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日本の四季 小雪 

小雪





平成29年11月30日。追加記事をアップしました。
待ちくたびれました、この2年。不通のJR線運行再開。
山田線運行再開
2年前の2015年12月11日夜、JR山田線を走行中の列車が大雨による土砂崩れで線路内に流入した倒木や土砂に乗り上げ脱線。事故車両の撤去、崩れた斜面の補強工事などの復旧作業は難航。工事期間中、内陸部と沿岸部を結ぶ盛岡宮古間は不通で、途中駅での折り返し運転が続いていました。不通区間のバスによる代替輸送はあったものの、鉄路による交通は遮断され、宮古は陸の孤島と化していました。盛岡などの内陸部に通勤通学していた皆さんには大きな痛手だったでしょう。
11月5日、復旧工事が完了し、1年11ヶ月ぶりに運行が再開された山田線。関係者や利用者には長い2年だったでしょう。待ちくたびれたJR線の運行再開です。列車も山間部の踏切付近を颯爽と走り抜けました。終点となる宮古駅には地元小学校の音楽隊と大勢の市民が詰めかけ、小旗を振って列車の到着を歓迎しました。
1日4本の盛岡直通運行本数ではありますが、地元にはなくてはならない市民の足です。市長も挨拶で言ってましたが沿岸地域には必要不可欠な交通基盤であり、地域の財産でもあります。列車で移動せざるを得ない学生や高齢者にとって待ち望んでいた運行再開でした。



平成29年11月25日。追加記事をアップしました。
車専用道路開通前の親子のたわむれ
復興道路開通
東日本大震災後に着手した三陸沿岸道路の宮古南IC―山田IC間約14kmが11月19日部分開通。当日は国土交通大臣をはじめ、建設関係者約280人が出席。現地ではテープカットやくす玉割、バルーンを飛ばすなどの開通セレモニーが行われました。
三陸沿岸道路は仙台市-八戸市359㎞を結ぶ自動車専用の復興道路で、全線開通は平成32年度を予定しております。完成すれば災害時には住民の命をつなぐ緊急輸送道路の確保や観光振興、水産業の活性化など幅広い効果が期待されています。
車両専用道路として開通後は余ほどのことがない限り、一般市民が歩くことはできません。この日は午後3時開通を前に一般開放。地元のファミリー200名によるウォーキングがありました。小さなお子さんがお母さんに抱え上げられ、伸び伸びと路上で戯れている親子も見かけました。ホッとするような1シーンでしたね。
一歩一歩着実に復興が見えるようになってきた三陸沿岸地域のまちづくりを後押しする復興道路の開通でした。



晩秋の宮古路をサーモンハーフマラソンが駆け抜ける
宮古サーモンハーフマラソン
第31回を迎えた宮古サーモンハーフマラソン大会。今年も11月12日、晩秋の宮古路で開催されました。レースは宮古地区合同庁舎前を発着点に開かれ、ハーフ、10キロ、5キロ、ペア(約2キロ)の4部門に県内外約3300人がエントリー。復興が進む宮古湾を見やりながら、力を振り絞って走り抜けました。
今大会も10キロ部門には箱根駅伝で活躍する青山学院大陸上部の3人もゲストランナーとして出場し、全国区の走りを披露してくれました。上の写真は10キロのスタート写真で、貞永、新号、鶴貝の3選手(お馴染み青山学院大学のグリーンのユニフォーム)がスタートダッシュ。そのままゴールには3選手とも1,2,3のフィニッシュでした。
ゴール後は宮古名物サンマの炭火焼きやサケ汁も振る舞われ、秋の恵みを実感していたようでした。サンマの炭火焼き、参加者からは好評のようで、レース後のサンマやサケ汁が食べたくて毎年参加してるんだ、という選手もいました。
これは選手でなくても焼きたてのサンマやアツアツのサケ汁は美味しいです。いつも食べてる選手を横目で見ながら羨ましく指をくわえてるんですが、お金を出してもいいから食べてみたいです(笑)。
(平成29年11月20日:記載)




二十四節気
二十四節気全体の概要はこちらからご覧いただけます。




第二十節気 小雪 しょうせつ                11月22日

11月22日からは二十四節気の二十番目「小雪(しょうせつ)」に変わります。
雪が降り始める頃。まだ積もるほどではないところから「小雪」と呼ばれております。
気温も下がり、「冷えるが故に雨も雪に也てくだるが故也」地上に舞い降りる季節になりました。
雪は地上の気温が3℃、上空1500m付近が-6℃程度になると降り始めるといわれております。
寒暖の違いはありますが、年々初雪が見られるのはまちまちで、北海道では通常10月には観測されます。冬とは言え高い山を除いては、まだ雪はさほど多くありませんが、朝、息が白くなってきます。
季節的には冬将軍がやってくると言われる時期ですから、北国ではコタツを出したり、石油ストーブを準備する家が増える頃でもあります。西日本では夏みかんを収穫する季節に入ります。

ここ宮古で一番早く雪便りが届く区界峠も今年はまだのようでしたが、昨日19日には沿岸地域には初雪が見られました。降ったり止んだり、その度寒暖の差が激しかったようです。おそらく区界峠は積雪が見られたかもしれません。
里山では紅葉の落葉が始まり、連日庭先の掃除が日課になってきました。12月に入ると時折り厳寒によるしばれ雪が見られますが、積雪は年が明けてからになるでしょうかね。スタッドレスタイヤに交換しなくちゃ。
北国はこれから長~い冬路を迎えます。

12月の声を聞くとクリスマス商戦と共に賑わうのが、お歳暮商戦でもあります。この時期どこの商店でもお歳暮コーナーが設けられ、多くの見本が展示されます。
最近ではインターネットショッピングの普及で贈る方も増え、歳末商戦もその様相が変わってきたようです。



※次の二十四節気は12月7日の「大雪」です。12月5日頃更新を予定しております。



七十二候
七十二候全体の概要はこちらからご覧いただけます。



第五十八候 虹蔵不見 にじかくれてみえず    11月22日~11月26日

曇り空が多くなる頃。陽射しが弱まり、虹を見ることが少なくなります。見ることができても、夏の空のようなくっきりとした虹ではなく、ぼんやりとすぐに消えてしまいます。
二十四節気清明の末候「「虹始見(にじはじめてあらわる)」とは逆に、日差しが弱くなり、空気が乾燥するこの時季は、虹が出る条件がまるでないということを現わした言葉です。季語に「冬の虹」があるように、雨上がりの暖かい日、どこか弱々しく、じきに消えそうな虹をたまに見ることもあります。
この頃になると高気圧に覆われ、平野部では暖かくなることもあります。この時季の晴れた日を小春日和と呼びます。新暦11月にあたる旧暦10月の異名を小春といい、春を思わせる気候だからなのでしょう。冬の季語には「小春空」、英語の「インディアン・サマー」などの言葉もあります。


第五十九候 朔風払葉 きたかぜ、このはをはらう   11月27日~12月1日

朔風(さくふう)が木の葉を払いのける時季。
朔風とは北の方角から吹く風のことで、冬特有の北風は落ち葉をも舞い散らせます。北西方向から吹く季節風は、日本海をわたるときに水分を持ち込んで山地にぶつかり、日本海側で多くの雪を降らせます。山を越えた太平洋側では乾燥した風に変わります。
上州では「赤城おろし」、茨城県の筑波では「筑波おろし」など、後背の山々から下降気流によって冷たい乾いた風が発生します。それが空っ風です。
北風が吹き荒れると気温もどんどん下降し、氷点下になることもしばしばあります。寒い冬、こたつに入ってぬくぬくしているのが一番ですが、どうしても外出しなければならないときは厚着を心がけましょう。


第六十候 橘始黄 たちばなはじめてきばむ       12月2日~12月6日

橘の実が黄色くなっていく頃。橘とはあまり聞きなれませんが、柑橘のことでいわゆる日本固有の香酸みかんです。日本原産で5~6月頃に白い花が咲きます。蜜柑の実より小さ目で、かなり酸っぱく食べられません。常緑樹であることから「永遠」を意味するとされ、古事記などではめでたい不老不死の実として扱われていました。
同じ柑橘系の蜜柑はこれからが旬。ビタミンC以外にも多くの栄養素が含まれ、骨粗しょう症の予防に効果的です。
ひと昔前の冬はこたつでテレビを見ながら蜜柑を食べるという生活スタイルでしたが、食べ過ぎると身体が冷えてしまうという逆効果もあります。



下の<続きを読む>をクリックすると、小雪前後の「季節の彩り」をご覧いただけます。
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テーマ:実用・役に立つ話
ジャンル:趣味・実用

  • 2016
  • 11/30
  • Wed

国指定文化財の神楽に酔う

皆さん神楽ってご存知ですよね。神道の神事において神に奉納する歌舞なんですけど、神楽って聞くと、何だか暗く感じませんか。鬱蒼と樹木が生い茂る山奥で、山伏が修験し祈祷するため伝承してきた神の舞、という感じに思ってしまうのは私だけでしょうか。
でも実際に神楽の舞を見ていると、そんなマイナーなイメージはありませんでしたね。
一つひとつの舞にも謂れやストーリーがあり、紐解いていくとなかなか味のある舞いを見ることができます。

神楽は平安中期に様式が完成したとされ、約90首の神楽歌があるそうです。全国に散在しており、その代表的な神楽が宮中の賢所で行われる御神楽(みかぐら)といわれております。民間で行われている神楽は里神楽(さとかぐら)といわれており、鈴・扇・笹・榊・幣など依り代となる採物を持って舞う「巫女神楽」や出雲系神楽の流れを汲む「採物神楽」、釜で湯を沸かし、巫女などが自身や周囲の人にその湯をかけて清める伊勢流の「湯立神楽」、獅子頭を神体として祈祷する「獅子神楽」などがあるようです。

突き詰めると神楽の世界は奥深いものがあるようですが、ここでは割愛します。神楽に関心のある方はネットで検索してお調べください(笑)。
わが町宮古にある黒森神社の神楽はそのうちの「獅子神楽」に当てはまります。詳しくは過去記事「寒の入りです」「神楽の舞で悪魔払い」をご覧ください。

その黒森神楽は10年前の3月、国の重要無形民俗文化財に指定され、岩手県沿岸部を中心に伝承のための巡行活動を続けております。
東日本大震災、さらには先の台風10号の災害などの影響を受けながらも、先日27日には「指定10周年記念公演」が行われました。

161130五大龍①

161130五大龍②300席程のホテルの会場は満席となり、周りには立ち見の観客でギッシリ。人気があるんですね。
最初の出し物は「五大龍」。5人の龍神が激しく舞って祓い清めます。刀を差し、扇を持っての舞いは曲芸的で、まるでアクロバットを思わせるような激しい舞いでした。手に汗を握るとはこのことでしょうか。刀くぐりや八艘飛びまがいには観客からやんやの喝采です。最初から熱気がこもっています。
神楽ってこんなに曲芸まがいの舞だったんですね。





161130榊葉
「榊葉」。直面(ひためん)に鳥兜を被り、女物の襦袢に脱ぎだれで襷を掛け、榊幣、扇などを持って舞います。黒森神楽独特の激しい跳躍と回転を伴います。入門者が最初に習う基本の舞なんだそうです。
舞いの途中で反り返ったりして、後ろに倒れないものかと気が気ではありません。身体が柔らかい若い人でなければできませんね。

161130鐘巻① 161130鐘巻②
3番目の出しは「鐘巻」。日本各地の名所、寺社を参詣する長者の姫が、女人禁制の鐘巻寺を訪れるも参詣を諦めきれず、寺の鐘を撞いた姫は蛇の鬼神にされるという内容。そこに通りかかった山伏の修行僧が祈祷によって鬼神を祈り伏せたというストーリーです。
これこそが山伏神楽の修験呪力を示したともいわれる演目でした。

これにて午前の部は終了。まだまだ記念公演は延々4時間続きますが、この後予定が入っていたのでここで退散です。
記念公演ということで普段ではなかなか見れない演目がギッシリ詰まっていたようですが、またの機会にということで、後ろ髪を引かれるように退場しました(笑)。

ここで余談になりますけど、よくテレビや寄席で唐傘を広げその上を丸いリングや四角い枡をクルクル回す曲芸(ジャグリング)を見ますよね。すごい器用な技だなと思ってみてたんですけど、あれって元をただすと神楽の部類なんですってね。初めて知りました。




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  • 2016
  • 11/25
  • Fri

みちのく潮風トレイルをトレッキング

みちのく潮風トレイル」。あまり馴染みのない名前ですが、青森県八戸市から福島県相馬市までの海岸線を繋いだロングトレイルです。
これは環境省が推奨する雄大な太平洋を結ぶ長い道で、総延長700㎞余あるといいます。各地の自然歩道と比較するとまだまだ短いですが、東北の復興の歩みとしていま整備しているところです。
その最大の魅力は、海の景観をダイナミックに感じるスポットの豊富さにあります。

現在断続的に開通している部分を先日トレッキングしてきました。


潮風トレッキング①前日の雨が嘘のように晴れあがった立冬の、とある陸中海岸。真崎漁港の朝9時半からは潮風トレイルトレッキングツアーの出発です。
年配者からお子様連れのファミリーまで、参加者20名はこれから続く6㎞にわたるロングコースに向け、ガイドさんの指導により軽いストレッチで身体をほぐします。

潮風トレッキング②秋色に染まるトレッキングロードの落ち葉を踏みしめながら、自然を歩く楽しさを存分に味わえます。
枯れ枝となった樹木からは森林浴の効果はあまりありませんが、小鳥がさえずり、飛び交う姿を見ていると、自分はいま自然の中に立ちすくんでいるという感触を肌に感じ取るひと時でもあります。

潮風トレッキング③出発して約10分、岸辺に押し寄せる荒波を望みながら、アップダウンのコースが続きます。断崖の続く陸中の岸辺は尾根を踏みしめるように歩を進めます。
そろそろ息が切れてきました。日頃の運動不足を感じる時です。
冷たい太平洋の潮風が汗ばんだ身体に心地よく吹き渡ります。

潮風トレッキング④降り立った浜辺には廃棄物の残骸が山と積まれております。流れ着いた漂流物ではありません。
東日本大震災の津波により消失した沢尻園地の東屋の残骸なんだそうです。以前はここで静かな海のさざ波を眺め、寛いでいたのかもしれません。残骸からは5年半を経た今でもその悲惨さが伝ってきます。

潮風トレッキング⑤しばし休憩。この先浜辺に降りられるところはここしかありません。たっぷりと磯遊びを楽しませてもらいました。
穏やかな波と戯れていると、静寂な時を過ごせますが、ひとたび荒波が押し寄せると傍若無人に甚大な被害が発生してしまいます。想像を絶する自然の振る舞いには絶句。

潮風トレッキング⑥沢尻園地を後に、トレッキングツアー一行は車道に出、南下します。
やがて道の右手には宿泊施設「渚亭たろう庵」が見えてきました。東日本大震災の津波遺構として残っている「たろう観光ホテル」が昨年完成させたものです。全13室露天風呂付と近くの田老漁港からの新鮮な魚介類が好評のようです。

潮風トレッキング⑦「渚亭たろう庵」の目の前は三王園地。展望台になっており、田老湾と名勝三王岩を見ることができます。
ここで一行は昼食休憩。弁当付きです。宮古の美味しい魚介類がぎっしり詰まった弁当はトレッキングで疲労した空腹感を満たしてくれます。広い園地からは水平線が広角に遠望でき、雄大な気分になります。

潮風トレッキング➇園地から眼下に広がる太平洋には男岩を中心に、左に女岩、右に太鼓岩を従える県の天然記念物「三王岩」が望めます。
腕が悪いせいかあまり良く写ってません。この三王岩、大震災前には目の前まで行くことができました。今は遊歩道が津波で破壊され、近くまで行けません。

潮風トレッキング⑨大震災の津波遺構として残された「たろう観光ホテル」です。
当時津波は6階建ての4階まで達し、1,2階部分の骨組みだけ残りました。保存工事が終わった今年4月から一般公開が始まり、「学ぶ防災」ツアーで当時の経営者が必死でとった津波のビデオがご覧になれるそうです。撮影中恐怖だったでしょう。

潮風トレッキング⑩GPS衛星の測量によれば、震災前より矢印方向に2.18m移動し、0.31m地盤沈下したそうです。
津波だけじゃなくて地殻変動にも大きな影響があったんですね。2mも移動したとなると地主さんはどうなるんでしょうか。地権者同志の争いにならなければいいんですが。


潮風トレッキング本日の潮風トレイルトレッキングツアーはこれで終了です。
私のような高齢者や子供向けに企画されたツアーで、ゆったり気分で参加できました。この付近は単独で見てはいますが、ガイドさんがいないので詳しくは分かりませんでした。これでトレイル通になれます(笑)。
ガイドさんありがとう。


※ご覧になる端末によってレイアウトが崩れることがあるかもしれませんが、お許しください。



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