄黒糖) 産業まつり(本州四端協議会)


室内会場にはピエロが登場。子供たちに風船のサービス、そして握手です(写真左上)。私も握手してもらいました。感激~(笑)。
高校生による赤い羽根共同募金には来場者皆さん募金箱に寄付。震災でお金を流されたにもかかわらず心温まる募金です(写真右上)。私も募金箱にチャリ~ン。特設ステージでは地元宮古出身シンガーソングライターの澤内早苗さん(写真左下)やサスライメーカーさん(写真右下)からは、ライブで復興を支援していただきました。
産業まつり(ピエロ) 産業まつり(赤い羽根)
産業まつり(澤内早苗) 産業まつり(サスライメーカー)


そして「ものづくり体験教室」では、子供たちが竹細工(写真左)やお菓子作り(写真右)に挑戦。この日は地元お菓子屋さんの指導で小学生の子供たちがドラ焼きを体験。子供とは思えない手際良さで美味しそうなドラ焼きが完成。自分で作ったドラ焼きをママと一緒に食べていました。他にもペーパークラフトや押し花アート体験などがあり、どこも真剣な子供たちで熱気がこもってました。
産業まつり(ドラ焼き) 産業まつり(竹細工)


東日本大震災により被災して1年半。地元の人々にも少しづつ笑みが見られるようになりました。こうしたお祭りが生活の糧になればと思います。地元宮古では夏から秋にかけ、祭りが続いております。地震津波の恐怖をこの小さな祭りで忘れ去ってくれることが願いです。
後は国の力で1日も早い完全復興を待ち望んでおります。


◇二十四節気 寒露(かんろ)のメモ◇
第17番目の節気。10月8日および霜降(10月23日)の前日まで。
暦便覧:陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也
露が冷気によって凍りそうになり、雁などの冬鳥が渡ってきて、菊が咲き始め、蟋蟀(こおろぎ)などが鳴き止む頃でもある。
◆寒露の七十二候は次の通り。
初候 第四十九候(10/8~10/12) 鴻雁来(こうがん、きたる)
鴻雁(こうがん、秋に飛来する渡り鳥のがん)が飛来しはじめる時季。
次候 第五十候(10/13~10/17) 菊花開(きくのはな、ひらく)
菊の花が咲きはじめる時季。
末候 第五十一候(10/18~10/22)蟋蟀在戸(きりぎりす、とにあり)
蟋蟀(しつしゅつ・きりぎりす)が戸にあって鳴く時季。


★元祖 菅田のいかせんべい★
数少ない宮古名物のいかせんべい。明治14年から地元の皆さんに愛され続けてきた岩手の伝統菓子でもあります。
イカのスルメ粉末と出汁を使用したほんのりと甘みのあるせんべいです。私も食べていますが、パリッとした固さの中にイカの味が美味しいですよ。歯に自信のある方はぜひ1度試してみてください(笑)。




参考サイト:Wikipedia、NPO PTPL

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おはようございます。

> 9月の秋まつりは夏まつりでもありました。

うちの地方ではまだ「蚊対策」を怠ると痒い思いをせねばなりません。
  • |2012.10.06(Sat)
  • |龍midi
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おはようございます♪
いつもどうもありがとうございます♪

復興元年・・・たしかにそうですね
こうして被災地のところで盛り上がって
みなさんが頑張っておられるのをみると
嬉しく思います。
心より一日も早い真の復興を願います。

またよろしくお願いいたします
  • |2012.10.06(Sat)
  • |スーパーサイドバック
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あれから1年半…
早いものです。

復興はまだまだと思いますが、
震災ゴミの分別が素晴らしいと海外で賞賛されているそうですね。

清潔で整理整頓の上手い日本人ならではの業と思います。
  • |2012.10.06(Sat)
  • |itchann
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こんにちは。

こちらもそうですが、
去年は自粛せざるを得なかった地域の恒例行事が
今年になって一つひとつ再開され
人々の笑顔が元気が戻ってきているのは喜ばしいことですね。

特別なことをするのではなく
いつもどおりのことがいつもどおりに行われる
これが一番です。

  • |2012.10.06(Sat)
  • |茶々
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Re: 龍midiさんへ☆彡

こんにちは。

今年は特に暑い日が長引きましたからね。雨も少なかったせいか、蚊の発生も少なかったんでしょうか。今年は蚊に刺される被害は少なかったですね。蚊取線香焚くことも少なかったですよ。
本来暖かい地方とは蚊の環境も違うんですかね。
これからも蚊に刺されないよう、蚊対策に注意し、お気をつけてください。

  • |2012.10.06(Sat)
  • |matsuyama
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Re:スーパーサイドバック さんへ☆彡

こんにちは。いつもありがとうございます。

復興元年、とよく使いますが、いつが元年なのかその定義がわかりませんけどね(笑)。
被害の少なかった皆さんの地域では大震災の話題も減少しつつあることでしょうが、なだまだ復興されてない被害地ではその被災の現状を見るたびに、震災の恐ろしさが甦ってきます。1年半を経過してその恐怖から立ちあがるためにも、お祭りなどのイベントで心理的にも元気を持ちたいですね。特にこれからの若い人たちには被災地に見切りをつける前に、自分たちの故郷を復活させる元気を持ってもらいたい。そのためにもお祭りという1つのイベントはいい機会だと思います。
これからも暖かい目で見守り続けてください。

  • |2012.10.06(Sat)
  • |matsuyama
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Re: itchannさんへ☆彡

被災地に行って見るとまだまだガレキが山と積もってますよね。復旧にはこれが障害となっているようです。
あの山からコンクリート片と廃材とに分けるだけでも大変ですよね。さらに今回は放射能汚染まで区分しなくちゃならないですから、大変な作業だと思います。
地元自治体でもガレキ処分施設を建設して処理はしているようですが、何しろ想像を絶するような大量ガレキで、完全処理できるまでは7~8年かかるとかいう話も聞きます。今はご理解いただく自治体も増え、少しづつではありますが、受入れ処理されてるようです。
今回の産業まつりでも出品されてましたが、ガレキから作ったボードなんかも見せていただきました。再利用できるものは再利用し、1日も早くガレキの山を処理しなければなりませんね。

  • |2012.10.06(Sat)
  • |matsuyama
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Re: 茶々さんへ☆彡 

こんにちは。

そうですね。去年は自粛しているイベントが多かったですよね。今年になって自粛ムードも解禁されたような感じで、各地ともお祭り行事が再開されてきているようです。こちらも毎週のように週末にはイベントが組まれております。これで元気が取り戻せるなら積極的に実施していただきたいものだと思います。
沈滞ムードから脱却するためにはお祭りが一番いいですよね。明るくなりますし、気持ちも弾んできます。地元に笑顔が戻ることは何よりなことです。

  • |2012.10.06(Sat)
  • |matsuyama
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凄い賑わいのようですね~^^
こちらでも、去年は何となくぎこちないのないお祭りが多かったように感じます。
今年はそれを払拭するかのように賑わっているようですけどね^^

国の方がどうも後手後手の様で・・・
被災地に一日も早い復旧が訪れるように願うばかりです
  • |2012.10.06(Sat)
  • |はやちゃん
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復興に期待したいですね

震災前に撮影した吉里吉里駅もなくなり、
4月に陸前高田市へ行った時は、涙が滲みました

復興を心より望みます
東北だけの問題ではありません
東北が元気にならないと、関西も火が消えたようです

  別ブログで3月11日から5月末まで東北の名物を
  購入して掲載しました
  このいか煎餅も、掲載対象です
  http://freude-auf.net/archives/2012-04.html?p=2#20120425

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こんばんは

あの震災から一年半が過ぎ復興の兆しが見えつつあるのでしょうか。
ともあれ人々の顔に笑顔が戻っているのをみるとホッとします。特にお子さんの顔が笑っていると安堵します。
地域の産物があまねく日本中にあふれる日を待っています。
  • |2012.10.06(Sat)
  • |見張り員
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Re: はやちゃんさんへ☆彡

そうですね。去年は震災の年だっただけに、花見シーズンをはじめ、恒例の行事は自粛ムードが強かったですよね。
経済の沈滞化を脱却するためにも祭りという手段を使い、社会の変動を考えなければならない時でもあります。
特に被災した東北にとってはね。まつり実行委員会も若手が音頭を取り、自分たちの手で祭りを盛り上げようという気概が見られます。出店者の中には高校生の制作した津波模型による防災計画なども展示実演してました。
子供たちの未来は、祭りという地方特有の行事で育まれるような気もします。このような若い芽を国は見知らぬ振りをせず、しっかりと支援していってほしいものですね。
  • |2012.10.07(Sun)
  • |matsuyama
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Re: FREUDEさんへ☆彡

沿岸を走る鉄道は軒並み被災し、今だに不通となっております。線路は飴のように折曲り、鉄橋の崩落、車両の脱線転覆、駅舎は押し流されたところもあります。吉里吉里駅も例外ではありませんでした。あらためて津波の破壊力の強さを思い知りました。
JR東日本では線路跡地を利用してバス高速輸送システム(BRT)を計画しているようですが、崩落した鉄橋の部分は流用することができず、一般道に迂回するなど不便さは隠せないようです。地元住民にとって交通の足がない不便さは生活に支障をきたしています。

いか煎餅、拝見させていただきました。ご紹介いただきありがとうございます。製造販売元の菅田せんべいさんも被災し、新たな土地に工場を設置して復興しました。その時、社長とは何度かお会いし、被災状況をお聞きしたりもしていました。子供の頃から慣れ親しんだ「いか煎餅」、ここで絶やしたくありませんものね。

  • |2012.10.07(Sun)
  • |matsuyama
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Re: 見張り員さんへ☆彡

被災した沿岸一帯は海から2~3㎞圏内ですからね。その中に沿岸地帯の心臓部でもある漁港、魚市場、加工工場などがひしめいておりました。これらの設備は復興しつつあるようですが、個人所有の津波で流された漁船などは新造船を手に入れるにしても巨額ですからね。
まだガレキが山積みになっている中で、企業ビルを優先して復興しつつあるようです。ただ個人の自宅建設は復興計画が足かせになって、今だに建設に踏み切れない状況のようです。もっとも被災者も僅かな補償額では家も建てられず、しかも高齢者が多く、建設資金の目途も立たないからと仮設住宅を離れられないのが本音ではないかと思います。
そんな中での子供たちに笑顔が戻った姿は何よりです。1日も早い国の復興支援で元の町に戻ってもらうのが被災者の正直な気持ちだと思います。

  • |2012.10.07(Sun)
  • |matsuyama
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皆さん、顔が輝いている!!
ご苦労をされながら希望を捨てずに毎日を送っている人は顔も後姿も本当にきれいですね。産物や産業が早く日本全国に遍く拡がるようにと祈っています。
復興元年という言葉の重さを非常に感じますね。国の情けなさが際立つ力強い言葉だと感じました。
どうか無理をせずに一歩一歩進めて頂きたいと思っています。
  • |2012.10.08(Mon)
  • |まろゆーろ
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Re: まろゆーろさんへ☆彡

モーターショーとか国際見本市といった大規模なイベントではありませんが、地産地消で地元の産業を認識していただくに相応しいイベントではありますね。
友好都市の協力出店もさることながら地元の企業、店舗が数多く出店したことは復興へ向けての礎になるのではないかと思います。特に高校生による独自の研究発表は未来への布石になるように思えます。

不適切な発言で辞任した前大臣の後を受け、復興庁大臣に就任した平野氏は岩手県出身でもあり、東北の復興に期待を寄せているところであります。岩手県に限らず、東北全体の早期復興に全力を挙げて取り組んでいただきたいと思っております。

  • |2012.10.08(Mon)
  • |matsuyama
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こんばんは

復興元年、息子もボランティアで山田町・仙台市などにいっておりましたが、
まだまだ瓦礫の山がそもまま残っているみたいで処理が進んでいないようですね。
私も建設機械でコンクリート・アスファルトを処理していますが、
ゴミ、プラクティック、木くず、コンクリート、アスファルト
などを細かくわけなけれが行けないのでかなり大変な作業ですよ!!

10月8日は二十四節気の寒露なんですね。
朝晩すっかり寒くなってきた北海道です。
大雪山黒岳では例年より2週間遅く初冠雪です!
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012100601001598.html
  • |2012.10.09(Tue)
  • |釣るべー
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お早うございます^^

頑張っていらっしゃるのですね!
私も、阪神大震災の時のイベント、
よく行ったので、ちょっと懐かしい気も
しました^^

なかなか、本当の意味での復興というのは
難しいことをその時実感しました。
皆さんの心の復興も進んでいるといいですね♪^^*/
  • |2012.10.10(Wed)
  • |たえ
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Re: 釣るベーさんへ☆彡

山田町にも行かれてたんですか。隣町です。各自治体のご協力でガレキを受け入れていただいてますが、まだまだ沿岸各地にはどこもガレキの山が残ってますよね。地元でも自前でガレキ処理施設を設置して処理はしていますが、なかなかはかどらないようです。
ガレキを分別するのが大変な作業みたいですね。とはいえコンクリート片の新たな投棄は制限しながら、防潮堤復旧のためのコンクリートが不足しているとか、ガレキを再利用して建築用ボードを開発しているとか、それなりに努力はしているようですが。放射能汚染の問題もあるようですしね。ガレキの山は復興計画の足かせになっているようでもあります。
大雪山初冠雪しましたか。紅葉も2週間位遅れていたようですね。これからは日増しに冬が近づいてくるんですね。
  • |2012.10.10(Wed)
  • |matsuyama
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Re: たえさんへ☆彡

住民一丸となって町を復興させるには、このようなイベントが必要でもありますね。
補償問題やら生活安泰など個々の問題はまだまだ難問を抱えてますが、お祭りイベントはそれらの問題をも覆い隠してもらえます。一時凌ぎとはいえ、精神的に大きな支えとなるでしょうね。

無邪気にはしゃぐ子供たちの姿を見ていると、震災直後に見た作り笑いにも、今は笑顔にゆとりが出てきたようにも思えます。精神的復興は進んでいるのじゃないですかね。
被災地はいま頑張っております。皆さんが暖かく見守る姿に感謝し、震災前の元気を取り戻したいものですね。

  • |2012.10.10(Wed)
  • |matsuyama
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