短い夏の東北に祭りの嵐

明日からは8月となります。2日からは二十四節気大暑の末候ですが、七十二候では第三十六候「大雨時行(たいうときどきふる)」となります。
時として大雨が降る頃。夏の暑い日の夕方、突然降るにわか雨を夕立といいます。春にも秋にも、にわか雨がありますが、夕立とはいいません。夕方降るからという意味ではなく、「広辞苑」には「天から降ることをタツといい、雷神が斎場に降臨することとする」と書かれています。急な雷雨、激しい雷雨のことを「彌降り立つ(いやふりたつ)雨」といい、この語が省略され「やふたつ」から「ゆふだち」になったと言われています。
旧暦八月朔日(ついたち)のことを「八朔」(はっさく)といいます。古来、新穀を贈答して祝う習わしでした。稲(田の実)を祝い、頼みごとをしたので、「たのもの節句」とも呼ばれ、今日のお中元のはじまりとなったのだそうです。古く伊勢では五穀の中の、米や粟のお初穂を神前にお供えし豊穣を祈りました。「朔日参り」の中でも8月1日は特に「八朔参宮」と呼び、参拝者も多く、あわ餅を食べる習わしがあったようです。

150731入道雲

暦の上での8月は秋を迎えますが、季節的には夏本番。全国的に祭りが賑やかに開催されます。東北でも三大祭りを始め、数々の祭りがエネルギッシュに行われ、北国の短い夏を過ごします。
8月2日からの青森県「ねぶた祭」(6日間)、8月3日からの秋田県「竿燈祭り」(4日間)、8月6日からの宮城県「仙台七夕祭り」(3日間)は東北三大祭りとして親しまれております。さらに8月1日から4日間開かれる岩手県の「盛岡さんさしぐれ」、8月5日から3日間開催される山形県の「花笠おどり」を加えて東北五大祭りとし、8月の上旬1週間を「東北夏まつり巡り」ができるように開催されることになっております。
お祭りが好きで日程を合わせられるという方は、ぜひ東北夏祭りデーをお楽しみください。もう今からですと、ホテルは満室で泊まれないかもしれないですけどね(笑)。

150731さんさ踊り
どれも古来から継承された伝統の祭りですが、盛岡のさんさしぐれは比較的新しく昭和になってから活況を呈すようになってきました。
南部藩の時代より踊り受け継がれてきた「さんさ踊り」は盛岡城下に現れた鬼を、大きな岩が祀られている三ツ石神社の神様が退治。これを喜んだ里人たちが「さんささんさ」と踊ったのが始まりだそうです。
今年の4月、宮古港開港400周年記念のイベントには、盛岡の「さんさしぐれ」もお祝いに駆けつけてくれました。
ミスさんさを先頭にパレードを華やかに彩るさんさ太鼓連。「ミス太鼓」、「ミス横笛」、「うたっこ娘」などがそのダイナミックでリズミカルな太鼓と笛の音を、小さな街中に響かせてくれました。

150731ねぶた祭②150731ねぶた祭①
また一昨年の秋祭りには青森のねぶた祭りも登場。大きなねぶたと「ラッセ、ラッセ」とエネルギッシュに踊るハネトは本場のねぶた祭を再現してくれました。震災の復興に取り組んでいる被災者たちを勇気づけてくれます。

この8月は東北夏まつりの始まりです。今年も東北各地は祭りに燃えつくすでしょう。


二十四節気 大暑(たいしょ)◇
二十四節気12番目の節気。7月23日および立秋(8月8日)の前日まで。
暦便覧は「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」
連日三十度を越える。夏の土用の頃。最も暑く、子供たちは夏休み。
大暑七十二候は次の通り。
第三十六候(大暑末候) 8/2~8/7 大雨時行(たいうときどきふる)
夕立や台風などの夏の雨が激しく降る頃。きれいな青空に湧き上がる入道雲は、夕立を教えてくれます。雲の頭が坊主頭に見えることから、入道雲と呼ばれています。


今日の独りごと

先日の7月26日、シンガーソングライターだったあんべ光俊さんのライブを懐かしく拝見しました。「遠野物語」皆さん覚えていますか。1976年発表といいますから、実に40年近い前の曲なんですね。淡々と歌う中でも情感があふれていました。いま聞いても色褪せていません。
現在は仙台にお住まいだそうですが、元々は岩手県釜石市のご出身。希望王国いわて文化大使、民話のふるさと遠野大使などを精力的に務められておられるようです。
ご存知ない方のために当日撮った写真を載せようと思ったんですが、肖像権を侵害することになると思いますので敢えて掲載しません。YouTubeの動画がありましたので、下記をクリックしてお楽しみください。



参考サイト 暦生活びお赤福新お祭り入門




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夏本番にUV対策

7月28日からは二十四節気大暑の次候で、七十二候の第三十五候「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」に変わります。
土が湿って蒸し暑くなる候。暑さが最も厳しくなる頃で、夏の到来を強く感じるときです。梅雨時から鳴き始めたはこの頃になると一斉に鳴きたてます。ニイニイゼミに代わって、朝や日暮れに優しく鳴きだすヒグラシ。
「閑けさや 岩にしみいる の声」は芭蕉が詠んだ、かの有名な俳句です。山形県の山寺、立石寺を訪ねたとき、の大合唱に立ち止まり、この句を詠んだと言われています。
当時、千十五段の階段を登る人は少なく、静かだったのでしょう。今や観光バスを仕立てて訪ねる観光客も引きを切らない賑やかな山寺となっています。1度千十五段を登り切ったことがありましたが、相当きついです。お土産屋さんで貸してくれる杖を振り切って登ったことを後悔しました。

150725金魚すくい

各地で梅雨も明け灼熱の太陽が惜しげもなく降り注ぐ大暑。気になるのが紫外線ですよね。真っ黒になりながら元気にはしゃぎまわるのは子どもだけです。大人になると気になるのがお肌。日に焼けた後、肌にシミが残ってしまいます。いわば紫外線による火傷です。
紫外線は5月頃から強まり、8~9月にはピークに達します。サングラスをかけ、日傘を差して紫外線対策をしなければなりません。これは女性ばかりの問題ではなく、男性にも言えることです。

以前、私は真夏の太陽が照りつける海辺で釣りをしていました。あまりの暑さに上半身裸になって数時間、紫外線をしっかりと受け止めたことがあります。結果はご推察の通り肩から腕にかけて火傷の水ぶくれです。今だにその時のシミが肩から顔にまで残っております。
男ながらこれはみっともないです。真夏でも肌を隠す薄手の長袖は外せません。紫外線対策を間違えるとこんな結果になってしまうんです。

150725海水浴
今さらですが、あなたの紫外線(UV)対策は間違っていませんか。私は間違っていました(笑)。
間違っていた私が言うのも何なんですが、紫外線が一番強い天候は、快晴の日ではありません。実は一番、紫外線が強いのは、太陽が出ていて、雲のある日なのです。太陽からの紫外線だけでなく、地上から反射した光が雲に反射し、また地上に戻ってくるからなんです。

日傘の効果は万全のように感じますが、実は紫外線は50%しかカットできません。アスファルトの地面や壁、ガラス、車などからの反射光もあるからです。
日傘自体にも寿命があるそうですよ。2~3年使い続けると、強烈な日差しや紫外線吸収による加工素材の劣化などでカット率が下がってしまうそうです。古い日傘は新しく買い換えた方がよさそうですね。

日焼け止めとサングラスを併用すれば、より日焼けを防げます。目に紫外線を浴びると、角膜が炎症を起こしメラノサイトがメラニン色素を発生させ、日焼けが進みます。日焼けしないためには、目からの紫外線を防ぐことも非常に重要です。
そして日焼け止めはムラなく、2~3時間を目安にこまめに塗り直すことが肝心だそうです。
日焼け止めクリームで注意したいのが、使用期限。前年の日焼け止めは使わないことです。雑菌が繁殖して、品質が低下している恐れがあるからです。

服の色は、白よりも紫外線を通しにくい黒や濃紺などにします。黒は、熱を吸収しやすいため暑苦しく感じますが、日焼け防止には一番。紫外線を一番カットしてくれるんだそうです。ただしすけすけのシャツはNG。

日焼けは、皮膚がんや白内障を引き起こす要因とも言われています。外に出るときは、日焼け止めはもちろん、日傘やサングラスなども併用して、UV対策は万全を期したいところ。女性ならすでに実行していることでしょうが、今からでも間に合う紫外線対策。今年の夏は日焼けを防いで健康的に過ごしましょう。


二十四節気 大暑(たいしょ)◇
二十四節気12番目の節気。7月23日および立秋(8月8日)の前日まで。
暦便覧は「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」
連日三十度を越える。夏の土用の頃。最も暑く、子供たちは夏休み。
大暑七十二候は次の通り。
第三十五候(大暑次候)7/28~8/1 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
熱気がまとわりつく蒸し暑い頃。私たちは、この暑さを打ち水などでしのぐことしかできませんが、木や草花は緑をますます濃くして夏を歓楽しているようです。


今日の独りごと

今日の独りごと0725最近運動不足をとみに感じるようになりました。少し歩いただけで汗がタラタラ、息切れがして立っているのも辛い状況です。原因は分かっているんです。近くに行くにもすぐ車。歩くことはほとんどありません。
このままではもうすぐ杖が必要だと、一念発起。スマホに歩数計のアプリをインストール。ウォーキングを始めました。物珍しさも手伝って始めた2日目には9000歩達成。理想的には1日10000歩というから、「軽く突破しそうじゃん」と思ったのが甘い考え。翌日からはどんどん歩数が減り、1週間経った今では3000歩台しか歩いてません。歩数グラフはどんどん右下がり。これではウォーキングを始める前と変わりませんね。
もともと仕事の隙間をぬってのウォーキングでしたが、これからはスケジュールの中にウォーキングの時間を組み入れなければなりません。継続は力なり、意志を強く持たなければ(アセ)。


参考サイト 暦生活NEVERまとめOKGuide




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海の町が燃えたぎる 大暑!

7月23日からは二十四節気の「大暑(たいしょ)」です。
暑さが最も厳しくなる大暑。暦の上では夏最後の節気です。九州地方よりいち早く梅雨が明けた関東甲信地方。これからは夏のピークを迎えます。太平洋高気圧の勢力が増し、梅雨前線は次第に北に押し上げられます。もうすぐ各地からも梅雨明け情報が伝えられるでしょう。湿気をはらんだ熱気が野山や里を覆い尽くし、季節的には日本の真夏のスタートです。
花火大会、浴衣、風鈴、扇子、打ち水。涼を求めて日本の風物詩が揺れ動きます。
そして24日は土用丑の日。蒸し暑さに襲われ体力を消耗するこの時季、夏バテ防止を願って精力のつくを食べる習慣があります。今年も屋さんの店頭から漂う香ばしい匂いに誘われ、高価な蒲焼きを買ってしまいそうです。今年は8月5日が土用二の丑。余裕のある方はこの日にもう一度をご賞味あれ(笑)。

150720桐の実

さて本日7月20日は「海の日」です。
1876年(明治9年)のこの日、明治天皇が東北巡幸の帰途、灯台視察船「明治丸」で函館を経て横浜に帰着されたことにちなみ、1941年(昭和16年)「海の記念日」として制定されました。1996年(平成8年)からは「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」として、この日が国民の祝日「海の日」となりました。その後の祝日法の改正により2003年からは7月の第3月曜日となっています。

150720帆船「みらいへ」①
海の日を前に7月17日、開港400周年記念を迎える地元宮古港に帆船「みらいへ」が寄港しました。
「みらいへ」は19日船内の一般公開、18日と20日の2日間は地元の方の体験航海が行われました。20日の海の日と開港400周年記念行事、さらには深いやませが湾内を覆う19日に行われた宮古港カッターレースで、普段静かな埠頭も家族連れで賑わいました。
係留中の「みらいへ」ではセイル(帆)を上げることはありませんでしたが、航海体験ではスタッフと一緒にセイルを広げたりすることができたようです。残念ながら19日のこの日は船内の一般公開のみ。この手で帆船のセイルを広げてみたかったですね(笑)。

150720帆船「みらいへ」一般公開150720帆船「みらいへ」とカッターレース
150720帆船「みらいへ」②
帆船「みらいへ」は全長52mで230トン。高さ最高30mのマスト3本を装備した帆船で、40人の定員を誇ります。スタッフは10名で、女性が半数。案内役を務める若い女性が多かったように見受けました。主に企業の研修やグローバル人材育成に貢献しております。
もともとは大阪市に所属していた帆船ですが、昨年7月芦屋市の社団法人が買い受け、世界を航海しながら体験航海事業を拠点とする神戸港を母港にしたものです。日本で唯一、一般の方が乗船できる帆船だそうです。

19日のこの日は係留中の湾内で「第23回宮古港カッターレース」が行われており、レースの応援と「みらいへ」の船内見学で埠頭は盛り上がりました。さらに7月27日には東京海洋大学練習船「神鷹丸」が、30日には海の貴婦人と呼ばれる大型帆船「日本丸」、8月1日には海上自衛隊掃海艇の寄港も予定しています。
今秋には大型客船の入港も決まっており、開港400周年記念に相応しい行事が相次いでおります。海の日を中心に、東日本大震災の復興は港町宮古から勢いづいているようですね。


二十四節気 大暑(たいしょ)◇
二十四節気12番目の節気。7月23日および立秋(8月8日)の前日まで。
暦便覧は「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」
連日三十度を越える。夏の土用の頃。最も暑く、子供たちは夏休み。
大暑七十二候は次の通り。
第三十四候(大暑初候)7/23~7/27 桐始結花(きりはじめてはなひらく)
桐が花を咲かせる時季。盛夏を迎える頃には、卵形の実を結びます。桐は、伝統的に神聖な木とされ、豊臣秀吉などの天下人が好んだ花であり、現在も日本国政府の紋章として使用されています。


今日の独りごと

今日の独りごと0720 記事でも触れましたが、去る19日宮古湾内において「第23回宮古港カッターレース」が行われました。今年は県内外から33チームが参加し、白熱のレースを展開しました。開港400周年記念レースということで、昨年を15チームも上回り、やませの漂う海上を一掃しました。
レースはオールを漕ぐピッチの安定した「宮海セブン」チームが3分45秒19で連覇。女子は4分56秒29の「潮騒soll sea」チームが、2位の「社協女子バシャ馬」チームに僅か0.25秒の僅差で優勝しました。
国内のカッターレースは500m折り返しの1000mで行われることが多いようですが、片道500mの距離を取れない宮古湾では、300m折り返し600mの距離で争われます。
優勝タイムは昨年を上回っており、参加チームのチームワークと技術の進歩かもしれませんね。何はともあれ、復興が叫ばれている地元にとって、明るい話題が続いていますよ。


参考サイト 暦生活日本海事広報協会地球人になろう。神戸新聞NEXT




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