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日本の季節「大雪」

大雪
二十四節気全体の概要はこちらからご覧いただけます。
日本の季節「大雪」は昨年記事の日付を一部変更し再利用しました。ご了承ください


第二十一節気 大雪 たいせつ            12月7日~12月21日

師走を迎えた12月初頭には、通年だと雪国の山々はほぼ冬化粧を終える頃。大雪とは、山岳ばかりでなく平地にも雪が降り積もる季節ということからついた呼び名です。本格的な冬の到来となり、動物たちも慌ただしく冬ごもりに入ります。

あまり降雪の機会が少ない太平洋沿岸地帯の宮古でも大雪を迎える前の去る5日、小雪がチラつきました。気温はグーンと冷え込みこの日の最低気温は氷点下です。ひ弱な老体には堪えますね。
今年はスタッドレスタイヤへの交換はまだです。積雪する前に交換しなくちゃ。焦ります。
通常の年だとこの頃はまだ旧暦11月ではありますが、北の空にはシベリア寒気団、いわゆる冬将軍がやってきて完全な冬型の気圧配置となり、さらに朝晩の冷え込みが一層厳しくなります。真冬の象徴として使われる「冬将軍」は1812年、ロシアに攻め入ったナポレオン率いるフランス軍が、極寒の気候に退却を余儀なくされたことを、イギリスの新聞が「冬将軍に敗れた」と報道したことに由来しています。

海洋では鰤(ぶり)などの漁も盛んで、熊は冬眠(疑似冬眠)に入り、南天の実は赤く色付いてきます。地方によってはすでに深雪に埋れたり、厚い氷に閉ざされます。スキー場開きのニュースもちらほらと聞かれるようになり、街はクリスマスのイルミネーションで賑やかになる頃です。

大雪は冬至の前でもあり、日の暮れるのが1年で1番早い頃。日本の大部分ではまれに風花(かざはな)が舞う程度ですが、意外と寒さを強く感じる時でもあります。寒い地方では根雪になる雪が降り始め、本格的な冬の到来となります。



次の二十四節気は12月22日の「冬至」です。12月21日頃までにご案内します。


七十二候
七十二候全体の概要はこちらからご覧いただけます。


第六十一候 閉塞成冬 そらさむくふゆとなる      12月7日~11日頃

天地の気が塞がれ、冬がおとずれる頃。字面からも分かるように「閉塞」には、すべての生き物が活動を控える様子が表れています。
空を塞ぐかのように重苦しい真冬の空の下、生き物はじっと気をひそめています。塞ぐとは、寒さから生き物を守るという意味にもとらえられますし、また寒さを塞ぐことにより人々を守るという意味でもとらえることができます。そのため、家庭ではエアコンやストーブが威力を発揮することになります。同時に暖房費がかさむ時季にもなります。


第六十二候 熊蟄穴 くまあなにこもる          12月12日~16日頃

熊が冬眠のため自分の穴に隠れる時季。熊は秋になると冬ごもりのため、旺盛な食欲を発揮しますが、近年では立木の伐採やら山林の開拓で、熊の餌となるブナやどんぐりなどの木の芽が減少しており、餌を求めて住宅地に降りることもしばしば見受けられます。そのため、東北では茸狩りの人々に熊の急襲を受けたという事故が多発しました。
冬眠直前の熊は松の木の皮も食べますが、これは空腹のためではなく、松の木に含まれる松脂で腸内の糞を固め、いわば腸内を無理矢理便秘状態にし、排泄のできない長い冬眠を乗り切るためなのです。


第六十三候 鮭魚群 さけのうおむらがる         12月17日~21日頃

鮭が群がり、河川をさかのぼって行く時季。海で育った鮭は、産卵のために自分の生まれた川へと里帰りをします。産卵で一生を終える鮭。遡上は鮭の習性でもありますが、文字通りその姿は冬を代表する光景のひとつです。
北国ではこの時季、鮭の遡上が近くの小さな川でもよく見られます。上流を求めて遡上する5~10匹集団の鮭は急流をものともせず、力強いその姿は感動的であります。時には力尽き川のほとりにその死にがらを晒すこともあります。現在は暦より早く、10月から11月が遡上期にあたるようです。




下の<続きを読む>をクリックすると、大雪前後の「季節の彩り」をご覧いただけます。
ご関心のある方はごゆっくりご覧ください。

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三陸ジオパークのジオサイト「奇岩三王岩」

三陸復興国立公園にある数多い奇岩景観の中で一際目を引くのが宮古市田老の男岩、女岩、太鼓岩からなる三王岩(さんのういわ)です。白亜紀から1億年もの歳月をかけて、寄せ返す波と海原を吹き渡る風雨が作り上げた美しい自然の芸術品です。

女岩と太鼓岩を両側に従えるようにそびえる高さ約50mの石柱状の男岩は、砂岩とれき岩が水平な縞模様の岩肌をしています。その左側には高さ約23mの尖頭状の女岩と、右側に黒岩から転石したとみられる高さ17mの太鼓岩が寄り添うように並んでいます。
これらの三王岩は2011年の東日本大震災による津波にも倒れたりすることなく変わらない雄姿を見せつけております。
三王岩①


5年前に三王岩の間から昇る初日の出を撮影したことがありました。その時の記事はこちらをご覧ください。防寒着は万全を期しての撮影ではありましたが、正月の早朝午前7時前は何しろ寒いです。手指は刺されるような痛さで感覚はありません。
その苦痛を和らげてくれたのが岩と岩の間から昇る初日を背景にシルエットに浮かび上がるサッパ船の船影でした。写真ではうまく映ってませんが、その時は感動的で小雪がチラつく極寒も忘れるほどでした。もうあのような寒さの中での撮影は2度とできないでしょうね。
三王岩②


冒頭にも記したように津波による三王岩自体には被害はなかったのですが、遊歩道に作られた鋼鉄製の手摺が金太郎飴を熱く溶かしたようにグニャグニャと曲がりくねっていました(写真左)。人間の作った鋼材ですが自然の力には一溜まりもなかったようです。現在では写真右のように遊歩道も復旧し、三王岩の自然の偉大さを間近で見ることができます。
三王岩⑤ 三王岩④


震災遺構として以前にも記事にしてきました「たろう観光ホテル」。東日本大震災による津波で被災、損壊した後、津波の脅威を伝えるための震災遺構として整備されました。その時のホテル事業者が付近の高台に移転新築し、「渚亭 たろう庵」と名称を改めて2015年4月に営業を再開しました。近くにある展望台からは三王岩の全貌が見渡せます。
たろう庵前の道は三陸ジオパークの体験ツアーコースにもなっており、時折参加者の一行がすぐ目の前の展望台まで歩いていく姿を見かけることもあります。
三王岩③



三王岩に興味とご関心がお有りの方は下記地図をご参照ください。



ただ今の二十四節気は「小雪」です。詳しくは11月21日付の「日本の季節・小雪」をご覧ください。次の二十四節気は12月7日の「大雪」です。12月6日頃までにご案内いたします。

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不漁にも負けず鮭あわびまつり

記録的な不漁が続いている日本の漁業界。さんまにスルメイカ。アワビも鮭もシーズンインしながら漁獲量が揚がってきません。近年にはない大不漁です。業界に忍び寄る暗澹たるムードは街全体の雰囲気を押し遣っています。
11月24日に行われた田老の「第40回鮭あわびまつり」はイベント用の鮭やアワビを十分確保することができず、やむなく日程を24日の1日だけに短縮しての開催でした。

道の駅たろうに隣接するイベント広場では飲食店や特産品の展示販売のショップ約30店が出店。来場者は海の味覚を堪能しておりました。中でも目に飛び込んできたのが鮭の串焼き。鮭の切り身を串に差し、炭火でこんがり焼いた香ばしい串焼きはビールがほしくなりそう。毎年恒例となっているようで、行列ができる鮭の串焼きでした。
あわびまつり①


まつりの呼び物は鮭とアワビです。アワビは炭火のおどり焼きで1,500円、冷凍の中型サイズで1100円です。これを大型水槽から鈎針で獲得できるアワビ取り体験なら参加費1000円で2個までゲットできます。
手前のお父さんはこの日のために埼玉県から来たそうです。漁業関係に就いていたのでしょうか、鈎針の使い方が堂に入ったもので、いとも簡単にアワビ2個をゲットしてました。会場は盛り上りますけど、主催者泣かせですね。
あわびまつり② あわびまつり③


海鮭は1匹3500円より。鮭つかみ取り体験は好評で500人以上の申込みがあったそうです。参加費1500円、1人1匹限定です。10m四方位の大型水槽に放流された鮭のつかみ取りは1日2回計100名の実施です。ということは鮭も100匹以上必要となるわけです。だから不漁を嘆く主催者は1日短縮したという苦しい台所事情があったわけなんですね。
魚をつかみにくい軍手着用が条件の大人の参加者たちは悠然と鮭を追い回し、次々とゲットしていきます。終了間際にはほとんど水槽に残ってる鮭はありませんでした。二人で参加し2匹ゲットした親子。今夜からの食卓は鮭三昧か。
あわびまつり④ あわびまつり⑤



1回の体験の中には大人の部と子供の部に分かれており、子供たちは真剣です。水の中ではまだ鮭の方が素早い。子供につかまってたまるかと、水槽を素早く泳ぎ回ります。端まで追い詰めた子供は勢い余って転倒。胴長靴を履いてるとはいえ、これだけ水中にはまったらびしょ濡れです。追い詰められた鮭も勢い余って水槽の外に飛び出してしまいました。観客のおじさんが拾い上げ、お子さんに進呈。「ありがとう、おじさん」といったかどうかは分かりませんが、嬉しさのあまり鮭を抱えて走り去りました。お母さんと一緒なのかな。風邪をひかないように早めに着替えてよ。
あわびまつり⑥ あわびまつり⑦ あわびまつり⑧ あわびまつり⑨


ただ今の二十四節気は「小雪」です。詳しくは11月21日付の「日本の季節・小雪」をご覧ください。次の二十四節気は12月7日の「大雪」です。12月6日頃までにご案内いたします。

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自悠気儘なド田舎の北国生活に染まり、素朴な風情を探索しながら純真に融け込もうとしています。

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