日本の四季 霜降

二十四節気「霜降」





追加記事アップしました。↓
スポーツの秋 雨中の山岳マラソン開催
早池峰マラソン
スポーツの秋です。体を動かすには絶好の季節になりました。
田舎の山路をひた走る第7回早池峰マラソンが去る22日に燃えるような紅葉の中スタートしました。標高1917メ-トル、県No2の早池峰山山岳コースです。一度私も登頂したことがありましたが、高齢者にとっての初登頂は過酷でした。
マラソンで登頂するようなことはありませんが、コースは標高1068メートルの中腹が折り返しの30キロコース。スタート地点とは標高差約800メートル。ほとんど登って、折り返し後はほとんど下りのコース。平坦地はあまりありません。選手から見たらこんなコースどうなんでしょうね。どこまで自分を追い込んで走れるか。リタイヤせずにゴールに戻ることだけを考えるとか。制限時間3時間30分、71名のランナーにとっては過酷だったと思います。
30キロの正式優勝タイムはわかりませんが、おおよそ2時間11分前後でした。ゴールするランナーの表情には、疲れた中にも「俺は走り抜いたぞ」という満足感が見られました。
この日夕方台風21号が来襲する前のレースだっただけに、朝から小雨が降り続いていました。山間部の中学校の校庭が会場兼駐車場となっており、満車の駐車場はグチャグチャの泥だらけでした。

今日10月30日、東京、大阪では木枯らし第1号が吹き荒れたようです。皆さんの地域は影響ありませんでしたか。霜降の季節に西高東低冬型の気圧配置で8m以上の風が吹いたとき木枯らしが宣言されるようです。これからは一段と寒さが早まってきそうです。温かさと寒さが混在している季節です。風邪など体調を崩さないよう十分お気を付けください。
(平成29年10月30日:追記)



追加記事アップしました。↓
遠野に伝わるカッパの棲むカッパ淵です
カッパ渕
遠野にはカッパが多く住み、人々を驚かせたという伝説があります。
川や池、沼などに棲み、陸上も歩くという妖怪カッパ。カッパ狛犬で知られる常堅寺の裏手を流れる小烏瀬川の淵に出現する緑色の体で頭に皿があるカッパ。今にもひょっこり現れてきそうな雰囲気のカッパ淵です。
短いくちばしがあり、いたずら好き。でも、田植え、田の草取りの手伝いをしてくれるというから、やんちゃ坊主っていうわけでもなさそうです。子供くらいの大きさで、相撲が好きなんですって。
このカッパ淵で正体の見えないカッパを捕らえてやろうと、好物のキュウリを餌に釣りを仕掛けている粘り強い釣り人もいます。川に棲んでいるとはいえ、陸上も歩くというカッパですから、釣ってる背後からスーッと現れるかもしれませんね。びっくりしますね。
カッパといえば黄桜酒造さんのカッパキャラクター。初代カッパの巨匠といわれる清水崑さん、そして2代目小島功さんの描くカッパ奥さんの色気。忘れられませんね。お酒を飲みながらこんなカッパ夫婦が現れたら、一緒に宴会するかもしれませんね(笑)。
(平成29年10月25日:追記)



紅葉が足早にやってきました
紅葉「重端渓」
柳田国男の遠野物語でお馴染みの遠野市に行ってきました。
日本の原風景が残る附馬牛(つきもうし)町の猿ヶ石川上流にある重湍渓(ちょうたんけい)は市中心部から車で約45分。巨大な花崗岩が階段状に浸食され、畳を何枚も敷いたように対岸近くまで連なっています。沿線八景の一つにも選ばれているそうです。
直径2メートル程の丸くなった巨岩が横たわる渓流には多くの人出もなく、小鳥のさえずりだけが響き渡っています。いい感じに色づいた黄葉が川の流れに一際染み込んでいました。
行った日が10月17日。赤味が少ないような感じの黄葉。真赤に染まる楓があって紅葉だと思っていますし、黄葉では少し物足りなさを感じてしまいます。ちょっと早かったかもしれませんね。それでも見応えは十分でした。
渓流に染まる紅葉は1週間後くらいかな。時間があったらもう一度足を運んでみたい「重湍渓」でした。
(平成29年10月20日:記載)




二十四節気・干し柿
二十四節気全体の概要はこちらからご覧いただけます。



第十八節気 霜降 そうこう       10月23日~11月6日

朝晩の冷え込みがさらに深まり、北国や山里では霜が降り始める頃です。露が霜に変わりだんだんと冬に近づいてきます。地面が放射冷却によって冷え,空気中の水蒸気が昇華して氷の結晶となる霜。野菜にうっすらと付着している霜を見ると、一瞬ぶるぶるっと身震いし、秋の深まりを感じてしまいます。
農作物にとっては霜害にしばしば襲われる危険性をはらんでおります。春の霜害を「晩霜害」、秋の霜害は「初霜害」と言います。
園芸や家庭菜園を楽しんでいる方は、この頃から霜枯れの対策を、そしてご家庭内では暖房器具の準備も徐々に始めるころです。

実際に霜が降りるのは山間部や北国だけですが、紅葉する地域も少しずつ広がり、赤や黄色で色づき始めた山々には冬が目前に迫っています。
11月の声を聞くようになると、さすがに朝晩の冷え込みは顕著になり、最低気温も10度を切るようになります。日中はまだ過ごしやすい日が続いておりますが、夜は冷え込みも厳しく、ストーブやコタツなど暖房器具のお世話になっています。夏日が続く地域からは想像もつかないかもしれませんが、これが南北に長い日本列島の現実かもしれません。

早朝には霜が降りはじめ、裏山にも紅葉の色合いが漂ってきました。すっかり秋も深まり、もみじや楓で北国は徐々に、燃えるような赤色に染まりはじめております。紅葉は秋霜や時雨の冷たさに揉み出されるようにして色づくことから「揉み出づ」→「もみづ」→「もみじ」→「紅葉」と転訛したのだそうです。
紅葉狩りに行くとあらためて感じるのが日の短さです。秋の日は釣瓶落としといわれ、あっという間に日が暮れてしまいます。夏のつもりでいるといつの間にか懐中電灯が必要になってしまった、ということもありますから気をつけましょう。2カ月後の冬至までは、日に日に夜が長くなっていきます。



※次の二十四節気は11月7日の「立冬」です。11月5日頃更新を予定しております。



七十二候「鮭」
七十二候全体の概要はこちらからご覧いただけます。



第五十二候 霜始降花 しもはじめてふる     10月23日~10月27日

朝晩の冷え込みで、明け方に霜が降り始める頃。
早朝散歩をしていると野菜の表面にうっすらと氷の結晶を見ることができます。
霜は地面や物の表面が放射冷却によって冷え,その上に空気中の水蒸気が直接、昇華して氷(結晶)ができる状態をいいます。この氷が霜です。霜降とは言いますが、霜が降りてくるわけではありません。霜の形を拡大してみると雪の結晶と同じです。この結晶は長く持ちません。
東北や北陸、甲信越地方などでは紅葉が見頃を迎えます。日本では万葉の時代から春には桜の花見、秋には紅葉狩りを楽しんできました。


第五十三候 霎時施 こさめ、ときどきふる     10月28日~11月1日

秋も終わりとなる頃で、霎(そう・こさめ)がしとしとと降ってわびしい時季。
短時間で降ったり止んだりする雨や雪が時雨(しぐれ)。初時雨は、人々や動物たちが冬支度をはじめる合図だといわれており、冬への足場を固めていきます。秋の時雨は冷たく大地を濡らし、雪へと姿を変えます。
落ち葉に向かって静かに降る雨はどことなくもの寂しく、秋の切なさが感じられます。さっと降っては止むことから、「女心と秋の空」(男心と〜)を表わす言葉とも言われています。
春雨が華やかに感じられるのに対し、秋雨はどこか淋しげな語感があります。秋雨は秋霖とも、霧雨とも呼ばれ、また秋時雨(しぐれ)とも呼ばれます。
時雨は冬の季語で、旧暦10月の異名です。「しぐるるや 田の新株の 黒むほど」など、芭蕉が好んだ句材でもあったため、芭蕉の忌日である10月12日は「時雨忌(しぐれき)」と呼ばれています。


第五十四候 楓蔦黄 もみじつたきばむ       11月2日~11月6日

もみじや蔦の葉が色鮮やかに装いを変える頃です。
古くから紅葉として楽しんできた楓。葉の切れ込みの深い方を「楓」、浅いのを「もみじ」と呼んでおり、どちらも秋の紅葉を代表する樹木として親しまれてきました。
葉が赤色に変わることを「紅葉」と呼び、銀杏のように黄色に変わることは「黄葉」と呼びます。また、秋の山が紅葉することを「山粧う(よそおう)」といいます。
北国や山々はすでに紅葉に染まっている頃であり、各地の名所は観光客で大いに賑わっております。紅葉前線が日ごとに南下し、平地でも美しい秋の景色が楽しめるのもこの頃からです。春の桜と秋の紅葉は日本の美の象徴として、人々の心と身体を癒してくれる季節の恵みでもあります。



下の<続きを読む>をクリックすると、霜降前後の「季節の彩り」をご覧いただけます。
ご関心のある方はごゆっくりご覧ください。

テーマ:実用・役に立つ話
ジャンル:趣味・実用

日本の四季 寒露

二十四節気(寒露)






わが家のミニ紅葉です
吊りしのぶ
夏の間、軒下に吊り下げていた「吊りしのぶ」。グーンと気温が下がってきた寒露、シダの葉が赤く色づいてきました。わが家の紅葉です。
しのぶ草や苔を丸く玉にした吊りしのぶ。夏の風情が漂うインテリアです。さらに風鈴などを下げると暑い夏の夕方、涼風にチリーンと澄んだ音色が目と耳から同時に涼しさを感じたものです。現代は隣近所から鈴の音がうるさいと苦情が入る、世知辛い世の中ですけどね。
この時季になると落葉するしのぶは紅葉の風情をも楽しめます。来春まで新聞紙にくるんで保存する前の吊りしのぶはわが家の秋のひとときです。
それにしても育てて7年目。シダの葉の密集度が減ってきました。育ての親に似るんでしょうか、ちょっと寂しいですね。
(平成29年10月15日:追記)




枝にたわわにまとわる赤や黄のりんご
りんご(こうこう)
これからの季節、北国はりんご天国です。りんご畑に足を踏み入れると、甘酸っぱいりんごの香りが漂ってきます。
全国でダントツに多い青森県にはかないませんが、長野、山形に次いで全国4番目のりんごの収穫量を誇る岩手。生産地付近を車で通過すると両側にりんご畑が続きます。
この日訪ねたりんご園は盛岡市の郊外にある観光りんご園。朝島山の中腹に広がり盛岡市街を見下ろす見晴らしのいい高原のりんご畑で真赤に実ったジョナゴールドがお出迎えです。標高が高いため酸味と甘みが豊かなんだそうで、口元に広がる芳醇な風味が漂ってきます。赤いりんごに混じって「きたろう」や「金星」「こうこう」などの黄色いりんごもいい香りを放っていました。
誰も獲る人がいないんでしょうか、木の下には数個のりんごが落ちています。パトロール中(?)の子猫ちゃんも落ちたりんごには目もくれないようでした。
(平成29年10月11日:追記)




五穀豊穣ならぬ根菜豊穣です ありがたやありがたや
産業まつり
9月30日、10月1日の両日行われた「産業まつり」。地元農家で栽培された野菜が山積みされていました。
昨年は台風の影響で野菜が不作でしたが、今年は順調に収穫できたようです。
会場には買い物かごを持った主婦が店先に並び、買いあさって!ました。まるでスーパーマーケットのバーゲンセールのようです。
姉妹都市、友好都市の9都市も参加。青森県黒石市のりんごや新米、来年6月フェリー就航が決まった北海道室蘭市のじゃがいもや玉ねぎの詰め合わせなど、この時季の野菜や果物が所狭しと展示販売されていました。
また日本の花火の粋を集めた「大曲の花火」の大仙市からは昼花火の打ち上げです。夜の花火の華やかさにはかないませんが、青空に咲き乱れる色のついた花火は思った以上にその気になるもんですね。
(平成29年10月5日記載)





二十四節気
二十四節気全体の概要はこちらからご覧いただけます。


第十七節気 寒露 かんろ           10月8日~10月22日

肌に涼しい風を感じる季節です。寒露は露がひんやりと冷たくなる頃で、露が凍って霜になります。台風の多い今年は特に、標高の高い山々の木々が黄色や赤く色づき始め、自然のキャンバスも秋色に染まりだしました。
稲刈りも終わり、北の方からは紅葉の便りが届きはじめています。

「秋の日はつるべ落とし」です。夕暮れから急激に日没を迎えるようになり、薄暗い夕刻には車のヘッドライトが周りの町並みを照らしはじめました。
朝夕の冷気が増し、白露の頃、草木の葉先に結んでいた露も、この頃には冷たく感じられるようになります。それが霜のように凍ると露霜(つゆじも)となります。
例年ですとたわわに実った農作物の収穫もほぼ終わり、大忙しだった農家もホッと一息つく頃ですが、台風の強襲を受けた今年は今だ後片付けに呆然と過ごしているかもしれません。

日脚がすっかり短くなった寒露。夜は冷え込みを増してきます。日中との寒暖の差が著しいこの時季、深夜のデスクワークには冷たくなった手足のしびれが気にかかります。暖かいストーブの温もり、炬燵の暖房が晩秋の寒さを凌いでくれます。
秋の夜長、虫たちの合唱に酔いしれ、風邪をもらわぬよう皆様も十分お気を付けください。



※次の二十四節気は10月23日の「霜降」です。10月20日頃更新を予定しております。



七十二候
七十二候全体の概要はこちらからご覧いただけます。



第四十九候 鴻雁来 こうがんきたる        10月8日~10月12日

ツバメと入れ違いに雁が北から渡ってくる頃です。雁は日本で冬を過ごし、暖かい春になるとシベリアの方へ帰っていきます。毎年、初めに訪れる雁を「初雁(はつかり)」と呼びます。
冬鳥が天を渡って飛んでくる時季、青森県には雁風呂(がんぶろ)という珍しい風習があります。
海上での休息用に木片をくわえて飛来した雁は、春になると再び木片をくわえて旅立つと信じられていました。雁が飛び立った後に残っていた木片は、日本で死んだ雁のものだと考えられていたようです。
その雁の供養のため、流木で焚いたお風呂を旅人などに勧めていたという、雁風呂の由来があるそうです。


第五十候 菊花開 きくばなひらく          10月13日~10月17日

秋の花の代表である菊が咲き始める頃です。
栽培用の菊は奈良時代末期から平安時代頃に中国から渡ってきたとされています。日本で古くから楽しまれるようになったのは、春に植え、夏に育て、秋に花が咲くというサイクルが稲の栽培に似ているためといわれております。
当初薬草や観賞用植物として用いられていた菊の花。正式には明治2年、皇室の御紋として定められましたが、菊をこよなく愛した後鳥羽上皇(1198年~)の頃から皇室の家紋として使っていました。


第五十一候 蟋蟀在戸 きりぎりすとにあり    10月18日~10月22日

秋の虫が戸口で鳴き始める頃です。
テレビもラジオもない時代、秋の夜長は鈴のような虫たちの声を楽しんだに違いありません。
キリギリスは、別名機織(はたおり)虫といいますが、この候のキリギリスは、夏から冬にかけて見られ、鈴のような音色を響かせるツヅレサセコウロギだと言われています。ギーッと鳴いて、一息ついてチョンと鳴きます。
キリギリスとバッタとコウロギはなかなか見分けがつきません。イナゴやバッタは食用として茹でて食べる人もいるようです。
ちなみにキリギリスは漢字で「蟋蟀」と書きますが、難しくて読めませんし、書けません。



下の<続きを読む>をクリックすると、秋分前後の「季節の彩り」をご覧いただけます。
ご関心のある方はごゆっくりご覧ください。


テーマ:実用・役に立つ話
ジャンル:趣味・実用

日めくりカレンダー

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

カテゴリー

最近の記事

ブログ内検索

FC2カウンター

QRコード

QRコード

CREDIT

top