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餓死風と恐れられる「やませ」

梅雨の後半から真夏にかけ、関東から東北の太平洋側沿岸では霧の発生する日が多くなってきます。いわゆる海霧と呼ばれる霧で、地元ではやませ(山背)と呼んでおります。
いつも我が家から眺望できる標高500m程の太平洋に突き出た小高い半島が霧に覆われ、梅雨のこの日は見ることができません。梅雨寒が続くように気温も肌寒く、冷湿な風が吹いています。今年も「やませ」がやってきたようです。
やませ①


早速海岸まで車を走らせると海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が出航していくところでした。前方には通常なら垣間見ることができる半島の上部が、やませによって見ることができません。視認距離はどのくらいあるのでしょうか。非常に危険な距離です。船舶によっては危険回避のために5分おき位に霧笛を鳴らし、近くを航行中の船同士の衝突を防止しているようです。
やませ②


この時季北東の風は、千島海流の冷たい親潮の上を渡って内陸部に達します。冷たく湿った風は霧を伴い、海難事故を引き起こしたり、時には何日も続くと日照不足や冷温により農作物に被害をもたらすことがあります。三陸沿岸では、昔から「冷害風」とか「餓死風(がしふう)」と呼ばれて恐れられている風です。
やませが深い時は海面ギリギリまで覆い尽くされ、前方の見通しが利かなくなります。天然のエアコンとも呼ばれるやませは、農家だけではなく漁船にとっても怖れられています。
やませ③

気象庁の見解では、三陸沖で親潮が占める海域が東北地方の夏の低温をもたらすやませに関係があるのではないかと古くから考えられていましたが、その因果関係は明瞭ではなく、現在ではやませの原因を気象条件に求めるのが自然であるとしているようです。



ただ今の二十四節気は「夏至」です。詳しくは6月20日付の「二十四節気・夏至」をご覧ください。次の二十四節気は7月7日の「小暑」です。前日までにご案内いたします。

テーマ:岩手をつぶやく
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透明感のある酸っぱいスグリ

先日駐車場の隅っこに成っている「スグリ」を見つけました。特に育てているわけではないんですが、懐かしいですね。
子供の頃はあちこちに成っていましたよ。その時季の学校帰りには友達と一緒に口の周りを黒く染めながら桑の実を食べていました。畑が通学路になっているとおやつ代わりの食べ物が一杯でした。木苺を見つけると我先に摘んだり、蛇イチゴも食べてました。蛇といわれるくらいなので恐る恐る食べてましたけど、これは美味しかったです。

そんな中での「スグリ」、酸っぱいため子供たちから評判悪かったんですよね。もう一月も待てば赤く熟してくるのに、待てませんでした。酸っぱいのは分かったうえでしたが、山盛りに成っているスグリを見ると、トゲを刺しながら痛い思いをしてまでも食べていましたね。食糧難の時代だったからなのか、空腹で夕飯までお腹が持たなかったからなのか、今ではとても考えられないです。
スグリ①


宝石のように透明感のある緑色のスグリ(酸塊)。寒さに強いため、主に東北、北海道で栽培されてるんだそうですね。先日取ったフサスグリは梅雨に入ってからでした。梅雨が明けると赤く色づいてくるんでしょうかね。もともと赤くなるレッドカラントという種類のスグリもあるそうです。子供の頃はなるべく赤く熟したものを選りすぐって食べていましたが、相変わらず酸っぱかったです。思わずしかめっ面をしてました。
スグリ②


スグリの実は色鮮やかで、可愛らしいのが魅力です。とは言え酸味が強くたくさん食べられるものではありません。お菓子やアイスの飾り、お肉料理のお皿の付け合わせにしているようです。使いきれなかったスグリは、冷凍保存した方がよさそうです。解凍後は水分が抜けてシワシワになってしまうので、ジャムやジュースにして食べるのがベストみたいです。
スグリ③

あまり料理の用途が少なさそうなのですが、料理を引き立たせるスグリの料理法をご存知の方は教えてください。


ただ今の二十四節気は「夏至」です。詳しくは6月20日付の「二十四節気・夏至」をご覧ください。次の二十四節気は7月7日の「小暑」です。前日までにご案内いたします。

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水無月の野菜たち

季節も梅雨に入った水無月。我が家の家庭菜園には実も熟し始めた野菜たちがその瑞々しさを発散し始めました。

初めてのほうれん草。長さ65㎝程のプランターで栽培してみました。5月中頃植えたほうれん草が草丈30㎝位に伸びました。約1か月ほどで収穫時期を迎えてます。
野菜たち(ほうれん草)


4月下旬に種蒔きした絹さやエンドウが実をつけ始めました。病害虫の心配もなく、順調に成長し、その莢には膨らみが出てきました。胡麻和えや卵とじ、美味しいんですよね。
野菜たち(絹さや)


いつも順調に花を咲かせるじゃがいも。今年は開花はまだですが、こんもりと草丈を伸ばしてます。そのそばでは今だに芽を出さないじゃがいももありますが、1株から数多く実をつけてくれますから、深刻には悩んでおりません。
野菜たち(じゃがいも)


今年は初チャレンジ。じゃがいものプランター栽培です。露地栽培と違って深さ20㎝位のプランター。果たして思ったような収穫があるかどうか。楽しみの一つです。
野菜たち(じゃがいも)DSC_0188


今年も種植えで失敗したインゲン。早く芽を出すようにと、ポット播きする前に種を一晩水漬け。これがいけなかった。とうとう芽を出さずじまい。写真は水漬け無しの2代目インゲンです。性懲りもなく同じ轍を踏んでしまって大失敗。この後は順調に伸びてくれ~。
野菜たち(インゲン)


家庭菜園の王道、トマトです。葉の萎れや黄色くなる現象も今年はなく、順調に実を膨らませています。直径5㎝程の桃太郎が赤く熟すのももうすぐですね。
野菜たち(トマト)2

トマトと一緒に買った茄子や胡瓜の苗、紆余曲折あってまだ実をつけてません。梅雨を乗り越え無事に開花することを待ち望んでいます。


ただ今の二十四節気は「夏至」です。詳しくは6月20日付の「二十四節気・夏至」をご覧ください。次の二十四節気は7月7日の「小暑」です。前日までにご案内いたします。


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北国岩手の四季と歳時記に取り組み、素朴な田舎生活を自由気ままに散策しております。

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