正月おもしろ雑学 -2-

すでに仕事始めが済んだ方、まだ正月気分に浸っている方など
この時期にはいろいろさまざまです。
今日は正月の間に味わった料理について学んでみましょうか。

お節料理は神に供えた料理でした
朝廷で行なわれた五節会の儀にならったもので、それを一般庶民が五節供として祝ったのが始まりなそうです。
五節供とは、1月7日の「人日(じんじつ)」、3月3日の「上巳(じょうし)」、5月5日の「端午(たんご)」、7月7日の「七夕(しちせき)」、9月9日の「重陽(ちょうよう)」のことで、五節供すべてに料理を作り、神に供え、人もあやかって味わったそうです。それがやがて正月の節供だけになり、江戸中期頃から正月三が日の食膳をお節と呼ぶようになったそうです。
昔は大晦日から元旦にかけて食べていましたが、現在では松の内(7日)に食べられる保存食として人気があるようです。また、人気の一つとして女性が家事から解放されるというところにあるのかもしれませんね。
 お節料理は、壱の重、弐の重、参の重、与の重の四段重ねが正式で、数の子(子孫繁栄)、黒豆(まめ=健康)、田作り(五穀豊穣)などの縁起物が多く使われます。時には五段重ねもありますが、最近では三段重ね、二段重ねの略式も増えてきました。伝統的な料理のほかに、洋風、中華風などもあり、口取りにオードブルなどを作る場合もあるようです。

お屠蘇は悪鬼を退治する薬用酒
「屠蘇」は、蘇と呼ばれる悪鬼を屠る(皆殺しにする)とされおり、お屠蘇は祝い酒でした。一年の邪気を祓い、不老長寿を祈って、元旦から三が日にかけて飲んでいた中国の風習が、九世紀の初め日本に伝わり、それが庶民の間へと拡がったそうです。
屠蘇酒は、山椒(さんしょう)、肉桂(にっけい)、防風(ぼうふう)、桔梗(ききょう)、白朮(びゃくじゅつ)、茯苓(ぶくりょう)などを調合したもので、屠蘇袋(三角形の絹袋)に入れてみりん酒にひたした薬用酒です。

雑煮は若水で餅を煮る身祝いでした
雑煮とは、神饌として供えた餅を薬草とともに、家族が身祝いとして食べたのが始まりで、元旦の朝に家長が汲んだ若水で煮るのがしきたりでした。
雑煮の作り方は地方によってさまざまで、同じ土地でも作り方が違います。
関東では「すまし汁」に切り餅を焼いて入れ、小松菜、三つ葉、せりなどとともに食べます。
関西では白みそ仕立てで丸餅を入れ、小芋、輪切大根、干しあわびなどとともに食べます。
関西の丸餅は望月(満月)に通じ、かけところのない満月を表わし、また鏡に似て魔除けとしての意味があり、関東の切り餅は焼いて膨らむと角が丸くなるという意味がこめられているそうですよ。

近年では春の七草がゆが主流です
七草がゆを食べる習慣は、朝廷が七草がゆを神前に供えて食べていた儀式で、七草の節句、七草の祝いとも呼ばれ、正月7日の別称でした。
七草とは米(こめ)、麦(むぎ)、稗(ひえ)、粟(あわ)、黍(きび)の五穀に小豆(あずき)、胡麻(ごま)を加えたもので、五穀豊穣を祈願して七草がゆを食べました。
春の七草を入れた七草がゆの行事となったのは平安時代からだということです。
春の七草とは、芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)で、7日の朝食べると、万病を除くと伝えられ、健康を祈りながら食べていたようです。雑煮、お節料理、祝い酒で疲れた胃腸を休ませる意味もあったのでしょう。

何の気なしに食べていた正月の料理にもこんないわれがあったんですね。雑学知識として、憶えておいても損しません。
参考:冠婚葬祭ネット

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七草がゆ

七草がゆ、以外と忘れてます。
ありがとうどざいました。
今年もよろしくお願いしますね(^^)

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Re:七草がゆ


古来から伝わる伝統的な慣習は、後世にまで
残したいものですね。
今後もよろしく。
  • |2008.01.05(Sat)
  • |matsuyama
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お勉強になりました。
七草粥、6つまでしか言えませんでした。
言えてもどんな草か分かりません。
現代人ですね。
伝統についてもっと勉強しなくちゃと反省しました。
  • |2008.01.06(Sun)
  • |あゆかっち
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勉強になりました♪
ありがとうございました
七草がゆ健康を祈りながらmomoも食べたいと思います^^
  • |2008.01.06(Sun)
  • |☆momo☆
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matsuyamaさん、こんにちは。
おせち料理は、結婚する前は、必ず母がつくっていました。
雑煮は、関西出身なので、丸餅で、白味噌でしたね。ほかにかぶら大根がはいるだけのシンプルなものでした。

network_imetの記事にmatsuyamaさんの記事、紹介させてもらいました。

よかったらご覧ください。

応援して帰ります。
  • |2008.01.06(Sun)
  • |network_imet
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馴染みの七草名です

あゆかっちさん コメントありがとうございます。
体調が悪い時、私のブログを訪ねていただきまして申し訳ありません。

私の言葉不足で昔の呼び方で七草名を書いてしまいました。
現代名は次の通りなそうです。
1.芹→芹 2.薺(なずな)→薺(ぺんぺん草) 3.御形(ごぎょう)→母子草(ははこぐさ) 4.繁縷(はこべら)→繁縷(はこべ) 5.仏の座(ほとけのざ)→小鬼田平子(こおにたびらこ) 6.菘(すずな)→蕪(かぶ) 7.蘿蔔(すずしろ)→大根(だいこん)
これなら少しは馴染みの名前でしょうかね。

その道の専門家も、病院も私のネットワークにはないものですから、ただひたすらあゆかっちさんの1日も早い健康回復を願うだけです。

「七転び八転び」興味を持って呼んでます。

  • |2008.01.06(Sun)
  • |matsuyama
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七草がゆぜひ食べてね

momoちゃん
最近七草がゆを食べてる家庭も減ってるんじゃないですか。
古来から伝わるいい行事ですから、ぜひ皆さんで普及してほしいですね。
特に若いmomoちゃん達が食べることで伝統が継承されるんじゃないかな。
  • |2008.01.06(Sun)
  • |matsuyama
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光栄です

network_imetさんの記事でご紹介いただけるなんて光栄です。
ありがとうございます。
お陰さまでいろいろな方からご質問やコメント頂戴しております。
今後もよろしくお願いします。
  • |2008.01.06(Sun)
  • |matsuyama
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