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2月8日は針供養です

今年も2月に入り、1週間程が過ぎ去ってしまいましたよ。時の経つのは早いもので、今月は如月(きさらぎ)です。別名「衣更着(きさらぎ)」とも呼ばれ、厳しい寒さに備え重ね着をする季節(衣を更に重ねる)という意味があります。かまくらで親しまれている隣県秋田の横手市では積雪が2mも積もったそうです。普通の成人の身の丈以上ですよね。農家にはいろいろ被害が出ているようですが、何とか至難を乗り越えてほしいものです😥。

さてさて2月8日と言えば、ほとんどの方が覚えていないだろうと思われる「針供養」の日です。昔の女性にとっては重要な仕事の一つだった裁縫。この日は、大事な針に感謝し裁縫が上手になるようにと神様にお願いしていました。家族の衣類は全て女性の縫物によって賄われていました。だからこそ女性たちは裁縫の上達をこころから願っていたんですね。針供養では曲がったり折れたりした針を、豆腐やこんにゃくなどの柔らかいものに刺して針の労をねぎらい縫物の上達を願ったそうです。
裁縫箱


関東、東北地方や、九州の一部では2月8日、関西以西では12月8日に行われるようですが、この両日はそれぞれ「物忌み日」とされており、ともに忌み慎む日として針仕事を休んだことによるようです。現在では一般の家庭で縫物をする人は少なく、そのため個人で針供養をされる方は少ないでしょう、和裁・洋裁学校やファッション関係など、針を使う仕事に携わる人たちが、この日は手を休めて針供養を行っている ようです。
亡くなった母は針仕事をよくやってました。針仕事を終わるといつも針刺しに戻して大切にしていましたね。裁縫箱はいつもきちんと整理していました。写真の裁縫箱は母の大事な形見です。私も中学校の授業で運針の練習にと雑巾作りをしていたもんです。


ただ今の二十四節気立春です、立春を閲覧ご希望の方はこちらをクリックしてご覧ください。昨年同様の内容ですが、立春の季節感をご覧いただけます。日付等は当時のままですのでご注意ください。

テーマ:岩手をつぶやく
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二十四節気の始まりです

氷も融け花も爛漫となる立春です。
こんにちは。2週間のご無沙汰でした。光陰矢の如しと言いますが、2週間なんて、あっという間に過ぎ去ってしまいますね。季節がらあまり見かけませんが、セミの抜け殻のように何もせず、ボーっとしていました。また今年も無駄に年を重ねたとはいえ、コロナとは仲良くしたくはありませんでした。巣籠の中に皆さんのご訪問は年寄りを活気づける有意義な日々でした。更新のないブログに毎日のご訪問有難うございました。深謝いたします。

さてさて例年より1日早い今年の立春は2月3日にやってきました。
「冬来たりなば春遠からじ」という言葉通り、循環する四季は大寒から立春へと巡ります。立春を迎えることで寒明けとなり、暖かい地方では梅が咲き、菜の花の黄色い花が春を呼び込みます。中国から二十四節気が伝わったころ、立春を1年の始まりとして暦がつくられました。その後明治時代になって暦が太陽暦に改められるまで、立春は正月とほぼ同じ時期にあったのですね。その名残りが今でも年賀状などに「新春」とか「早春」という新年の挨拶語として使われていますよね。
3日からは二十四節気にも春の文字が浮かんだ立春がやってきました。街には袈裟に身を包んだ托鉢の僧侶が、寒明けの読経を唱え練り歩きます。
立春


立春札立春の朝には檀信徒などでもこれから1年間の厄除けを願い、玄関などに「立春大吉」のお札を貼りだしていたのです。
薄い紙に縦書きすると左右対称になり、裏から見ても同じ「立春大吉」と読むことができます。つまりこの札を入口に貼っておくと、うちに上がり込んだ鬼が振り返った時、同じ札を見て「まだうちの中に入ってなかったか」と勘違いし、逆戻りし外に出て行くというわけです。ハハハッ、ちょっとユニークな鬼さんですね。
春の兆し、吉の兆しを感じる立春大吉。我が地方でも菩提寺である曹洞宗のご住職が、毎年寒が明ける立春の前日、檀家の門前で経を上げ、「立春大吉祥」のお札を置いていかれます。檀信徒が良い一年を迎えられるようにという、曹洞宗古来のありがたい習わしでもあるのです。ところが今年はまだ来てません。檀家さんの数が増えて回り切れないのでしょうか、それとも自分の信心が足りないからでしょうか。🧙‍♂️
※写真等は過去にも使われています。



二十四節気の立春を閲覧ご希望の方はこちらをクリックしてご覧ください。昨年同様の内容ですが、立春の季節感をご覧いただけます。日付等は当時のままですのでご注意ください。
これからも4~5日のサイクルで更新していくつもりです。どうぞよろしくお付き合いください。

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初午にはお稲荷さんを供えて

稲荷社
初午(はつうま)は2月の最初の午(うま)の日で、今年は2月9日、昨日でした。近くの小さな祠(ほこら)を覗いてみると、稲荷大明神を祀る稲荷神社の使いが狐であったという謂れから、コンコン様(狐)の好物である油揚げや団子などが供えられていました。こちらの田舎では、農耕神である稲荷社を各農家の裏山で数多く祀っているようです。

千本鳥居が印象的な稲荷神社の総本社は京都の伏見稲荷大社で、稲荷神(いなりしん)を祀る神社のことをいいます。もともと稲荷神は農耕の神様であり、「稲生(いねなり)」が縮まったとも言われております。江戸時代になると商売の神様としても認められるようになり、稲荷神社が急増した頃、「稲荷神の使い=狐」という誤解も一緒に広まったようです。

昔は「正一位稲荷大明神」と書いた赤いのぼりを立てた初午の稲荷詣には絵馬を奉納していたそうです。今では同族神や個人の屋敷神としてだけでなく、商工業者の守り神として企業ビルの屋上などに祠を祀り、商売繁盛、開運祈願などを祈っているところもあります(詳しくはこちらの過去記事を)。

この日は稲荷の縁日で、京都伏見の稲荷神社や愛知県の豊川稲荷、茨城県の笠間稲荷などでは初午祭が行われ、二の午(今年は2月21日)、三の午(今年はありません)と続ける神社もあります。昔まだ現役の頃、笠間稲荷神社の初午祭に詣でたことがありました。沿道には店舗が立ち並び、参詣者も多く賑やかな縁日市が開かれていた記憶があります。

初午には、「風呂に入るな」とか、「三の午まである年は火事が多い」などといった言い伝えもあります。三の酉と勘違いしそうですが、午は火の性格を持つといわれ、その日に火を使うと勢いを増し、大きな火(火事)になってしまうと考えられていたようです。
上手に火を使い、快適な生活を過ごすためにも、お稲荷さんに感謝したいものですね。


ただ今の二十四節気は「立春」です。詳しくは2016年2月5日付の「おらほの立春」をご覧ください。(リンク先の記事は4年前の日付です。その年によって変わる場合もあります。ご注意ください)。次の二十四節気は2月19日の「雨水」です。

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北国岩手の四季と歳時記に取り組み、素朴な田舎生活を自由気ままに散策しております。

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