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二十四節気「小満」

2018二十四節気小満
本記事は昨年の「小満」を編集し直した予約投稿です。ただ今ブログ活動は休止中です。
そのためタイムリーな記事もお休みしてます。折角お見えいただいても何のおかまいもできませんで、申し訳ありません。






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第八節気 小満 しょうまん       5月21日~6月5日

5月21日は二十四節気の小満です。本格的な梅雨入り前の5月中旬~下旬頃、1週間~10日ほど一時的に梅雨のようにぐずつく天気になることがあります。これを走り梅雨といいますが、この現象、年によってあったりなかったりします。
通常は走り梅雨の後、晴れの日が続き、その後本格的な梅雨入りとなるのが一般的です。

この時季、晴れているのに小雨が降ることがあります。これを一般的には「お天気雨」とか「日照り雨」といい、お天気に騙されたような感じから「狐の嫁入り」あるいは「天泣(てんきゅう)」などとも呼ばれています。昔はお天気雨のことを怪奇現象ととらえ、何でも狐の仕業と考えていたようです。

お天気雨で出会える自然現象もあります。太陽を背にし、雨が降っている方向を見上げると、きれいな虹と出会えることがあります。極稀に体験できる不思議な現象ですが、出会えると感動的でロマンチックになります。




※次の二十四節気は6月6日の「芒種」です。




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第二十二侯 蚕起食桑 かいこおきてくわをはむ       5月21日~5/25日

蚕が、エサとなる桑の葉をたくさん食べて成長する時季です。そのために桑の葉を摘む季節でもあります。このことから、旧暦の4月は「木の葉採月(このはとりづき)」とも呼ばれました。また、蚕は人々の暮らしを支えていたため「おかいこさま」と言う地方もあります
最近では養蚕している蚕を見かけませんが、体長7cm位の芋虫で、桑の葉を食べ繭(まゆ)を作ってさなぎになります。できた繭からは古来より珍重されてきた生糸がとれ、シルク織物となって織物文化が形成されました。
当時シルクは日本最大の輸出品で、最盛期には70%にも達したと言われています。ノンフィクション文学の「あゝ野麦峠」は諏訪、岡谷の製糸工場に働きに出た、飛騨の女性工員の姿を伝えたものです。工女の郷里である飛騨の白川郷も、越中五箇山の合掌造も、養蚕のための建物でした。


第二十三侯 紅花栄 べにばなさかう            5月26日~5月30日

紅花が咲き乱れる季節で、山形県の県花にもなっています。紅花は草丈1mほどで、初夏にはアザミに似た花を咲かせます。鮮やかな黄色から、やがて色づき赤くなります。葉のふちに鋭いトゲがあり、このため花摘みはトゲが朝露で柔らかくなっている朝方に行われます。(詳しくは下記の季節の彩り「紅花」を参照)。
「まゆはきを 俤(おもかげ)にして 紅粉(べに)の花」
芭蕉が山形県の立石寺への途中で、紅花畑を眺めながら詠んだとされています。
黄色い紅花の花を摘んで水にさらし、乾燥させると紅色になるところから紅花と言われるようになりました。


第二十四侯 麦秋至 ばくしゅういたる           5月31日~6月5日

麦が熟して実り、薫風が麦畑を吹き渡る頃、麦秋の季節となります。米の裏作として耕作されていた麦は5月末頃から6月初め頃実りの時期を迎えます。昔はまだ稚い緑の田圃の隣で、そよ風にさざめき黄金色に熟した麦畑のコントラストを眺めることができたものです。
日本の麦作は弥生時代初期から行われており、梅雨がやってくる前の一瞬の輝きと言われております。麦を脱穀した麦わらで、帽子やストローに使ったり、わら屋根を葺(ふ)いたりしていました。また、わらを主原料にしたブロック「ストローベイル」を使った家は、耐久性と断熱性に優れているだけでなく、木材の量を減らし、化学合成料を使わないことから、エコロジー・ハウスとして注目されているようです。
一時期黄金色にたわむ麦畑を見ることができませんでしたが、ここ何年か前から健康食品や家畜の飼料として見直されるようになってきました。



下の<続きを読む>をクリックすると、小満前後の「季節の彩り」をご覧いただけます。


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