農作業の骨休みだった雑節半夏生

妖怪が徘徊する半夏生
7月2日から6日までは七十二候の第三十候「半夏生(はんげしょうず)」です。
半夏は夏至から数えて11日目の雑節のことで、7月2日頃にあたります。この頃に降る雨は「半夏雨」(はんげあめ)と呼ばれ、梅雨の後半にあたり大雨になることもあります。
この日は、農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終え、その後の5日間を休みとするところもあるようです。ハンゲという妖怪が徘徊するという言い伝えがあり、この時期に農作業をしてはいけないという戒めになっているそうです。

半夏生

半化粧高じて半夏生
半夏生は、植物の半夏のことで、半夏は、カラスビシャク(烏柄杓)というサトイモ科の植物です。山や畑に自生する多年草で、雑草とされます。この時期の半夏は、葉の半分ほどが白くなり化粧しているように見えるところから「半化粧」「片白草」とも呼ばれ、それで半夏生といわれるようになったそうです。
先日、山に登ったとき、半分白い葉を見つけました。「あっ、半夏生発見!」と思ったのですが、帰宅してからよく調べて見たら単なる笹の葉が白くなっているだけでした。笹も半夏生することがあるんですね。

さば、小麦餅、たこを食べる風習
また、半夏生ずには、福井県ではさば、奈良県では小麦の餅、関西地方ではたこというように、各地域でさまざまなものを食べる風習があります。「たこの足のように稲がしっかり根を張るように」というような、それぞれにいわれがあるようで、ここにも日本の文化が垣間見られますよね(詳しくは過去記事2011年7月1日「田植えの最終目標だった半夏生」を参照)。


いいじゃない!このパソコンメガネ

PCメガネ

最近長時間パソコンの使用で「文字がぼやける」「光がギラギラする」などのドライアイを訴える方が多く見られるようです。その原因の一つとみられているのが「ブルーライト」。
ブルーライトとは、液晶モニターにバックライトとして使用されているLED(発光ダイオード)のことで、網膜まで届くエネルギーがもっとも強い青色光のことです。パソコンだけではなく、テレビやスマートフォンなどの液晶画面から発せられる青い光が目に影響するのだそうです。
最近では画像がきれいに見える液晶モニターが普及していますからね。パソコン三昧の私もWindows8に変えてから疲れが激しくなり、目の周りには太陽の周辺に虹色のリングが浮かび上がる「日暈(ひがさ)」のような現象が見えるようになってきました。ディスプレイの設定を調整すればいいんでしょうけどね。見やすいためついついそのまま使っています。
目薬をさしたり、冷やしたりするのも面倒くさいので、目が疲れないというパソコンメガネをかけてみました。このブルーライト対策と銘打ったメガネ、なかなか優れものです。以来日暈現象も少なくなり、長時間かけていても疲労度はあまりありません。というかパソコンメガネを掛け忘れていると、目に涙が滲んできます。メガネ自体が軽いから掛けていることを忘れてしまうのですよ。
うっすらとブラウン色のついたレンズからは、ブルーライトを55%もカットするんだそうです。パソコンやスマートフォン、テレビ、ゲームなどで1時間以上液晶画面をご覧になる方に、ぜひお勧めします。ネットショップで買ったんですけど、送料込みでも1500円くらいからお求めできますよ。
と、ちょっと宣伝してしまいました。ショップの回し者ではありませんから、強くお勧めするものではありません。その人の体質や考え方もありますからね。
少し先になりますが、10月10日「目の愛護デー」を前に、どうぞ大事なご自分の目はご自分でお守りください





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梅雨の晴れ間に咲く菖蒲

菖蒲の開花で梅雨を知ったその昔
指折り数えると今年の前半も後わずか、折り返し点が目に入ってきました。
七十二候では6月26日~7月1日頃までを第二十九候、夏至の次候で「菖蒲華(あやめはなさく)」です。
稲作には水が必要で、今年ほど雨乞いをした年も近年にはなかったように思えます。雨を待ち焦がれる農家は、あやめの開花を見て、梅雨の到来を知ったといいます。

菖蒲

菖蒲は上半期の総決算!
菖蒲と書いて「あやめ」とも「しょうぶ」とも読みます。見た目も似ており、草丈低く畑のような乾燥地で栽培されるのが「あやめ」。水辺や湿地に咲くのが「しょうぶ」です。これにかきつばたが参戦して三つ巴。その違いはさらに混沌としてきます。この時季皆さんのブログには菖蒲の写真が数多く取り上げられます。間違わないようにしたいものですね。ご興味のある方はこちらからどうぞ(詳しくは過去記事2012年05月16日「いずれがあやめかかきつばた」を参照)。

カラスにつづく野鳥のギャング
また、この時季の野鳥の世界では、カッコウの鳴き声で知られる「かっこう」が代表的。かっこうは産卵途中の他の鳥の卵を一つくわえ取り、その巣に自分の卵を紛れ込ませる「托卵」で知られています。悪どいですけど、これも生きていく上での術でしょうか。人間社会の保育園などでこのような悪質な行為をしたら抹殺されます。かっこう悪~。

あらら、生垣が変~色

カイズカイブキ

この時季、自然の中では菖蒲をはじめ色とりどりの花々を楽しむことができます。庭にいろいろな季節の花々が咲きほころぶご自宅もさることながら、緑の生垣に囲まれた家に住むのも憧れ。
カイズカイブキ、枝が巻き上がるように生育し、生垣に適正した常緑樹です。排気ガスに強く、公園の生垣などにも用いられ、最大樹高10mにもなります。
約3か月前の今年3月、知人を通し不要になった背丈1.5m前後のカイズカイブキ10本を貰い受けました。「よし、これで念願の生垣ができるぞ」と期待し、腐葉土を敷いた駐車場脇に植え付けました。さるかに合戦のカニさんのごとく「早く根付いてくれカイズカイブキ」。
桜が咲き始める季節になってカイズカイブキに変化が現れ始めました。毎朝の水遣りが功を奏したのでしょうか。いやいやそれどころではありません。何とカニさんの気持ちを踏みにじるように、葉が白茶色に変色し始めたではありませんか。新緑深まるこの時季に緑が失われ、10本のうち4本が脱色状態。これはもう枯死としかいいようがありません。
移植の時点で根に菰も被せずしばらく放置した、あるいは根が切断されていた、移植時に剪定を怠ったなどと見識者の大方の見方でした。これではいくら移植後の手入れをこまめにしても根付いてくれません。カニさんもがっかりです。
タダほど高いものはないといいますが、枯死した4本を取り換えるとなると思いがけない出費となります。初めから植木屋さんに見立ててもらえばよかったかもしれませんね。貰い受ける前に掘り出し状態、刈込み状態などを持ち主に確認しておいた方が良かったかもしれません。
戴くものは夏も小袖、になってはいけないという戒めでもありました。



うまく育てるとこんなに緑の美しいカイズカイブキが育ちます。


参考サイト:ぴおYahoo Japan知恵袋、七十二侯がまるごとわかる本
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いち番 昼の長い夏至

夜がない北極圏
6月21日は二十四節気の夏至です。
昼間が1年で最も長い日。日の出(日出)・日の入り(日没)の方角が最も北寄りになる時季をいいます。北回帰線上の観測点から見ると、夏至の日の太陽は正午に天頂を通過します。
「暦便覧」には「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」と記されています。このため、夏至は別名、日永(ひなが)とも呼ばれています。
本州では昼の時間と夜の時間の割合がほぼ2対1になり、北海道へ行くにしたがって、昼の割合が大きくなります。北極圏に近づくと、太陽は1日中沈みません。東京では約5時間も昼間が長くなります。ただ梅雨の真っ最中でもあり、実際の日照時間は冬至の時季より短いことが多く、日の長さを実感することは少ないかもしれません。
この日三重県の二見興玉神社では、夏至祭が行われます(詳しくは過去記事2009年06月21日「昼が長く夜が短い夏至」を参照)が、日本では北欧のように夏至のお祭りを楽しむ風習はあまりないようです。

夏越の祓
写真は昨年行われた地元青猿神社夏越の祓の神事

夏至の初候は「乃東枯」
6月21日から25日頃までは七十二候の第二十八候で夏至の初候「乃東枯(なつかれくさかるる)」です。
乃東(だいとう)とは漢方薬に用いられる夏枯草(かごそう)の古い名前で、ウツボグサ(靫草)のことを指します。紫色の花で、田んぼの畦や草地でよく見かける草です。この草は、冬至の頃に芽を出し夏至の頃には、枯れたように見えます。他の草木が繁茂する時季に、この草だけが枯れたように見えることから乃東枯と呼ばれるようになりました。

今年後半の無病息災を祈願する
6月最後の日には各地の神社で夏越の祓(なごしのはらえ)が行われます。半年に1度の大祓(おおはらえ)の日です。半年間のケガレを祓い、残りの半年間を無事に過ごせるようお祈りするのです。
茅(かや)で作った茅の輪をくぐり、ケガレを祓います。輪をくぐって左に回り、次は右回り。最後にもう1度左に回って境内に入ります。茅の輪の茅を1本引き抜き、輪を作って持ち帰ると、夏の災厄を避けられるそうです。

梅雨の合間を抜って奇岩だらけの兜明神岳に登頂チャレンジ
兜明神岳
区界高原を拠点に1000m級の兜明神岳に登りました。
兜明神岳展望 兜明神岳山頂
山頂から見るかぶと山裾野の集落。遠く左に早池峰山、右側には岩手山を眺望できるはずなのに…(左)。山頂からは小学生が軽々と下山。見てるだけで足が震える(右)。

東北地方もさる18日、平年より4日遅れて梅雨入りしました。
朝方の雨も上がった梅雨入り当日、標高1005mの地元兜明神岳(かぶとみょうじんだけ)を登山して来ました。いやいや半分ハイキングでした。標高744mに位置する道の駅「区界高原」までは車で、残り約260mの草原を自分の足で山登り。前日からトレッキングシューズにリュックサックを用意して準備万端。

45分の草原コースとはいえ、勾配のついた山道は辛いものです。熊除け用の鈴を鳴らしながら、途中野鳥の囀りや白樺、笹藪を眺めての散策気分も、兜明神岳の頂上付近は最大の難所、奇岩だらけの岩場。
昔、安倍貞任が隠れたという頂上に向かって、四つん這いになり恐る恐る登る私の横を、先行していた小学生の子供たちはまるで兎が飛び跳ねているようにひょいひょい降りてきます。運動神経の鈍っているおじさんは、その身軽さに感心、感嘆、絶叫。

強い風が吹き抜ける頂上は狭い。それでも360度大パノラマが展望できる山頂に立つのは一つの山を征服した感じになります。三浦雄一郎さんになったみたい(笑)。
生憎の曇りではっきりとは見渡せませんが、晴れていれば右に2038mの岩手山、左に1917mの早池峰山の霊峰が見渡せるはず。その裾野には村々の集落が眺望できます。

疲労と初体験から足元がふらつき、下りの岩場で濡れた岩に足を滑らせ、思い切り膝と額を奇岩にゴッツン。目から火が出るとはこのことか。思わず痛さをこらえ、周りに目配り。良かった、醜態を見た人はいなかった(笑)。


◇二十四節気 夏至(げし)のメモ◇
二十四節気10番目の節気。6月21日および小暑(7月7日)の前日まで。
◆夏至の七十二候は次の通り。
初候 第二十八候(6/21~6/25)乃東枯(なつかれくさ、かるる)
草木いずれ繁茂する中で乃東(だいとう・夏枯草)のみが枯れていく時季。
次候 第二十九候(6/26~7/1) 菖蒲華(あやめ、はなさく)
菖蒲(あやめ)の花が咲きはじめる時季。
末候 第三十候(7/2~7/6)   半夏生(はんげ、しょうず)
半夏が生えはじめる時季。苗が生える季節でかなり暑さを感じる。





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