日本の四季 芒種

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梅雨入り前の草魂です
雑草
梅雨入り前のこの時季になると空地には、名前の分からない雑草に混じり、アザミやカタバミなどの可憐な野草が彩りを添えています。田畑や庭園、芝生など植物が育成される場所や、運動場、駐車場など、非農耕地へも勝手に侵入し、成長、繁殖する雑草。
ちょっと隙を見せたら幼児が見え隠れする程の高さにまで伸びてきていました。雨が降り始める前の雑草との一乱戦。これだけ伸びると機械にまで巻き込まれる難儀の草刈りです。
踏まれても踏まれてもへこたれることなく、軽視されながらもたくましく生き、しぶとい存在感を示す雑草。詳しくはこちら
プロ野球界では投手の上原浩治投手が自らを例えた「雑草魂」、そして先輩でもあった近鉄(現オリックス)の鈴木啓示投手も自分の野球人生を「草魂」と表現しております。
海藻を食べる文化の少ない欧米では、海藻も海の雑草と一括りにしているようですが、ワカメ、コンブ、モズクなどの海藻を食用とする日本では雑草と呼ぶことはないようです。
(平成29年6月10日:追記)



壮観です 消防車45台が天に向かって一斉放水
消防団大演習
昨日6月4日、市内全域の45分団が集結して行われた消防団大演習(初午)。
火災による市民の生命や財産保護のため、日夜精励している団員の日頃の規律や協力、
訓練など「火消し」の心意気が披露されました。
そぼ降る雨の中、集った千有余名の消防団員による消防訓練、
45台の消防車の一斉放水訓練などは壮観でした。
わが町では消防団大演習のことを初午とも呼んでおります。今年の初午は2月12日。
稲荷社の縁日で、雑節の一つ。本来初午は五穀豊穣や福徳を祈願するものですが、
同時に初午の日が節分より早いと火事が多いという説もあります。(詳しくはこちら)。
このことから消防団では防火の一環として、初午に消防活動をしていたのかもしれません。
それがなぜ6月の消防団大演習に繋がるのかはよく分かりません。
地方によっては4月や11月に初午をするところもあるようです。
(平成29年6月5日:追記)




観光客の安全を祈願しました
霊鏡祭
松の緑と岩肌の白、海の群青とのコントラストが海岸美を彩る浄土ヶ浜。
この名称は宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖(1727年没)が
「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられました。
浄土ヶ浜「賽の河原の子安地蔵」の建立者でもある和尚を悼み、
毎年ご供養と観光客の安全祈願として霊鏡祭を行っているものです。
ちょっと古い情報となりましたが、今年もゴールデンウィークが始まる4月29日
浄土ヶ浜を背景に常安寺のご住職や関係者の方々で祈願祭が行われました。



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第九節気 芒種 ぼうしゅ        6月5日~6月20日

二十四節気は6月5日より「芒種」に変わります。
芒種の芒は、のぎと呼ばれ、イネ科植物の花の外側、頴(えい)の先端にある針状の突起のことをいいます。
この時季、麦は刈り入れを始める目安とされる一方、昔は今頃から稲の植え付けに適した時期といわれ、田植えの最盛期を迎えていました。
現在の種まきはこれよりも早く、西日本では梅雨入りしているところもあります。この時季はちょうど梅雨に入る頃で、少し蒸し暑くなり、農家にとっては繁忙期であります。

最近は農家の人手不足を補う機械化によって大幅な省力化がすすめられていますが、農協などでは農業研究センターなどと高精度の衛星利用測位システム(GPS)を使った田植え機の共同開発を勧めているそうです。
農家の負担軽減と環境負荷の低減が期待されており、農業の技術革新は目まぐるしく変化しているようですね。

この時季、大きな祭りも少なく、婚礼も避けられてきました。現在ではジューンブライドとして人気の6月ですが、残念ながら発祥の地とは気候風土の違いで、ガーデニングウェデイングには不向きな季節でもあります。
父の日、夏越の祓いと続く水無月。今月も頑張って日々の行事を乗り越えてまいりましょう。



※次の二十四節気は6月21日の「夏至」です。6月15日頃更新を予定しております。


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第二十五候 螳螂生 かまきりしょうず       6月5日~9日頃

秋のうちに草木に産みつけられた卵から、小さなカマキリが次々と現れ出る頃。獲物を待伏せる姿から「拝み虫」とも呼ばれます。
雪国では雪に埋もれない高さに卵を産みつけるので、その年の雪の高さを予知できるといわれています。このことを産卵の高さと最大積雪深の関係として、実証的に研究した方もいるそうです。
カマキリのメスは交尾時にオスを食い殺してしまうこともありますが、生まれたばかりは儚くかわいらしい姿をしております。小さいとはいえ、立派にカマキリの姿をした子どもたちは、ちりちりに巣立っていきます。

第二十六候 腐草為蛍 ふそうほたるとなる      6月10日~15日頃

蛍がサナギから成虫になる頃。じっとりと蒸し暑い夏の黄昏時、腐った草などの下には、蛹からふ化した蛍が夕闇を知り、幻想的な光を発し始めるようになります。群れをなして飛ぶ蛍の光は、オスからメスへのプロポーズのサインでもあります。昔、蛍は腐った竹の根や草が蒸れて化けたものだと考えられていました。
暗闇に舞う光は情緒的であり、風流という言葉がこれほど似合う虫もなかなかいません。チカチカと光る儚げな美しさは、暗い畔道を夢の世界へと誘ってくれるようです。
幼虫はカワニナという淡水の巻貝を餌としますが、カワニナは清流にしか生息しないため、蛍が都会で見られない原因はそこにあるといえます。

第二十七候 梅子黄 うめのみきばむ       6月16日~20日頃

梅の実が熟して、黄色みを帯びる頃。そもそも梅の実の熟すこの時期に降る雨を「梅雨」といいます。もともと日本では「五月雨(さみだれ)」が主流でしたが、江戸時代から「梅雨」がよく使われるようになったそうです。 「毎年五月になると、梅の実が黄色く色づいて落ち、ざくろの花が開き、栗の花が落ちる。かえるが街でも見られる頃、長雨が降り、これを梅雨という」と江戸時代の「和漢三才図会(わかんさんさいずえ)には記されています。
梅は古来から調味料、保存食、防腐剤としてお馴染みで、クエン酸や有機酸を多く含んで栄養も豊富。いい塩梅に漬かった梅干しは大変に美味しく長持ちします。



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岩手路に初夏を迎えるチャグチャグ馬コ

農作業に欠かせない馬の労をねぎらうために始まった滝沢市のチャグチャグ馬コ。
色とりどりの装束と鈴をつけた馬が、鬼越蒼前神社から盛岡市八幡宮まで約13kmの道のりを練り歩きます。200年の伝統を持ち、国の無形民俗文化財にも指定されております。
今年も6月11日午前9時30分、73頭の馬コたちが鬼越蒼前神社を出発。盛岡八幡宮までゆっくりと練り歩きました。沿道には大勢の見物客が集まり、きらびやかな馬コたちの行進を楽しんでいました。
チャグチャグ馬コが終わると、岩手路にも初夏が到来します。

20160614チャグチャグ馬コ②


写真はその前日、写真愛好家のために企画されたチャグチャグ馬コ10頭による、鬼越蒼前神社からのミニパレード。午前と午後の2回繰り返されました。

20160614チャグチャグ馬コ④ 20160614チャグチャグ馬コ⑤
この日馬上の人となる女の子たちはお母さんから口紅をつけてもらい、出発の時間まで化粧に余念がありません。笑顔を忘れないで、手を振ってなどとアドバイス。そして馬コたちとも戯れ、意思の疎通も図っておきます。

20160614チャグチャグ馬コ③
午前11時20分、チャグチャグ馬コは絣の着物を着た子どもたちを乗せ、鈴の音をなびかせながらゆっくりと神社を出発。馬上の子供たちは沿道の見物客に手を振り、笑顔を振りまきながら進んでいきます。

20160614チャグチャグ馬コ①
撮影ポイントでの一番人気、岩手山を背景にしたスポットには大勢のカメラマンがカメラの放列でお出迎え。
田植えがすんだばかりの田圃の前景と、パレード直前に掃き清められたように雲間が切れてきた岩手山の背景は、ミニパレードを盛り上げてくれます。

僅か15分ほどのパレードでしたが、カメラマンにとっては嬉しい演出。岩手山を背景にした最大の撮影スポットではミニパレードを2往復してのサービスでした。
撮るカメラマンも真剣そのもの。パレードが行き去るまで路上で待機する車がいるとブーイング。
「おーい、写真の邪魔になるから早く立ち去ってくれ」などと罵声が浴びせられます。
パレードのコース上を移動する見学者たちにも容赦なく、「急げ~」の大声。

中には写真コンテストに応募し、賞金の5万円を狙ってるという人もおりましたからね。写真にかける情熱は人一倍のようでした(笑)。







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イソヒヨドリ子育て大奮戦記

20160609イソヒヨドリ・雄

20160609イソヒヨドリ・雌

芒種の時候になると鳥の世界にも愛のキューピットが羽ばたくのでしょうか。
屋根裏に巣を作り、卵から孵った雛に懸命に餌を運ぶ姿が見受けられます。
海岸でよく見かける青色と茶色の組み合わせが何とも美しいイソヒヨドリ。海から遠く離れたここ駐車場の屋根裏に今年もつがいで巣を作っています。

先月5月の30日、何気に歩いていたら前方から突然“ガガガガッ”と危機感迫る鳴き声が。
何事かと頭上を見上げると、電柱から様子を窺っていた親鳥が警戒し、近付く私を威嚇していたのです。
胸から頭にかけての青と腹の赤茶色のコントラストからイソヒヨドリの雄です。嘴には何か餌を咥えています。
そうか、今年もイソヒヨドリが子育てをはじめたんだ。巣はどこだろう、雛は孵ってるのかな。

20160609イソヒヨドリ・雛① 20160609イソヒヨドリ・雛②
あちこち目を配らせてみると、居た居た。
巣は見つかりませんが、ふっくらとしてまだ産毛が生え変わらない雛が3羽。
おぼつかない足どりで駐車場の片隅を動き回っている雛もいれば、つぶらな瞳で怯えたように身動きひとつせず、じっと私を見つめる雛もいました。
恐ろしさに固まっているのか、手の届く距離に近づいても動く気配がありません。
親鳥は私が動くと後を追うように、けたたましい鳴き声を上げながら近づいてきます。
前方にはうろこ模様の腹をした雌の親鳥も一緒になって大合唱。子を守る親の愛情ですね。
はいはい、分かりました。何もしませんよ。安心してください(笑)。

20160609カラス 20160609猫
それよりももっと怖い天敵があちこちから目を光らせていますよ。上空からはカラスが飛び交い、地上からは野良猫が視線を釘付けにしています。気をつけてくださいね。

20160609イソヒヨドリ・雛③
鳥の成長って早いもんですね。天敵からの急襲を逃れ続けた1週間後、産毛も抜けた黄色い嘴の雛は飛び方も上手になりました。駐車場の端から端まで羽ばたいて飛距離を伸ばしてきたようです。時には一番高い屋根裏に着地。羽を休める雛もいました。
これできっと野良猫からの襲撃は逃れられるでしょう。
とはいえ、親鳥の子育ては尽きることがないようです。周りの天敵を警戒しながらの給餌。親の多忙さを尻目に雛鳥のピーピー鳴きながらの飛行訓練には頼もしさを感じているのかもしれません。産毛の抜けた雛鳥は一段と鳥らしさが備わり、逞しさが見られるようになりました。
無事大きく育ってお父さん、お母さんと一緒に天空を飛び回ってくださいね。

今日9日の時点では車庫内に雛鳥の姿が見えません。親鳥も警戒する機会もなくなったのでしょうか。
おそらく3羽の雛は元気に巣立って行ったのでしょう。
カラスの襲撃に全滅した去年と比べ、今年のイソヒヨドリの子育ては大奮戦でした。





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