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二十四節気「大暑」

大暑


今年の梅雨は例年になく長く、沖縄を除いて九州各地も明けておりません。こちらは久しぶりに青空が見られ、気温も徐々に上がってきております。若いお父さんたちはバミューダパンツを履いてます。若い時は自分も履いてました。高齢者となった今は半袖に着替えるのがやっとです。年代によって夏の謳歌の仕方が違いますね。
夏を謳歌するといえば”うの付く鰻”です。今年の土用丑の日は7月21日、実を言うと今日なんですね。想像しただけでも美味しそうですね、あの店頭から流れてくる香ばしさがたまらないですね。蒲焼を目の前にしたらウンチクなんか言ってられませんよ。ビール片手に、ごちそうさま。鰻が嫌いな方には申し訳ありませんが、いっただっきま~す。
7月21日



第十二節気 大暑 たいしょ         7月22日~8月6日

暑さが最も厳しくなる大暑。暦の上では夏最後の節気です。1年で最も気温が高く、暑さが厳しくなる時季です。蝉たちがこの時とばかりに繁栄を謳歌するように鳴きしきります。各地で大小さまざまな花火大会が催されるようになり、浴衣に下駄を突っ掛けて花火大会に出かける姿が見受けられるようになります。猛暑の時季だからこそ、蚊帳や風鈴、打ち水など暑さをしのぐ工夫も生まれたのです。
日本の夏は暑さだけではなく、蒸し暑さも伴いますから体力の消耗が激しくなります。夏バテ防止だけではなく、最近は熱中症の心配もあります。気分が悪くなる前に水分をこまめに取り、気分が悪くなったら風通しのいい木陰で休みましょう。室内にいれば安心というのも安易。今では室内でも熱中症に罹るケースが増えています。扇風機で室温を少しでも下げるようにしてください。
一般的には小暑の15日間と大暑の15日間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送るようにします。立秋を過ぎたら残暑見舞いとして8月末頃までに出します。

沖縄と奄美地方を除いた今年の梅雨は7月20日以降全国的に梅雨明けが宣言されていません。今年の天気はどうなったんでしょうね。梅雨が明けていないながらも東北北部地方では7月19日頃までは梅雨寒、長袖を着て過ごしておりましたが、7月23日には海開きが行われます。天気が回復してくれるといいんですが、このままだと子どもたちがかわいそうですよね。高齢者にとって冷夏は助かりますけどね。
連休明け頃を予測しているようですけど、いったい梅雨明けはいつ頃になるんでしょうね。最悪立秋過ぎになると梅雨明け宣言は見送られるようですから気持ちがスッキリしませんね。



※次の二十四節気は8月7日の「立秋」です。




七十二候バナー
七十二候全体の概要はこちらからご覧いただけます。


第三十四候 桐始結花 きりはじめてはなひらく  7月22日~7月26日 

桐が花を咲かせる時季。盛夏を迎える頃には、卵形の実を結びます。桐は、伝統的に神聖な木とされ、豊臣秀吉などの天下人が好んだ花であり、現在も日本国政府の紋章として使用されています。
箪笥(たんす)など高級家具の木材として知られる桐が、円錐形の薄紫色の花をつける季節。日本の伝統楽器である琴の本体にも、桐が多く使われています。
国内でとれる木材としては最も軽く、湿気を通さず、割れや狂いが少ない特徴を持ち、高級木材として重宝されてきました。日本では箪笥、神楽面や下駄の材料に使われています。桐箪笥は、高級家具の代名詞です。
昔から桐は神聖な木とされ、その姿が紋章や意匠として用いられてきました。皇室の家紋は「五七の桐」が使われています。


第三十五候 土潤溽暑 つち、うるおうてむしあつし   7月27日~7月31日

土も湿り気を帯び、蒸し暑さが増してくる季節です。土中で何年も過ごしたセミも、夏空に鳴き声を響かせています。夏の到来を告げるニイニイゼミに続き、8月に入るとアブラゼミ、クマゼミ、ミンミンゼミなどが勢ぞろいします。松尾芭蕉は山形県の立石寺で「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」と詠んでおります。
溽暑(じょくしょ)とはなかなか読めませんが、その意味は湿度の高い蒸し暑さをいいます。身に纏わりつく暑さに、土潤がついて土中の水分が蒸発し陽炎が立ち上がるような蒸し暑さという意味でもあります。
この時季、昔人たちは行水や打ち水など、生活の知恵でこの暑さを乗り切ってきましたが、草木は緑をますます濃くし成長の勢いを増し、田畑では秋に向け確実に作物が実り始めてきます。


第三十六候 大雨時行 たいうときどきふる       8月1日~8月6日

時として大雨が降る頃。夏の暑い日の夕方、突然降るにわか雨を夕立といいます。春や秋にも、にわか雨がありますが、夕立とはいいません。「広辞苑」には「天から降ることをタツといい、雷神が斎場に降臨することとする」とあります。急な雷雨、激しい雷雨のことを「彌降り立つ(いやふりたつ)雨」といい、この語が省略され「やふたつ」から「ゆふだち」になったと言われています。
別名、「急雨」や「驟雨(しゅうう)」ともいいます。驟雨の「驟」の字は「馬+聚」、この「聚」は「引き締める、詰める」の意味があり、「歩幅を詰めて馬を走らせる」ことが字源です。ある場所では夕立が降っているのに、ごく近い場所では晴れているといった局地性を指して、「夕立は馬の背を分ける」という諺もあります。
真っ白な雲が高く盛り上がる入道雲。夏の日差しで暖められた空気の上昇気流によって生まれる雲の峰を関東で「坂東太郎」、関西で「丹波太郎」、九州で「比古太郎」など、太郎の名を冠して呼ばれています。



下の<続きを読む>をクリックすると、大暑前後の「季節の彩り」をご覧いただけます。ご関心のある方はごゆっくりご覧ください。

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文月の夏野菜たち

新型コロナとは関係なく元気よく自分をアピールしだした夏野菜たち

小さいながらも子沢山。兄弟喧嘩もせず仲が良いミニトマト。
ミニトマト


髭がお似合いのトウモロコシに、ちょっと汚れた大人トマト。
トウモロコシ 桃太郎


スタイルのいい胡瓜に、ずんぐりむっくりの茄子。8月お盆に欠かせないお供えセット。
胡瓜 茄子


え、じゃがいもの花!とても想像がつかないかわいいお花ですこと。
ジャガイモ

まっ、1個1個見れば個性が強すぎて人前には出せないですけど、家庭菜園ですから。それなりに育ってくれました。優秀な成績ではありませんが、もうすぐ卒業間近。今年の夏の楽しみをもう少し先延ばし。


ただ今の二十四節気は「小暑」です。詳しくは7月6日付の「二十四節気・小暑」をご覧ください。次の二十四節気は7月22日の「大暑」です。前日までにご案内いたします。

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夏の風流な「吊りしのぶ」

吊りしのぶってご存じですか?江戸の古典文化とされた吊りしのぶ。いまや観葉植物と同様夏のインテリアとしてもその存在がひと際目を惹いてます。暑い日の涼をとるアイテムとしてすだれ、風鈴などとともに涼を呼ぶ風情溢れる夏の風物詩です。

吊りしのぶを育ててからもう10年くらいになりますが、今でもこの時季になるとシダの葉の深緑が勢いよく芽を出し、見る人の目を安ませてくれています。昔、知り合いの方からいただき、育てたのがきっかけでした。当時は育て方のイロハも知らず、ただ軒下に吊るし、2~3日に1度水を入れたバケツにしのぶごと入れるだけでした。素朴で何ともいえないレトロな雰囲気が漂いますが、最近はインテリア性が増し、風鈴を取り付けるとその音色が暑い夏に涼を運んでくれそうです。
吊りしのぶ①


吊りしのぶは竹やシュロの皮などを芯としたものにシダ科の植物しのぶを這わせたしのぶ玉を、軒先などに吊るしたものです。日本の古典園芸のひとつとされ、江戸時代の庭師がお中元として得意先のお屋敷に配ったのが始まりなんですね。
今でこそしのぶに隙間が空きだし、長年育ててきたら管理者同様何とも寂しそうな薄毛しのぶ玉になってしまいました。でも無精者には手間いらずで重宝してます。
吊りしのぶ②


夏の涼を過ぎるとしのぶは写真のように秋に紅葉し、冬には落葉します。葉のないしのぶを新聞紙でくるみ、ビニール袋に入れ、段ボールで保存越冬します。春になったら水にたっぷり浸けてやると絶命したかと思われるしのぶも、新芽を吹き出し再生してくれるんです。生命力の強さははかり知れないものを感じますね。
水がなくても「耐え忍ぶ」ことからしのぶと言われ、それを吊るすことから「吊りしのぶ」、「釣りしのぶ」と言われるようになったそうです。
吊りしのぶ③


ただ今の二十四節気は「小暑」です。詳しくは7月6日付の「二十四節気・小暑」をご覧ください。次の二十四節気は7月22日の「大暑」です。前日までにご案内いたします。

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北国岩手の四季と歳時記に取り組み、素朴な田舎生活を自由気ままに散策しております。

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