日本の四季 処暑

処暑・不動の滝






「物忘れの茗荷‼」今年も大量収穫
茗荷
自宅脇の空き地に自生しているあの独特の風味とシャキシャキした食感の茗荷。毎年収穫しきれず花を咲かしてしまったり、伸ばし放題にしてしまってます。今年こそはと開花する前に収穫。ご近所さんにおすそ分けです。
天ぷらのほかには香味野菜として古くから親しまれてきたせいか、あまり大量に食べられてはいませんよね。あまり食べすぎると物忘れがひどくなるとか、昔から言われてきたからなのですかね。私の物忘れがひどいのは茗荷の食べすぎかな。いやいやそれは加齢のせいでしょう(笑)。
言い伝えによると、お釈迦様の弟子に「周利槃特(しゅりはんどく)」という仏道に優れ、悟りまで開いた人物がいました。優れた人物ながらなぜか物忘れが酷く、自分の名前すら忘れるほどだったそうです。
不憫に思ったお釈迦様は、首から名札を下げさせましたが、それすら忘れ、生涯自分の名前を覚えられなかったようです。槃特の死亡後、その墓から「みょうが」生えてきたことから、みょうがを食べると物忘れをするなどと言われてきたんですね。
さてさて俗信だとわかったからには茗荷を思う存分食べましょう(笑)。
(平成29年8月20日:記載)



二十四節気
二十四節気全体の概要はこちらからご覧いただけます。



第十四節気 処暑 しょしょ       8月23日~9月6日

処暑とは暑さがまだ停っているという意味です。8月7日に立秋を迎え、これで暑さも峠を越えたかと思ってしまいますが、実際は一年の内で最高気温を出すのが処暑の間です。次の白露までもけっこう暑さの厳しい状況が続きます。とはいえ処暑の朝夕は涼しい風が吹きわたり、初秋の息遣いを感じます。これまでの暑さで体力も弱り、夏バテや食中毒にかかりやすい時期でもあります。

例年ですとお盆が終わると朝晩が涼しくなり、季節もめっきり秋模様に転じはじめる北国。今年は異常気象が続いております。8月2日遅い梅雨明け宣言のあった東北の太平洋側を中心に、晴れ間が見られないまま戻り梅雨。冷たく湿った空気に覆われる典型的なやませの襲来に、連日の長雨、低温、日照不足と記録づくめ。夏らしさがなかった東北各県では農作物への影響が出始めているようです。野菜の高騰が懸念されます。

どなたさまも残り少ない夏を、どうぞお健やかにお過ごしください。



※次の二十四節気は9月7日の「白露」です。9月5日頃更新を予定しております。



七十二候
七十二候全体の概要はこちらからご覧いただけます。



第四十候 綿柎開 わたのはなしべひらく    8月23日頃~8月27日頃

「綿柎開」は七十二候の第四十候、処暑の初候です。
7月から9月にかけ、綿はクリーム色の花を咲かせます。約1ヵ月すると、綿の身を包んでいた額がはじけ、中から綿毛をまとった種が飛び出します。この綿毛を紡いで糸や木綿を作ります。繊維を採取した後の種子からは、綿実油がとられ、食用油としても利用されます。
最近では身に纏っている衣装も合成繊維のものが多くなり、木綿の生地が減ってきています。木綿に馴染みがない方は、綿の花が開く季節といわれてもピンとこないかもしれません。


第四十一候 天地始粛 てんちはじめてさむし      8月28日~9月1日

ようやく暑さが静まる頃。天気図には秋雨前線が登場し、冷たい空気とともに秋を運んできます。
早朝に起きて外にでると、秋がそこまで来ていることを実感します。日中は残暑が厳しく、お彼岸までは暑い日が続きます。ところによっては実った穂が波のように揺れる穂波。野山では芒(すすき)が、池や沼の傍では蒲が、川では葦(あし)がどんどん大きくなる季節です。
マツムシやコオロギの風情ある音色に、訪れる秋を感じる時節でもあります。人里にも蜻蛉が見られ、山里に足を踏み入れると群れを成したトンボの乱舞が少しずつ秋へ向かう気配を漂わせます。さらに北国や山などでは急速に季節が動き始め、朝晩の涼しさにホッとします。もうすぐ秋が忍び寄ってきます。


第四十二候 禾乃登 こくものすなわちみのる       9月2日~9月6日

日に日に稲穂の先が重くなってくる頃。稲穂はこぼれるように実り、色づき始めます。この時期は台風が襲来してくる時期でもあり、各地で豊作を祈るお祭りが開催されます。
禾(のぎ)は長い間主食であった粟(あわ)を指します。現在では穀物全体を意味しますが、疲弊していた昔の百姓は年貢米として耕作していた米を、自由に食べることもできませんでした。夢みたいな食べ物だった米も、黄金色に色づくこの頃に台風や雷で倒され、収穫できない年が続きました。台風は野分(のわけ)として怖れられながらも、雷は稲を実らせると喜ばれていたのです。その稲妻を「稲」の実を妊(はら)ませる「夫(つま)」と考えられてきました。それが誤用されて「稲妻」になったといわれています。
慣用句の「実るほど頭(こうべ)を垂(た)れる稲穂かな」。実の重みでたわむ稲穂を、徳行や学識を深めた人ほど人柄や態度が謙虚になることに例えているのです。






下の<続きを読む>をクリックすると、処暑前後の「季節の彩り」をご覧いただけます。ご関心のある方はごゆっくりご覧ください。

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