天高く松茸肥ゆるつるべ落とし

南の暑い地方はまだまだ感じないかもしれませんが、やっとここにきて朝晩幾分涼しくなってきました。これからは秋の涼しさを少しずつ、北から南へと小出しに出して行きますよ(笑)。もう少しお待ちくださいね。
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秋の日暮れはつるべ落とし
立秋、処暑と過ぎ、季節はゆっくりと秋へと変わりつつあります。日中は30度以上の日もあって、暑さだけをみると秋にはほど遠い感じですが、この時期、日脚は着実に短くなり、光の時間に秋の姿を現わしてきます。これからは秋の遠足や山登りなど、日没の時間がどんどん早まってきていることに注意しなくてはなりません。
たとえば、富士山の日の入り時間は、9月下旬にもなると17時30分前後と、夏至の頃より1時間30分くらい、日没が早くなります。まだまだ残暑が厳しい日もありますが、山登りがお好きな方は、これから秋から冬へと向かうにつれ、どんどんつるべ落としのごとく日没が早まることを忘れずに秋山登山を楽しんでください。
秋の長雨で地面は湿り、ちりやごみが立ちにくい秋の空は、一番澄んで青く見え、最も良い季節でもあります。

天高く馬肥ゆる秋
秋の空が高いと言われるのは、夏の湿気の多い空気に変わって、乾燥した空気が日本を覆い、視界が良くなるために空が高く見えるんですね。
「天高く馬肥ゆる秋」は中国北西部の農民の諺で、収穫の秋になると馬に乗って農産物を略奪にくる蒙古人を恐れていたそうです。彼らにとっては「常に外敵の侵攻に対して警戒をする」と注意を喚起する諺だったんですね。夏に放牧していた馬が、たっぷり草を食べ肥ってくる秋の頃を、農民たちは「馬肥ゆ」と言ったんでしょうね。
ところで、私たちも実りの秋には新米や梨、ぶどう、柿、栗、りんごなどの果物類、小松菜、大根、きゃべつの野菜、魚類ではサンマ、イワシ、サバなど秋の味覚が食欲を誘います。人間も肥ゆる秋ですね。この頃は食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋でもあります。
 
庶民の松茸は今や高級化
「昔より香り松茸、味しめじ」などといわれますが、昔から日本人は秋の味覚として松茸を愛してきました。「日本書記」には、松茸が天皇に献上されたという記録があるなど、昔より松茸は日本人にとって特別だったようです。
ところが、どうして国産の松茸はこんなに高価になってしまったのでしょうか。
昔は、松茸は自然に出るもの、食べるもの、と決まっていました。松茸の菌糸赤松のひげ根に共生して成長しますが、その赤松が昔に比べると病虫害や地球温暖化のために少なくなってしまったのです。今は放置された赤松に落ち葉が厚く積もって山が荒れてしまったのも原因の一つだと言われてます。人工的栽培ができない松茸にとって通気性が悪いと菌糸が育たないんですね。そんな理由により、庶民にとって当たり前の秋の味覚が、いつのまにか高級食材化してしまったというわけです。
今年は中国産、韓国産とは一味も二味も違い、味、香り、姿、形、歯触り天下一品の国産、特に丹波の松茸を賞味してみてください。うん!高くて手が出ない?‥‥ですよね。

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参考サイト:常識ぽてち、Infoseek天気きょうの豆知識
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僅かづつ秋の気配が忍び寄る処暑

8月に入り、暦の上では秋になったにも関わらず、相変わらず暑さが続きますね。皆さん夏バテになってませんか。熱中症は大丈夫でしょうか。もう少しの辛抱ですよ。もうすぐ秋がやってきます。とはいうものの、私も今年の異常気象は予測もつきません。単なる期待感だけです(笑)。
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朝夕涼風が心地よい処暑です
8月23日は二十四節気の1つ、処暑(しょしょ)です。または、この日から白露(9月8日)の前日までの期間をいいます。
暑さが峠を越える時期で、このころから秋の気配が感じられるようになります。萩の花が咲き、朝夕は心地よい涼風が吹く頃です。昼間はまだまだ暑い日が続きますが、30度を超える真夏日や、寝苦しい熱帯夜は少なくなるでしょう。9月1日は雑節の二百十日(詳しくは過去の記事を参照)で、いよいよ台風が本格的になります。この時期になると、稲に穂が出て、最も気象に注意が必要となります。農家の皆さんには気苦労が絶えませんね。
暦便覧の説明では「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」とあります。

初候(第四十候) 8/23~8/27 綿柎開(わたのはなしべ、ひらく)
綿を包む柎(はなしべ・萼がく)が開きはじめる時季です。
次候(第四十一候)8/28~9/1  天地始粛(てんち、はじめてさむし)
暑さが鎮まる時季です。
末候(第四十二候)9/2~9/7   禾乃登(こくもの、すなわちみのる)
禾(稲)が実る時季です。

日本の暮らし二十四節気めぐり 言の葉草
二十四節気にはいろいろな祭や花、歴史など様々な言葉が思い浮かんできます。処暑は日本の四季の移ろいを肌で感じていただくことができる季節です。「日本の暮らし二十四節気めぐり 言(こと)の葉草(はぐさ)」をご覧いただくと、より一層心の安らぎを感じていただくことができます。

これからは台風のシーズンです
今年は台風の発生が少ないようですが、日本は台風の通り道になっており、毎年のように各地に置き土産を振り撒いていきますね。台風による被害は甚大ですが、その一方では貴重な水資源となり、私たちのくらしに大きな影響を与えてくれます。
台風は特に夏から秋にかけて接近します。1991年から2000年までの10年間のデータでは、8月と9月におよそ30個の台風が接近。そのうちの7個が8月に、9月には12個の台風が上陸しています。これを1年当たりにすると、8月と9月だけで6個の台風が接近、そのうち2個が上陸していることになります。10月になると台風の数は急に減るとはいえ、これからが本格的な台風シーズンです。常に防災意識は持っていたいものですね。

台風の接近、上陸に備えて
台風は、強い雨や風を伴い、多くの被害をもたらします。台風が接近し始めたら、屋外に出るのは危険です。
大雨に備えて、雨どいや排水溝の落ち葉、ゴミなどを掃除し、水はけを良くしておきます。また、植木鉢などは室内に取り込み、風に飛ばされそうなものは固定したり、安全な場所に移動するようにしましょう。いざという場合に備えて、懐中電灯や衣類、非常食などを入れた非常用持ち出し袋の準備もしておくと安心ですね。
各地の気象台から注意報警報が発表されたら、さらに注意するようにします。
やむをえず外を出歩く場合、雨で増水した小川や側溝は境界が見えにくく、転落の恐れがありますので、そのような危険な場所を避けて通るようにします。また、裏山なども崖崩れの可能性があるので近づくのは危険です。風によって飛んでくる看板やかわらで、けがを負うこともあります。帽子やヘルメットは必需品ですね。両手は自由に使えるように、素足は危険。長靴も水が入ると歩きにくくなります。強風で切れた電線も危険です。
避難勧告が出たら、すみやかに避難します。火の元の確認を忘れずに。

運よく台風が逸れても、無駄足と思わず早めの避難準備の心がけが大切ですよ。

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参考サイト:Wikipedia、日本文化いろは事典、こよみ博物館、暦のページ、NPO PTPL、Infoseek天気きょうの豆知識
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涼しさを運んでくれる秋霖は秋の使者

お盆も過ぎてそろそろ涼しくなると思ったんですが、今年は夏将軍が居座ってますね。こちら東北地方もこの頃になるとトンボの群れが目につく頃なんですが、今年はたまにしか見かけません。本格的な秋の訪れはいつになるんでしょう。
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朝晩過ごしやすいのは9月から!
9月を目前にして、まだまだ日中は残暑の厳しい日が続いてます。朝夕の秋の気配と、日中の残暑がともに感じられるのは、9月に入ってからなのでしょうか。
猛暑が後退し、朝晩、空気がひんやりと感じられる気温は、18度を下回ったくらいといわれています。実際に朝晩の気温が18度を下回るようになるのは、例年ですと北海道や東北地方の太平洋側で8月中に、同じ東北地方の日本海側、東日本の内陸や山沿いでは9月上旬、そのほか東日本の北部や北陸、山陰地方の沿岸部などでは9月中旬になるようです。関東地方の南部や西日本の広い範囲では9月の下旬、九州の南部や、東日本から西日本の太平洋側のごく一部では、10月まで涼しくならないようですが、さて今年はどうなるのでしょう。(infoseekきょうの豆知識より)

秋を運んでくれる秋霖
一方9月になると、秋雨前線によるしとしとと降り続く「秋霖(しゅうりん)」という長雨の時期がやってきます。
秋雨前線は、私達を暑さから解放してくれる秋の使者といえますが、同時に二百十日二百二十日のように降雨をもたらします。台風が接近していると、秋雨前線は刺激をうけて大雨となり、過去には大きな被害を引き起こし、尊い人命を奪ってきた魔の秋霖とその姿を変えてしまうんですね。
秋はさわやかな空気を運んでくれる季節でもありながら、同時に、台風や秋雨前線による災害の多い季節でもあります。

喪服はこんなにも暑った
お葬式の衣裳は黒の喪服が定番になってます。猛暑の下での黒服は暑いですよね。
こんな実験結果がありました。黒服、白服を着せたぬいぐるみを暑い日の日向におき、表面温度を測定。両方24度だった表面温度が1分後には黒服が40度以上、30分後には60度に。白服は30分後に35度だったそうです。いかに白服が涼しく感じるかということですね。
また、色には暖かく感じさせる色と、冷たく感じさせる色があります。いわゆる暖色系と寒色系ですが、暖色寒色では、心理的な温度差が約3度あるという実験報告もあるようです。少しでも涼しく過ごそうと思ったら、白っぽいものを身につけ、インテリアには寒色系のものを取り入れてみるのもいいかもしれませんよ。

汗を吸い取る肌着で体温調節
これから秋に向かって1日の気温の差が大きくなります。汗をかいたあとの衣類の調節、着こなしが大切になります。それには、なるべく肌の露出を避けること。直接、日差しを浴びるより、服をまとったほうが涼しいのです。
自分の体温によって生じた熱を逃がして体温調節を行うためには、襟や裾、袖などの開口部の大きいものが有効です。このため熱を排出できないネクタイは、外した方が最適ですね。
また、肌着は余分な熱を首周りから放出し、熱や汗を効果的に処理できるため、急激な温度変化に対応できます。素早く湿度を下げ、室内ではいち早く涼しさを感じます。ただし、汗で湿ったままの肌着は、不快ですし、風邪もひきやすくなります。そのため屋外で過ごす時間が長い人は、ポリエステルなど合成繊維の肌着、屋内での仕事が多い方は、汗、湿り気ともまとめて吸収してくれる木綿素材がおすすめです。肌着以外でも、ベルト代わりにサスペンダーを活用すると、より衣服内の湿度を下げやすくすることができるんだそうですよ。

今日は雲1つない紺碧の空の下、爽やかな風を受けながら記事をアップしました。残暑ももう少しです。思い思いの避暑対策で猛暑を乗り切った先には、日本の四季を先取りする秋の紅葉が待ち構えてますよ~。

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