先妻の子供との暮らしを気遣ってたのかな

母は一昨年92歳の天寿を全うした。

そのときの最期を、母は病室で療養していた。
高齢だから最後の入院生活になるかもしれない。
自分とは遠く離れた生活の中でなかなか見舞いに行くことができない。

聞くところによるとボケが始まっているという。無理もない。
ただでさえ落ち込む病院生活は
先のない年寄りにとって苦痛の毎日だったろう。
気丈に生きてきた母だけに、最期は安らかに永眠してほしいと願っていた。

休みには休暇を取って見舞いにいくつもりだった。
介護も、看病も出来ないかもしれないが、許されることなら母のそばに付き添ってあげたい。
息子として最後の孝行のために。

思えば母は、実の子供が成人してからは自分の息子たちと一緒に暮らしたことがない。
父はもうとっくに亡くなり、母は先妻の息子夫婦にかなり気を使って暮らしていた。

本音が言える相手がいない暮らしは、いかに肩身が狭かっただろう。
例え自分が一緒に暮らしていたとしても、母は気が休まることはなかったかもしれないし、
それが母にとって幸せな人生だったのかもしれない。

自分としては、母に対する親孝行は何もできなかった気がする。
それが心残りでいた。
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