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二十四節気「雨水」

2018二十四節気 雨水
本記事は予約投稿です。昨年の「雨水」を編集し直しました。先日宣言しましたように、ブログ活動は休止中です。従って二十四節気に関連したこの時期のタイムリ-な記事はありません。折角ご足労いただきながら何のおもてなしもできず申し訳ありませんでした。またどこかの世界でお目にかかれることをお待ちいたします。






二十四節気



雨水 うすい    2月19日~3月5日頃

降る雪が雨に変わり雪融けが始まる時季。
そして忍び寄る春の気配に植物も蘇ってくる雨水です。
木々の蕾もふくらみを増し、気温はさらに上昇します。
いま降雪、積雪のある地域も、寒さは峠を越え、水も温んでくるでしょう。
小川には雪融け水が、溢れんばかりにその流れを早めてきます。

この時節、桃の節句も近付き、雛人形を飾り、桃の花を供えると、
家の中に春らしさが広がってきます。
戸外ではうぐいすが鳴き始め、ひばりが囀りだします。
観梅も盛んになり、行楽に人が出始めるでしょう。

寒い日と温かい日が交互に繰り返す三寒四温を経て、徐々に温かくなってきます。
春一番が吹くのもこの時季で、農家では農耕の準備が始まります。
北日本ではまだ雪が深く、関東・東海地方にあっては、
この時期から雪が降り始めることもあり、春の名残り雪が風情を漂わせます。


※次の二十四節気は3月6日の「啓蟄」です。



七十二候IMG



第四候 土脉潤起 つちのしょううるおいおこる   2月19日~2月23日頃 

雨が降って土が湿り気を帯びてくる頃。積もっていた雪が融け、張っていた氷も水に戻り、大地を潤し眠っていた植物が芽吹き始めます。
この時季の雨は養花雨(ようかう)といわれ、新しい季節に向けて花や木に養分を与えるといわれています。
春の訪れを何によって感じるかは、個々に違いはありますが、身近で一番肌に感じるのは鮮やかに彩る植物たちの可憐な姿です。暖かい地方ではもうすでに咲き誇っている菜の花を始め、梅、ふきのとう、猫柳などを見かけたら、春はもうそこまで来ています。


第五候 霞始靆 かすみはじめてたなびく      2月24日~2月28日頃

七十二候の第五候は「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」となります。
春は大気中に水滴や細かな塵が増え、山々に霞がかかりぼんやりと見えます。このような春の霧は古来より霞と呼ばれ、人々は自然現象からも季節の移ろいを敏感に感じ取っていました。やがて訪れる季節に備え、農耕の準備に取り掛かっていたのでしょう。
霞がかかるとは微細な水滴が空中に浮遊するため、空がぼんやりして、遠方がはっきりと見えない現象が表われます。類似した現象に靄(もや)があります。霞や霧は視界が1km未満の場合をいい、1km以上のときを「靄」として区別しています。


第六候 草木萠動 そうもくめばえいずる      3月1日~3月5日頃

草木萌動の「萌」、「萌(も)える」とも読み、好意、傾倒、執着、興奮等のある種の感情を表します。2004年流行語大賞にノミネートされた「萌え」。性的欲求に近い感情を表し、若者の間で流行しました。
また萌葱色(もえぎいろ)は、葱(ネギ)の芽が出た時の、薄青と緑の中間色を指します。とてもきれいな色で、まさに春の到来を告げる色です。
春の兆しが野山を淡い色に塗り替えて行く様子は、見るものに新たな生命の息吹を感じさせます。地面に小さな芽が生え、深い雪に閉ざされた北国でも、清らかな融水の流れる水辺にはふきのとうが見られるようになり、不思議と優しい気持ちがこみ上げてきます。





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ご興味のある方はごゆっくりご覧ください。

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二十四節気「立春」

2018二十四節気 立春








二十四節気




第一節気 立春 りっしゅん   2月4日~2月18日頃

2月4日は二十四節気の「立春(りっしゅん)」です。いよいよ待ち望んでいた春の到来です。立春は冬至と春分の間で、冬と春の分かれる節目の日とされる「節分」の翌日でもあります。

厳しい寒さは続いておりますが、寒さの頂点が過ぎ、この日から春に向かっていきます。梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなり、春の兆しがところどころで見られるようになります。

いわば春の初日とも言える日であり、二十四節気の新年でもあります。旧暦では一年のはじまりは立春からと考えられていました。そのため八十八夜や二百十日などは立春を基準にしており、様々な決まりや節目の日が存在しております。

「冬来たりなば春遠からじ」。四季は循環します。厳しい寒さの後に暖かい春がやって来きます。大寒の後に来る立春とは、「陰(寒さ)極まって陽(暖さ)生ず」という東洋哲学に通じます。


※次の二十四節気は2月18日の「雨水」です。


七十二候IMG



第一候 東風解凍 はるかぜこおりをとく   2月4日~2月8日頃

七十二候の第一候は「東風解凍」から始まります。
暖かい春風が池や湖の厚い氷を解かしだし、魚が勢いづいて泳ぎ出すことをいいます。東風(こち)と呼ばれる春の風が東から吹きますが、春のそよ風というには、まだ冷たくひんやりしています。だが融けだしたつららは透明に変わり、そこから雫が垂れ落ちるなど春の兆しはあちこちに見られるようになります。


第二候 黄鶯睍睆 うぐいすなく   2月9日~2月13日頃

南の国から徐々にその美しい鳴き声を聴かせてくれるうぐいす。3月になると西日本や東日本、4月5月には北日本でもほとんどで聞かれるようになります。その季節初めての鳴き声を聴く「初音」。人里で聞いた「初音」も春の深まりとともに山へ帰り、巣づくりをするのだそうです。
ホーホケキョの鳴き声を聞くのは早春の頃でしょうか。ホーホケキョのホーは吸う息、ホケキョは吐く息で、胸をいっぱい膨らませて囀ります。春一番が吹く頃、うぐいすの鳴き声が聞こえ始める地域もあります。昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。


第三候 魚上氷 うおこおりをいずる   2月14日~2月18日頃

魚が肥えて踊る季節をいいます。川や湖の水がぬるみ、氷が割れて魚が跳ねるといわれております。
春先の薄く張った「薄氷」の下で盛んに泳ぎ回る生命力に満ちあふれた魚たちが、温かくなった水の中にゆらゆら泳ぐその姿がよく見え始めます。
都会生活ではなかなかお目にかかれない光景ですが、目に見えずともどこからか春の息吹が伝わってくるようです。



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日本の四季 穀雨

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カモシカにジーっと見つめられました
ニホンカモシカ
先日海の近くの森林公園を散策していたら林の中でニホンカモシカと遭遇。
野生動物ですから、見たくなったからと言って動物園に行って見るわけにもいきません。
最近は出没回数も増え、近隣の苗木や農作物を食い荒らす問題も発生しているようです。
物珍しさに思わずシャッターを切ってしまいましたが、自然が残る野生の宝庫なんですね。
周囲には民家もあります。観光地でホテルもあり、観光客も近くを歩いています。
熊ほど危険性はないにしても突然の出会い頭は怖いですね。
出没は特別天然記念物として保護されたり、自然林伐採による餌不足が要因なのかも。
これ以上増え続けるなら保護区を設定し、保護区外のカモシカを見かけたら駆除する対策が必要かもしれませんね。
(平成29年4月25日:追記)




今年も花筏が浮かんでます
花筏
この1週間で急激に春めいてきた北国地方、今が花時です。
5日前の開花宣言から桜は一気に咲き綻び、満開の桜吹雪は桜人の心を魅了しました。
花筵(はなむしろ)を敷いてお花見弁当を広げる先に、舞い散る零(こぼ)れ桜。
この日花冷えで散った花吹雪が、さらさらと流れる小さなせせらぎに花筏(はないかだ)を浮かべます。
水面に敷き詰められた桜色の浮き橋は薄暗くなると、
焚く花篝(はなかがり)によってぼんやり明るく見えはじめます。
花あかりは桜を愛でる人に風情を感じさせてくれます。
今年も夜桜は幽玄の世界に誘なってくれそうでした。
(平成29年4月20日:追記)




大きくなって戻ってきてね~!
さけ稚魚壮行会
先日4月13日、地元の津軽石川で漁業協同組合主催による鮭の稚魚壮行会が行われました。
幼稚園、保育園など大勢の園児たちが、「元気に戻ってきてね」と今年1月に誕生した鮭の稚魚5万尾を放流。園児たちに見守られ、6センチ程に成長した稚魚たちは太平洋の大海原目指して元気よく旅立ちました。
本州で一番多くの遡上が見られるといわれている地元の河川。東日本大震災の影響で危惧されていた回帰問題も杞憂であって欲しいと願いつつ、今年で36回を迎える壮行会は、サーモンの町宮古ならではの風物詩です。
楽しみな4年後、故郷を忘れない鮭ですが、園児たちも今日の壮行会を覚えている、カナ!
(平成29年4月15日:記)




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第六節気 穀雨 こくう      4月20日~5月4日

二十四節気は4月20日から「穀雨(こくう)」を迎え、5月4日頃まで続きます。
穀雨は「雨が降って百穀を潤す」といわれ、田畑の準備が整い、穀物の成長を助ける春雨が降る頃でもあります。稲作を農業の中心としている日本では、発芽したばかりの稲を育てる雨として重視されてきました。

この頃から天気も安定し、日差しも強まり始める一方で、穀物の成長を助ける春雨が降る頃となります。この時期に降る雨は「百穀春雨」ともいわれ、百穀を潤し発芽させます。これが連続して降り続くことを「菜種梅雨(なたねつゆ)」といい、菜の花に潤いを与える長雨となります。これを春霖(しゅんりん)ともいいます。

雨の日が続くと憂鬱な気分になりますが、植物にとっては大切な恵みの雨ともいえます。
大地の草原には緑が甦り、春が一層色濃くなってきました。シャツを1枚脱ぎ捨て桜花爛漫の季節を満喫しましょう。
夏野菜を植えるにも最適な時季、晩春の穀雨です。夏を迎える前の八十八夜は茶摘みを始める目安の日でもあります。



※次の二十四節気は5月5日の「立夏」です。5月1日頃更新予定です。



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第十六候 葭始生 あし、はじめてしょうず   4月20日~4月24日頃

水辺に葭(あし)が芽を吹き出しはじめ、山の植物、野の植物が緑一色に輝きだす春爛漫の時季です。
「葭」とも、「蘆」とも書く葦。日本はかつて「葦原の国」と呼ばれたほど葦は古くから親しまれていた植物であり、すだれや屋根、紙や楽器などに用いられ、人々の生活に欠かせませんでした。大地が緑色に輝くこの時季、それまで枯れていたように見えていた葦の成長が見られます。
パスカルは「人間は考える葦である」と言いました。葦は強い風が吹いてもしなって倒れることはありません。人間は考えることができるということは、葦のように精神のしなやかさを持っているということなのかもしれません。


第十七候 霜止出苗 しもやみてなえいずる  4月25日~4月29日頃

霜が発生することをよく「霜が降りる」と言い、乾燥した地域の冬の朝によくみられます。朝早く散歩のために家を出て、寒さに襲われる日、植物の葉や茎、地面、建物や車の窓などに霜が降りていることがあります。
遅霜は、農業に大きく影響することがあります。霜が消える頃を迎えると、稲作農家は田植えの準備に入ります。水を張った田に初夏の太陽が降り注ぐと、田が生き返ったように輝いてきます。
稲が順調に育った苗床は若芽がまるで絨毯のように見えます。この時季を迎えると、農家では田植えが近づいたことを知り、人々の間には活気が満ち溢れてきます。


第十八候 牡丹華 ぼたんはなさく       4月30日~5月4日頃

牡丹が大きな花を咲かせる時季であります。中国では花の王といわれ、華やかさの象徴とされています。「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」など、たくさんの呼び名を持っています。
完全無欠の女性美を謳った言葉に「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」があります。
優美なだけでなく端正で、しなやかさと謙虚さも兼ね備えた女性像でもあります。条件の揃った女性など、現代ではなかなかお目にかかれないかもしれません。



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