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日本の四季 立冬

二十四節気「立冬」





平成29年11月15日。追加記事アップしました。↓
お子様の成長と幸せを願い七五三参りのラッシュ
七五三参り
11月15日はご存知「七五三」。その前の12日の日曜日、各地の神社は晴れ着に着飾った男の子や女の子のお参りラッシュでした。
栄養不足や貧困、医学の未発達などにより乳幼児の生存率が低かったその昔。7歳までは「神の子」と呼ばれ、親が神様からその子を預かっているとされていました。七五三にはいろんな説がありますが、奇数が縁起のいい数字とされていた中国に倣い、3歳、5歳、7歳の節目に、子供の無病息災を祈ったのが始まりだったようです。
お人形さんみたいに可愛らしい晴れ着姿は微笑ましいですよね。最近でこそ女の子の晴れ着はドレス、男の子はスーツ姿も見られますが、日本人の欲目なのか羽織袴や正絹のお祝着がいいですね。
もっとも子供にとっては着慣れない窮屈な祝い着よりは、長寿を願う長い棒飴の千歳飴が嬉しいかもしれません。お参りに行く神社の境内や参道は玉砂利が敷かれているケースが多く、慣れない草履を履く子供たちはつまずいたり脱げてしまうようです。その度、親は履かせ直したり、おんぶしたりしているようですが、子どもは愚図ってしまいますよね。
多分記念写真は写真スタジオで済んでいることでしょうが、この後神社でのお参りには、御祈祷があります。長時間、機嫌よく最後までおつとめをこなしてくれるでしょうかね。若いご両親のご苦労も大変だと思いますが、我が子が元気に健康で育ってくれることを願い末永く見守ってくださいね。



平成29年11月10日。追加記事アップしました。↓
チンドン屋は動く街の広告マン
チンドン屋
「チンドン屋」、懐かしいですね。街の動く広告代理店です。
戦後がチンドン屋の大繁盛期だったそうで、小学校の頃はあのチンドン太鼓や大太鼓(ドラム)、クラリネットから鳴り響く心弾む音楽が子供心を惹きつけてくれましたね。たまに音程を外すところが愛嬌です。そんなチンドン屋さんのパレードの後を追いかけたりもしたものです。
チラシ配りのおじさんに「坊主、面白いか、どうだ道行く人にこのチラシを配ってみないか」なんて言われたりしてね。
お店の売出しを知らせるセールチラシ、新聞広告やTVCMと違って、お店の前から商店街通りを一周して再度お店に戻るだけのパレードですから、広告エリアは限定されますが、かわいいキャラクターのぬいぐるみと一緒にパフォーマンスを繰り広げれば、宣伝効果は高いですよね。現にこの日の11月3日は懐かしさに惹きつけられた、お孫さん連れのお爺ちゃんやお婆ちゃんたちが店の前で陣取ってました。
最近宣伝ツールとしてのチンドン屋はあまり見かけませんでしたが、まだまだいらっしゃるんですね。特に小売店舗の多い都会のほうが商売が成り立つんじゃないですかね。いつまでもこのチンドン屋業を続け、日本伝統の広告スタイルを引き継いでほしいですね。




平成29年11月7日。追加記事アップしました。↓
秋の防火運動標語「火の用心 ことばを形に 習慣に」
火災予防運動
11月9日から11月15日までは秋の全国火災予防運動です。
11月7日の立冬はわりと暖かい冬の始まりでしたけど、これから本格的な寒さを迎えるとともに、空気が乾燥し、火災が発生しやすい季節を迎えることになります。ひとり一人が火災予防に対する意識を持ち、悲惨な焼死事故や貴重な財産の損失を防ぎたいものです。
昨年平成28年の年間総出火件数は前年より2,280 件少ない 36,831 件でした。出火原因の1位は放火、2位はタバコだそうです。以下「こんろ」「放火の疑い」「たき火」の順でした(総務省調べ)。
私今年3月で禁煙しました。お酒を飲むとタバコを吸いたくなります。酔いが回ると眠くなります。寝タバコが多いんですよね。これでタバコが原因で火事を起こすことがなくなりました、良かった(笑)。
火事が発生すると各地域の消防分団員の皆さんが大変です。
先日飲みに行った近くの居酒屋のマスターが消防分団員でした。
いつ出動の連絡が入るか分からないから大変でしょう、と聞いたら「日中はいつでも出動できますが、夕方からの仕事中は他の団員さんと調整させていただいてますよ」。そうですよね。お店を放り出すわけにはいきませんからね。
上の写真にもあるように地元では全分団集合して、年1回の大演習が行われます。きびきびしていて、見ていてすがすがしいし、頼もしく感じます。ご自分の本業が終わった夜間や、休日などを利用して実施する練習の賜ですね。地域住民の防火・防災のために寸暇を惜しんで訓練に努めているんですね。分団員の皆さんありがとう。




ボタニカルキャンドルが幻想的なストリートに
キャンドルストリート
地元商店街通りの車道と歩道を分ける縁石に手作りのキャンドルが灯り、夜の商店街が幻想的なキャンドルストリートとして浮かび上がっていました。
キャンドルは小さなガラス瓶で作られているボタニカルキャンドルで、日々お店の皆さんが学習しながら作った144個なんだそうです。果物やさまざまな植物を閉じ込めたボタニカルキャンドルは種類やカラーによって風合いが変わり、アート的なキャンドルに変貌します。11月2日から3日間だけのキャンドルストリートでしたが、商店街のショップはいつもより閉店時間を延長して営業していました。
東日本大震災や昨年の台風10号による被害で、商店街も店舗のクローズや停電など、来店者に迷惑をかけたり不安な日々を送らせてしまいました。ご利用者へのサービスとしてのキャンドルストリートは足元を灯すことにより、少しでも安心を持っていただくことになるという商店街の主旨が反映しているようです。さらに街は幻想的なイメージアップにつながりますよね。
(平成29年11月5日:記載)





二十四節気
二十四節気全体の概要はこちらからご覧いただけます。




第十九節気 立冬 りっとう              11月7日~21日

11月7日から立春の前日までが暦の上での冬。まだ紅葉の色彩に酔いしれている地域もありますが、日も短くなり、寒い地方ほど木立ちの冬枯れが目立ち始めました。
北海道では初雪があり、岩手山でも10月7日初冠雪が観測されています。平地はまだそれほど寒いわけでもなく、冬という実感がまだわかないかもしれません。
しかし、秋分の頃に比べると、日の出は約40分遅く、日の入りは1時間近く早くなっています。太陽の光が弱まり、昼が短くなったことを感じるようになってきました。登山される方はいつもより早め早めの下山を心掛けてください。

日本で最も早く初雪が観測される富士山の平年値は9月14日です。
1964年(昭和39年)9月に完成した富士山測候所のレーダードーム。今は無人化されましたが、当時は世界でも最高所に設置された気象レーダーで、最も遠くまでの気象を観測できる最新鋭の施設でした。以降、1999年(平成11年)に気象衛星にその役目を譲って歴史を終えるまで、35年間にわたって日本の気象観測の文字通り最前線であり続けたのです。
富士山頂にレーダー建設計画。それは壮大なプロ ジェクトだったようです。新田次郎さんの「富士山頂」が映画化され、1970年石原裕次郎さん主演で公開されました。
発想から5年の歳月と延べ9000人にも及ぶ人間を巻き込んで実行された映画「富士山頂」は台風観測のための巨大レーダーを建設する様子を描いたもので、その繊細なシナリオは見た人を感動させました。

地元宮古にも明治16年に開設された測候所があります。全国12番目の測候所で、NHK第2放送から発信される気象通報はここからのデータでした。平成19年に無人化されましたが、今でも1日3回の気象通報が宮古測候所から流され続けています。



※次の二十四節気は11月22日の「小雪」です。11月20日頃更新を予定しております。



七十二候
七十二候全体の概要はこちらからご覧いただけます。



第五十五候 山茶始開 つばきはじめてひらく   11月7日~11月11日

読みは「つばき」ですが、同じツバキ科の山茶花が咲き始める頃。冬枯れの景色の中で、濃いピンク色の山茶花の花はよりいっそう目立ちながら、綺麗に咲きほこります。
冬の始まりを意味する「冬立つ日」=「立冬」。11月は、春めいた陽気の小春日和や時雨(しぐれ)を繰り返しながら、本格的な冬へと向かっていく時期でもあります。初冬の殺風景な景色の中で、淡紅、紅、白など鮮やかな花をつけるのがツバキ科の山茶花(さざんか)。
日本での椿の開花は2月頃ですが、山茶花の開花は秋の別れと同時に冬の始まりを感じさせます。山茶花は一枚一枚バラバラに散るのに対し、椿は首からストーンと落ちます。それが斬首刑をイメージさせるのか、武士には嫌われていたようです。


第五十六候 地始凍 ちはじめてこおる      11月12日~11月16日

冬の冷気のなかで大地が凍り始める頃。夜の冷え込みも厳しくなり始め、空気が張りつめるように冷たくなります。朝は起きるのが辛くなりますが、いざ外に出てみると空気が清らかに感じられます。近年は温暖傾向のため、地が凍るのは少し先となりますが、確実に冬の訪れが感じられます。
朝は霜が降り、場所によっては霜柱がみられるところもあります。舗装道路ばかりの都会ではなかなかお目にかかれませんが、庭先で盛り上がった地面の霜柱を、サクサクと踏みしめて歩くのが楽しみな時期になってきました。「凍上(とうじょう)」や「凍(し)み上り」と呼ばれるこの現象は、時には鉄道のレールや建物を持ち上げてしまうほどの力持ちでもあります。



第五十七候 金盞香 きんせんかさく        11月17日~11月21日

水仙の花が咲く頃です。漢字からは、金盞花を連想してしまいますが、七十二候では水仙の花のことを表しています。寒い冬のさなかから咲き始め、凛として他の花とはひと味違った気品を感じさせます。上品な香りと、育てやすさから人気のある花です。
「金盞」は金の盃のことで、水仙の黄色い冠を見立てています。その花の形を例えて「金盞銀台」、つまり黄金の杯と呼ばれた水仙の花のことをいいます。縁起のいい名前であり、冬の寒さの中、背筋を真っ直ぐに伸ばして楚々として咲く凛々しい姿は正月の花としても喜ばれました。冷たい風が吹く野原などで、静かに花を揺らす姿はどこか高貴でもあります。
ヨーロッパでは、女神の嫉妬で花に変えられてしまった好青年という言い伝えもあります。



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  • 2016
  • 11/15
  • Tue

晩秋の宮古路に煌くマラソンと七五三

11月の声を聞くとともに冬のスポーツ、マラソンが全国的にシーズンに入ります。
ご当地でも先日11月13日、第30回を迎えた「宮古サーモン・ハーフマラソン大会」が大震災復興の願いを乗せ、参加者約2500名の選手たちは晩秋の宮古路を力走しました。
天候に恵まれた当日、全国各地からエントリーした選手たちは合同庁舎前のスタート気温7.8度のベストコンデションに乗り、潮風の吹き抜ける市街を駆け抜けました。

161115 5kmスタート
午前8時55分の号砲と共にスタートした5㎞コ-ス。
このコースには力のあり余った中学生が多く、スタートからダッシュです。中学生の参加資格はこのコースしかなく、5㎞の部に集中するのかもしれません。
そうこうしているうち参加者400名の頂点に立ったトップの選手がゴール。地元の中学生で記録は17分22秒、ハヤッ。

161115 ハーフスタート
午前9時40分には700名余が参加したハーフマラソンの部がスタート。
大会公認コースで行われたハーフの部には全国から健脚を誇る選手がエントリー。
市内目抜き通りを走り、宮古湾を見ながらの21.0975km。大小のアップダウンが数カ所あり、選手にとっては走りにくいコースかもしれません。沿道の応援者からの声援を受けて力強く走りきった30代男性が、トップの1時間10分59秒のタイムで、記念すべき第30回に記録を残しました。

161115 10㎞スタート
この大会最多の約1000名がエントリーした10㎞の部は午前10時スタート。
このコースには来年の箱根大学駅伝で3連覇を狙う青山学院大学の若手精鋭5人が招待選手として登場。
今年1月の第92回箱根大学駅伝アンカーとしてゴールのテープを切った渡辺利典選手も昨年このコースを走っていました。3年目となった宮古大会のこのコースは、青山学院大学の選手にとって縁起のいいコースになりそうです。精鋭5人も後に続いてほしいですね。
前日、宿舎となったホテルの近くにあるうどん屋さんで、選手たちはうどんを食べていたという情報もあります。宮古の腰の強いうどんを食べて、箱根駅伝の出場選手になれるよう粘り強く頑張ってほしいですね。
この日の一般参加者のトップは30代男子で記録は31分58秒でした。

161115ペア親子
そして最後のスタートはペアコース。10時10分のスタートラインには親子組、兄弟、子供同士、塾の先生と生徒など年齢に大きな格差が見られます。それもそのはず、どちらか一方が小学生であり、最後は2人で手を取り合ってゴールすることが参加条件になっているんですね。
それぞれ思い思いのコスチュームを着ての自由参加ですが、見たところ今年はあまり被り物を身に付けている選手が少なくなった感じです。毎年奇抜なパフォーマンスが見られたのですが、今年はちょっと淋しいですね。
記録は兄弟で参加した2人組がトップで6分54秒でした。

161115七五三
マラソン終了後近くの神社に立ち寄ってみると、動くお人形さんのようにかわいらしいお子さんたちで賑わっていました。そうなんですね、この日は七五三を前にした日曜日で、ご家族で神社にお参りしていたんですね。
昔から伝わるこの行事はお子さんの健やかな成長を祝うもので、日本独特の風物詩ですよね。
着慣れない着物に袖を通し、それでも元気よく走り回る子供たちを見ていると、「頑張れよっ」て声を掛けたくなります。お父さん、お母さん、子供たちが立派に成長するまで愛情をもって育ててくださいね。



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  • 2016
  • 11/10
  • Thu

古代の文化にふれ合った文化の日

161110崎山貝塚縄文の森公園

日本の文化を知ろう、宮古の歴史を知ろう、ということで、文化の日の11月3日、崎山貝塚縄文の森公園で開かれた「第17回崎山貝塚縄文まつり」に行ってきました。
貝塚の発掘調査は全国各地でも行われておりますが、ここ宮古でも大正13年(1924)から調査が行われており、平成8年7月16日に国の史跡「崎山貝塚」として指定されました。
海抜120m、海岸から1.5kmの崎山貝塚では縄文時代の前期のはじめから後期の前半(約6000~3500年前)にかけて、およそ2500年間にもわたって暮らしていたものと推測されているようです。
遺跡を保護、保存するための公園として整備し、貝塚の拠点となる「崎山貝塚縄文の森ミュージアム」は今年7月16日にオープンしました。オープンの模様は⇒「縄文の都!!崎山貝塚」

161110虹
恒例となっている崎山貝塚縄文まつりは新装なった縄文の森ミュージアムをベースに、広大な中央広場を利用し、縄文時代の文化を体験することができました。
開始前まで降っていた雨も上がり、祭り会場には見事な虹の橋が架けられました。まさに縄文時代と現代を結んでいるようです。自然の憎い演出ですね(笑)。

161110弓矢体験
中央広場の最奥では縄文人の狩猟を再現したハンティング大会。
5~6メートル先の動物の的を狙って矢を打つのですが、小さい子供にはそこまで届きません。弓を引く腕力もまだ備わってないのか、狙いも定められません。前に飛ばすどころか無情にも矢はその場にポトリ。
それでも初体験の子供たちは嬉しそうです。

161110魚下ろし体験
会場では鮭の下ろし体験もありました。
生鮭を石器で捌いていきます。参加した女の子は慣れた手つきで手際よく捌いていました。刺身包丁とは違いますから勝手が違うでしょうに。私にはとてもできません。身がボロボロになってしまいそう。
この子は刺身料理を何度か経験しているのでしょうかね。余裕の包丁捌き、いや石器捌きでした。お見事!

161110どんぐり団子
縄文時代の主食だったどんぐり。地元お母さんたちによる手作り「どんぐり団子」の試食会です。
いわば現代ならではのスィーツですが、これがなかなか大変。灰汁抜きをしたり、茹でたり乾燥させたり、「食べるまでは結構大変なんですよ」とどんぐり団子を作ってくれたお母さん。
見た目はクッキーながら、調味料で味付けしたどんぐり団子は美味しそう。でも2個目は手を出さないかも(笑)。

161110崎山貝塚狩猟
縄文時代の食料は川魚や浜辺の魚貝類だけではありません。ミュージアムの中にはイルカの漁をしている人形が展示されていました。屈強な男性たちは山で動物を狩猟したり、大木を切り抜いた舟を漕いで、海で漁をしていたようです。
火起こしイベントも同時開催していたくらいですから、火はこの頃からすでに使用されていたのでしょう。焼き魚や焼肉も食べていたのでしょうか。煮付けもお茶も……。だとしたらちょっと贅沢な縄文グルメですね。

縄文文化とのふれ合いで得た、日本の草創期を垣間見ることができた文化の日でした。



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