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日本の季節「大暑」

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日本の季節「大暑」は昨年記事の日付を一部変更し再利用しました。ご了承ください。





第十二節気 大暑 たいしょ         7月23日~8月7日

暑さが最も厳しくなる大暑。暦の上では夏最後の節気です。1年で最も気温が高く、暑さが厳しくなる時季です。蝉たちがこの時とばかりに繁栄を謳歌するように鳴きしきります。各地で大小さまざまな花火大会が催されるようになり、浴衣に下駄を突っ掛けて花火大会に出かける姿が見受けられるようになります。猛暑の時季だからこそ、蚊帳や風鈴、打ち水など暑さをしのぐ工夫も生まれたのです。
日本の夏は暑さだけではなく、蒸し暑さも伴いますから体力の消耗が激しくなります。夏バテ防止だけではなく、最近は熱中症の心配もあります。気分が悪くなる前に水分をこまめに取り、気分が悪くなったら風通しのいい木陰で休みましょう。室内にいれば安心というのも安易。今では室内でも熱中症に罹るケースが増えています。扇風機で室温を少しでも下げるようにしてください。
一般的には小暑の15日間と大暑の15日間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送るようにします。立秋を過ぎたら残暑見舞いとして8月末頃までに出します。

沖縄と奄美地方を除いた今年の梅雨は7月14日以降全国的に梅雨明けが宣言されていません。今年の天気はどうなったんでしょうね。梅雨が明けていないながらも東北北部地方では梅雨寒の7月20日、震えながら海開きが行われました。子どもたちかわいそうですよね。高齢者にとって冷夏は助かりますけどね。
いったい梅雨明けはいつ頃になるんでしょうね。最悪立秋過ぎになると梅雨明け宣言は見送られるようですから気持ちがスッキリしませんね。



※次の二十四節気は8月8日の「立秋」です。




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七十二候全体の概要はこちらからご覧いただけます。


第三十四候 桐始結花 きりはじめてはなひらく  7月23日~7月27日 

桐が花を咲かせる時季。盛夏を迎える頃には、卵形の実を結びます。桐は、伝統的に神聖な木とされ、豊臣秀吉などの天下人が好んだ花であり、現在も日本国政府の紋章として使用されています。
箪笥(たんす)など高級家具の木材として知られる桐が、円錐形の薄紫色の花をつける季節。日本の伝統楽器である琴の本体にも、桐が多く使われています。
国内でとれる木材としては最も軽く、湿気を通さず、割れや狂いが少ない特徴を持ち、高級木材として重宝されてきました。日本では箪笥、神楽面や下駄の材料に使われています。桐箪笥は、高級家具の代名詞です。
昔から桐は神聖な木とされ、その姿が紋章や意匠として用いられてきました。皇室の家紋は「五七の桐」が使われています。


第三十五候 土潤溽暑 つち、うるおうてむしあつし   7月28日~8月1日

土も湿り気を帯び、蒸し暑さが増してくる季節です。土中で何年も過ごしたセミも、夏空に鳴き声を響かせています。夏の到来を告げるニイニイゼミに続き、8月に入るとアブラゼミ、クマゼミ、ミンミンゼミなどが勢ぞろいします。松尾芭蕉は山形県の立石寺で「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」と詠んでおります。
溽暑(じょくしょ)とはなかなか読めませんが、その意味は湿度の高い蒸し暑さをいいます。身に纏わりつく暑さに、土潤がついて土中の水分が蒸発し陽炎が立ち上がるような蒸し暑さという意味でもあります。
この時季、昔人たちは行水や打ち水など、生活の知恵でこの暑さを乗り切ってきましたが、草木は緑をますます濃くし成長の勢いを増し、田畑では秋に向け確実に作物が実り始めてきます。


第三十六候 大雨時行 たいうときどきふる       8月2日~8月7日

時として大雨が降る頃。夏の暑い日の夕方、突然降るにわか雨を夕立といいます。春や秋にも、にわか雨がありますが、夕立とはいいません。「広辞苑」には「天から降ることをタツといい、雷神が斎場に降臨することとする」とあります。急な雷雨、激しい雷雨のことを「彌降り立つ(いやふりたつ)雨」といい、この語が省略され「やふたつ」から「ゆふだち」になったと言われています。
別名、「急雨」や「驟雨(しゅうう)」ともいいます。驟雨の「驟」の字は「馬+聚」、この「聚」は「引き締める、詰める」の意味があり、「歩幅を詰めて馬を走らせる」ことが字源です。ある場所では夕立が降っているのに、ごく近い場所では晴れているといった局地性を指して、「夕立は馬の背を分ける」という諺もあります。
真っ白な雲が高く盛り上がる入道雲。夏の日差しで暖められた空気の上昇気流によって生まれる雲の峰を関東で「坂東太郎」、関西で「丹波太郎」、九州で「比古太郎」など、太郎の名を冠して呼ばれています。



下の<続きを読む>をクリックすると、大暑前後の「季節の彩り」をご覧いただけます。ご関心のある方はごゆっくりご覧ください。

テーマ:実用・役に立つ話
ジャンル:趣味・実用

陸中の名産「ウニ瓶」

いま、陸中海岸では新鮮な海産物が美味しい時季です。陸中海岸のどこの漁港にもウニ漁など、小型漁船(サッパ船)を使用して漁をする漁師さんで活気づいています。
先日7日に行われた「元祖サッパ市」では口開け(くちあけ・解禁)したばかりの新鮮なウニや魚介類がサッパ船に載せられ、来場者の目を楽しませてくれました。
サッパ市①


ウニの美味しい時期は5月下旬から7月いっぱいまでなんだそうです。各漁師さんはサッパ船に乗り、口開けと同時に各自のポイントで漁を行ないます。主に下の写真のような箱メガネを使い、その次の写真のような長~い、たも状の棒で殻付ウニを獲り、自分の船に水揚げします。今でこそサッパ船も船外機が付き便利になったようですが、ベテラン漁師さんはポイントに到着するとエンジンを止め、人力での櫂(かい)に切り替え、櫂を漕きながら移動して漁をするんだそうです。
波で揺れ動くサッパ船から海中のウニを長~い棒で獲るとなると相当な経験と技術が必要ですね。漁師さんも高齢化の波が押し寄せ、持病の腰痛に耐えながらウニ漁を頑張っているようです。
サッパ市②

サッパ市③


ウニ漁には時間と水揚げ量に制限があるそうです。各漁協によって多少違いますが、約3時間程度でカゴひとつ分の水揚げ量などと決められているようです。水揚げ後は、各漁師さん自身でむき身作業を行い、加工業者が入札するのだそうです。
漁師さんによってはこのむき身作業が苦手だという方もいるとか。分かるな~、地道な作業ですもの。この日のサッパ市では漁師さんが行っているウニ漁を理解しながら楽しんでもらおうという趣向だったようです。
サッパ市④


加工業者は焼きウニ、塩ウニあるいは瓶詰めなどに加工します。特に陸中の生ウニは瓶詰めパッケージで売られています。鮮度を保ち、臭いを防ぐ効果があるからなんです。会場では1本(160g)3100円(税込)で売られていました。これはお買い得です。
また宮古の生ウニをバスや新幹線を利用し、水揚げ当日に首都圏で販売する初の実証実験が試みられました。費用対効果を見極め販売が開始されるようになれば、首都圏に居ながらにして新鮮な生ウニを水揚げしたその日のうちにご賞味できるようになりますよ。
サッパ市⑤


サッパ市ということで近くの漁港でサッパ船に乗り込み、おいしい魚介類を堪能してもらうのか。ちょっと危険なイベントだな。小さな船に大勢乗り込んで転覆でもしたらどうするんだろう、と思っていたんですね。それはただの杞憂で、大きな勘違いでした。サッパ船を陸に引き上げ船内で展示販売するということだったのですね(笑)。


ただ今の二十四節気は「小暑」です。詳しくは7月7日付の「日本の季節・小暑」をご覧ください。次の二十四節気は7月23日の「大暑」です。7月22日頃までにご案内いたします。

テーマ:岩手県
ジャンル:地域情報

139年の歴史ある小学校、里の駅に転身

国道のトンネル開通を機会に、地元の寒村で廃校になった小学校の校舎を再利用し、道の駅ならぬ「里の駅おぐに」がオープンしました。「里の駅おぐに」は宮古市から遠野市に向かう峠越えの難所であった国道340号線沿いにあり、トイレ休憩所もない沿線では、今後ドライバーの休憩地点として人気が高まりそうです。
里の駅おぐに①


139年の歴史を刻む小国小学校は2015年に廃校となりましたが「里の駅おぐに」はその伝統と文化が見直され、ドライバーの休憩地点として校舎を再利用することになったのです。4年前の閉校式に出席した最後の卒業生は健気にも6年間の思い出を涙ながらに感謝していましたが、母校が廃校になるやるせなさを痛切に感じていたと思います。
里の駅おぐに④


入り口を入ってすぐ左手には地元小国産の蕎麦で、少し太目で短めの美味しい「蕎麦切り」を賞味できる飲食コーナーや産直・販売コーナーがあります。奥には24時間利用できるきれいなトイレ、といってもドライブインのトイレはいつでも利用できるのが当たり前ですけどね。ドライバーにとってはありがたいです。
里の駅おぐに③


酷道といわれ続けてきたルート340。昨年11月、難所であった「立丸(たつまる)峠」は2つのトンネルによって宮古市と遠野市が結ばれました。まだトンネルもなく峠越えの頃何度か行き来しましたが、片側車線しかないところでは対向車とのすれ違いに冷や汗の連続でした。ヘアピンカーブが続き、ガードレールを乗り越えると真っ逆さまに崖下に転落です。
東日本大震災の復興支援道路として開通した340号線は冬の雪道も快適です。ただ難所はこの一帯に休憩所がないことでした。これでドライバーにとってトイレ休憩も安心です。
里の駅おぐに②
写真は宮古市から遠野市へ向かう市境付近の国道340号線「立丸トンネル」。



ただ今の二十四節気は「小暑」です。詳しくは7月7日付の「日本の季節・小暑」をご覧ください。次の二十四節気は7月23日の「大暑」です。7月22日頃までにご案内いたします。

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自悠気儘なド田舎の北国生活に染まり、素朴な風情を探索しながら純真に融け込もうとしています。

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