早すぎた?5月の梅雨入り

西日本や東日本では記録的な早さで梅雨入り宣言されましたね。暦の上では6月11日が入梅なのに、5月の梅雨入りなんて早すぎます。もう少し5月の晴天を楽しみたかったな(笑)。
今年の関東甲信地方の梅雨入りは観測史上2番目に早かったそうですね。
ではここでクイズです。同地方で1番早かった梅雨入りは何年何月何日頃だったでしょうか。正解は(ここから)‥‥だそうです。どうです、正解しましたか(笑)。
写真素材 PIXTA

ちなみに1番遅い梅雨入りは6月22日で1967年と2007年に記録されているそうです。早く梅雨入りしたからといって、その分早く梅雨明けするわけじゃないんですよね。梅雨入りが1番早かった年の梅雨明けは7月24日、1番遅かった1967年は7月18日、2007年においては何と8月1日でした。梅雨明けの平年は7月21日頃ですから、今年は長い梅雨になるのかな(いずれも気象庁観測統計・関東甲信地方の梅雨入り、梅雨明けの確定値より)。

梅雨は中国から「梅雨(ばいう)」として伝わり、江戸時代頃より「つゆ」と呼ばれるようになったそうです。
梅雨は日本だけではなく東アジア共通に起こる自然現象なんですね。中国では「黴雨(ばいう)」と呼ばれていたものを季節に合うように「梅雨」にしたともいわれています。日本では「露」、または熟したものがつぶれるという意味の「潰ゆ(ついゆ、つゆ)」から「ツユ」と呼ばれるようになったそうです。沖縄県では梅雨を「小満芒種(すーまんぼーすー」と呼ぶことがあるそうですね。
「黴雨」、う~ん、なるほど分りますね。この時季、黴が生えやすいですものね。

例年ですと5月上旬、夏と春の空気の間に起こる梅雨前線が沖縄にかかって、日本の梅雨入りが始まります。梅雨前線は約1月~1月半かけて北上し、7月上旬には東北地方に到達しますが、北海道に行く頃には勢力が弱まり消滅してしまいます。前線もスタミナ切れなんでしょうか(笑)。
ただ北海道にも「えぞ梅雨」と呼ばれる現象はありますが、雨期も短く、はっきりとしない雨模様のようですね。
梅雨の時期はじめじめして日差しが少ないため、外出するにも洗濯するにも、うんざりしてしまいますよね。梅雨の終末期になるとゲリラ豪雨なんていうのもありまして、河川の増水や浸水の被害、また土砂災害などが起きやすくなります。かといえば日照り現象が続いてダムの貯水量が不足、取水制限、給水制限などという事態になることもありますよね。農家にとっては恵みの雨なんですが‥‥。梅雨って加減を知らないんだから(笑)。

昔は梅雨の時季、てるてる坊主などを作って、明日天気にしておくれなどと口ずさみながら、軒下や窓に吊るしたもんですが、今の梅雨はてるてる坊主の言うことなど聞いてくれません。我がままですから(笑)。
元々、赤と緑の着物にほうきを持たせた中国の掃晴娘(サオチンニャン)人形が発祥で、日本に伝わって「てるてる法師」、「てれてれ坊主」、「日和坊主(ひよりぼうず)」などと呼ばれるようになったんだそうですね。
白い布や紙などにくるみ、軒先などに飾ると、明日の天気が晴れになると言われるてるてる坊主。願いが叶うと、瞳を書き入れ、神酒を供え、川に流すそうです。逆に倒立させて飾ったり、顔を描くと明日の天気が雨になると言われているところもあるんだそうですよ。水不足の時は効果絶大ですね。

童謡のてるてる坊主。3番の歌詞に「そなたの首をちょんと切るぞ」など、残酷な内容があったんですね。知ってました?そのため放送で歌う時は3番は省略するんだそうですよ。

参考サイト:Wikipedia、語源由来辞典、infoseek天気・きょうの豆知識、goo天気・お天気豆知識
写真提供:(c) Seaside写真素材 PIXTA

FC2ブログランキング・人気ブログランキング参加中!
 人気ブログランキングへ
↑ポチッと、お願い。↑

テーマ:実用・役に立つ話
ジャンル:趣味・実用

足を洗って堅気になる

風邪を予防するのにうがいをしたり、手を洗うといいといいますけど、足を洗うとはいいませんよね。足を洗うとは別に2つの意味があります。1つには文字通り、泥などで汚れた足をきれいな水で洗い流すこと。もう1つは、悪事を家業とする者が、それまでの所業をやめて堅気になるときなどに使われます。
写真素材 PIXTA

もともと「足を洗う」とは仏教用語で、昔、インドの修行僧がはだしで托鉢などの修業をし、お寺に帰ると足を洗い清めてから建物に入り、説法を行ったということに由来しているそうです。
泥まみれになった足を洗い清めてお寺に入った習慣が、今では真人間にもどることを意味する言葉となり、足を洗うという身体的な行為が、心身ともに清らかになるという意味で使われるようになったんですね。
その意味が転じて、いまでは悪業正業に関係なく、職業を辞める意でも使われるようになっていますよね。
「お前いつまでそんなうだつの上がらない仕事をしてるんだ。もうそろそろ足を洗えよ」なんて言われたことありませんか。本人としては頑張っているのでしょうから、余計なお世話だと思うんですけどね(笑)。

今でこそ録画でしか見ることができなくなりましたが、当時は映画「男はつらいよ」シリーズが大人気で、私も好きで何度も映画館まで観に行ったものです(笑)。
いつもマドンナに惚れつつも失恋ばかりしていたフーテンの寅さんこと車寅次郎は、テキ屋稼業を生業としていましたよね。寅さんは全国を渡り歩く渡世人。渡世人といえばひと言でやくざですよね。
やくざとは、めくりカルタの一種である「三枚」というカブ賭博に由来するんだそうです。「三枚」は手札3枚の合計が10または20になると無得点になり、「8・9・3」の組み合わせが20で無得点になることから、無得点の組み合わせを「やくざ(八九三)」と言ったのが始まりだそうです。その意味が転じて、役に立たないものや価値のないものを意味するようになり、遊び人や博徒、渡世人などをやくざと呼ぶようになったんですね。

寅さんみたいに人のいいやくざならいいんですが、現実社会のやくざは怖いですよね。
昔、葬儀社に勤めていた知人の話を聞いたことがあります。やくざ同士の権力闘争で死人が出た時、葬儀の依頼があったそうです。そんなこととも知らずに葬儀見積りに出かけた知人は、相手を威圧するすご味に圧倒されながらも見積もりを終え、ほうほうの体で帰社したそうです。
後で聞いたらその前日やくざ同士の縄張り争いというか、どんパッチ闘争による犠牲者だったようです。葬儀会場もサングラスに黒服のお兄さんたちが集まると予測。知人の会場内で報復争いがあって、善良な市民が巻き込まれる危険性があると、やくざ屋さんの葬儀はお断りしたそうです。
病死だったらいいですけど、闘争の巻き添えで亡くなった時のやくざ屋さんの葬儀って、会場内が逆襲の現場にならないとも限りません。権力闘争のけりをつけるため、斎場がやくざの報復会場に早変わりしてしまってからでは後の祭りになってしまいます。

「それをやっちゃお終いよ」と足を洗わずに逝った寅さんも、あの世で嘆くかもしれませんね(笑)。

参考サイト:Wikipedia、語源由来辞典、曹洞宗宝暦
写真提供:(c) TORU写真素材 PIXTA

FC2ブログランキング・人気ブログランキング参加中!
 人気ブログランキングへ
↑ポチッと、お願い。↑

テーマ:実用・役に立つ話
ジャンル:趣味・実用

5月半ばの長雨は卯の花くたし

5月の晴れの日を五月晴れ(さつきばれ)といいますが、本来、五月晴れや五月雨(さみだれ)は6月の梅雨の天気のことを言っていたんですね。これは梅雨が旧暦の5月で新暦の6月にあたるからだそうです。ですから五月雨は現在の6月、つまり梅雨の雨で、同じように五月晴れも梅雨の合間の貴重な晴れた日のことを指すんだそうです。今では5月の澄み渡った晴れの日を五月晴れといっていますよね。
今日はいい天気に恵まれました。これぞまさしく五月晴れです(笑)。
写真素材 PIXTA

またこの時季になると燕が地上すれすれに飛来しますよね。「燕が低く飛ぶと雨」という諺をご存知でしょうか。雨が降る前は空気中の水蒸気が増え、燕の餌となる小さな虫たちも湿気をおびて重たくなるため、高く飛ぶことができなくなるんですね。このため、虫を追いかける燕も低空飛行するというわけなんです。
子供の頃、親によく言われてましたね。「燕が低く飛んでるから、今日は傘を持っていけ」って。

もう少し爽やかな5月の天気を楽しみたいところですが、もうすぐジメジメした梅雨に入ってしまいます。日本特有の季節がやってきますよね。食べ物や押入れにはカビが生えるし、うっとうしい雨の日が続きます。嫌ですね。
ところで「卯(う)の花くたし」という言葉をご存知ですか。梅雨入り前に降る長雨のことを言うんだそうです。卯の花くたしの「くたし」は動詞の「くたす」からきており、物を腐らせるという意味があるそうです。同じような意味を持つ自ら腐る「朽ちる」に対し、「くたす」は物が腐ってしまうという意味で使われるそうです。つまり「卯の花くたし」とは、卯の花を腐らせるほどシトシト降り続ける雨のことなんですね。またこの頃の曇り空を「卯の花ぐもり」ともいうそうです。
なんか風情のある言葉ですよね。

特に春から夏にかけては農業にとって大切な雨が降ることから、この時期の雨に植物の名前を付けて農事の参考にしていたんですね。ちょうど菜の花が咲く時期と重なる長雨を「菜種梅雨(なたねづゆ)」と名付けたり、5月の筍シーズンに降る長雨を「筍梅雨(たけのこづゆ)」と呼んだりしていたそうです。そして5月半ば過ぎ頃の「卯の花たくし」が過ぎ去ると、梅の実が熟す頃となり、本格的な梅雨になるんですね。
うっとうしさを忘れさせてくれそうな風情のある名前ですよね。昔の人たちは季節を敏感に感じ取り、その時期にみられる植物と組み合せて呼んでいたんですね。まさに日本人特有の感性と生活の知恵でありましょう。

梅雨の話題にはちょっと早かったかもしれませんが、今年の梅雨は放射能の混じらない雨であってほしいですね。

◇二十四節気 小満(しょうまん)のメモ◇
第8番目の節気。5月21日および芒種(6月6日)の前日まで
暦便覧:万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る
秋に蒔いた麦などの穂がつく頃、ほっと一安心(少し満足)すると言う意味。農作物の収穫が生活の糧だった頃、麦などに穂がつくと「順調でよかった」と満足したことから小満と言う名前が付いた
◆小満の七十二候は次の通り
初候(第二十二候)5/21~5/25蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
蚕が桑の葉を盛んに食べはじめる時季
次候(第二十三候)5/26~5/30 紅花栄(べにばな、さかう)
紅花の紅黄色の頭花が盛んに咲く時季
末候(第二十四候)5/31~6/5 麦秋至(むぎのとき、いたる)
麦が熟して畑一面が黄金色になる時季
京都二十四節気
京都には二十四節気のいろいろな表情を見せてくれます

参考サイト:Wikipedia、日本文化いろは事典、NPO PTPL、infoseek天気・きょうの豆知識、goo天気・お天気豆知識
写真提供:(c) 山羊座の怪人写真素材 PIXTA

FC2ブログランキング・人気ブログランキング参加中!
 人気ブログランキングへ
↑ポチッと、お願い。↑

テーマ:実用・役に立つ話
ジャンル:趣味・実用

日めくりカレンダー

カレンダー

04 | 2011/05 | 06
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

カテゴリー

最近の記事

ブログ内検索

FC2カウンター

QRコード

QRコード

CREDIT

top