平成26年は物事が「うま」くいく午年

2014年(平成26年)の干支は「午」。そんな干支は、もともと天文学や農業などで数字を数えるためのものであり、民に浸透しやすくするために動物を当てはめて考えるようになったんだそうです。
来年の干支「午」には「馬」の字があてがわれるようになりました。そんな馬は「物事が”うま”くいく」、「幸運が駆け込んでくる」などと言われ、非常に縁起の良い動物とされているんですね。
よし、じゃ来年はダービーでも買ってみますか(笑)。

午年

新しい角が生える「麋角解」
さてさて年の瀬も押し迫った12月27日からは七十二候の第六十五候「麋角解(しかのつのおつる)」です。
「麋角(びかく)」とは「なれしか」という中国に生息するトナカイに似た大鹿の角のことをいい、オス鹿の角が抜け落ちて、新しいものが生えてくる時候という意味があります。自然界では植物だけではなく、動物たちも冬の装いになっていくんですね。



新年を迎えるための正月準備
2013年も残り後僅か。皆さんお忙しい毎日をお過ごしのことと思います。正月までの主な行事を取り上げてみました。皆様ご自身のスケジュールをお立てになり、怠りなく正月を迎えください。

大掃除 大掃除
正月を迎えるにあたっての準備の一つに大掃除があります。
江戸時代には「すす払い」と言われ12月13日に行われておりました。 これは年神様をお迎えするため家を清める目的で行われていました。現在は「一年の垢を落として新しい気持ちで新年を迎える」という意味合いが強くなっています。大掃除の後、清々しい気持ちで正月の準備を始めましょう(詳しくは過去記事2011年12月10日「12月13日は正月事始め すす払い」を参照)。

鏡餅 正月飾り
今はあまり見かけなくなりましたが、門松はお正月の代表的な飾りの一つです。元々はその年の歳神様である歳徳神(としとくじん)が降りてくるときの依り代(よりしろ)として神様が宿るものと考えられていました。歳徳神を迎える目印が門松なら、神棚は歳徳神が鎮座する神聖な場所です。
神棚のある家では神具を洗い、しめ縄やしめ飾りで古い年の不浄を断ち、歳徳神を迎えます。神棚がない場合は床の間などに飾ります。手入れや飾り付けを怠りなく、新年に相応しいお正月を迎えたいものです。
また飾る際、29日に門松を立てるのを「九松」と言い「苦」を「待つ」に通じるとされ避けられます。大晦日に立てることを「一夜飾り」と言い、これも嫌がられます。餅つきも「苦餅」「苦をつく」に通じます。鏡餅などを買った場合も28日までに配達をすませてもらいます。来年もまた良い一年でありますようにという願いを込めて準備をしたいものです(詳しくは過去記事2012年12月26日「正月準備を整え 来るべき年を新たな気持ちで」を参照)。

除夜の鐘 除夜の鐘
大晦日の夜に除夜の鐘の音を聞くと、いよいよその年が明けるのを実感します。一般的に108の人間の煩悩の数だけ撞き、その煩悩を浄化するといわれています。寺院では午前零時を前にして除夜の鐘をつき始め、年をまたいで108回鳴らします。107回は旧年中に、最後の一回は新年につくのが習わしなんだそうですが、現代では必ずしも習わし通りは行われてないところもあるようですね(詳しくは過去記事2011年12月30日「除夜の鐘は暮れの風物詩」を参照)。

年越しそば 年越しそば
大晦日の夜には、細く長くなどと長寿を祈ってそばを食べる習慣があります。関西などでは、運を呼ぶ「うんどん(うどん)を食べて「太く長く」を願うところもあるといいます。切れやすいそばはその年の災厄などを断ち切るから、金細工師が飛び散った金粉を集めるため、そば粉の団子を使ったことから、などという説もあります。地方によっては大晦日ではなく、元旦や1月14日に食べるところもあるそうです(詳しくは過去記事2010年12月27日「大晦日は1年の締めくくり」を参照)。

御手洗②松の内と初詣
松飾りをつけておく期間を松の内といいますが、この期間は関西と関東では違います。一般的に松の内は1月7日の大正月までをさしますが、関西地方では1月15日の小正月までとされているところが多いようです。
また、初詣といえば1月1日の元日から3日までの三が日の間に神社や寺院に詣でることをさします。もともとは家長がその地域の氏神様がいる社で一夜を明かし、家族の一年の安泰を願う「年籠り(としごもり)」が起源といわれています。この年籠りが後に、大晦日の夜に詣でる「除夜詣」と、元日の朝に詣でる「元日詣」にわかれたのです。この「元日詣」が「初詣」のもとになったという説もあります(詳しくは過去記事2008年12月30日「初詣おもしろ雑学」を参照)。

年始回りなどで忙しかった正月も、今では海外旅行や温泉旅行、帰省などと自宅を留守にしがちです。歳神様も留守番役が多くなっているかもしれませんが、せめて古くから伝わる正月行事で歳神様をおもてなししたいものですね。



本年の「華麗なる歳時記」は今回をもちまして終了とさせていただきます。皆様にはこの1年間ご愛読いただきましてありがとうございました。2014年は皆様にとって、今年にもまして佳き年となりますようお祈りいたします。来年もどうぞよろしくお願いいたします。新年は1月5日からスタートさせていただきます。
なお、今回はコメント欄を開きました。ご返信が遅れるかもしれませんが、メッセージがありましたら書き込みくださいますようお願いします。







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  • 2013
  • 12/20
  • Fri

太陽が強くなる!! 柚子湯の冬至

12月といえば、「クリスマス」。街中を歩くと駅前はイルミネーションで彩られ、ショーウィンドウにはクリスマスツリーやサンタクロース、トナカイなどのグッズが飾られ、クリスマス一色になっています。見ているだけで年甲斐もなくウキウキしてしまいますよね。
当日は靴下を吊るし、サンタさんのプレゼントを楽しみにしているお子さんや、贈り物を交換し合う若いカップルたちが多く見られるのでしょうね。といったところが日本のクリスマスだと思いますが、他の国ではどうなんでしょう。特にいま真夏でもある南半球のサンタクロース、雪がないだけにそりを模ったウィンドサーフィンででも回るのでしょうか。ちょっと気になります。

パンプキン

かぼちゃを食べて柚子湯に入って…
さてさて12月22日は二十四節気の冬至ですね。私たちが住む北半球は1年で最も昼が短く夜が長いとされています。もう午後4時半頃には日も暮れて、照明が必要になってきますね。
そのため太陽の力が一番弱っている日とされ、この日は無病息災を祈って小豆粥を食べる習慣がありました。他にも南瓜(かぼちゃ)、にんじん、金柑、蓮根、銀杏、寒天、うどんの七種類、「ん」のつく食べ物を口にすると「運」がつくといわれております。逆にこの日を境に昼の時間が伸び始めることで、太陽が力を取り戻し、次第に運が向いてくるところから「太陽の誕生日」ともいわれ、ご存知のように「一陽来復」と呼んでいますね。
日が短く、草木は枯れ、生き物の姿を見ることも少なくなるため、死に一番近い日として、その厄を払うために「冬至」にかけて「湯治」をおこなったのが、ゆず湯のおこりだといわれています。柚子湯における香りが邪気を祓うだけではなく、風邪の予防や美肌効果、リラックス効果もあり、冬を元気に乗り切るための源にもなります。(詳しくは過去記事2010年12月22日「南瓜を食べ柚子湯に浸かる冬至」を参照)

夏枯草も芽を出す「乃東生」
12月22日からは冬至とともに七十二候の第六十四候「乃東生(なつかれくさしょうず)」に変わります。
乃東とは、夏枯草(かこそう)のことで、別名、漢方薬に使われる「靫草(うつぼくさ)」のことです。冬至の頃に芽を出して、夏至の頃に枯れることからこの名前が付けられました。この生薬には利尿、消炎作用があり、腫物、浮腫、腎臓炎、膀胱炎などに用いられます。

キリストの誕生を祝った冬至祭!!
ところで冒頭にも記したように12月25日はキリストの誕生日といわれていますが、実はこの日でないという説もあるそうです。実際の誕生日は1月、4月、9月、10月など諸説あるようで、12月25日がキリストの誕生日であると決まったのは西暦325年。
当時のキリスト教では、キリストの誕生日より「死」と「復活」に意義があると考えられていました。太陽が復活する日として定着していた冬至の祭りを、キリストの誕生日とすることで、キリスト教の勢力拡大を図ったのではないかと推測されているようですね。

冬至は、かぼちゃを食べてゆず湯に入る日、クリスマスはプレゼントをもらえる日、とだけ捉えるよりも、太陽が弱まり、復活することに感謝の気持ちを持ちながら、冬至を過ごしてみたいものです。



イルミネーションがもたらす悲喜こもごも
先日、久し振りに夜の街を散策したら、クリスマスムード一色でした。忘年会の酔客を尻目にイルミネーションの前でパチリ。この時季、皆さんのブログもクリスマス一色に染まっているようですが、こちらの被災地も少しづつクリスマスのムードが高まっていました。開業123周年を記念した県庁駅のイルミネーション。一方では来年の廃線が決定したローカル駅の閑散とした無人ホーム。この駅を利用していた人たちにサンタクロースのプレゼントはないのでしょうか。

銀河イルミ
JR盛岡駅開業123周年を記念した駅前広場のイルミネーション。宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」からSL機関車の正面をデザインしていました。すごい迫力です。高さ5m位はありましたから、実寸で作られたんでしょうね。

三鉄イルミ 和井内駅
三陸鉄道の宮古駅にもイルミネーション。北リアス線の発着駅となる駅舎も細やかなイルミネーションで飾られていました。小本駅⇔田野畑駅の不通区間は急ピッチで復旧工事が進み、来年4月には久慈までの全区間が開通します。
一方では3年前の土砂崩れで不通が続いていた日本一の赤字線、JR岩泉線が来年4月で廃線決定。和井内の無人駅は閑散としており、線路内には雑草が生い茂っていました。とてもクリスマスの雰囲気ではありません。

イオンモールツリー
クリスマス商戦は今やピーク。盛岡のモール街にはビッグなクリスマスツリーが登場。ショッピングをさらに一段と高めてくれます。

近隣イルミ リース
近隣の一般のご自宅もイルミネーションで飾られました。トナカイもソリを曳いて電飾の道を走り続けます。今年のクリスマスプレゼントは何かな。松ぼっくりと唐辛子を組み合わせた手製のリースもクリスマスの雰囲気を盛り上げます。







参考サイト:ぴおWikipedia、七十二侯がまるごとわかる本、テポーレトクトク便り Vol.372
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  • 2013
  • 12/15
  • Sun

芸術の”冬”に町の文化祭賑わう

12月は忘年会の時季です。会社の同僚や友達と一緒に忘年会してますか。気心のしれた仲間との忘年会は、いつもよりもついつい飲み過ぎたり、食べ過ぎてしまいますよね。
ですが、その後の「口臭」って気になりませんか。特にニオイのきつい料理ではなおさらです。そんな時口臭防止におすすめなのが「カテキン」なんですって。カテキンは緑茶や烏龍茶などに多く含まれているため、食事の後に飲むだけでも、だいぶ抑えられるそうです。
そういえば私も泥酔した後、鳥龍茶をがぶ飲みしたり、お茶漬けとか梅干しをよく食べていました。もっとも口臭予防じゃなく、二日酔い防止でしたけどね(笑)。

イクラ

謎だらけの群がる鮭の遡上「鱖魚群」
さてさて七十二候は12月17日頃から第六十三候「鱖魚群(さけむらがる)」に変わります。鱖は難しい文字ですが、魚ヘンに厥(読みはケツ、コチなど)と書きます。二十四節気の大雪、末候にあたります。
この頃になると、川の上流で生まれ海へと下った鮭が数年かけて成長し、産卵のため里帰りしてきます。古来の人々はこの様子を神秘的なものとしてとらえてきました。時代が進んだ今でも、群がって川を遡上する鮭の姿は変わらず人々の心を打ちます。冬の風物詩として趣きのある光景が見られます(詳しくは過去記事2013年12月5日『正月準備を始める事始めは「大雪」から』を参照)。
9月から1月中旬まで続く鮭の遡上。なぜ12月中旬のこの時候なのかよく分かりませんが、中国の暦では「鱖」が使われているようです。中国では淡水魚である石桂魚のことを「鱖」と呼び、鮭と一緒に群れて泳ぐ魚なんだそうです。日本では「鱖」に代わり同じように群れで遡上する鮭を充てたんでしょうね。
稚魚がアラスカ沖に向かい、数年後産卵、受精のために生まれた川になぜ戻ってくるのか、その回遊の謎は今だに解かれていません。その実態を解明できたらノーベル賞を受賞できるかもしれません(笑)。



元気な鮭の遡上に負けじとお年寄りによる「町の文化祭」開催

展示会場
先日12月7,8日、我が町地元で芸術の秋には一歩遅れましたが、おじいちゃん、おばあちゃんによる「町の文化祭」が行われました。
趣味を通し生活に生きがいを持ってもらおうというこの文化祭は、回を重ねるごとに作品にも熱がこもり、年配者の制作とは思えない立派な出来栄えです。作品は絵画あり、手芸あり、パッチワークあり、陶芸、書道、裁縫など多種雑多あります。
会場となる町内会館1階ホールの設営は地元関係者による手作り。会場の片隅にはお茶やお菓子で来場者と談笑できるコーナーもあります。お茶を飲みながらおばあちゃん同士のよもやま話に花が咲くってところですかね。会場は閑散としているのかと思いましたが、意外(?)にも来場者は引きも切らず、出展者の友人知人で埋め尽くされていました。お子様連れのファミリーの他にも老人会や婦人会、ホーム入居者など車椅子に乗ったグループも観賞するなど「町の文化祭」は賑わっておりました。

それではこの日、出展されたおじいちゃん、おばあちゃんの優秀作品をご覧ください。
浄土ヶ浜
油絵「浄土ヶ浜」 地元の観光スポットです。筆致に力強さが感じられますね。

緑に返る
油絵「緑に返る」 草原に小舟。津波で打上げられそのまま朽果てたのでしょうか。

書 木工
俳句「惜しみつつ 庭の花枯れ 摘みし手の 甲に止まれり この赤蜻蛉」
と交通安全を標語にした彫刻。 

鳥 リース
本物と間違われそうなカワセミと花で飾られたリース

展示作品①
エプロンや刺繍、手製の草履なども展示されてました。

展示作品②
陶器や花、貝殻のストラップなど数多くの力作も見られました。


どれを見ても秀逸なものばかりです。制作に打ち込んだ情熱が伝わってきます。会場に立ち寄ったおばあちゃんたちの笑顔からは元気が甦ります。「まだまだ若い者には負けんぞ」といったところでしょうか。平均寿命も延びているのが裏付けられるようです。
今回の出品作をコンテスト形式にし、来場者からの人気投票でベスト1に輝いた作者に賞品を授与するとか、公共施設に一定期間特別展示してもらうというのもいいですね。出展者の参加意識が高まるかもしれません。



日本の香りを伝えるお香。
お香の香りに安らいでおります。




参考サイト:ぴお、七十二侯がまるごとわかる本、テポーレトクトク便り Vol.373
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