「男心」と「女心」の秋の空

暦も10月の声を聞き、いよいよ本格的な秋の到来です。全国の神様が出雲の国に集まり、各地では神様が留守になる月でもあります。天高く馬肥ゆる秋といわれるように、秋の空は、空気も澄み、すがすがしい青空が広がります。これは、太平洋高気圧で湿った空気中の水蒸気に光が乱反射して白っぽく見える夏に対し、秋は移動性高気圧の乾いた空気のために澄み渡り、いつもより上空の雲までよく見えるからなんですね。だから、秋の月が美しく見え、お月見にも最適な時季なんです。
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男性の浮気には寛大だった
ところが、どうでしょう。お天気が変わりやすいのもこの時季で、これを変わりやすい人の心になぞらえ、「男心と秋の空」「女心と秋の空」と言われ、そして「秋の夜と男の心は七度変わる」などとも抽象されてきました。
このことわざができた江戸時代、もとは「男心と秋の空」でした。当時は既婚女性の浮気は命を落とすほどの重罪だったのに対し、既婚男性の浮気には寛大だったんですね。男性の変わりやすい心を例えていたようです。「女心と秋の空」が一般的かと思ってましたが、そうじゃなかったんですね。結婚生活にマンネリ化しているそこのご主人、身に憶えはありませんか。

感情の起伏が激しい女心は移り気
これに対し「女心と秋の空」は、明治時代、尾崎紅葉の小説『三人妻』に女心と冬日和といえり、と記されており、イギリスの諺で「女心と冬の風」を例えたのではないかといわれております。これは強風やおだやかな風に変化しやすい冬の風を、女心にみたてたのかもしれません。喜怒哀楽の感情の起伏が激しい女心を、物事に対して移り気なんだといっているのかもしれませんね。
「男心と秋の空」とは多少ニュアンスが違うかもしれませんが、晴れたり、曇ったり、長雨になったり、移ろいやすい秋の空に例え、心の変わりやすいことを示しているようです。

物想いに耽る秋を感じませんか
心なき 身にもあはれは 知られけり 鴫立つ沢の 秋の夕暮れ
と、下の句が秋の夕暮れで終わる有名な三夕の一つに、西行法師は物哀しい秋を詩っています。
昔も今も、食欲、スポーツ、読書、芸術と深秋はさらに続きます。
物想いに耽る秋、事を荒げず心静かに秋の空の移ろいを感じたいものですね。



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No title

こんばんは、お久しぶりですね~。
大分はすっきりしない天気が続いてます。湿度もかなり高くて不快な毎日です。なんか秋らしくない天気なんですよね。
秋は物思いに耽ちゃいます。ポジティブにもネガティブにも、いろいろと思いを馳せ…。まさに心がコロコロと変わって不安定にもなる時期かもしれないです。
でもスポーツ、食欲、読書と没頭できる秋ですから、思う存分短い秋を楽しめたらいいなぁ…と思います(^^)
  • |2009.10.01(Thu)
  • |まろゆーろ
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こんばんは~☆

i-3東京は秋雨e-95が続きそうですe-456
  • |2009.10.02(Fri)
  • |イセリナ
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物想いに耽る秋

更新復活、お待ちしておりました。

身に憶えもないですし、江戸時代に戻りたいとも思いませんが、「男の浮気に寛大」には男性として魅かれるものがあります。
  • |2009.10.02(Fri)
  • |茶々
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Re: まろゆーろさんへ☆彡

ご無沙汰してしまいました。
10月に入って秋も本格的に訪れてくるでしょう。四季の中でも過ごしやすい気候です。
明日3日は仲秋の名月です。天気はあまりすぐれなさそうですけど、芋名月でもある十五夜をゆっくりと観賞したいものですね。秋はこれからが佳境です。思う存分楽しみたいものですね。
  • |2009.10.02(Fri)
  • |matsuyama
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Re: イセリナ さんへ☆彡

そうですか、東京は雨の予報ですか。残念です。
でも雨の合間の秋晴れは、アウトドアのレジャーを
楽しませてくれるでしょう。
短い秋を思う存分楽しみましょう。
  • |2009.10.02(Fri)
  • |matsuyama
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Re: 茶々さんへ☆彡

私事の都合で1ヵ月振りの更新となってしまいご迷惑をおかけしました。

浮気と片付けてしまえばそれまでなんですが、昔の子供の生存率は
非常に低かったみたいですね。後継ぎを育てるためにも男は、複数の
女性と浮気(?)したとか(笑)。
大名クラスは資金的余裕はあったのでしょうが、町民、農民は
どうしてたんでしょうかね。
  • |2009.10.02(Fri)
  • |matsuyama
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No title

お久しぶりですm(__)mコメありがとうございます。
秋の空って昔は、男心だったんですね。
私は、今でも使ってますww
男女問わず、する人はするということで(´Д`A;)

秋大好きです。
秋の空を大事にみつめていたいと思いました♪
あと今年も3ヶ月。早いものですね。
この月になると、ついそう言ってしまいますw
  • |2009.10.02(Fri)
  • |cyonsa
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No title

おはようございます
お久し振りです!

秋の空は男性が最初だったんですね~
これは面白かったです。
でも子供が出来て、いろいろあるとマンネリどころか
毎日を精一杯すごしていくのがやっとですので
まったくそういった余裕など出来ないのが現状ですね・・・
残念ながら(笑)

やはり秋は、暑さが和らいで
いろいろなことがしやすくなるという意味合いなんでしょうか・・・

応援ポチっとしていきます!
またよろしくお願いいたします♪
  • |2009.10.03(Sat)
  • |スーパーサイドバック
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Re: cyonsaさんへ☆彡

「秋の夜と男の心は七度変わる」などと揶揄されていたように、
男心は移ろいやすかったんですね。
それも当時は男の甲斐性とかいって多目に見られてたんですね。
いまなら大騒動でしょうけどね。

それとは別に秋はいい季節ですよね。
運動会、秋祭り、芸術、グルメ。何をするにしても気持いい気候です。
楽しい日々は、あっという間に過ぎてしまいます。
悔いの残らない秋を送りたいものですね。
  • |2009.10.03(Sat)
  • |matsuyama
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Re: スーパーサイドバックさんへ☆彡

ご訪問コメありがとうございます。

> 秋の空は男性が最初だったんですね~
将軍の世継ぎ問題で側室をおいたのも、
その辺の意味合いがあったんでしょうかね。

子はかすがいといいます。
子供を中心に円満な家庭が築かれることは
幸せなことですよ。
浮気な心はもう少し胸の中にしまっておきましょうかね(笑)。
  • |2009.10.03(Sat)
  • |matsuyama
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No title

男心と女心の秋の空ですか・・・


男心の方が秋の空らしいのですかぁ~


だから男の人って浮気するんだね(←決め付けちゃってる(笑))

勉強になりましたヾ(≧∇≦*)〃
  • |2009.10.03(Sat)
  • |あかね
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Re: あかねさんへ☆彡

コメントありがとう。

残念ながら移り気なのはもっぱら男性だったようですね。
それがまかり通っていたのですから怖いところがあります。
今では女性の地位も向上し、恋愛の価値観も変わってきました。
他の女とお茶してただけで、嫉妬される世の中ですからね(汗)。

気持ち的には男として女房から嫉妬されてみたい気もあります(笑)。
もう少し若かったらな~。う~ん、江戸時代が羨ましい。
  • |2009.10.03(Sat)
  • |matsuyama
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No title

おひさしぶりです。
いやあ、、本当は「男心」、だったのですか。うーーん、さもありなん、って(笑)。
でも、浮気はどうだか知りませんが人の心は移ろいやすいものだということは確かかもしれませんね。
だから流行、なんてものがあるのかも!?
  • |2009.10.04(Sun)
  • |見張員
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Re: 見張員さんへ☆彡

コメントありがとうございます。
江戸当時の男心が庶民を対象にしていたのか、
武家社会の武士を言ったのか定かではありませんが、
後継ぎの問題に必死だった当時は産めよ増やせよが
社会風潮だったのかもしれません。

金と権力にものを言わせた大名などは側室を傍において
いたくらいですからね。
今で言う浮気とはちょっと意味が違うかもしれませんね。
  • |2009.10.04(Sun)
  • |matsuyama
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