初七日で母は冥土に旅立った

導師の法話は残された遺族の気持ちを癒してくれる

小高い山を伐り開いた広大な寺院墓地が
菩提寺の周囲をとりまいている。
目の周りを白く縁どったメジロがチィ~チィ~と
泣きながら木の枝から木の枝へ飛び移っていた。

葬儀告別式を終えた本堂では、初七日の法要が
導師の読経の中、執り行われた。
この地方の葬儀は事前に荼毘にふされ、骨葬として
行なわれるのが慣習となっているようだ。
そのため葬儀が終わると、そのまま初七日に移る。
参列者は導師の読経を聞きながら、焼香の順番を待った。

約10分くらいの法要が終わると、会場を同じくしてお斎(とき)、
いわゆる親族を招いての精進落しとなる。
導師を中心にし、母と血の濃い順に両側に配列された親族、
子供や孫達は末席だ。あらかじめ事前に練っておいた席順の通り、
お膳が運ばれ急造の会席が作られていく。
お膳といってもその場で料理を味わうわけではない。
すべてお持ちかえりいただけるよう、重詰めにした弁当形式だ。

住職によるありがたい法話を聞き、思い出話が語られる中、
初七日も無事済むことができた。

母もこれで安心して冥土に旅立つことができただろうか。
喪主として、母の旅立ちを導けただろうか。

雨がやんだ菩提寺の境内には、手毬状に咲き誇る紫,ピンク,
青,白などの紫陽花が、濡れた花びらをしっとりと映し出していた。

 

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ジャンル:ブログ

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matsuyamaさん、お久しぶりです。
ブログには、たびたびご訪問いただきありがとうございます。

うちの葬儀も、告別式が終わった後、初七日をしました。遠方の人が多いのとその土地の風習なのかもしれませんね。

応援して帰ります。
では、また。
  • |2007.12.30(Sun)
  • |network_imet
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  • EDIT

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いつも心強いコメントありがとうございます。
network_imetさんも経験されたようで、その土地柄が良くわかりますよね。

来年もまた訪問させていただきます。良い新年を。
  • |2007.12.30(Sun)
  • |matsuyama
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