観桜に鳴り響く春雷

携帯電話は通話やメール、カメラ、ワンセグ機能だけで十分と思っていたのですが、最近のスマートフォンではインターネットは当たり前、アプリを使うと新聞の閲覧など、何でも楽しめるようになったんですね。
目まぐるしい進化を遂げている携帯電話。私も年甲斐もなくスマートフォンに変えてみました。ビデオや録音、思った以上に幅広い機能に複雑な操作。日々戸惑っています。技術の進歩にはついていけません。今度はどんな機能で私たちを驚かせてくれるのでしょうか。これからも戦々恐々です。

春雷

春雷は優しい春の雷!
さてさて日本の四季は平穏に春を迎えています。3月31日頃から4月4日頃までは七十二候の第十二候「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」に変わります。遠くで雷の音がして、稲光が初めて光る時候をいいます。春分以降の雷を「春雷」と呼び、このころから夏に向かって増えていきます。春雷は夏の雷と違って、一つ二つで鳴りやむことが多く、まるで、春のスタートの合図のようにあたり一面に響きわたります。
雷は「春雷」の他、冬の「寒雷」、秋の「秋雷」とともに、四季を通じて発生します。春雷には激しさや怖さは無く、どことなく優しさがあります。もうすぐ近づく夏の足音なのかも知れません。
ちなみに七十二候の第四十六候は「雷乃収声(かみなりこえをおさむ)」です。

雷の通り道、雷銀座といわれた利根川沿い
雷の通り道といわれている栃木県宇都宮。その名も雷都と呼ばれております。昔から宇都宮近辺では、雷が鳴り出すと、外で仕事をしている人はいち早く家に帰るそうです。落雷が怖いからなんでしょうね。宇都宮が「雷都」なら上州もまた雷のメッカであります。山地の地形が上昇気流を生み、雷を誕生させるからのようです。上州名物は古くから「雷」と「からっ風」、それに「うまいうどん」と言い伝えられてきました。
また、初詣客の多い成田山も雷が多く、雷の鳴る田「鳴田(なるた)」が「成田」になったという説もあるなど、北関東の利根川沿いの地域はどこも雷が多く、「雷の道」「雷銀座」などといわれています。
ちなみに神社で見る「しめ縄」は、雷雲を表し、しめ縄から出ている「ぎざぎざ」の紙垂は、稲光を表しているという説もあります。

東京スカイツリーで雷の研究
雷は、いつ、どこに落雷するかわかりません。しかし、雷は高いところや、尖ったものに落ちやすいという特徴があります。そこで、目をつけられたのが、高さ634メートルの東京スカイツリー。
同じ場所、ほぼ同じ地点での落雷は、そんなに頻繁にはありません。過去の事例では、東京タワーがおよそ年に1回だそうです。雷の研究は難しいといわれていますが、日本一の高さを誇る東京スカイツリーにはかなりの頻度で落雷が予測され、測定機器を置くことによって雷の研究が期待されているそうです。

付和雷同、青天のへきれきも雷が因!
「地震、雷、火事、親父」などと、雷は昔から怖いものの代表に上げられています。落雷の音、夜空を焦がす稲光の衝撃など、雷の危険から身を守る知恵として、慣用句やことわざなどでも言い伝えられてきました。
例えば「付和雷同」。「付和」は自分の意見を持たず、他人の意見に簡単に賛成すること。「雷同」は雷が響くように、他人の意見に同調することです。「ゴロゴロ、ゴロゴロ」という様子は、ぴったりな気がしますよね。
「青天のへきれき」。病床にあった中国の詩人陸游が突然起き上がって、勢いよく筆を走らせた時の様子を表現したもので、病の床にある印象と、ものを書いている勢いの差を雷鳴にたとえております。思い掛けず起こる事故のような突発的な出来事を、青く晴れた空に突然雷がなったと表現しています。いわゆる衝撃の大きさを表す言葉ですよね。

春風と言えば「そよ吹く」であり、春雨は「烟(けぶ)る」であります。そして春雷は「響く」のでしょうか。いよいよこれからが春本番。春雷に負けず桜も長く咲き続け、穏やかに春を満喫したいものです。


◇二十四節気 春分(しゅんぶん)◇
二十四節気四番目の節気。3月21日および清明(4月5日)の前日まで。
春のなかば。昼と夜の長さが等しくなる。 寒さもすっかりやわらぐ。
◆春分の七十二候は次の通り。
第十候(春分初候)  3/21~3/25雀始巣(すずめ、はじめてすくう)
春の気、ますます盛んとなり、雀が巣を作りはじめる時季。
第十一候(春分次候) 3/26~3/30桜始開(さくら、はじめてさく)
本格的な春となり、ようやく桜の花が咲きはじめる時季。
第十二候(春分末候) 3/31~4/4雷乃発声(かみなり、すわわちこえをはっす)
遠くで雷の声がしはじめる時季。


今日の独りごと
猫「春眠暁を覚えず」などということわざもありますが、春は眠くなる機会が多いですね。
会議やミーティングの席では生欠伸を押し殺しながら、居眠りをしてしまいます。発言者の声を子守唄に、ほんの数秒間なんでしょうが睡魔に魅せられると気持ちいいですよ。中にはいびきをかいてる人もいました。
春分を過ぎ、日が長くなって活動時間が増え、結果的には就寝時間が遅くなり睡眠不足になってしまうんだそうです。栄養学的に見れば、暖かくなると新陳代謝が活発になり、それを補うためのビタミンB1不足が起因しているようです。気候的には今がその時季で、最低気温6℃から15℃位が眠気の危険水位なんでしょうね。
寝る子は育つは子供の頃。もう育ちようもない大人にはただ単に眠気は天敵のようです。居眠り運転は絶対やめましょう。






参考サイト:びお雷なんでもサイトgoo天気ふらり道草、TEPOREレターVol.563
写真協力:写真素材-フォトライブラリー

人気ブログランキング参加中!
人気ブログランキングへ
↑あなたのお気持ちを有難く頂戴します。

テーマ:実用・役に立つ話
ジャンル:趣味・実用

自然の美を堪能して

新入学生や新入社員を見かけると共に、そろそろお花見の季節ですね。
おいしいお弁当に加え、昼からお酒を外で飲む開放感。と同時に新人の頃の場所取り、思い出しますね。こちらの田舎では事前に場所を取らなければならないほど混み合いませんけど、堤防に花開いた桜の背景に川をまたぐ数10尾の鯉のぼり。暖かい地方では見られない桜と鯉のぼりのコラボで、花見が一層盛り上がります。枝垂れ桜の名所は全国各地にありますけど、こちらでは一本桜として隠れた名所もあります。今年の花見はそこの桜を見てみようかな。

桜並木

これからが関東以南の桜開花本番
さてさて花見まではまだまだ先の東北ですが、3月26日頃から3月30日頃までは七十二候の第十一候、二十四節気春分の次候は「桜始開(さくらはじめてひらく)」となります。
桜前線が北上し、古来より多くの人々に愛でられてきた桜の花が開き始める頃です。水ぬるむ陽春の季節は人々の気持ちを高めるでしょう。日本中が待ち焦がれていた時がやっと到来します。まだかまだかと口を開けば、花見の計画が話題に上る頃です。

寒い彼岸だった北国は桜の開花も遅い!
桜の開花が遅くなるか早くなるかは、冬の低温と春先の高温に左右されるのだそうです。
桜は、花の元になる花芽を夏につくり、秋になると休眠に入ります。花芽は、冬の低温に一定期間さらされると休眠から目覚めます。これを休眠打破といいます。
そのあと花芽は、気温が高くなるにつれて生長し開花します。冬が寒く春先が暖かいほど、花芽の成長が早く開花が早まる、ということなんですね。お彼岸まで雪が降っていた私の地元では、やや開花が遅れるかもしれませんね。

今年の桜開花は平年並み!
3月19日日本気象協会発表の桜開花予想(下図参照)によれば、3月16日開花した高知県宿毛市を皮切りに、和歌山で3月25日頃、東京都心で3月28日頃、東北仙台で4月12日頃、北海道札幌で5月4日頃と予想されています。いずれも平年並みか多少早い程度のようですね。昨年の開花は異常な速さでしたよね。
私の地元岩手県は満開時期が4月24日。今年も鯉のぼりとのコラボ、見れますでしょうか。

桜開花予想
詳しい桜の開花予想はこちらから。

馬肉の「さくら」とやらせの「さくら」
桜=花見と結びつきますが、さくらと呼ばれるものには他にもあります。
そうです。馬肉のことをさくら肉といいますよね。さくらといわれるのは「咲いた桜になぜ馬繋ぐ。馬が勇めば桜散る」という民謡からきているという説や馬肉の色が桜を想像させるから、という説もあるようです。桜鍋、馬刺し、ステーキ。馬肉を献立にした美味しい料理がありますよね。昔の人たちは、他にも猪肉を「ぼたん」、鶏肉を「かしわ」、鹿肉を「もみじ」などと呼び、味覚を楽しんでいたようですよ。風流ですね。
かといえばちょっと憤慨しそうな「さくら」もあります。祭りでよく見かける露店。客を装ってその店の買い物をするやらせ。そう、これを「さくら」といいます。
もともとやらせとはテレビや新聞などで事実にはないことを演技させ、その映像や写真を使った虚偽の内容を報道することであって、やらせは元々業界用語だったようです。1985年テレビ朝日「アフタヌーンショー」の報道にやらせがあったという記憶もありますね。

私のブログにコメントをいただく皆さんはやらせではありませんよ(笑)。ご意見を述べたい方は下記コメント欄からご投稿ください(笑)。


◇二十四節気 春分(しゅんぶん)◇
二十四節気四番目の節気。3月21日および清明(4月5日)の前日まで。
春のなかば。昼と夜の長さが等しくなる。 寒さもすっかりやわらぐ。
◆春分の七十二候は次の通り。
第十候(春分初候)  3/21~3/25雀始巣(すずめ、はじめてすくう)
春の気、ますます盛んとなり、雀が巣を作りはじめる時季。
第十一候(春分次候) 3/26~3/30桜始開(さくら、はじめてさく)
本格的な春となり、ようやく桜の花が咲きはじめる時季。
第十二候(春分末候) 3/31~4/4雷乃発声(かみなり、すわわちこえをはっす)
遠くで雷の声がしはじめる時季。


今日の独りごと
墓石先日、お彼岸の名残り雪。この時季の積雪51㎝、ところによっては60㎝。雪かきは済ましたものの、急遽お墓参りは延期。彼岸明けとなる24日に行った墓参りで浅ましい光景に出会ってしまいました。
墓前に線香を立て、饅頭やお菓子の供え物をあげると、待ち構えていたようにカラスの群れが飛んできます。目の前で我先に供え物を咥え、飛び去っていきました。一瞬の出来事です。
人の姿も何のその、したたかなカラスの素行にはあきれるやら腹が立つやら、呆気にとられてしまいました。
生存競争の激しい動物の世界。積雪で餌にありつけなかったこともあるでしょうが、カラスの恰好の餌食になってしまいました。








参考サイト:びおgoo天気日本語俗語辞書、@niftyお楽しみマガジン、七十二侯がまるごとわかる本


人気ブログランキング参加中!
人気ブログランキングへ
↑あなたのお気持ちを有難く頂戴します。

テーマ:実用・役に立つ話
ジャンル:趣味・実用

先祖を敬う日本独自のお彼岸

寒かった冬の時季、自動販売機の大半のドリンクはホットに設定されています。
これからは陽気が暖かくなり、ドリンクも模様替えする春。爽やかなコールドへの切り替えが始まります。
私の家の近所にある自動販売機も、消費税増税の関係で価格を改訂しながら順次切り替えるようです。
お花見の時季、あるいは平均気温15℃を超えると夏バージョンに。では秋はいつ頃切り替えるんでしょうかね。

お墓参り

桜前線が北上し始めます
さてさて自動販売機も季節によって切り替えられますが、二十四節気も3月21日には春分に切り替わります。
太陽が真東から昇り真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ同じになり、この日から次第に昼の時間が長くなります。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、過ごしやすい日が多くなる時季でもあります。
この頃になると毎年桜前線が気になります。今年も3月16日頃を皮切りに高知県で桜が開花した模様です。平年より5日前後早くスタートした今年の桜前線は約2か月かけて北上し、各地に春の到来を告げます。

お彼岸は日本独自の行事です
春彼岸と秋彼岸があるお彼岸。それぞれ、春分の日(3月21日頃)、秋分の日(9月23日頃)を中日として、その前後の3日を合わせた7日間を彼岸といいます。
仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸といい、その反対側の私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界を此岸(しがん)といいます。彼岸は西に、此岸は東にあるとされ、太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなるという考えから、お彼岸にお墓参りをして先祖を供養するようになったのだそうです。
お彼岸は他の仏教国にはない日本だけの行事なんですね。日本では、正月など神道にまつわる行事を行う一方で、仏教の教えも受け入れてきました。お彼岸は「日願」でもあり、太陽の神を信仰する神道と結びつきやすかったのかもしれません。春の種まきや秋の収穫とも結びつき、自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する大切な行事に結びついたのでしょう。

国民の祝日でもある「春分の日」「秋分の日」。祝日法の趣旨には、春分の日は「自然を称え、生物を慈しむ日」秋分の日は「祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ日」とあります。
子供の頃、お彼岸にはお墓参りに連れて行ってもらいました。お参りというより、墓前に上げたお供物のお菓子や饅頭をもらえる楽しみがあったんですよ。それこそ自然からいただいた恵みを慈しんで食べていたんですね(笑)。

雀の親子

雀も絶滅危惧種になるのでしょうか
七十二候の第十候は3月21日より「雀始巣(すずめはじめてすくう)」と変わります。この時季に巣を作り始める雀、秋には実った稲のもみ米を食べてしまいますが、春は害虫や雑草の種を食べてくれるなど益獣の役目も果たしてくれます。
その雀、ここ数年で10分の1に激減しているという話題が持ち上がっております。昔は電柱にたくさん止まっていた雀。いま電線を止まり木代わりに占領しているのはカラスです。雀を取ろうと、小さな棒にザルを立て掛けた仕掛けで、餌をついばむ雀を遠くから待ち構えていた時代もありました。
「木造住宅の減少で巣作りが困難」「減反による水田面積の現象」「小道や空地の減少で植物の種が減った」等々考えられていますが、原因は明らかになっていないようです。雀の激減傾向は世界的な現象のようですが、今のところ絶滅の心配はないそうです。しかし、減り出すと絶滅へと転げ落ちていくそうなので絶滅危惧も考えられます。私たちにとって最も身近な野鳥であり、落ち着きなく飛び回る姿は愛らしくもありました。危機を脱出してほしいですね。


◇二十四節気 春分(しゅんぶん)◇
二十四節気四番目の節気。3月21日および清明(4月5日)の前日まで。
春のなかば。昼と夜の長さが等しくなる。 寒さもすっかりやわらぐ。
◆春分の七十二候は次の通り。
第十候(春分初候)  3/21~3/25雀始巣(すずめ、はじめてすくう)
春の気、ますます盛んとなり、雀が巣を作りはじめる時季。
第十一候(春分次候) 3/26~3/30桜始開(さくら、はじめてさく)
本格的な春となり、ようやく桜の花が咲きはじめる時季。
第十二候(春分末候) 3/31~4/4雷乃発声(かみなり、すわわちこえをはっす)
遠くで雷の声がしはじめる時季。


今日の独りごと
墓掃除 3月18日は彼岸の入り。天気に恵まれた19日、墓掃除に行ってきました。まだ雑草も生え揃えていない山の中腹に建てられた墓地は落ち葉ばかり。掃き清められた先祖の祠は清々しささえ漂います。
ここ数日で10℃を超える気温まで回復したとはいえ、時折冷たい風が吹きすさぶ肌寒い墓掃除。日陰にはまだ雪が残り、とても「暑さ寒さも彼岸まで」とは思えない寒さです。昨年のこの時季はもうすでに20℃を越していたのに。掃き清めた墓前で、これまで無事に生きて来られたことを先祖に感謝。
早めのお墓参りに来た方々も寒そうに背中を丸め、ご先祖に手を合わせていたようでした。








参考サイト:All About暮し、テポーレトクトク便りVol.385、七十二侯がまるごとわかる本
写真協力:写真素材-フォトライブラリー

人気ブログランキング参加中!
人気ブログランキングへ
↑あなたのお気持ちを有難く頂戴します。

テーマ:実用・役に立つ話
ジャンル:趣味・実用

日めくりカレンダー

カレンダー

02 | 2014/03 | 04
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

カテゴリー

最近の記事

ブログ内検索

FC2カウンター

QRコード

QRコード

CREDIT

top