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カタクリを愛でるファミリー

若草が萌えたち春も深まってきた卯月。市内では唯一の花の名所として親しまれている臼木山(うすきやま)にこの時季、カタクリの群生が見られるようになりました。

カタクリの花が咲く臼木山は花の季節の前奏曲が渦巻いているようでもありました。斜面に群生するカタクリは海を見下ろす小高い丘のここでも見ることができます。日曜日のこの日は次から次と春の花を愛でるファミリーが訪れ、新型コロナによる家籠りを忘れるように賑わっていました。
カタクリ①


冷たく吹き抜ける無彩色だった野原にも、目に優しい柔らかな草の芽が甦っていました。例年ですとカタクリが咲き終わった後に、園内にある100種類、800本の桜が5月中旬まで美を競い合いますが、今年の開花は早くカタクリと並んでその美しさを咲き誇っていました。
カタクリ②


水墨画から水彩画へ。色とりどりの温かさを持ち運んでくれる春爛漫。咲く姿は、種から花が咲くまでに、最短でも7年もかかるといいます。カタクリはそんな悲しい姿を微塵も見せません。赤紫の花びらを、下向きに大きく広げながら、早春のみに花を咲かせるカタクリはこの季節限定の花でもあります。
カタクリ③


可憐な姿を次から次へと私たちに魅せてくれます。一年中で最も心が浮き立つ頃でもあります。昨今では森林の荒廃で笹などの別の草木に生息域を奪われ、群生地は少なくなっているそうです。場所によっては登山者に乱獲され、絶滅危惧種にも指定されてるそうです。ここ臼木山での乱獲はないと思いますけどね。
カタクリ④


ただ今の二十四節気は「清明」です。気になる方はこちらをご覧ください。


春の花<ヒヤシンス>情報
カタクリと 肩を並べて ヒヤシンス
ヒヤシンスいつもクルクルっと巻いたような花を咲かせるヒヤシンス。我が家のお花畑に今シーズン初登場。
19世紀頃に、フランスからチューリップとともに渡来したヒヤシンスの和名は「風信子」「飛信子」といわれ、香りが風によって運ばれるさまを表しているんだそうです。
水耕栽培のできるヒヤシンスは透明で深さのある皿やビーカーでも栽培の観察ができるんですね。牛乳瓶でも大丈夫かな。
花言葉は「しとやかなかわいらしさ、初恋のひたむきさ」なんですって。フフフッ。

テーマ:岩手をつぶやく
ジャンル:地域情報

悲喜こもごも桜巡り

今年の前線も、やっとみちのく北国にやってきました。新型コロナウィルスで家籠りが増えたせいか前線も通過しやすくなったのでしょうかね。平年より2週間ほど早い4月5日にはスピード開花しました。
今年はコロナの影響で、盛大なまつりは自粛されソメイヨシノの美しさがひと際きわ立っているようです。花の美しさは言葉では言い尽くせません。すでに皆さんの情報に酔いしれていると思いますが、みちのくにはみちのくのがその余韻を残してくれるでしょう。

数百年の樹齢を越えるの大樹は花爛漫。人々の視線と同じ高さに咲き誇る桜にはより一層風情が感じられました。
桜とお寺


総営業距離163キロは全国の第三セクターで最長となった三陸鉄道リアス線。レッドとブルーの三鉄カラーがピンク色の桜にひと際目を惹きます。
桜とリアス線


源為朝の菩提を弔う華厳院は古い寺史で知られます。本堂の裏の庭園は築山風に造られており、この時季の枝垂れ桜はまだ早かったようですが、梅が満開でした。その時季になるとアヤメが美しさを競い、ボタン、シャクヤク、アジサイなど多彩に庭園を彩ります。
桜と曹洞宗


「文武両道」を校訓とした中学校の校庭の片隅にはいちょう公園があり、咲き綻ぶ桜は市民の心の休憩所ともなっております。
桜といちょう公園


誰が作ったのでしょうか、いちょう公園の片隅にはカラフルなペットボトル風車がクルクル回っていました。針金の足部が不安定でもふらふら動きながらよく回転し、風を感じて涼しげな気分になりました。
桜と風車


2020年3月末をもって閉校した公立小学校は三陸鉄道リアス線が走る目の前にあります。校庭には他校から寄贈された桜の花が満開となり、3階建ての立派な校舎を引き立てていました。
桜と廃校

地元宮古の桜は悲喜こもごもな情景を彩ってくれました。


ただ今の二十四節気は「清明」です。気になる方はこちらをご覧ください。


馬酔木情報
桜に負けじと馬酔木も満開
馬酔木満開の桜のそばに同様に咲き誇る馬酔木(アセビ)。有毒で、馬が食べると苦しむということから「馬酔木」となったようですが、普通馬は食べないそうです。よく似た花に「ドウダンツツジ」と「ブルーベリー」、そして「すずらん」などもあります。似ている木でも赤いイチゴのような実ができる「イチゴノキ」だけは11月~12月の冬に咲きますが、後は春に房状でたくさんの小さな花を咲かせるようですね。

テーマ:岩手をつぶやく
ジャンル:地域情報

春眠暁を覚える清明

春眠暁を覚えず。春の陽気さは眠くなると同時に忘れ物が多くなる季節でもあります。
昔、電車内に傘を忘れ、東京駅の忘れ物センターに取りに行ったことがありました。さすが日本の大動脈、東京駅には忘れ物が山と積まれています。傘なんか何千本あるんでしょうか、傘屋さんより大きなお店みたいです。この中から自分の傘を探し出すのは容易ではありません。諦めました。自分では気に入った高級傘だったんですよね。
忘却の春、皆さんも電車に置き忘れた荷物は十分注意しましょう。

さてさて、うっかり忘れ物の機会が増えた新緑の季節、4月4日からの二十四節気は第5番目の「清明(せいめい)」に変わります。
すべてが明るく清らかで、生き生きとして清々しく感じられ、草木の花が咲き始めます。「清明」は「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」の略といわれています。
「万物(ばんぶつ)発して 清浄明潔なれば、此芽は何の草と知るるなり」と暦便覧にうたわれております。「草木が一斉に芽吹いて、清々しいので、この芽は何の草か分かる」という意味ですが、簡訳すると「草木が芽吹き、草木の種類が明らかになる清々しい頃」ということになりますでしょうか。


総営業距離163キロは全国の第三セクターで最長となった岩手県の三陸鉄道リアス線。従来の南リアス線(大船渡・盛―釜石間)、北リアス線(宮古―久慈間)が結ばれて2年になります。ここ陸中山田駅も大震災で駅舎を流失。オランダ風車を模したおしゃれな駅に生まれ変わりました。鉄路の不通で孤立化していた山田駅前にはスーパーマーケットが完備され各種店舗も再建されました。
陸中山田駅


二十四節気 清明(せいめい)◇
二十四節気五番目の節気。4月4日および穀雨(4月20日)の前日まで。
万物が若返ってすがすがしく、さまざまな花が咲き乱れます。
清明七十二候は次の通り。
第十三候(清明初候) 4/4~4/8 玄鳥至(つばめ、きたる)
玄鳥(つばめ)が毎年、いつものように南からやってくる時季。
第十四候(清明次候) 4/9~4/13鴻雁北(こうがん、かえる)
雁が北へと渡っていく時季。
第十五候(清明末候) 4/14~4/19虹始見(にじ、はじめてあらわる)
雨のとき虹を見る時季。

テーマ:実用・役に立つ話
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Author:matsuyama
北国岩手の四季と歳時記に取り組み、素朴な田舎生活を自由気ままに散策しております。

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