冬の終局 大寒

2月3日までは二十四節気の締めくくり、大寒です。凍てつく寒さもこの日まで。4日の立春からは次第に寒さも和らぎ、季節は春へと向かいます。
七十二候では1月30日より2月3日までが「始乳(にわとりはじめてとやにつく)」となり、終わると寒かった冬の季節を閉じることになります。

20160130鶏

春の兆しを感じたが、小屋に入って卵を産む時候です。動植物は人間が感じ取れない季節の機微を感じ取ります。夜明けを知らせるの鳴き声は長い冬の終わりを告げるにふさわしいものでした。舎のある周辺ではともかく、鶏の鳴き声で目を覚ますこともなくなりました。
養豚、養鶏で生計を立てていた子供の頃、毎日鶏小屋に入って産んだばかりの卵を集めていました。産みたての卵の殻を割って醤油を垂らし、ご飯にかけて食べた朝の食卓もなかなかお目にかかれない昨今です。

新しい二十四節気の始まる立春。節分が終わると待望の春がやってきます。4日からいきなり春というわけにはいきませんが、野山には緑が芽生え、里の雪はゆっくりと融けはじめます。
この季節の巡り合わせを「田舎な歳時記」では毎年、その季節の特色を追いながら紹介して来ました。
その都度、地元の季節に彩をしたためてまいりました日本の四季。八巡目を迎える歳時記はこれまでの二十四節気で得た季節に彩りをつけ、「おらほ(俺の住む地方)の四季」として振り返ってみます。

今後は二十四節気のサイクルに合わせて更新してまいります。皆様のところにはできる限りご訪問を続けたいと思っておりますが、気が向いたら「おらほの四季」もどうぞご覧なって見てください。
長い間拙い歳時記にお付き合いいただきましてありがとうございました。


二十四節気 大寒(だいかん)◇
二十四節気、最後の節気。1月21日および立春(2月4日)の前日まで。
暦便覧は「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」
大寒の朝の水は1年間腐らないとされており容器などにいれ納戸に保管する家庭が多い。
大寒七十二候は次の通り。
七十二候大寒末候) 1/30~2/3 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)
鶏が春の気を感じ、たまごを産み始める頃。自然な状態の鶏は、日照時間が長くなるにつれ、産卵率が上がっていくため、春から夏にかけてたくさん卵を産みます。

テーマ:実用・役に立つ話
ジャンル:趣味・実用

ワカサギ釣りは大寒の風物詩

1月25日からは二十四節気大寒」の次候、七十二候では「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」に変わります。沢に流れる水さえも凍る厳冬の時季です。夏登山した山でチョロチョロ流れていた沢の水が、今雫を長く伸ばし氷柱となって力強く成長しています。
本州一の厳寒湖である盛岡市の岩洞湖ではこの時季、ワカサギ釣りが最盛期を迎えます。例年なら年末には湖面全体が凍り、1月中旬に氷上での釣りが解禁されます。しかし暖冬の今年は1月8日現在、水面が波立っているようです。ここ数日の厳冬で氷上釣りができるまでに回復しているでしょうか。
近くのレストランで、釣り上げたばかりのワカサギの天ぷら定食が美味しかったことを記憶しています。揚げたてのカリカリしたワカサギは甘くて骨まで味が浸みこんでいるようでした。もう1度食べてみたいですね。
雪と氷に閉ざされた日本。かまくらや氷上釣りは冬を楽しむ風物詩です。寒さを取り入れて冬の風情を楽しみたいものです。

160125ワカサギ釣り

地元に伝わる剣舞や鹿子踊り、神楽などを披露する「第8回みやこ郷土芸能祭」が、1月24日午後2時から市民文化会館で開催されました。この日は市内5団体の芸能保存会が集まり、それぞれ古来継承されてきた郷土の芸能を力強く披露。約70人の見学者は華麗な舞いに酔いしれていました。

160125江繋早池峰神楽
江繋早池峰神楽(えつなぎはやちねかぐら)
霊峰早池峰山の登り口にある江繋(えつなぎ)地区に伝わる早池峰神楽は、江戸時代初期からの伝統芸能です。この日披露された「天女の舞」は祇園祭の前夜、天上から降りてきて踊り始めた女神の優雅な舞いに、神々が大いに喜んだことを表現しているそうです。

160125津軽石さんさ踊り
津軽石さんさ踊り(つがるいしさんさおどり)
海産物を商った五十集(いさば・魚商)衆が寛永年間(1624~1643年)に、盛岡のさんさ踊りを習い伝えたとされています。1789~1800年に本格的に踊り始め、大正時代に今の形態になったそうです。この日は年長さんの女の子も一緒に踊り、その愛らしさがひと際目を惹いておりました。

160125田代大念仏剣舞
田代大念仏剣舞(たしろだいねんぶつけんばい)
300年程前の飢饉で多くの餓死者が出た時、代官所の前で田代の人々が剣舞を舞って供養したことがその始まりとされています。その後も毎年盆の16日には同地区の新仏の家を回り、祖先の霊を慰めているそうです。

160125茂市鹿子踊り
茂市鹿子踊り(もいちししおどり)
源頼朝より閉伊(現在の宮古周辺)地区の所領を安堵(領有承認)された閉伊頼基。頼基の七人の重臣の1人、茂市氏によって伝えられたとされています。茂市氏滅亡後も踊り継がれ、村人によって伝承されてきました。鹿の角に武将の兜の鍬形を付け、歌は京の都を想起させる情緒が特徴です。

160125川井御戸入
川井御戸入(かわいみどいり)
鎌倉時代、閉伊氏12代170年の沿下に、神社の開帳にあたり、神前に祈りを捧げる儀式を盛大に飾る踊りとされています。勇ましい太鼓に合わせ円陣で踊り、昔日の城攻めの場面を再現しております。現在では小学校の伝承活動として指導しているそうです。

郷土芸能は年代と共に廃れる傾向にありますが、ここでは小さい頃からその歴史と弛まぬ練習でその伝統の継承に力を注いでいるようです。


二十四節気 大寒(だいかん)◇
二十四節気、最後の節気。1月21日および立春(2月4日)の前日まで。
暦便覧は「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」
大寒の朝の水は1年間腐らないとされており容器などにいれ納戸に保管する家庭が多い。
大寒七十二候は次の通り。
第七十一候(大寒次候) 1/25~1/29 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
沢の水が氷となり、厚く張りつめる頃。この時期に、一年での最低気温の記録がでることが多く、氷点下に達する地域も多くみられます。


「今日の独りごと」はお休みさせていただきます。


参考サイト 暦生活、暮らし歳時記



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無病息災を祈願して大寒恒例裸詣り

1月21日からは二十四節気も一巡し、最後の節気「大寒(だいかん)」となります。
冷え込みも激しく、寒さが最も厳しい頃です。と同時に最後の節気を乗り切れば春が待ち構えております。三寒四温が続き、寒い中にも少しだけ春の気配が感じられるようになります。もう少しの辛抱ですね。
先日の大雪、皆さんの地域は大丈夫でしたか。それまでの暖冬が一挙大雪に変貌してしまうのですから、自然の気まぐれは読み切れませんね。
翌日のこちらも降雪がありましたが、途中雨に変わり思った以上の積雪はありませんでした。水を含んだ雪の重いこと。雪かきには苦労しました。

160120樹氷

この厳寒の時季に難行苦行することで無病息災、家内安全、五穀豊穣を願い、神仏の加護を得ようと古くから各地で裸参りが行われております。
ここ地元でも大寒の前の1月17日、下帯姿で市内を練り歩き、防災と商売繁盛を祈願する「復興祈願祭裸詣り」が行われました。
160120DSC裸詣り①

今年で39回を数える裸詣りは市内の消防団が中心となり、屯所から八幡宮まで、約1㎞のコースをゆっくりと行進します。裸詣りに参加した団員は、胴巻の上に注連縄(しめなわ)、草鞋(わらじ)を履いて、額の中央には鉢巻をキリリと巻いております。悪霊が入らないようにと口には半紙をくわえ、背筋をピーンと伸ばして練り歩いていました。

160120裸詣り②
行列は復興祈願祭の幟(のぼり)と団旗、纏(まとい)を先頭に、米や酒、餅、魚、野菜などを供えた三宝を、一歩踏み出すたびに鈴を鳴らしながら、奉納する神社へと続きます。

160120裸詣り③
そして最後尾は「ハサミ」と呼ばれる、神の依代(よりしろ)となる白紙を挟んだ板状の験竿を振りかざし、防火防災、商売繁盛、無病息災、五穀豊穣、交通安全を祈願していました。

160120裸詣り④
160120裸詣り⑤160120裸詣り⑥
お酒や供え餅、お米、魚などの供物を神前に奉納。宮司さんの大麻(おおぬさ)で1人1人御祓いした後、神殿で参拝。お清めの御神酒が注がれます。
出発して約1時間、お疲れさま。皆さん寒かったでしょうね。
これでこの地も防火防災、交通安全はもとより、商売繁盛、無病息災、五穀豊穣が守られ、1日も早い震災復興が待たれるところです。


二十四節気 大寒(だいかん)◇
二十四節気、最後の節気。1月21日および立春(2月4日)の前日まで。
暦便覧は「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」
大寒の朝の水は1年間腐らないとされており容器などにいれ納戸に保管する家庭が多い。
大寒七十二候は次の通り。
第七十候(大寒初候) 1/21~1/24 款冬華(ふきのはなさく)
凍てついた地面に蕗の花が咲き始める頃。地面には雪が積もり、強い寒さが襲ってくる時期ですが、草花は春に向けて着実に動き出しています。


今日の独りごと

今日の独りごと0120新春恒例になっている消防出初式。今年も消防分団員250名、消防車両24台による分列行進の観閲式が1月17日、市内の目抜き通りにおいて行われました。
大勢の市民や統監の見守る中、消防分団の徒歩部隊によるパレードはいつもながらきびきびした動きが気持ちいいですね。号令や敬礼など軍隊イメージに結びつく危惧を懸念される方もおられるかもしれませんが、市民の財産や生命を救助する職業としては必要不可欠な行動でもあります。
この日の出初式は団員の分列行進が中心で、消火活動や一斉放水などの消防演技は毎年6月に消防大演習として日頃の成果が披露されます。赤いポンプ車が40台以上並ぶと壮観ですよね。それもまた楽しみの一つです。


参考サイト 暦生活



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